[過去ログ] 現代数学の系譜 カントル 超限集合論 (1002レス)
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690
(4): 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE 2019/12/08(日)08:30 ID:lCvi6NdQ(1/2)調 AAS
>>686
>「有限重シングルトンの全体からなる無限集合」を
>「シングルトンの無限列」と誤読した

1.無限公理を適用して、全ての後者関数を含む無限集合の存在を認める
2.そうすると、無限集合はできるが
  このままでは、過剰な後者を含んでいる
  欲しいのは、ジャスト自然数の集合N
3.従って、自然数集合Nには不要な、過剰な後者を取り除きます
 (要は、無限集合の最小の集合が自然数の集合Nです。無限集合たちの共通部分を取るのでしたね。詳しくは、自然数のノイマン構成のテキストでも見て下さい(過去レスでも書きましたが))
4.で、1〜3は、ツェルメロ構成の後者関数 an=suc(an-1)={an-1}を使って同じことができる
5.私が、>>684で言っていることは、
  自然数集合Nに不要な過剰な後者の中に、順序数ωに相当する可算多重シングルトンが存在する
  ということですよ
QED(^^
691: 2019/12/08(日)09:09 ID:9rv1hojT(1/14)調 AAS
>>690
>自然数集合Nに不要な過剰な後者の中に、
>順序数ωに相当する可算多重シングルトンが存在する

妄想乙

「過剰な後者を含んでいる」は誤り

正確には「過剰な元を排除できない」

もちろん、無限公理を満たす集合全体の共通集合をとればωになる

ついでにいうと可算多重シングルトンは
正則性公理を満たさないので
もともと入ってない
694
(2): 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE 2019/12/08(日)09:20 ID:lCvi6NdQ(2/2)調 AAS
>>690
自然数のノイマン構成から、さらに進んで、超限順序数 ω(下記)が構成できる
0, 1, 2, 3, ............, ωは、明らかに無限長である
そして、ノイマン構成では、”前者∈後者” の関係がある
よって、無限長の∈-列が構成できた
QED

追記
なお、ツェルメロ構成に同じ
超限順序数 ωに相当する、ツェルメロ構成の後者即ち可算多重シングルトンが存在する
(可算多重シングルトンを絵や{}の記号で表現できるかどうかは、全く別問題。存在はする)

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E5%BA%8F%E6%95%B0
順序数
(抜粋)
順序数の並び方を次のように図示することができる:

0, 1, 2, 3, ............, ω, S(ω), S(S(ω)), S(S(S(ω))), ............, ω + ω, S(ω + ω), S(S(ω + ω)), S(S(S(ω + ω))), ..............................
まず、0 が最小の順序数である。その後に S(0) = 1, S(S(0)) = 2, S(S(S(0))) = 3, ... と有限順序数(自然数)が通常の順序で並んでいる。そして、すべての自然数が並び終えると、次に来るのが最小の超限順序数 ω である。
ω の後にはまたその後続者たちが S(ω), S(S(ω)), S(S(S(ω))), ... と無限に続いていく。その後、それらの最小上界(後に ω + ω と呼ばれる)が並び、その後続者たちが無限に続く。だがそれで終わりではない。
無限に続いた後には、必ずそれまでに並んだすべての順序数たちの最小上界が存在し、その後続者、そのまた後続者、... のように順序数の列は"永遠に"続いていくのである。
699
(1): 2019/12/08(日)09:46 ID:Y56Kog3I(1)調 AAS
>>690
もう1からおかしい。
無限公理とは

ZF公理系における公式な定義は次の通りである。

空集合を要素とし、任意の要素 x に対して x ∪ {x} を要素に持つ集合が存在する:

∃A(∅∈A∧∀x∈A(x∪{x}∈A))

これ以外の意味に勝手に解釈できない。
間違って解釈しないように数学では場合によっては論理式で明示したりする。
もちろん論理式が読めなくても日本語だけから正しく意味がとれてるならいいが、あなたはできてない。
すぐ下に書いてある論理式に合ってない話をしてる。
数学の話をしたいなら結局論理式が読めなきゃ始まらん。
783
(3): 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE 2019/12/15(日)11:03 ID:BvQtIPz4(3/5)調 AAS
>>775 補足

(>>725より)
<ノイマン構成>
0 := {}, suc(a) :=a∪{a} と定義する
0 := {}
1 := suc(0) = {0} = {{}}
2 := suc(1) = {0, 1} = {0, {0}} = { {}, {{}} }
3 := suc(2) = {0, 1, 2} = {0, {0}, {0, {0}}} = { {}, {{}}, { {}, {{}} } }
等々

(>>728より)
<ノイマン構成>にしろ、<Zermelo構成>にしろ
0,1,2,3,・・・たちを集合として見たら
上昇列:0∈1∈2∈3∈4∈…
が構成される

(>>690より)
1.無限公理を適用して、全ての後者関数を含む無限集合の存在を認める
2.そうすると、無限集合はできるが
  このままでは、過剰な後者を含んでいる
  欲しいのは、ジャスト自然数の集合N
3.従って、自然数集合Nには不要な、過剰な後者を取り除きます

で、<ノイマン構成>で自然数集合Nができる
N:={0,1,2・・n・・} (全ての有限の自然数nを集めたもの)
当然、要素の全ての有限の自然数nは、後者関数により生成されている
上昇列:0,1,2・・n・・
これは、可算無限長だが、整礎であり、正則性公理には反しない

<ノイマン構成>では、Nが∞に相当し順序数ω
上昇列:0,1,2・・n・・ω
Nの後者も定義できる、suc(N) :=N∪{N}
明らかにN≠N∪{N}

さて、<Zermelo構成>で、シングルトンを用いて同じことができる
上昇列:0,1,2・・n・・ω
これは、可算無限長だが、整礎であり、正則性公理には反しない
ωの後者も定義できる、suc(ω) :={ω}
明らかにω≠{ω}
<Zermelo構成>の場合、ωは最小の可算無限シングルトンになる
繰返すが、上昇列は可算無限長だが、整礎であり、正則性公理には反しない
QED
(^^
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