【核融合】未来のエネルギー発電、蓄電技術 (425レス)
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(1): 2022/10/29(土)14:53 ID:Ww4MEMot(1/4)調 AAS
2030年以降に登場する、新エネルギーを語りましょう。
原子力や、再生可能エネルギー、また蓄電技術を扱います。宇宙からの送電も含みます。

□関連スレ
【再エネ】再生可能エネルギー【原発】 ◆26
2chスレ:energy

【ITER】核融合発電 総合スレ Part1
2chスレ:energy
326: 02/11(火)11:00 ID:9JN8NPPJ(1)調 AAS
核融合「原型炉」 5年以上前倒し 2030年ごろ建設開始めざす

次世代のエネルギーとされる核融合発電について、政府は「原型炉」の建設計画を5年以上前倒しし、2030年ごろに始める方針を決めた。
規模を3割ほど小さくすることで、世界に先駆けて実現させる考えだ。
文部科学省の技術委員会で7日、大筋合意された。
青森県が誘致をめざす。

もうITERとか待ってられんってかw
327: 02/20(木)22:48 ID:iE2O43B+(1)調 AAS
フランスの核融合実験炉「WEST」がプラズマを22分間閉じ込めることに成功
https://gigazine.net/news/20250219-nuclear-fusion-west-record-plasma-duration/

>中国の核融合実験炉が2025年1月に達成した記録を更新
>プラズマを高温に保ったまま閉じ込めるトカマク型
328: 02/21(金)03:37 ID:SKDmEfRW(1)調 AAS
www.mext.go.jp/content/20241112-mxt_kaisen-000038685_c04.pdf
核融合原型炉JA DEMOを前倒しする
2030年から始める

設計はITERのものを流用する
ただし発電能力は極めて低く、最終的にも投入電力≒発生電力程度にしかならないサイズとなる

本来は半径8.5mだったのを6.2mに小さくしてしまう

しかしこれでも技術的優位性だけは保てる

何のためにこんな事をするか?というと、
まあ「周辺国」で同じレベルのものをもう作りそうだからという訳だな
329: 02/21(金)22:20 ID:5I2twuJV(1)調 AAS
しかし一番有力なのは、米国のベンチャーがやってる
磁場反転方式だろうな
330: 03/07(金)16:18 ID:WgPORRYZ(1)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/e05a31dfda37df37c76ccffce279162c0ab00a0e
高効率・長寿命化の手がかりに…次世代太陽電池「スズペロブスカイト」、性能向上のメカニズム解明
3/7(金) 16:10配信

筑波大学の丸本一弘教授らの研究チームは、次世代の太陽電池として注目されるスズペロブスカイト太陽電池の
性能を向上するメカニズムを解明した。太陽電池内部の電荷の状態や動きを電子スピン共鳴技術で観測した。
高効率で長寿命な太陽電池の開発に重要な手がかりとなる。

丸本教授らは、スズの酸化を抑え、耐久性を上げるため、スズペロブスカイト結晶に大きな有機陽イオンを導入し、
2次元の層状構造を持たせたRPスズペロブスカイトに着目。電子スピン共鳴を用い、微視的な視点から駆動中のデバイスの内部状態を調べた。

RPペロブスカイト太陽電池に光を照射しない状態、および太陽光照射下の状態において、それぞれ性能が高まる
機構を見いだした。デバイス駆動中の性能向上の仕組みの解明は、次世代太陽電池の開発を加速する。
331
(2): 03/13(木)16:09 ID:fEStUrnG(1)調 AAS
核融合「発電」というおとぎ話をめぐって
https://bee-media.co.jp/archives/3887

とうとう出たね(´・ω・`)
332: 03/13(木)21:59 ID:HbWO+jq/(1/2)調 AAS
>>331
批判も定期的に出るのは事実だが、

この批判している人はどういう経歴か

>研究者の間からはITERの実現可能性について疑問を呈する声が出はじめた。初代原子力規制委員長で
原子力学会会長などを歴任した田中俊一氏もその一人である。プラズマ物理や材料科学など、
基礎研究の重要性は認めながらも、核融合発電については「絶対にできない技術です。
そもそも安定的なプラズマなどできません」と手厳しい。
>最も研究されているD-T反応では14MeV(メガエレクトロンボルト)という超高エネルギーの中性子が発生する。
トカマク型は発生する中性子のエネルギーを熱エネルギーに変えて発電する仕組みだが、
田中元委員長は高エネルギーの中性子が真空容器に衝突すると材料が激しく損傷すると指摘する。

ja.wikipedia.org/wiki/田中俊一_(物理学者)
田中 俊一(たなか しゅんいち、1945年1月9日 - )は、日本の工学者(原子力工学、放射線物理学・放射線遮蔽工学)。
学位は工学博士(東北大学・1978年)。原子力規制委員会委員長(初代)。

原発関連の人なんですな
そして御年80歳

同じく放射線の出る原発に関する権威だから
放射線特に中性子の炉壁への影響を無視して設計している核融合は無理、と冷静に考えるか

あるいは別の思惑があるか

今のところ、核融合は無理って言っていて世の中に影響力が強い理工系の専門家は
原発関連の委員会のトップレベル経験者がやたら多いんだよね
333: 03/13(木)22:07 ID:HbWO+jq/(2/2)調 AAS
>>331の記事は去年の8月に書かれたものか

