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クリトリス責めメインのSS〜その9〜 [転載禁止]©bbspink.com
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>>513 > 僕が夕食を並べている間に、彼女はキッチンの方へ行っていた。水でも飲みに行ったのかと思っていたら、戻ってきた彼女はタルトタタンが乗った皿を持っていた。皿の上には、デザート用のフォークも乗っている。 > 「さっき、食べてしまったようですから」 > 「見てたんですか」 > 僕の前に皿を置く。1日30個限定の期間限定スイーツ。わざわざ使用人に並ばせたものだ。 > 彼女が好きな林檎を使ったケーキ。それを、自分ではなく僕の前へ。 > 「ちらっとだけですが」 > あの時、あんなにも喘いでいたのに。よくも見ていられたものだと感心する。 > 責めが甘かったのかもしれない。今度は吸引も追加してみようか。 > 好きなものを僕の前に置いて彼女は笑う。勿論、僕は返したりしない。 > 彼女が渡したりしなければ取り上げようとも思わないが、捧げるのならば返さないのは当然の事。 > ここで僕が優しさを見せるなんて、そんな事を少しでも考えているのなら、お門違いも甚だしい。 > 「夕食のデザートはザッハトルテですが、君の分も僕に返してください」 > 「……わかりました」 > どんな反応をするのかと試してみたら、あっさりと頷かれた。まるで小学生のようなやり取りで、僕が馬鹿みたいだ。 > 恥をかかせた罰として、明日もクリトリスをたっぷりといたぶってやろう。僕はそう決意した。 > 彼女は本当にそこが弱いから。ついつい他がおまけのようになる。 > 「何でも他人に渡すんですね、君は」 > タルトタタンにフォークを刺しながら聞けば、彼女は向かいの席に座ってじっとこちらを見詰めてくる。 > 「何もかもをなくして、僅かに与えられたものですら僕に譲る。そんなに奪われるのが好きですか?」 > 7月1日。今日は彼女がここに来て3ヶ月が経った日。 > 気付かせないようなささやかな贈り物を無駄にされて、僕はつい咎めるような口調になってしまう。 > 「それは……好きではありません。…でも…………」 > 「でも?」 > 聞き返せば、彼女は何故か悪戯っぽい笑みを浮かべる。 > 不覚にも、ずっと見ていたいと思ってしまった。調子が狂う。 > 「私、本当に大切なものは誰にも奪わせないって決めてるんです」 > そう言って、彼女は酷く綺麗に笑った。
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