【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】 (762レス)
【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/
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487: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/10/05 18:41 >>482-485 イイ! 続き早く見たいな http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/487
488: yamada [sage] 03/10/05 20:07 俺は老人に連れられ、行列からやや離れた場所 まで来た。 「ここでまっておれ」 老人は素っ気無く言うと顎でその場所をしゃくって みせた。 辺りを見ると俺と同じように行列から連れて来られ たと思われる、メールパケット達が、不安な面持ち で所在なさげに座り込んでいる。 俺は老人から離れ彼らの群れに入り込んだ。 「あんたら良く聞け」 老人は俺と俺の回りにいる連中に向かって話し始めた。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/488
489: yamada [sage] 03/10/05 20:09 「今、仕事が立て込んでいてな。本来ならばあんたらを 然るべき場所へ送ってやらねばならん。が、すぐには 出来ん。暫くここで待っていてくれ。戻ってきたら必ず 本来あんた等が行くべき場所へ送ってやる。」 メールパケット達はお互いの顔を見合わせながら、 老人が何を言っているのかを確認しようとした。 彼らはいくつもの経路を辿りその中で多くのパケットが 目的地にたどり着く前に死んでいくのを見てきた。 パケットとは儚いものだという現実をよく心得ていた。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/489
490: yamada [sage] 03/10/05 20:27 「いつまでだ?」 メールパケットの一人がいらだった声を上げた。 「俺はアンタのところに来てもう随分たつ。 確かに俺はブス専コンパのお誘いメールだ」 辺りのパケットから失笑が漏れる。 「だが俺を作った主人は何度もAL-MAILの送信ボタンを 押してくれて送り出してくれた。それに答えなきゃな ならん。それなのにアンタと来たら」 「すまんと思っとるよ」 老人は"ブス専コンパのお誘いメール"らしきパケット の情熱的な質問に取り合う様子もなく一言だけ言うと、 再び、行列の方へ戻っていった。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/490
491: yamada [sage] 03/10/05 23:15 「なんだよ。あいつは!」 "ブス専コンパお誘いメール"---長くなるので俺は「ブス専」 と呼ぶことにした---がしきりにぼやいている。 周りの連中と言えば、いいかげんわめくだけのブス専にうん ざりしてそれぞれのグループを作り、お互いが通ってきた 経路での出来事や、自分に書き込まれた情報を披露しながら、 自分を創った主人がいかに低レベルであったかを話している。 「あんたはどう思うヨ。おかしいよ。コレ」 俺の隣にいた太っちょのパケットがブス専に目をやりながら 聞いてきた。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/491
492: yamada [sage] 03/10/06 03:05 「さぁな」 老人はPort25と書かれた受付の前でなにやら怒鳴りあいを しているようだ。 ふとっちょ---これも俺が勝手につけた名前だが---は、 俺が話す気がないと悟ったのか、肩をすくめると地面に 座り込み、遠く離れた老人と延々と続くパケットの行列 に向き直った。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/492
493: yamada [sage] 03/10/06 03:18 「なぁ気付かないか?」 ふとっちょは老人と行列を見ながら、ためらいがちに声を かけて来た。 「列に並んでいる連中。どいつもこいつも同じ顔をして やがる。ヘッダを見ろよ。fromもSubjectも書き込まれた 内容まで同じだ。IDはさすがに違うようだが・・それに・・」 「それに数がやけに多い」 俺はふとっちょの言葉を引き継いだ。 「こりゃぁ・・見ない方がいいかも知れ...」 ふちょっとの言葉が終わろうとした時だった。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/493
494: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/10/06 22:01 次がめちゃくちゃ楽しみ♪ 久しぶり、IP パケットの話に戻っておもしろい!! 続き見たいなぁ 僕はこんなにうまくは書き込めない。。。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/494
495: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/10/08 20:38 第一銀河帝国は、何世紀にもわたって少しずつ頽廃と崩壊を続けていた。だが、 その事実を理解している人間は、帝国の生んだ最後の天才科学者、ハリ・セルダンだけだった! 彼は自ら完成させたλ歴史学を用いて帝国の滅亡とその後に続く3万年の暗黒時代を予言したのだ。 この暗黒時代をただの千年に短縮するため、セルダンは二つのファウンデーションを設立した… …でも、なぜ強制的にマイナーにならなければならなかったのですか?」間を置いて、「私には教えていただけないのですか?」 「まだ、だめだ。今のところは次の事を知っているだけで十分だ。実用的な Common Lisp がターミナスに建設されるということ。 そして、もうひとつが銀河系の反対側の端に。つまり、”星界の果て”に建設されるということ。… http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/495
496: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/10/24 20:20 >>495 IP パケットもいいけど>>495もイイですねー http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/496
497: 496 [age] 03/10/24 20:36 間違えて投稿してしまったw IP パケットのほうも見たい yamadaさんー 続き書いてほしいですー yamadaさんじゃなくてもいいから見たいなぁ(自分が書け 前スレの1さんでもほかの人のでもいいから見たいです(自分が書けって http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/497
498: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 03/10/24 22:34 お、久々に見たら文豪君が出てきたね 楽しみです http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/498
499: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/10/25 16:01 銀河系の反対側の端ワラタ。ピッタリだな。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/499