一方で懸念されるのは
ヘリオンエナジー社のその後の進展のニュースも無いんだよな
2月にソフトバンク他から資金調達を得たというニュースがあっただけだ

年内(12月まで)に核融合発電に関する進展がニュースにならないとまずいか?
334: 03/13(木)22:14 ID:Qu2GCtMp(1)調 AAS
ヌンッアヌンヌン
335: 03/14(金)10:08 ID:S7GRyuNb(1/2)調 AAS
原子力発電能力を2050年までに3倍にするという誓約にAmazon・Google・Metaが署名、MicrosoftとAppleは署名せず立場の差が浮き彫りに
336: 03/14(金)22:48 ID:S7GRyuNb(2/2)調 AAS
www.helicalfusion.com/post/商用核融合炉に必須となる独自の液体金属ブランケット試験装置「galop」を搬入しました
3月3日
商用核融合炉に必須となる独自の液体金属ブランケット試験装置「GALOP」を搬入しました

Helical Fusionは、このたび、核融合反応からエネルギーを取り出す重要部品「液体金属ブランケット」について、独自設計の
実証のための試験装置「GALOP (GAs-driven Liquid metal OPeration) 」を自社専用スペース
(岐阜県土岐市、国立核融合科学研究所敷地内)に搬入完了しました。この試験装置は、助川電気工業株式会社
(本社:茨城県高萩市、代表取締役社長: 高橋光俊、以下「助川電気工業」)の協力を得て製作したものです。

ブランケット開発の重要性

Helical Fusionが開発する「ヘリカル型核融合炉」は、岐阜県にある世界有数の核融合の国立専門研究機関「核融合科学研究所」
をはじめ、日本で70年以上蓄積されてきた研究の知見を引き継ぐものであり、プラズマ研究・炉設計と工学研究成果の観点から、
既に実用化に向けたハードルをほとんどクリアしています。残された数少ないハードルの1つがブランケット開発であり、
核融合反応から電気を作るための「エネルギーを取り出す」「燃料を増やす」「装置全体を守る」役割を担う重要な部品ですが、
製作の難易度が高く、世界中でもまだ実装した装置はありません。

特に、共同創業者で代表取締役CTOの宮澤自身が考案した独自の「液体金属ブランケット」は、商用発電を見据え、
効率と部品劣化抑制を両立する画期的な設計です。今回搬入の装置「GALOP (GAs-driven Liquid metal OPeration) 」
で新しい仕組みの液体金属ポンプの性能を実証できれば、世界初の商用核融合炉の実現大きく一歩近づきます。
337: マあグあナあBSP ←「あ」を除いて検索 03/15(土)07:33 ID:AOz8Oilc(1)調 AAS
DのSと〇発
https://www.youtube.com/watch?v=o_XrloR87pc
日本の原〇政策の秘密
https://www.youtube.com/watch?v=OQWW7aS3MgA
338: 03/17(月)16:23 ID:2PNlsRry(1/2)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/9ba39ca3752a46cbfef08c4d49f86f7242571eac
QSTとNTT、核融合にAI活用 プラズマ閉じ込め磁場予測に世界初の成果
3/17(月) 15:00配信
量子科学技術研究開発機構(QST)とNTTは、大型核融合装置のプラズマ閉じ込め磁場に適用するAI予測手法を確立した。

核融合装置のプラズマ閉じ込め磁場を複数のAIを活用して予測する手法。トカマク型超伝導プラズマ実験装置「JT-60SA」に適用し、
プラズマ位置形状を高精度で再現しながら、高速で状態が変化するプラズマ予測にAIを活用する可能性を開拓した。

トカマク方式の核融合原型炉開発では、プラズマ自身に流れる電流によって閉じ込め磁場を形成する性質上、
プラズマ中に電流を流し続ける必要があるが、その電流や圧力により不安定性が発生する可能性がある。
安定した原型炉の活用には、こうした不安定性を未然に予測し、適切に制御することが重要になるが、
制御にはプラズマ閉じ込め磁場を計算信号からリアルタイムかつ高精度で再構築する手法の確立が課題となっていた。

今回は「混合専門家モデル(Mixture of Experts:MoE)」という手法を用い、世界最大のトカマク型超伝導プラズマ実験装置
「JT-60SA」の実際のプラズマ閉じ込め磁場で評価を行ない、磁場構造に依存するプラズマの位置や形状を
実際のプラズマ制御に必要となる精度で再現することに世界で初めて成功した。

プラズマ閉じ込め磁場の制御は、真空容器に取り付けられた計測器の信号からプラズマ閉じ込め磁場を再構築し、
次にその再構築結果と目標値とのズレを修正するために必要な磁場を生成するためのコイル電流の差分を計算し、
コイル電源へ指令する、という流れで行なわれる。

従来のプラズマ閉じ込め磁場の再構築には、物理法則に従った計算量の大きな複雑な方程式を解く操作を段階的に
行なわなくてはならないことが課題だった。QSTとNTTは、AI技術を活用して、計測信号の情報から物理法則を使わずに
1回の計算で閉じ込め磁場を予測できる手法の開発を進めてきたが、単一のAIモデルでは必要な精度を出すことができなかった。
339: 03/17(月)16:24 ID:2PNlsRry(2/2)調 AAS
そこで開発したのが、混合専門家モデル(Mixture of Experts; MoE)を使用した手法。状態把握・指令制御AIなどの
複数の専門家モデルを持つAIモデルに対し、適切に重み付けを行ないながら、
逐次変化するプラズマのリアルタイム制御を行なった。

