[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net (716レス)
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621
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)11:53 ID:6Rgz8i9T(15/41)調 AAS
形式的冪級数は、ヒルベルト空間の外かな?(^^;
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E5%BC%8F%E7%9A%84%E5%86%AA%E7%B4%9A%E6%95%B0
形式的冪級数
(抜粋)
数学において、形式的冪級数(けいしきてきべききゅうすう、英: formal power series)とは、多項式の一般化であり、多項式が有限個の項しか持たないのに対し、形式的冪級数は項が有限個でなくてもよい。例えば、(X を不定元として)

? (n = 0 - ∞) X n = 1 + X + X^ 2 + X^ 3 + ? + X^ n + ・・・

は(多項式ではない)冪級数である。

(引用終り)

https://en.wikipedia.org/wiki/Formal_power_series
In mathematics, a formal power series is a generalization of a polynomial, where the number of terms is allowed to be infinite; this implies giving up the possibility of replacing the variable in the polynomial with an arbitrary number.
622
(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)12:21 ID:6Rgz8i9T(16/41)調 AAS
>>621 形式的冪級数 関連 引用
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む19
2chスレ:math
125 :現代数学の系譜11 ガロア理論を読む:2016/05/15(日) 07:50:16.70 ID:2TKPQHsX
>>93 自己レス

”時枝の箱の列←→形式的冪級数の集合R[[x]]”と書いたけど
下記、落合理先生は、「係数が無限個0 でないものもゆるす形式的べき級数K[[X]] を考えると, V = K[[X]] もK ベクトル空間であるが, 次元は非可算無限である.」という
「時枝の箱の列←→形式的冪級数 という全単射対応は、認めるとしよう」と書いたけど、間違いかな。ここ突っ込んでくる人いなかったけど(^^;

K[[X]] が”次元は非可算無限”という理由は、テイラー展開の二項定理 (1+x)^α (αは任意の実数 または複素数)で、これが形式的冪級数に展開できるからだろう
しかし、全単射可能だと、ベクトル空間の次元は一致しないといけない。だから全単射ではない? はて

メモしておきます
ともかく、時枝先生のなぞかけは、けっこう深いね

http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/
数学考究2 確認小テスト解説(10-8) 落合理 大阪大学 20151008
http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/kakunin_short_exam151008.pdf
確認小テスト問題(10/8)
http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/kaitou_short_exam151008.pdf
確認小テスト解説(10/8)

Q.[3] 次のベクトル空間V に対して, 基底を具体的に記せ.
(4) K 係数の1 変数多項式環K[X].

A.[3](4)
例えば, 1,X,X^2, . . . ,X^n, . . . が基底となる.

発展的コメント
若干の注意を与えておく. 教科書の定理1.6.7 によって勝手なK ベクトル空間は基底を持つことが知られている.
しかしながら, V が無限次元のときには与えられたベクトル空間に(4) のようにわかりやすい基底がとれるとは限らない.
例えば, K[X] の代わりに係数が無限個0 でないものもゆるす形式的べき級数K[[X]] を考えると, V = K[[X]] もK ベクトル空間であるが, 次元は非可算無限である.
(引用おわり)
以下略
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