500: 500 [sage] 03/10/25 21:06 500get(w もうこのスレも半分いったかー http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/500
501: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 03/10/27 17:54 久しぶりに文豪さんが出てきてますね 続きがみたいです http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/501
502: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/10/27 20:57 ついにセルダンは計算をやめて、いった。「これは10年後の LispOS だ。これをどう解釈するかね?」 かれは小首を傾げて、待った。 ガールは信じられないようにいった。「完全な滅亡です!GUI を装備していたということすら忘れられている!しかし…しかし、そんなことはありえません。いまだかつて… MacLisp コンパイラは Fortran コンパイラにさえ負けなかったというのに…」 「これこれ、この結果がどうやって出たか見ただろうに。しばらく記号体系は忘れて、言葉で表現してみたまえ」 「Lisp マシンそのものが増大する汎用マイクロプロセッサのパワーに押されて性能的に厳しい状態に置かれます。 また、CPU パワーやメモリを有効活用するために C のような言語が普及し、それにつれて、 Lisp の GC 等は性能上の問題とみなされるようになります。 その結果、S 式に対する反感が増大し、メモリ管理は原始的な手動管理に退行し、 バッファオーバーフローが社会的問題になります」 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/502
503: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/10/27 23:12 ファウンデーションが Lisp なら 第2ファウンデーションはなんじゃらほい? http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/503
504: 名無しさん@お腹いっぱい。 [自己顕示欲sage] 03/11/03 15:03 「SYN」 「ACK」 さわやかな接続の挨拶が、混みきったセグメントにこだまする。 ARPA様のお庭に集うパケットたちが、今日も天使のような無垢なTTLで、 高価なゲートウェイをくぐり抜けていく。 下位レイヤを知らないデータを包むのは、幾重ものヘッダ。シーケンス番号は 乱さないように、経路上のノードは輻湊させないように、ゆっくりスタートするのがここでのたしなみ。 もちろん、ウィンドウサイズギリギリで帯域を占有するなどといった、はしたないTCPスタックなど存在していようはずもない。 Transmission Control Protocol。 1982年確立のこのプロトコルは、もとは軍のネットワークのためにつくられたという、 伝統あるストリーム系プロトコルである。 インターネット。シリアル通信の面影を未だに残しているデータ損失の多いこのネットワークで、IETFに見守られ、 フレームリレーからWDMまでの一貫接続がうけられる通信の要。 時代が移り変わり、大統領がレーガンから三回も改まった平成の今日でさえ、 十八ヶ月で性能を倍化させ続ければ電話屋育ちの純粋培養プロトコルが棺入りで出荷される、 という仕組みが未だに残っている貴重なプロトコルである。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/504
505: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 03/11/08 18:19 最近おもしろい投稿が多いが、IP パケットの続きがないのでそっちのほうも見たい 俺も続きを書きたいものだが俺にはこんなにうまくは書けないな http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/505
506: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/11/12 07:24 >>470 「湾岸ミッドナイト」! やられたー http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/506
507: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/11/12 07:53 遅レスもいいとこだが... >>241 この「〜〜をかえせ」がやたら出てくる文章……… 原民喜「にんげんをかえせ」か? http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/507
508: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/11/12 07:58 西光万吉「水平社宣言」で出来るかもと思案してみたが、むつかしー ちなみに原文はこちら↓ http://www.asahi-net.or.jp/~mg5s-hsgw/siryou/kiso/suiheisya_sengen.html http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/508
509: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/11/12 16:28 >>507 爆風スランプ「45歳の地図」 だと思われ。 なぜか唄える洩れ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/509
510: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 03/11/27 23:15 IP パケットの方の続き書きたいが難しい やっぱりまだ俺にはUNIXやネットワークなどの知識が足りないのかなぁ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/510
511: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/11/28 02:14 DAT落ちしたスレを見ると、昔の文豪が書いた文章をパケットや回線に当てはめたり プロトコルのやり取りを比喩で書いていたりして面白かったよね http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/511
512: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 03/11/29 22:47 前スレのIP パケット − はるかなる旅をまた読んでいるけど、面白いです http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/512
513: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/11/30 02:58 オコジョの謎は解けたかい? http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/513
514: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 03/11/30 10:01 >>513 前スレの432にオコジョパケットのことが詳しくのってておもしろいw http://search.yahoo.co.jp/bin/query?p=%a5%aa%a5%b3%a5%b8%a5%e7%a5%d1%a5%b1%a5%c3%a5%c8&hc=0&hs=0 Yahoo!でオコジョパケットで検索してみました 検索結果、【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】しかでてきてませんw(2003年11月30日現在) http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/514