同手法をJT60SAでの実際のプラズマ閉じ込め磁場で評価した結果、プラズマの制御に必要となるプラズマ位置形状の
精度(~1cm、世界最大のプラズマに対して約1%となる世界一の高精度)を、複雑な計算を実施すること無く、
AIで再現することに世界で初めて成功した。

特に、プラズマ中に流れる電流が定常ではなく変動しているような状況下では、単一のAIモデルではプラズマ閉じ込め磁場の
再構築精度は低下するが、混合専門家モデルでは、状態把握・指令制御AIが状態AIモデルに適切に
重み付け処理を行なうことで、高精度なプラズマ閉じ込め磁場の評価が可能になった。

また、従来の手法ではプラズマ境界部の位置形状の制御までが原理的に可能だったが、本手法によってプラズマの
不安定性を回避するために重要となるプラズマ内部の電流や圧力の分布までをリアルタイムに制御できる見通も得られたという。

今回の成果はJT-60SAの今後の加熱実験において、高温プラズマのリアルタイム制御に挑戦する際に有効で、
より大きなプラズマを少数の計測器で制御するイーターや原型炉などの核融合炉の
プラズマ予測制御に繋がる画期的なものとしている。

これによりQSTとNTTは、2020年から行なっている連携協力協定の延長に合意し、
引き続き、フュージョンエネルギーの早期実用化に向けて連携していく方針。
340: 03/17(月)23:45 ID:lBhW9Cnd(1)調 AAS
大便から発電する技術もあるそうです
341: 03/18(火)04:30 ID:3RAh1my5(1)調 AAS
webmagazine.nedo.go.jp/practical-realization/articles/201103metawater/
下水汚泥から燃料ガスを回収・発電
世界初の下水汚泥ガス化発電施設

メタウォーター株式会社/東京都下水道局

取材:October 2011

温室効果ガス87%削減!

増え続ける都市ごみや下水汚泥などの廃棄物処理は、都市共通の課題になっています。その解決手段の一つとして、
都市ごみに関しては、焼却とその熱エネルギー利用を同時に行う処理施設の利用が進んでいます(参考)。

しかし、下水汚泥の場合は、焼却されるだけで、エネルギーとしての利用はほとんど行われてきませんでした。
一方、下水汚泥の焼却時には、二酸化炭素(CO2)や、その310倍も温室効果のある一酸化二窒素(N2O)が
排出されてきました。そこで、メタウォーター株式会社では、NEDOの支援を得て、処理施設からの
温室効果ガス削減と下水汚泥のエネルギー利用が可能な「下水汚泥ガス化発電システム」を2007年に開発し、
設備導入を行った、東京都下水道局の「清瀬水再生センター」で効果を上げ始めています。
342: 03/24(月)09:28 ID:figLluaj(1)調 AAS
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC
テラパワー(英語:TerraPower)は、次世代型原子炉の研究開発を行うアメリカ合衆国ワシントン州のテクノロジー企業である。筆頭オーナーはビル・ゲイツ(カスケード・インベストメントを通じて

現在世界で稼働している軽水炉(PWR, BWRなど)は濃縮ウランを使用し、数年おきに燃料交換を必要とするが、進行波炉(TWR, Traveling Wave Reactor)は
ウラン濃縮過程で生成される劣化ウランを使用し、最長100年間燃料交換なしで運転可能とされる[2][3][4]。
テラパワーが研究中のTWRの出力は軽水炉並みの10万から100万キロワットとみられている[5][4]。

2024年6月10日、ワイオミング州南西部のケンメラーで閉鎖予定の石炭火力発電所近くで起工された。2030年運転開始予定
343: 03/27(木)20:46 ID:nUwimQR7(1)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/c61aa2148a60c482ba1a17cf7f7a2fe1406084ed
次世代原子炉「高温ガス炉」の熱で水素を作る「世界初」研究施設の計画をJAEAが申請
3/27(木) 17:35
次世代の原子炉「高温ガス炉」の熱を使って水素を作る実現すれば世界初となる施設の計画を
国の研究機関が原子力規制委員会に申請しました。

 これまでの従来の原発では熱を取り出すのに水を用いていますが、高温ガス炉は
ヘリウムガスを使うのが特徴で、次世代の原子炉としてJAEA(日本原子力研究開発機構)が研究を続けています。

