産経抄ファンクラブ第306集 (361レス)
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261: 09/12(金)08:26 ID:LwAEVJk90(1/3)調 AAS
9月12日
世間では、人のありようなどを色で例えることがある。甲高い声は「黄色い声」といい、経験や知識の足りない人を「青二才」と呼ぶ。ねじけた心の持ち主は「腹が黒い」。では噓はどうか。「真っ赤」と答える人が大半だろう。
▼こんな異説がある。「真っ赤」は、サンスクリット語の「マハー」がもとになっているという。「大きな」の意味で、日本に伝わったときに「摩訶(マカ)」と音訳された。それを誰かが「ああ、真っ赤ね」と聞き間違え、あまねく広まった―と。
▼言葉の由来はさておき「摩訶な噓」の響きが胸を刺す。ついた噓はそれほど重大で罪深い。佐賀県警の科学捜査研究所の男性技術職員が、着手していないDNA型鑑定を「行った」などと偽っていた。不正は昨年10月までの7年余りで130件を数え、職員は懲戒免職となった。
▼DNA型鑑定による個人の識別度は限りなく100%に近いとされる。噓の鑑定により、無関係の人が「犯人」に仕立てられる事態も十分にあり得るということだろう。「公判に影響はない」と県警は言う。問題をあまりに軽く捉えてはいないか。
▼中立性を保つため、鑑定作業は職員個人の裁量で行われると聞く。予断も偏見もなく無色透明の境地で臨まねばならない作業が、真っ赤な噓で汚れていた。佐賀県警にとどまる問題なのか。積年の噓が生んだ冤罪(えんざい)はなかったのか。警察全体が色眼鏡で見られても文句は言えまい。
▼<うそはほんとによく似てる/ほんとはうそによく似てる/うそとほんとは/双生児>(谷川俊太郎『うそとほんと』から)。噓を本当として言いくるめ、罪を着せかねない恐ろしさを警察関係者は肝に銘じてほしい。真っ赤な噓には白を黒に変える毒もある。
262: 09/12(金)08:27 ID:LwAEVJk90(2/3)調 AAS
https://www.sankei.com/article/20250912-H5VGHFEGV5K2ZCRZ7PNP4ALREA/
263: 09/12(金)08:31 ID:LwAEVJk90(3/3)調 AAS
嘘といえば安倍晋三なんだけどなw
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