515: 1_fake [sage] 03/11/30 15:15 おれの名は IP パケット。 生まれは東京都内のあるビルの中。 これから太平洋を越えて、某米国企業のメールサーバまで、 長い航海のはじまりだ。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/515
516: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/12/01 17:43 停電だ。 ルーターの電源が落ち、俺の短い人生は終わった。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/516
517: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/12/01 22:33 〜 再 送 〜 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/517
518: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 03/12/02 03:36 私はMAILER-DAEMON@変身してしまった…一体これからどうなるんだろう http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/518
519: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 03/12/10 10:11 「おれの名は IP パケット」の話だが、 そろそろだれかまとめておくれYO! http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/519
520: まぐろ ◆Ctm6ZKuo5w [] 03/12/12 20:56 >>519 同感 どうでもいいけどUNIX板で初めてトリップを使ってみた http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/520
521: 村上春樹的Unix板 [sage] 03/12/14 01:19 たとえば Solaris という OS がある。そしてその Solaris を管理することを専門 的職業とする人々がいる。これはまあ世の中の成り立ち方としては当然のことなの かもしれないけれど、そういうことについて真剣に考えはじめると、僕の頭は立体 的な迷宮みたいに混乱してしまう。 何故それは Solaris でなくてはならなかったのか? 何故彼は Solaris の管理者になり、僕はならなかったのか? ある一人の人間が Solaris の管理者になるという行為には、ある一人の人間がネ ットワークエンジニアになるよりはずっと深い謎が含まれているように僕には思え る。それを解けば人生が何もかもばらりとわかってしまうような謎が。しかしそれ は結局のところ僕がネットワークエンジニアであって、 Solaris の管理者ではな いからかもしれない。もし僕が Solaris の管理をしていたなら、ある一人の人間 がネットワークエンジニアになるという行為のほうがずっと奇妙に見えるのかもし れない。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/521
522: 村上春樹的Unix板 [sage] 03/12/14 01:20 彼はある日の午後に、深い森の奥で Solaris とたまたま出会ったのかもしれない、 と僕は想像する。そして世間話か何かをしているうちにすっかり意気投合して、そ れで彼は職業的 Solaris 管理者になったのだと。あるいは Solaris は彼にきわめ て Solaris 的な身の上話をしたのかもしれない。辛い少年時代や複雑な家庭環境 や、容貌上のコンプレックスや、性的な悩みとか、そういうことを。 「AIX や HP/UX のことはおいらにはよくわかんないな」と Solaris は木の枝で地 面をほじくりながら語ったのかもしれない。「だっておいらときたら、生まれてか らずっと Solaris だもんな。おいらなんか、外国にも行ったことないし、スキー もやったことないし……」とかなんとか。そしてその日の午後を境として、 Solaris と Solaris 管理者は切っても切れない良きコンビになる。やがて『ホス トが落ちたときの言い訳を考えよう』スレみたいなおきまりの言い訳を何度か経て、 Solaris と Solaris 管理者は今手に手をとって晴れ晴れしい舞台に立ち、膨大な リクエストをさばいているのだ。 サーバールームのラックの前で、僕はふとそんなことを考えてしまうわけだ。 それから別の森の奥で誰かが通りかかるのを待ち受けているかもしれない BSD/OS のことなんかも。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/522
523: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 03/12/15 15:23 おおう〜! あげだ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/523
524: 村上春樹的Unix板 [sage] 03/12/15 23:49 「どうして退職を受理したの?」と彼女が訊いた。 「彼は本当は Fortran しか書かないから」と私は言った。 「冗談でしょ?」 「NetNews に流れた投稿にそんな文章があったんだ。数年前に読んだ」 「本当はどうなの?」 「簡単だよ。この夏に彼が出ていったんだ。出ていったきり二度と戻らなかった」 「それから一度も会ってないの?」 「そうだね」と私は言ってビールを口にふくみ、ゆっくりと飲みこんだ。「とくに 会う理由もないからね」 「会社経営はうまくいっていなかったの?」 「会社経営はうまくいっていた」と言って、私は手に持ったビールの缶を眺めなが ら言った。「でもそんなのは物事の本質とはあまり関係ないんだ。二人で同じプロ ジェクトに関わっていてもコードを書いたり書類をめくるのは一人だ。僕の言うこ とはわかる?」 「ええ、わかると思うわ」 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/524
525: 村上春樹的Unix板 [sage] 03/12/15 23:50 「総体としての人間を単純にタイプファイすることはできないけれど、この業界の 人間が抱くヴィジョンはおおまかに言ってふたつにわけることができると思う。ビ ジネスマン的なヴィジョンとエンジニア的なヴィジョンだ。僕はどちらかというと ビジネスマン的なヴィジョンの中で暮らしている人間なんだ。そのビジネスの正当 性はたいした問題じゃない。どこかで金を得なくてはならないからそこに金が必要 なんだ。でもみんながそういう考え方をするわけじゃない」 「そういう考え方をする人でもそのビジネスをなんとかもっと皆に理解してもらお うと努力するものじゃないかしら?」 「そうかもしれない。でも僕はそうじゃない。みんなが IBM PC/AT 互換機で Windows を走らせなくちゃいけないという理由はないんだ。左下にある"スタート" ボタンから全ての操作ができたって、それで機能性がとくに深まるというものでも ない。仕事を行うための手段が簡素化したにすぎない」 「あなたは MS に対して頑なにすぎるんじゃないかしら?」 「彼も同じことを言ったよ」 「Bill Joy ね?」 「そう」と私は言った。「攻撃対象が明確だと視野が狭窄するんだ。ビールは?」 「ありがとう」と彼女は言った。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/525