 JAEAは27日、高温ガス炉の熱で水素を作る研究施設の計画を
原子力規制委員会に申請しました。実現すれば世界初ということです。

 経済産業省の計画では、2030年までに高温ガス炉による水素製造の技術を確立するとしています。
344: 04/07(月)08:28 ID:hgtraZ5C(1)調 AAS
常温核融合の原理を特定して新たな核融合装置を考案しました。
常温核融合は、内部で生成する中性子が外部に漏れません。
これをドイツの「魔弾の射手」の魔弾に例えて、
魔弾(Freikugel)効果と呼んでいます。
そのため、装置自体が放射線を帯びることがほぼなく安全です。
消費する水素も、熱核融合のように重水素、酸重水素でなく軽水素であり、
その他として鉄やアルミを燃料金属に使えば、はるかに無尽蔵なエネルギーとなります。
https://bsky.app/profile/luck-field.bsky.social/post/3llsagjjlk22l
https://bsky.app/profile/luck-field.bsky.social/post/3llsafszuc22t
345: 04/07(月)16:58 ID:EIKd125U(1/2)調 AAS
ブランケットの説明

www.qst.go.jp/site/rokkasyo/4744.html
六ヶ所フュージョンエネルギー研究所
ブランケット研究開発部|研究・活動内容

中性子をベリリウムに当てて中性子を増やし
これをリチウムに当ててトリチウムを作る
これだと最初の中性子1つでトリチウムが2つ出来るから
燃やせば燃やすほどトリチウムが増える
___

ただしベリリウムも取り扱い注意の物質だな
昨今はやや値下がり中

他にスズと鉛とリチウムとか色々提案されている
346: 04/07(月)23:53 ID:EIKd125U(2/2)調 AAS
「月の砂」を利用して太陽電池モジュールを作ることで材料の打ち上げコストを99%節約可能

 月の表面に堆積した細かい砂はレゴリスと呼ばれ、月面における貴重な酸素の抽出源やコンクリートの材料として注目されています。
 そんなレゴリスを用いて「太陽電池」を作る方法をドイツの研究チームが考案しました。

 Moon photovoltaics utilizing lunar regolith and halide perovskites: Device
www.cell.com/device/fulltext/S2666-9986(25)00060-2

(以下略、続きはソースでご確認ください)

Gigazine 2025年04月07日 08時00分
gigazine.net/news/20250407-moon-regolith-solar-cells/
347: 04/08(火)11:41 ID:wrcjMFuV(1)調 AAS
www.jps.or.jp/books/gakkaishi/2024/10/05/79-538_topics.pdf
NIFのレーザー核融合の将来像が書いてある

今 後 NIF は,2023~2025 年 に レ ー ザ ー 出 力 を 現 在 の
2 MJ から 2.2 MJ に増強し,利得 4~5 を目指している.そ
の後,2025~2027 年頃には,レーザー出力 2.6 MJ に増強し,
利得 5~8 を計画している.さらに,2030 年までに 3 MJ の
レーザー出力で 30 MJ 核融合出力(利得 10)を目指してい
る.これに伴い実験環境の安全性向上のため建屋の放射線
防護に関する検討も行われている.

核融合を起こせるパルスレーザーって効率数%とか言われていたが
ここまで来たらもうあと少しでプラスだ

レーザーもトカマクもヘリカルも、あと少しって所まで来たな
348: 04/10(木)07:05 ID:QtiCAYk1(1)調 AAS
ヌンッアヌンヌン
349: 04/10(木)11:43 ID:1MX4V721(1/2)調 AAS
sumitomoelectric.com/jp/sites/japan/files/2021-07/download_documents/J199-07.pdf
耐熱衝撃タングステン材
~核融合炉部材への適用~

脱炭素を実現できる有力候補の一つである核融合エネルギーの科学的および技術的実現性を実証することを目的とした ITER ※1 計画
が国際的プロジェクトとして進められている。ITER の構成機器のうち、2000℃を超える超高温に晒されるダイバータにはタングス
テンが使用される。ITER の安定した運転を可能とするために、高温加熱および冷却のサイクルを受けるタングステンには優れた耐
熱衝撃性が要求されている。そこで我々は、高温加熱による再結晶粒の成長を抑制した耐熱衝撃タングステン材を開発した。この開
発材からダイバータ小型試験体およびプロトタイプ用のモノブロックを作製し、核融合炉を模擬した熱負荷試験にて性能を評価した。
その結果、過酷な条件下においても開発材は割れなかった。とくに、プロトタイプの評価結果は ITER 要求を大きく上回り、当社の
開発材が世界に先駆けて“割れないタングステン”として評価された。

2000℃クラスまで準備か
最高で2300℃まであり得ると

しかし超音速ジェット機のノズル程度の耐熱性って事になる
350: 04/10(木)11:49 ID:1MX4V721(2/2)調 AAS
www.aesj.or.jp/~fusion/aesjfnt/jp/publications/rensai2/Vol.50No.9.pdf
今,核融合炉の壁が熱い!
―数値モデリングでチャレンジ

第 4 回 Ⅳ.壁の中で何が起きているか?

