[過去ログ] 現代数学の系譜 カントル 超限集合論 (1002レス)
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(4): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/05(土)11:03 ID:JrhjRl4x(8/46)調 AAS
>>7
つづき

>「フォン・ノイマン宇宙、WFは0に冪集合の演算を有限回、あるいは超限回繰り返して得られる集合全体のクラス」
>という存在を認めることにしましょう

さて、この前提で
下記より、冪集合で P({a})={Φ,{a}}
つまり、 P({a})は{a}という一元集合の冪集合です
ここで、{Φ,{a}}から、{{a}}という集合を作ることができるということを認めることにしましょう
(注:{Φ,{a}}から、元Φを取り除くだけですけど(多分、分出公理を使う)
 あるいは、 P({Φ,{a}})={Φ,{Φ},{{a}},{Φ,{a}}}としても、{{a}}は作ることができる )

まあ、要するに
{a}という集合に対して、一つ{}が多い{{a}}を、冪集合作る操作で、構成することができるということ
ここで、フォン・ノイマン宇宙の「0に冪集合の演算を有限回、あるいは超限回繰り返して得られる集合」を認めると
空集合Φ={}に、ω回冪集合の演算を繰り返して
ツェルメロ構成で、集合 {{…{}…}}({}の多重無限)(>>4)が、出来ました(^^

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AA%E9%9B%86%E5%90%88
冪集合
(抜粋)
冪集合(べきしゅうごう、英: power set)とは、数学において、与えられた集合から、その部分集合の全体として新たに作り出される集合のことである。

定義
集合 S が与えられたとき、S のどの部分集合をも元とする集合
P(S):={A:a set|A⊆S}}
を S の冪集合と呼ぶ。例えば
・ P({a})={Φ,{a}}

https://tnomura9.exblog.jp/26409538/
tnomuraのブログ
冪集合公理 by tnomura9 | 2018-02-02 08:02
(抜粋)
これまで調べた、外延性の公理、空集合の公理、対の公理、和集合の公理、冪集合公理から構築できる公理的集合論の世界は、空集合 {} を base case にして {{}}, {{{}}}, {{}, {{{}}}}, などのように有限集合を無限に作り出していく集合の生成体系で、そのなかでは和集合の演算が導入されている。
また、その中にはそれらの集合の冪集合も含まれる。
16
(2): 2019/10/05(土)11:12 ID:kZwmbLNI(7/44)調 AAS
>>14
>フォン・ノイマン宇宙の
>「0に冪集合の演算を有限回、あるいは超限回繰り返して得られる集合」
>を認めると、空集合Φ={}に、ω回冪集合の演算を繰り返して
>ツェルメロ構成で、集合 {{…{}…}}({}の多重無限)が、出来ました

出来ません
Vωのことなら、その要素は遺伝的有限集合になりますが、すべて{}は有限重です
そこからさらに1回冪集合の演算を繰り返した場合
はじめて無限集合が出来上がりますが、その場合も
要素、その要素・・・ととっていった場合、必ず有限回で空集合に至る、
という意味で{}は有限重です

ところで>>11ID:o3KPqddg氏から
{{…{}…}}({}の多重無限)について
ω以外の名前を付けて区別するよう求められましたので、
別の名前をつけてください
77
(5): 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE 2019/10/05(土)16:57 ID:JrhjRl4x(32/46)調 AAS
>>49
(引用開始)
>つまり、ノイマン構成とツェルメロ構成とは、一対一に対応していますよ。当たり前ですが
自然数の範囲では一対一に対応しますが、
Nに対する{・・・{Φ}・・・}は存在しません
(引用終り)