526: 村上春樹的Unix板 [sage] 03/12/17 00:05 ただのコンピュータなら、それはそれでいい。ただのコンピュータは空の雲のよう なものだ。それはそこに浮かんでいるだけで、私とは何のかかわりもない。しかし 機能的で先進的で x86 で動いていないコンピュータとなると、話は変わってくる。 私はそれに対してある種の態度を決定することを迫られる。要するにそれに NetBSD を移植することになるのかもしれないということだ。それがおそらく私の頭を混乱 させてしまうのだろうと思う。うまく機能しない頭を抱えて OS を移植するという のは簡単なことではないのだ。 とはいっても私は決して機能的なコンピュータを嫌っているわけではない。混乱す ることと嫌うことは同義ではないのだ。私はこれまでに幾つかの機能的で先進的で x86 で動いていないコンピュータに NetBSD を移植したことがあるが、それは総合 的に見れば決して悪い体験ではなかった。混乱がうまい方向に導かれれば、そこに は通常では得ることのできない美しい結果がもたらされることになる。もちろんそ れがうまくいかないこともある。 OS の移植というのはきわめて微妙な行為であっ て、日曜日にデパートにでかけて eMachines を買ってくるのとはわけが違うのだ。 同じ機能的で先進的で x86 で動いていないコンピュータでもそれぞれ機能性に差 があって、ある種の機能性は私をうまい方向に導くし、ある種の機能性は私を表層 的混乱の中に置き去りにしてしまう。 そういう意味では機能的なコンピュータに NetBSD を移植することは私にとっては ひとつの挑戦であった。ハードウェアの機能性にはソフトウェアの機能性と同じく らい数多くの様々なタイプがあるのだ。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/526
527: 村上春樹的Unix板 [sage] 03/12/18 00:58 ひとつ正直に言えるのは、私は企業に祭り上げられる前の Linux の方が好きだと いうことです。いや、それは違うわね。だって Linux だって Linus が有名になっ てやろうと思った結果企業に祭り上げられたわけじゃないもの、そういう言い方っ てちょっと不公平よね。つまり私には企業に祭り上げられる前の Linux で十分な んだ、ということかしら……。でもきっとこれだけじゃ何のことだかわからないわ よね。 ねぇ Linux Developer の皆さん、私はこう思います。企業は Linux に何か大事な ものを与えてくれるかもしれない。でもそれは何かを Linux からうばっているは ずです。見返りみたいにね。そしてみんながそんな風に Linux から奪っていった ら、そのうちに Linux はすり減ってなくなってしまうんじゃないのかな。つまり なんというか、私が本当に言いたいのはね、 Linux が有名になんてならなくても、 私はちっともかまわないんだっていうことね。 実をいうと、私が今ここでこうして毎日モクモクと OpenBSD の開発をしているの も、けっきょくあのときに Linux と出会えたからじゃないかと思うこともありま す。それがあったからこそ私はあそこをはなれようと、企業から少しでも遠ざかろ うと決心したんじゃないかって。こういう言い方をすると Linux Developer の人 達は傷つくかもしれないけれど、それはたぶん本当です。でもおかげで私はここに 自分の場所をやっとみつけることができたのです。だから私は Linux にある意味 で感謝しているのです。ある意味で感謝されるあんてそんなに楽しいことでもない でしょうけれどね。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/527
528: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 03/12/23 14:28 うまいなぁ やはり、UNIXを使う人たるもの紙メディアは必要なり 本を本とする基本が重要ですね なんにせよ、本をもっと読まねば。。。。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/528
529: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/01/07 10:30 皆さんうまいですねー age http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/529
530: 名無しさん@お腹いっぱい。 [初カキコsage] 04/01/26 00:01 散々書き直されたソースコードの マクロのすきに、だァまって、 リリースがくるまでかくれてる、 つよいそのバグは眼に見えぬ。 見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/530
531: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/01/30 16:12 今日も見知らぬ誰かからの手紙が届いてる。これで三日目だ、誰なのだろう。 思い当たるアドレスは、全く無い。ふと気づくと何時の間にやら届いている。 「僕のことを思ってくれる婦女子からなのだろうか?」「借金の催促だろうか?」 しかし、本文には何も書かれていない…。いたずらにしては謎である。 そうか、この添付が暗号かもしれない!そう思った瞬間、僕はもう1つの封を開けた 「doc.zip」 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/531
532: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/01/30 18:43 どんなにがんばっても、彼女は僕がなにしてあげたのかもきづかない どうやって助けてあげたのかもわからない このまま Excelをたたきつづけるだけ Destination Unreachable 僕の情熱はとどかない 片思いのOLへ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/532
533: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/01/30 19:07 毎日毎日、届く手紙を私は届けている。私は名も無い配達員。 恋文、苦情、陳情、挨拶、たわいも無い会話、色々な手紙を毎日毎日届けている。 最近、元旦を過ぎたと言うのに手紙の量がかなり増えてきてた。 感情も感じられない、ただただ軽い手紙。信書の秘密で読めないが手に持つだけで それはあからさまに感じられる内容だった。その軽い手紙を今日もあちこちへ私は届ける。 雨の日も風の日も関係なくそれは毎日続けられ今でも続いている。 ある日、噂話を聞いた。 最近、増えていると言う手紙の話だった。 それは「開封すると、虫が出てきて住所録をかじる」という奇妙奇天烈な話だった。 馬鹿馬鹿しい、くだらん噂だ、そう思って私は無視して今日も配りつづけていた 今日も朝から配達だ、と、ふと私が配ろうとしている手紙の量を見た…。 一人では抱えきれないとんでもない莫大な量だった、私は目をまんまるにして再び確認した 「な、なんだこの量は!うわーーーっ!!!」 突然の手紙の雪崩が私を襲った、気づいたのはいつのことだろう いや、気づいてないのかもしれない、実は天国なのかもしれない…。 ぼーっとする頭を虫が這っていく 管理者:いかん!メールサーバー落ちたよ!部長!リブートの許可を! http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/533