核融合・核分裂ハイブリッド炉について書かれている
またベリリウムに中性子を当てると中性子が2つ出て来ることも
351: 04/16(水)12:51 ID:Wd/nSNjV(1)調 AAS
ババ・ヴァンガの予言:
2025年、科学者は自然の中のほとんど超自然にしか見えないエネルギー源に遭遇するだろう ― クリーンで、無尽蔵でこれまで見てきた物とは全く違う。
この発見は世界中の産業界に衝撃を与える。エネルギー危機を終わらせるカギとなるだろう。
しかし、このエネルギー源の起源がはっきりとせず、様々な憶測と議論を呼ぶ。
ある者は神の奇跡と呼び、またある者は進んだ地球外文明からの贈り物と信じるかもしれない。
いずれにせよ、このエネルギー源はエネルギーとテクノロジーの未来を根本的に変革する能力を持っている。
2028年、新エネルギーの作製。飢餓は徐々に克服されつつある。金星への有人船が発射。
https://www.history.co.uk/articles/baba-vanga-predictions-2025
352: 04/23(水)09:21 ID:egwyEIgT(1)調 AAS
今更ながら
ja.wikipedia.org/wiki/ヘリウム3
重水素とヘリウム3との核融合はそのクーロン障壁が高いため、核融合炉としての実現が比較的容易であると考えられている
D-T反応による質量偏差をも上回る。またヘリウム3は三重水素と異なり非放射性であり、かつD-3He反応は中性子が
発生しないため、比較的扱いやすいとされている。(同時に起こるD-D反応により少量の中性子は生成する。)
353: 04/24(木)17:12 ID:CT9N4vRa(1)調 AAS
【帰化朝鮮人を論破】
日本は帰化朝鮮系の家系の人間によって隣国の大韓民国と北朝鮮に侵略行為を受けている
奴らがやっていることは「差別」を盾にした日本人を対象にした迫害であり「民族浄化」である
国際法でもこのような行為は決して許されていない
しかし何となく加害者が日本人で、差別されているの朝鮮系と言う意識を刷り込まれて奴らに遠慮してないか?

事実は逆である、加害者は奴らの方で迫害されているのは日本人である、まずこの意識を共有しよう

なぜそうなっているのか? 新聞、出版社、司法、テレビ局、会社の起業家、大学教授などが帰化系の人間で徒党を組み
日本人を差別、排除してまるで日本人であるかのように振舞っているからである
テレビに映り世論を形成している人間が日本人の振りをして韓国、北朝鮮に有利になるように論調を組み、
日本を支配している 
これが侵略行為以外のなんなのか? なぜ日本人が日本で差別の対象にならなければいけないのか?
帰化系が起業し外部の朝鮮系と通じ合い会社を成功させる、または帰化系が既存の会社組織でトップに居座り
管理職を帰化人系のみで固め、日本人は閑職に追いやられ、パワハラで辞職に追い込まれ
その会社の技術を朝鮮半島に流出させ、日本企業が競争力を失っていく
芸能人、テレビ局員、スポーツ選手(五輪代表、野球、サッカー)、報道関係者は帰化系で独占されている
もはやテレビに映る人間はほとんど日本人ではないと考えろ 
では何をするべきか? 帰化系を要職につけさせないことが重要
もはや野党はほぼ全員、もはや自民党も過半数以上は帰化朝鮮人系の家系の人間が国会議員を占有しつつある

まず「政治家に立候補する時、外国の家系の人間か否かを公表する」を提出して過半の賛成を取って立法化しよう
国際的にもごく一般的で、アメリカでも何系かはすべて明らかにされている
そうなると帰化人の家系の人間に支配されたメディアは差別だと糾弾し始め帰化人たちが暴動やら起こすだろう、
日本は荒廃の一途を辿る、内戦状態に近いものになる
だがそれは当然のこと、国内で隣国の人間による侵略行為、民族浄化行為を受けているのだから
時間はあまりない、やつらが過半数を確保してからでは遅い、韓国北朝鮮に占領されてしまう
日本人よ、まず声を上げるのだ
354: 04/25(金)12:46 ID:zDV+E4iF(1)調 AAS
NASAのLCF(格子閉じ込め核融合)の手法に則れば、
1989年のフライシュマン等の歴史的実験結果を人為的に再現できると予想されます。
コバルト60の1.25MeV-γ線照射下でPd陰極で軽水の水の電気分解で高出力の常温核融合が起きるはずです。
なお、Pdが融点の1555℃を超えて融解する可能性があり注意が必要です。
https://chizai-watch.com/p/2025065576
355: 04/26(土)10:04 ID:li/edZYu(1/2)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/b0817f3d30a36caab4f04026f3239668633cbfe3?page=1
ヘリカル型核融合炉実現に向け20kmの高温超電導テープ線材を追加調達
4/26(土) 7:00配信
356: 名無し募集中。。。 04/26(土)10:06 ID:li/edZYu(2/2)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/dfaae4e2f717dca5b84e845a2a0a9a339866b734
テスラの悲惨な決算は「エネルギー貯蔵事業」に救われた…しかしそれも長くは続かないかもしれない(海外)
4/26(土) 7:10配信
357: 04/26(土)19:43 ID:sqPIRAAi(1)調 AAS
大便が出そうですか?
358: 04/27(日)00:50 ID:ZqFUh63J(1)調 AAS
>>163
FRC型はホウ素(放射性ではない)を燃料にでき燃料に放射性物質を含まず、
生成物にも放射性物質はでない、中性子も出さない。
もうこれ以外の選択はないな。
個体を燃料とするので扱うのが非常に簡単で枯渇は現行は考えにくいぐらい資源量(海中など)がある。
ただ地球以外(小惑星やら惑星)ではほぼ無いとされる

なので中国が実験炉で先行しているらしいが、アメリカでもホウ素での発電を2030年ぐらいまでに
実現するとか言っていたはず。
359
(1): 05/08(木)12:54 ID:wPlY1Z5R(1)調 AAS
常温核融合ストーブの試作機の開発成功 入力400Wの電力で2,000W熱出力の熱源装置を実現
2025/5/2
1度の軽水素充填で10年間連続稼働可能な高効率クリーン熱源にめど 日本発の次世代エネルギー技術、2027年実用化へ