あなたのやろうとしていること、そもそも無理ゲーですよ
1)現代数学は、無限と無限操作を許容している(下記 フォン・ノイマン宇宙ご参照 )
2)0に冪集合の演算を超限回繰り返して得られる集合を許容している
 (無限の演算とか無限の操作を許容するのは現代数学では当たり前。それで矛盾が起きないようにってことが重要)
3)冪集合を使って、{a}から{{a}}というカッコ{}を一つ集合を作ることができる(>>14に示しました)
4)だから、空集合Φに冪集合の演算を超限回繰り返して得られる集合 {・・・{Φ}・・・}({}が無限重になっている集合)は存在します
  それ、フォン・ノイマン宇宙の説明に書いてある通り
5)正則性公理に反するという主張は、不成立。
 そもそも、正則性公理は最小元の存在を規定するものであって、無限上昇列を禁ずるものでない。
 (無限上昇列を禁じたら、現代数学にならんぞ)
 その代表例が、ノイマンの自然数構成で、逆に辿れば、ωから0(=Φ)に至る降下列
 これが、正則性公理に反するなどありえんよ
 理屈は、ツェルメロ構成に同じだよ
6)空集合Φに冪集合の演算を超限回繰り返して得られる集合
  {・・・{Φ}・・・}({}が無限重になっている集合)
 を否定するなんて、
 それ、無理ゲーですよ

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E6%80%A7%E5%85%AC%E7%90%86
正則性公理
(抜粋)
V=WF
ここで、Vはフォン・ノイマン宇宙を指し、WFは0に冪集合の演算を有限回、あるいは超限回繰り返して得られる集合全体のクラスを指す。
81: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE 2019/10/05(土)17:29 ID:JrhjRl4x(36/46)調 AAS
>>77 タイポ訂正

3)冪集合を使って、{a}から{{a}}というカッコ{}を一つ集合を作ることができる(>>14に示しました)
 ↓
3)冪集合を使って、{a}から{{a}}というカッコ{}を一つ増やした集合を作ることができる(>>14に示しました)
83
(3): 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE 2019/10/05(土)18:24 ID:JrhjRl4x(37/46)調 AAS
>>14
(引用開始)
冪集合で P({a})={Φ,{a}}
つまり、 P({a})は{a}という一元集合の冪集合です
ここで、{Φ,{a}}から、{{a}}という集合を作ることができるということを認めることにしましょう
(注:{Φ,{a}}から、元Φを取り除くだけですけど(多分、分出公理を使う)
 あるいは、 P({Φ,{a}})={Φ,{Φ},{{a}},{Φ,{a}}}としても、{{a}}は作ることができる )
(引用終り)

上記より、空集合の冪集合を繰返して順に集合を作り、{}の多重になった集合を作る
1回P(Φ)={Φ}→{Φ}(1重)
2回P({Φ})={Φ,{Φ}}→{{Φ}}(2重)
3回P({{Φ}})={Φ,{{Φ}}}→{{{Φ}}}(3重)
 ・
 ・
n回P({・・{Φ}・・})={Φ,{・・{Φ}・・}}→{{・・{Φ}・・}}(n重集合)
(ここに、{・・{Φ}・・}は、{}のn-1重集合)

フォン・ノイマン宇宙の「0に冪集合の演算を超限回繰り返して得られる集合」を認める
空集合Φに、ω回冪集合の演算を繰り返した集合として、ω重集合
ω回P({・・・{Φ}・・・})={Φ,{・・・{Φ}・・・}}→{{・・・{Φ}・・・}}(ω重集合)
”{{・・・{Φ}・・・}}(ω重集合)”を定義します

この集合の性質は、超限順序数ωの性質を引き継ぐものとします
つまり
Φ=0∈1∈2∈3・・・∈n・・・∈ω=N
で、この∈関係は、ノイマン構成と違って、集合演算としては推移的ではない
但し、単なる順序としての∈関係では、推移的です(順序の逆転はない)
これが、”{{・・・{Φ}・・・}}(ω重集合)”の定義です(^^

この話は、>>70の下記と符合していますね
つまり、「順序数を上で述べたような仕方で定義した後、それを用いることによって順序型を正当な方法で定義できる」ということです

つづく
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