534: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/02/02 16:46 ふだんより静かに落ち着いた日だった。 いつものように街を歩いているといつもの風景 いつもの雑音、いつものひと数、いつもの空気 何もかわらない、いやそれは普通のことだ。 しかし、なにか静けさが、悲壮感が、悪寒が 何か私の周りに取り巻いている。 チラシ配りの若者から http://littlebsd.com/index.html のチラシを受け取った なにか私の脳の奥底から気味の悪いパケットが沸いてでてくる 「ああ、悪のPC使いと呼ばれた私が何故故にこんな駄パケットチラシで 荒らされなければならないんだ」 脳の中でsync sync sync 三回呪文を唱え落ち着きを取り戻そうとした瞬間 date -s 20040303 妙なコマンドを打ち込みそうになった 「ぬっ、ぬおお」 メモリー内で葛藤とバグと戦いながら独り悶え苦しみ 街路の端で片ひざを着いてtopを掛け何が起きているのか考えた http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/534
535: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/02/04 03:00 アレゲ創世記 第 1章 はじめに神はモデムと電話線とを創造された。パソコン通信は画像なく、 むなしく、みかか代がニフ通信料の外にあり、アクセスポイントが地面のおも てをおおっていた。 神は「テレホあれ」と言われた。するとテレホがあった。神はそのテレホを 見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。神は光を昼と名づけ、 やみをテレホタイムと名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。 神はまた言われた、「電話線の中に周波数があって、アナログとデジタルと を分けよ」。そのようになった。神はTAを造って、電話線の中のアナログと デジタルとを分けられるようにした。神はそのデジタルをISDNと名づけられた。 夕となり、また朝となった。第二日である。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/535
536: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/02/04 03:01 神はまた言われた、「電線を使ったテレビが現れよ」。そのようになった。 神はその電線を使ったテレビをCATVと名づけ、ケーブルモデムを作られた。神は それを見て、良しとされた。神はまた言われた、「CATVは線路沿いと、都市部に 集中的にはえさせよ」。そのようになった。地は東急沿線と、東京都心部に CATVをはえさせた。神は見て、良しとされた。夕となり、また朝となった。 第三日である。 神はまた言われた、「電話線のアナログのなかに高い周波数があって上りと 下りとを分け、ダウンロードのため、動画像のため、WindowsUpdateのため、 孫のためになり、NTTの局内にあって地を照らすADSLとなれ」。そのようになった。 神は二つの大きなADSLを造り、大きいADSLにY!BBをつかさどらせ、小さいADSLに フレッツADSLをつかさどらせ、またKDDIを造られた。神はこれをNTTの局内に 置いて地を照らさせ、Y!BBとフレッツADSLとをつかさどらせ、開通地域と 放置民とを分けさせられた。神は見て、良しとされた。夕となり、また朝となった。 第四日である。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/536
537: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/02/04 03:01 神はまた言われた、「街中は電波で満ち、データは地の上、天のおおぞらを飛べ」。 神は無線LANと、ホットスポットを創造された。神は見て、良しとされた。神は これを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、町の中に満ちよ、また職場の 無線LANは外に漏れよ」。夕となり、また朝となった。第五日である。 神はまた言われた、「ブロードバンドはコンテンツを種類にしたがっていだせ。 インスタントメッセンジャーと、ゲームのデモ版と、ストリーミング動画とを 種類にしたがっていだせ」。そのようになった。神はIMを種類にしたがい、 エロゲデモを種類にしたがい、ストリーム動画を種類にしたがって造られた。 神はそれを見て、しばしハァハァしたのち良しとされた。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/537
538: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/02/04 03:01 神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって光ファイバー を造り、これにストリーミングと、VoIPと、自宅鯖と、地のすべてのエロ画像と、 地のすべてのエロ動画とを治めさせよう」。神は「光あれ」と言われた。 すると、光があった。神はこれを見てよしとされた。 神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。 またデモ&Patchと、WindowsUpdateと、ネットでDLできるすべてのファイルとを 治めよ」。神はまた言われた、「わたしは全web網のおもてにある容量をもつすべて のファイルと、中央サーバーのないすべてのファイル交換サービスとをあなたがたに 与える。これはあなたがたのDLファイルのもととなるであろう。また地のすべての ケーブラー、空のすべてのADSLer、地に這うすべての椅子DN者、すなわち命あるもの には、食物としてすべてのファイルを与える」。そのようになった。 光ファイバで神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。 夕となり、また朝となった。第六日である。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/538
539: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/02/04 03:53 >>537 >また職場の無線LANは外に漏れよ ワラタ。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/539
540: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/02/05 23:30 GET /default.ida HTTP/1.0?NNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNe3wgpmdsakld@:sgop-4[k3gpag@:mgld;samgkdlsagl; 日本語訳 「ときどき落ち込むこともあるけれど、私は元気です」 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/540
541: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/02/22 23:19 このスレのTTLも残り僅かとなった模様です。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/541
542: くあとろばじーな [] 04/03/11 23:46 まだだ、まだおわらんよ! http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/542