クールフュージョン株式会社(本社:東京都港区)と水素技術応用開発株式会社(本社:北海道札幌市)は、革新的なエネルギー技術「常温核融合」を活用したヒートモジュール試作1号機の開発に成功しました。
実験では入力電力約400Wに対し、約2kWの熱出力を発生させることに成功し、エネルギー効率約5倍を達成。この技術は暖房から産業用熱源まで幅広い応用が可能で、電気代削減、カーボンニュートラルなど脱炭素社会の実現に貢献します。
mainichi.jp/articles/20250501/pr2/00m/020/434000c
360: 05/22(木)00:09 ID:c3tSPHyV(1/2)調 AAS
米核融合実験が8.6MJ達成で世界記録を大きく更新:人類はまた一歩前進したのか?

 米国のローレンス・リバモア国立研究所 (LLNL)の国立点火施設 (NIF)が、レーザー核融合実験で8.6メガジュール(MJ)という驚異的なエネルギー出力を達成し、自己記録を大幅に更新したというニュースが報じられた。
 2022年に世界で初めて「投入エネルギーを上回るエネルギーを生み出す」ことに成功し、世界を驚かせたNIFが、再びそのポテンシャルを見せつけた形である。
 これは「夢のエネルギー」実現に向けた重要な一歩と言えるだろうか?

(以下略、続きはソースでご確認ください)

xenospectrum 2025年5月20日
xenospectrum.com/u-s-fusion-experiment-achieves-8-6-mj-breaking-major-world-record/

「投入したレーザーのエネルギーの」4倍まで増えた
まあ超短パルスレーザーゆえその2桁くらい大きなエネルギーを使ってるんだろうけど
361: 05/22(木)07:10 ID:c3tSPHyV(2/2)調 AAS
xenospectrum.com
ここはなかなか良いニュースソース
ナゾロジーとぎがじんとモノイスト以外にも欲しかったところで丁度良かった
ファブクロスが無くなってしまった所だからなあ
362: 05/27(火)09:05 ID:V5mN1I96(1)調 AAS
反物質エネルギーって、ある意味で蓄電技術じゃないかな? しかも異次元の高エネルギー
363: 05/27(火)19:59 ID:fsQC+kgj(1/2)調 AAS
代償に自由意志を失ってしまうらしいヌン
一日中ヌンッアヌンヌンオヌーンオヌーンウンバハクンバハオヌンヌンと唱えることしかできないらしいヌン
364: 05/27(火)20:37 ID:fsQC+kgj(2/2)調 AAS
代償に大小便を撒き散らすらしいヌン
365: 05/30(金)09:02 ID:H62C2nE0(1)調 AAS
www.qst.go.jp/site/jt60/progress.html
現在JT-60SAは増力作業を行っている
これに2年は掛かるとされており
ローソン条件達成はその後となる
これでも遅れまくりのITERよりずっと早い
366: 06/04(水)07:24 ID:K5b65Xjt(1)調 AAS
>>359
乾電池や使い捨てカイロを持ってきて
「ここから無限のエネルギーが取れるぞ!」
と言っても低学歴は雰囲気で判断してるから騙されてくれない
乾電池や使い捨てカイロは買い換えないと使えなくなるものという知識はあるからだ

そこで使う元素を変える
ニッケルと水素という聞きなれないものにする

さらに加熱をして「何かすごい反応を起こしてる」雰囲気を作る

でも低学歴はバカだから加熱に使ったエネルギーとニッケル精製に使ったエネルギーを考えることができないので収支では何も得なんかしてない事を見抜けずに騙されるわけ

100%騙すことを目的にした故意の詐欺だよ
367
(1): 06/04(水)19:55 ID:y7/6JgQ0(1)調 AAS
常温wwww核融合wwwwwwwwwww

https://iopscience.iop.org/article/10.35848/1347-4065/ada658

論文の核心主張
1. Ni–Cu/ジルコニア粉末を 450 °C・H₂雰囲気で処理すると「既知の化学反応では説明できない“異常発熱”」が生じる。
2. 同じ試料から He-3 が NRA(1.4 MeV dビーム)と TDS(質量数3ピーク)で検出された。
3. 上記 1・2 をもって 4H/TSC 型の冷温核融合が起きた証拠だと結論づけ、放射能フリー新エネルギー源の可能性を示唆。



科学的に看過できない問題点

1. 熱収支を決める最低条件を放棄
• 金属水素化反応(NiHₓ・CuHₓ形成/分解熱)を一度も計算しないまま「異常発熱」と断言。
• 既知反応熱の理論値と実測熱を定量比較し、その差の誤差解析を行わなければ「異常」の主張は成立しない。

2. He-3 検出を支える実験設計の甘さ
• NRA
• d+Ni, d+Cu, d+Zr の副反応で生じる高 E プロトンをきちんと分離せず、ブランク試料も提示しない。
• エネルギー分解能に優れる半導体検出器を使わず、敢えて CR-39 だけで推量。
• TDS
• 質量数3は He-3・H₃⁺・DH⁺・T⁺を区別できない。
• 「900 °C 以上で水素ピークに相関しないから He-3」という“消去法”は、動的平衡下の水素化学をモデル化していないため論拠にならない。
• 分光回避
• He-3 はオージェ電子分光や XPS で電子軌道を一発識別できるのに、最も決定的な手段を意図的に避けている。

