[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む77 (1002レス)
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(2): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/17(木)10:15 ID:CX/otP+s(1/9)調 AAS
>>903 追加

下記元吉文男で、
既約な二項方程式x^5-a=0のガロア群は、C_{5} 巡回群 (位数 5)です
B_{5}'メタ巡回群 (位数 20)では、ありません
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/0848-01.pdf
[PDF]5 次方程式の可解性の高速判定法 - 元吉文男 著 - 1993 RIMS, Kyoto University
(抜粋)
有理数係数の 5 次の既約多項式が可解であるかどうかを、 (大部分の場合に) 有理数演
算だけで高速に判定する方法を紹介する。
1. ガロア群の計算原理
5 次の推移群は以下の 5 種類である。
・S_{5} 対称群 (位数 120)
・A_{5} 交代群 (位数 60)
・B_{5}'メタ巡回群 (位数 20)
・B_{5} 半メタ巡回群 (位数 10)
・C_{5} 巡回群 (位数 5)
ここで可解なものは、B_{5}',B_{5},C_{5} であり、 B_{5}’⊂ B_{5}⊂ C_{5} という関係にある。
そこで、方程式が可解かどうかはそのガロア群が B_{5}’ に含まれているかどうかを調べればよい。

参考文献
[1] エム・ポストニコフ、「ガロアの理論」、東京図書、 1964。
919
(4): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/17(木)10:58 ID:CX/otP+s(2/9)調 AAS
>>914
ID:rXxqe236さん、どうもスレ主です。
レスありがとう

(引用開始)
ご参考にされてるHPは混乱してるのか、間違ったことも混じって書いてありますね。
定理として書いてある
「ζ=exp(2πi/n)の最小多項式は{1,ζ,ζ^2,...,ζ^{n-1}}の全てを解として持ちます.」
は明確に誤り。最小多項式の次数はφ(n)次なので、φ(n)個しか根を持ちえません。
(最小多項式)≠x^n-1 です。
あと、ζ,ζ^2,...,ζ^{n-1}が基底をなすように書いてありますが、これも素数でないnに対しては誤り。
Q上のベクトル空間としての次元もφ(n)なので、基底の個数もφ(n)個です。
(引用終り)


なんか、混乱していませんか?

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/1%E3%81%AE%E5%86%AA%E6%A0%B9
1の冪根
(抜粋)
自然数 n に対し、m (< n) 乗しても決して 1 にならず、n 乗して初めて 1 になるような 1 の冪根は n 乗根として原始的 (primitive) であるという。自然数 n を固定せず、1 の原始 n 冪根あるいは 1 の原始 n 乗根として得られる数を総称し、1の原始冪根(いちのげんしべきこん)、または1の原始累乗根(いちのげんしるいじょうこん)という。

性質
・1 の冪根は全て、ガウス平面における単位円上にある。また概要で述べたことは 1 の n 乗根の全体が位数 n の巡回群となることを示している。
・a を複素数とするとき、a の n 乗根を任意に一つ選んで n√a と記せば、1 の n 乗根に各々 n√a を掛けたものが複素数係数の方程式 xn ? a = 0 の根の全体となる。
・1 の n 乗根をガウス平面上に表し、線分で結ぶと単位円に内接する正 n 角形となる。これは 1 の原始 n 乗根の一つを ξn として以下の式が成り立つことと同じである:


https://mathtrain.jp/njokonof1
高校数学の美しい物語
最終更新:2015/11/05
1のn乗根の導出と複素数平面
(抜粋)
定理1:1の n 乗根は複素数平面の単位円周上に等間隔で並ぶ。
定理2:1の n 乗根は全部で n 個あるが,それらの和は0である。

1のn乗根の和
次は定理2の証明です。こちらは解と係数の関係を使うだけです!

証明
1 の n 乗根たちは方程式 z^n?1=0 の解である。
よって,解と係数の関係よりそれらの和は 0 である。
920: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/17(木)11:01 ID:CX/otP+s(3/9)調 AAS
>>915
ID:rXxqe236さん、どうもスレ主です。
レスありがとう

>「アーベル群とアーベル群の直積はアーベル群にしかならないだろう」
>とか、数学徒であれば誰でも気づくツッコミも入れてきます。
>まえもそうでしたが、スレ主さんにはどうも半直積の概念がないように思えます。

なるほど
ちょっと考えてみます(^^;
921: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/17(木)11:03 ID:CX/otP+s(4/9)調 AAS
>>916
>HPなどは間違った記述も多いので、やはり自分の頭を通して

 >>919をどうぞ
922: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/17(木)11:08 ID:CX/otP+s(5/9)調 AAS
>>917
ぱち ぱち ぱち、拍手(^^
その証明も、昔どこかで見た記憶が
どこだったか、思い出せませんが
なお、別証明ですね(>>919 高校数学の美しい物語 ご参照)
923
(2): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/17(木)11:31 ID:CX/otP+s(6/9)調 AAS
>>919 補足

ζ=exp(2πi/n)を根とする 二項方程式 x^n-1=0は、加約で因子(x-1)を持つので、次数は1つ下げられる
だから、最小多項式の次数はn−1までは下がります
なので、定理中で「ζ=exp(2πi/n)の最小多項式は」と書くと、次数が合わないですね
(n−1次の方程式が、n個の根を持つことになりますから)
だから、式を直すか、根の数を直す必要がありますね
924: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/17(木)11:32 ID:CX/otP+s(7/9)調 AAS
>>923 誤変換訂正

加約で因子(x-1)を持つので、
 ↓
可約で因子(x-1)を持つので、
928
(1): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/17(木)17:53 ID:CX/otP+s(8/9)調 AAS
>>927
どうもスレ主です。
ひょっとして、おっちゃんですか?
外していら、失礼(^^;
930: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/17(木)18:50 ID:CX/otP+s(9/9)調 AAS
>>929
>私はオッさんではある。

ああ、そうでしたか
これは失礼しました
しかし、難しいことを考えられますね(^^
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