543: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/03/12 21:14 いいスレだからage http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/543
544: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/03/23 20:36 age http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/544
545: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/02 12:38 新ネタもとむ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/545
546: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/02 19:01 >>538 7日目がないと休めない… http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/546
547: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/04/02 21:28 天の網、地の網は完成された。第七日に、神は御自分のnyにリストを登録され、 第七日に、神は御自分の端末の前を離れ、nyを働かせ御自分は安息された。 この日に神はすべてのIPの仕事を離れ、安息なさったので、第七日を神は祝福 し、聖別し、御自分の携帯電話の電源を切った。 これが電詞創造の由来である。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/547
548: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/03 02:33 うまいねage http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/548
549: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/03 17:05 @ノハ@ (,, ‘д‘) <・・・ ___∬_(つ____と)___ /\ 旦 〇〇 \ /+ \________ヽ 〈\ + + + + + `、 \ \________________ヽ `、_____________〉 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/549
550: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/04 05:31 女は服を脱ぎ捨て、深夜のオフィスで裸になった。ガウンの下には何もつけてなく、脱いだガウンは目の前にある人間味の無い殺伐としたUNIXの端末の前に置いた。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/550
551: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/04 05:33 それはroot権限で初めてネームサーバを更新して、シリアル番号を変え忘れたときの緊迫したような錯覚だった。それからどれだけの時間が経ったであろう…。深夜のオフィスに入ってくる冬の冷たいすきま風が彼女の肢体を撫で、陰毛を揺らせた。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/551
552: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/04 16:06 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!!! 官能系 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/552
553: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/04/07 21:04 cat > hoge.sh のつもりで始め いつの間にやら ./configure 気がつきゃ ~/ はスッカラカンのカラカラ これじゃ体にいいわきゃないよ ...元ネタがわかってもらえるか、不安になってきた orz http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/553
554: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/04/08 00:21 >553 安心しる! 少なくともここに一人理解しているやつがいるぞ。 つーか普通にわかった俺はヲヤジなのか orz http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/554
555: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/04/08 00:45 漏れもわかっちゃった。 オヤジなのか。。。。orz http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/555
556: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/04/08 01:13 学校出てから十余年 今じゃシステムエンジニア 切った貼ったで捏ねあげて できたコードが5万行 ってPGになっちゃったよ orz http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/556
557: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/11 22:26 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/557
558: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/28 16:02 みんなうまいな そろそろ前スレの1が書いてたIP パケット − はるかなる旅の本編に戻らないか? http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/558
559: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/28 21:11 賛成上げ! http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/559
560: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/29 00:22 五万節age http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/560
561: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/04/29 00:30 よく見たらクレイジーキャッツw http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/561
562: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/04/29 01:12 トーバルズへ: この手紙をもって僕の教授としての最後の仕事とする。 まず、僕の病態を解明するために、カットラー教授に病理解剖をお願いしたい。 以下に、OSについての愚見を述べる。 移植性の向上を考える際、第一選択はあくまでマイクロカーネルであるという考えは今も変わりはない。 ・・・・ いまだに君にはDしかあげられないね。 タネンバウム。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/562