3. データ解釈の恣意性
• 試料は 0.1 g × 数点のみ。統計性を欠き、外れ値でも“大発見”に化ける。
• He-3 由来と見積もった発熱は実測熱の約 1/10。巨大な不一致を「分岐比か保持損失だろう」と憶測で片付けている。
• コントロール(純 ZrO₂、Ni 粉末、Ar 雰囲気など)や測定誤差の詳細を一切開示しない。

4. 透明性と再現性の欠落
• 生データ(カロリメトリの時系列、質量スペクトル原図、CR-39 全像)を公開していない。
• 著者陣は LENR 事業と関係が深いが、利害関係の開示も独立再現実験への言及もない。



研究姿勢への総括的糾弾
1. 既知化学過程を定量評価せずに「異常」を宣言するのは科学的誠実さの放棄。
2. 決定的に識別できる分光法を避け、曖昧で解釈自由度の高い手段に固執するのは証明を回避する態度。
3. 統計性・対照・誤差解析・データ公開という科学の四大基盤を欠く。
4. 冷温核融合コミュニティ内部だけを引用し合う閉鎖的引用体系で、客観的検証を事実上拒絶している。

結論:本論文は「科学論文」の体裁を装いながら、再現性・反証可能性・定量性・透明性という科学方法論の根幹を悉く逸脱している。 最も簡単で決定的な検証手段を自ら回避するかぎり、主張は学術的に無効であり、撤回相当である。
368: 06/04(水)19:56 ID:o4pLKFZx(1)調 AAS
尿も止まらないらしいです
369: 06/13(金)14:09 ID:tw3ixVJz(1)調 AAS
唐揚げウマウマ。
370: 06/14(土)11:14 ID:eggsjeVW(1)調 AAS
robotstart.info/2025/06/13/fuel-cell-pilot-line-ropes.html
AIロボットを使って燃料電池の自動実験・自律探索製造が従来の100倍の速さに 東大らの研究グループ
2025年6月13日 By ロボスタ編集部

燃料電池の発電のコア部分である触媒層は、ナノサイズのカーボン・白金触媒・ポリマー・空隙が
三次元的に複雑に配置された構造で、混合分散・塗布乾燥といった「お好み焼き」にも通じる
粉体膜形成プロセスで作られている。実生産に用いる乾燥工程の温度履歴などのプロセスパラメータの
探索は、ヒトの手作業による実験と実生産設備を用いた大規模実験を用いて行われることが多く、
時間的にも規模的にも効率が悪いという問題があった。

今回発表された研究では、エレベータに乗るサイズの小型システムの中で、1cm × 1cmという
小さなサンプルを試作しつつ自動実験・自律探索を行い、それぞれ従来の10倍以上の効率を実証した。
これは従来の100倍以上の速さでプロセスのデータと実サンプルを自動で生成することに相当する。
371
(1): 06/16(月)21:32 ID:8C1llekb(1)調 AAS
>>367
HYLENR takes its cold fusion product to US

インドの企業も似たような事をやってるんだな
さあホラなのか詐欺なのか真実なのか
372: 06/21(土)14:53 ID:6YCjq0xf(1)調 AAS
イラン国内のモサド工作員 ≒ イラン在住のレプ
レプ(DS)の地下施設に突撃!!!!!!!!!!!

www.youtube.com/watch?v=UzEhzJw69KM www.youtube.com/watch?v=fsG76Mo5ZTs
www.youtube.com/watch?v=V1SXb3tIk8U www.youtube.com/watch?v=fa8ZfKL7TZ4
www.youtube.com/watch?v=EuQWR0cl7es www.youtube.com/watch?v=daApYtbhUbQ
www.youtube.com/watch?v=83ZMb2vK_dI www.youtube.com/watch?v=DlIqow9MnxQ
www.youtube.com/watch?v=ETlSW0OiB5U www.youtube.com/watch?v=xfW4ha_Bfrs
www.youtube.com/watch?v=HBL5oidtCpw www.youtube.com/watch?v=R6FLwGhZ4xY

あなたの周りにも存在し、自分たちの種族に敵対的な存在に対して集団ストーカー等を仕掛ける痛い下等種族です。

ユダヤ系住民がタムラへの攻撃を喜び、「村が燃えますように」と叫ぶ様子
↑こいつがレプ
373: 06/23(月)21:48 ID:LsXU+dP6(1)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/f696ee7d0bc938d395c252db3234a6a7dd1277d6
京都大学ら、リチウムイオン電池の倍の容量の全固体電池材料を開発。主成分は鉄、カルシウム、酸素
6/23(月) 17:22配信
京都大学人間・環境学研究科の山本健太郎特定准教授(現奈良女子大学准教授)、内本喜晴同教授らの研究グループ、および
量子科学技術研究開発機構、東京大学、兵庫県立大学、東京科学大学、トヨタ自動車株式会社は共同で17日、リチウムイオン二次電池正極容量を
はるかに超える全固体フッ化物イオン二次電池新規高容量インターカレーション正極材料の開発に成功したと、
国際学術誌「Advanced Energy Materials」電子版にて報告した
374: 06/25(水)08:56 ID:FLVtKw2A(1)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/ac14a5d423410b85354c07858ac4e503981715d1
硫化物系全固体電池が長寿命なワケとは メカニズムが明らかに
6/25(水) 8:30配信
マクセルは2025年6月19日、硫化物系全固体電池における容量劣化のメカニズムを明らかにしたと発表した。