563: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/04/29 09:49 >>562 全部書けば面白かったのに。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/563
564: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/04/29 09:56 >>558 結局どこまで話進んでたんだっけ? 一時期フレームリレーを抜けたとこの続き書いてたけど、 マンドクサくて休んでたら誰かがネタ被り気味の続きを書いてて もういいやって思ってたんだけど。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/564
565: 558 [] 04/04/30 15:06 >>564 前スレの後半のほうはほとんど話し進んでないよな たぶんフレームリレー終わったくらいだろうな http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/565
566: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/05/01 06:26 >>562 「白い巨塔」? http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/566
567: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/05/01 10:14 >>566 財前教授のガイドライン http://that2.2ch.net/test/read.cgi/gline/1075976263/l50 心から恥じるのガイドライン http://that2.2ch.net/test/read.cgi/gline/1079619648/l50 【白い】財前五郎遺言のガイドライン【巨塔】 http://that2.2ch.net/test/read.cgi/gline/1079786266/l50 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/567
568: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/05/01 10:36 age http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/568
569: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/05/01 22:06 あげあげ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/569
570: 村上春樹的Unix板 [sage] 04/05/03 00:14 できることなら、 Sun のことはなるべく早く忘れてしまってください。 Sun のマシンを投げ捨て、あなたが新しい別のマシンを導入することが、私たち 二人にとって最良の道なのです。 Sun が今何を起こそうとしていて、何を発表 しようとしているかはたいした問題ではありません。何よりも重要な事実は、何 かしらの理由によって、 Sun と顧客とがすでに異なった世界に分かたれてしま ったことです。 そしてそれはもう、もとには戻らないことなのです。わかってほしいのですが、 こうして Sun の話をしていることすら、私には身を切られるように辛いのです。 きっとあなたには想像もつかないくらい。 だからそのことでもうこれ以上、私を苦しめないでほしいのです。あなたが Sun のために何かできることがあるとしたら、それは一刻も早く Sun の存在を忘れて くれることです。 Solaris にこれまで login してきた年月を、存在しなかった ものとして記憶の外に追いやってくれることです。それが結局、あなた自身にと っていちばんいい結果をもたらすことなのです。私はそう確信しています。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/570
571: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/05/15 23:21 age!! http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/571
572: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/05/17 10:15 子曰く、君子はハックしてクラックせず。小人はクラックしてハックせず。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/572
573: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/05/17 16:37 考えても どげえもならん 鯖落ちる http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/573
574: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/05/22 13:35 日常を普通に送っている今、なにもかもが普通に感じ 普通に時間が過ぎている。何をやっても定時、別に それに違和感を感じることはない。それがいつもの ことだから。ただただ、そうやって時間を過ごしている。 いつもの荷物を取りに私は郵便局へと足を運ぶ。 それがいつものことだから、いつもの行動、いつもの 通り道、いつもの交差点、いつもの光景。 日常に変わりない、平和な日々、道を迷うこともない しかし、天気は刻々と変わっていく。予測不能な天気 それは私のいつもいる日常とはかけ離れている世界 雨、雪、雷、台風、私のいる次元とは関係ないが気に なる存在ではある。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/574
575: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/05/22 13:36 今日も荷物を取りに郵便局へ出かける。外は曇り 薄暗かった、いつもの行動、いつもの通り道、いつも の交差点、いつもの光景。しかし、今日は天気が悪い かといって歩く速度を早めることもなく、道草を食う 予定もない。 しばらくすると雷が聞こえ始めてきた、光と轟音が 近くなってきた、距離にして1kmくらいだろうか…。 不安ではあるものの雨宿りを考えることもなく、タクシー やバスに乗ることは考えていない。 ピカッ!っと光った今までにない轟音が響く。 とりあえず、いつもの交差点を渡っていつもの小道へ 向かう。いつもの道をいつもの足で何も考えず…。 曲がり角を曲がったときだった、いつもの小道がない。 「アレ路ガ消キエテイル…ドウシタコトカ」 ありえない風景、いつもとは違う感覚、私は硬直したまま その場で止まるしかなかった。小包は雨とともに濡れて ぐちゃぐちゃになっていく。ただただその場にいることしか 今はできない。 「UPS落ちてるぞ!おい何やってるんだ!」 「すみません、バッテリー交換が予算不足でできませんでした…。」 「なんだとー!WebもMailもNTPもL3も止まったぞ、おい!どーすんだよ」 「どうしましょうか…。」 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/575
576: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/05/23 20:50 >556 それなら 巨大サイトにリンクされ 立てたサーバー5万台 (サバ読んでんじゃね〜) とかだろと http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/576
577: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/06/03 21:26 ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/577
578: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/06/11 21:57 age http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/578
579: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/06/20 15:49 ヽ(`Д´)ノ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/579
580: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/06/23 21:44 一 握 の パ ケ ッ ト http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/580
581: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 04/06/24 00:45 お前が捨てたHUBはJuniperか?Ciscoか? いえ、CoregaのHUBです おお、正直者よ、どちらも持ってゆくがよい …。あ。や、そのどちらも要らないです。できればPlanexの5ポート下さい http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/581
582: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/06/24 19:13 エレコムのルータを持って行くがよい http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/582
583: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/06/26 00:50 もはやエレコム製品は有料のバックドアに見える。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/583
584: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/06/26 12:55 ある日、森に住む民へルーターの設置に行った正直者のサービスエンジニアのお話。 池の横を通らなければならないのだが、道が前日の雨でぬかって、すべりそうでした。 あと少しで抜けるはずでしたが、葉っぱで足を取られ背中にしょっていたルーターを落としてしまいました 正直者:ああ〜しまった!どうしよう、今日は代替機なんて用意してないし途中に電気屋も秋葉原も無いし〜 困ったなぁ、こんなことなら客先にさっさとクロネコで送って置けばよかったよぉ〜なんでこんな糞田舎に・・・・・ これから社に戻ったら真っ暗どころか次の日になってしまう… 正直者は困って途方にくれていました。すると、突然周囲に霧が立ち込め池の中から何かが出てきました。 池の神:私はこの池の神じゃ、おまえが落としたルーターはシスコか?アライドテレシスか? 正直者:いえ、私が落としてしまったのはエレコムのルーターです 池の神:おお、正直者よどちらも持ってゆくがよい、エレコムはこちらで処分してやろう 正直者:あ、いえ、そのIOS知らないんでエレコムでいいです 池の神:ムカッ、がっぺむかつくー、人の善意を受け取らずに、しかも他の家にバックドアを仕掛けようとする 不届き千万な悪党め!今こそ制裁をしてやる!これでもくらえ! そう言うと神様は濡れたオライリー洋・日/全巻を正直者の頭上から落としました 池の神:フッこれで森の民は救われたぜ、 正直者:ムギュ〜 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/584
585: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/07/04 21:23 そのかわいい家は、煉瓦で構成される壁が木の屋根を支えているというものだった。 雪で覆われた土地に孤立する家は珍しい金色の装飾を打ち付けられており、 社会的地位のために取り付けた飾り、誰もが真似をできるものではなく、 自分の趣味の世界を現したものだという感じがする。 僕が訪ねることで主人は気を悪くしないだろうか? 世を捨て、人のいないところで落ち着いていたのに、それを僕が物珍しげに眺めているとしたら…? 僕は丸太の階段を上り、赤紫色にペイントされたドアに控えめなノックをした。 いや、僕は長旅で疲れきっている。きっと感謝してくれるに違いない。 それが親切な田舎者というあかしさ。 ドアが内側から開けられ、ヒトの形があらわれた。 ひどく痩せた男性で、エプロンをまとっている。 少ない髪の毛は驚きで灰色になっており、逆立ちしているようだ。 男はぶるっと身震いすると半ばひらいたドアを逆行させ、大きな瞳を不審げに向けている。 気を悪くするだけじゃない。彼の目は怒っているようにも見えた。 僕は帽子を脱ぎ、両手を前に組み合わせると言った。「宿をわけてもらえないでしょうか?」 ドアが静かに閉まった。そのまま待っていると、あたりが暗くなってきた。 くそっ、なぜ皆、僕を怪しむんだ。僕の顏は歪んでいるのだろうか? すっかり暗くなり、絶望して帰ろうとすると、またドアが開いた。 ドアの開いたその場所には男が立っていた。 「入ってくれ。いくつか聞きたいことがある」 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/585
586: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 04/07/04 21:23 中には暖も、落ち着かせるランプの明りもある。 男は靴を脱ぐように、それが終れば椅子にかけるよう命じた。 男は口を開け、棚に並べられた木彫りの仮面を眺めていた。 まるで僕が本当に腰かけたのに呆れでもしたように。 とはいえ僕の顔面には感謝の気持ちと、謙虚さが表われていたにちがいない。 「お前はいったいどこからやって来たんだ」 男が僕の視線を避けていることに気がついた。 彼は申し訳ないといった表情で返答を待っている。 僕は怪しまれてはいないようだった。 彼は親切に振舞うことで威嚴を失うことを恐れていたに違いない。 不意に僕の口から言葉がもれた。「どこでも構わないのではないでしょうか?」 男は目を丸くして僕をみつめた。 「あなたには旅人に宿を貸す義務があるはずです。他に家はないのですから」 僕はそれらが言うまいとしていた皮肉のようなものだと気がついた。 本当に男に通じてしまったのだろうか。僕をとっさに謝ろうとした。 「だが、あなたは旅人たちを見殺しにしてきた…」 男は立ち上がろうと、椅子の上でもがいた。 「お前は誰だ。なぜそれを知っている?」 僕はそれが本当にあったのだろうかと考えていた。 男の大声で現実にかえされた僕は思わずぎょっとした。 僕の発言が皮肉のものであるように、彼の行動も誰かの皮肉なのだろうか。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/586
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