 全固体電池は理論的に長寿命で寿命予測がしやすいと想定されているが、実際に長寿命化を実現するためには容量劣化メカニズムの
解明とそれに基づく寿命予測が重要だ。マクセルが、全固体電池の容量劣化メカニズムを詳細に分析した結果、材料自体はほとんど劣化せず、
電極間のSOC(State Of Charge)バランスずれが主な容量減少要因であることが判明した。

 また、対称セルを用いた実験により、電極固有の副反応速度を定量化することに成功し、全固体電池における副反応電流が液系電池より
1桁以上低いことを実証。つまり、全固体電池が本質的に寿命特性に優れるのは、電極での副反応電流が低いことに起因することが分かった。

 さらに、全固体電池では105℃でも液系電解液で観測されるクロストーク反応がみられず、副反応速度を見積もる場合に、
材料固有の副反応電流のみを考慮するだけで良いことが判明した。これにより、従来の液系リチウムイオン電池と比較し、寿命予測が容易になる可能性を示した。

今後は、副反応生成物などを明らかにし、寿命予測に基づいた安全性/信頼性に優れた全固体電池の設計を実現することが期待される。
マクセルは、今回の技術を応用し、150℃耐熱の全固体電池開発を継続するとともに、今後電気自動車(EV)などの次世代モビリティ、
再生可能エネルギーの蓄電システム、インフラ監視用IoT(モノのインターネット)センサー電源、産業機器の長期メンテナンスフリー電源、
過酷環境で使用される特殊機器などの分野に向け開発を進めていく。
375: 06/28(土)09:34 ID:LAGqlCOb(1/2)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/ce3cf2f567ec985386e30ac53ce40e7808519a7e
人類は停電も克服したようだ。工事不要、数日分の電力を賄える「ポタ電」
6/27(金) 9:30配信
まず驚いたのがそれ。この冷蔵庫の横に鎮座しているのは、ポータブル電源(縮めて「ポタ電」)でおなじみ、Jackery(ジャクリ)から発表された、新モデル。

Jackery史上最大容量となる「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」です。

420×390×635mmというMサイズのスーツケースくらいのサイズ感で重量は60kg、もはや僕の体重に近いレベルですね。
どっちかと言えば家庭用蓄電池レベルの規模ですけど、ポタ電です。

えっ? こんなんどーやって運べと?と思われるかもしれませんが、大丈夫。

スーツケースコロコロ方式です。ねっ、ポータブル。

いやね、僕も最初「こんなん運べるか!」とか思ってたクチなんです。でも、ちょっと気合が必要なのは傾ける時だけで、一度車輪が転がる角度になっちゃえば、
意外にも移動はスイスイ。ほんと、ちょい重めのスーツケースをコロコロしている感覚ですね。

車輪自体も大きめでしっかりしているので、階段レベルの段差じゃない限りはコロコロスタイルで移動できると思いますね。
たとえば、室内での移動やガレージ内での移動レベルではちゃんと「ポータブル」できる機器でした。

見た目どおりの大容量で、具体的には5,040Wh、安定性が高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用して、4,000回の充放電で容量70%の長寿命となっています。

定格出力は6,000W(瞬間最大12kW)とパワフル! 上の写真のように1,200W近いドライヤーも涼しい顔して使えます。そしてまだまだ出力に余裕があるので、
この状態でさらにIHヒーターやケトル、炊飯器なども同時仕様できるクラスのバケモノです。

出力ポートも潤沢ですよ、前面にはAC出力×4、USB-C×2、USB-A×2、シガーソケット。側面にはACは単相100V/200V対応すら備えているので、
その気になれば20Aのエアコンも(電源ケーブルが届けば&自己責任ですが)接続できそう。猛暑の停電でも干からびずに済みますね!

さらに別売りの専用バッテリー(5,040Wh)も用意されます。

最大5台まで接続できるので、システム最大で30,240Wh。こうなるともう、大容量の家庭用蓄電池と言っていいレベル。
376: 06/28(土)09:37 ID:LAGqlCOb(2/2)調 AAS
ちなみに、Jackeryの試算によれば、3人家族想定だとポタ電本体だけで最大2.6日、拡張バッテリーを5台つなげた状態では最大で15.6日の電源確保ができるそうな。

ソーラーパネルからの充電や、電気代の安い夜間などのスケジュール充電にも対応。2025年内には切り替え分電盤も発売されるとのことで、
まさに「いざという時動かせる家庭用蓄電池」ですねこれ。

「オンラインUPS」というモード。

こちらは停電しても0秒以内にポタ電からの供給に切り替えるというもの。一般的なUPS機能は「バックアップUPS」モードとなり
20ミリ秒での切り替えとなりますが、オンラインUPSなら切り替え時間無しで安心して運用できるというわけ。

0秒? それどうやってるんだろう?
としくみを聞いてみたところ、オンラインUPS時は常にポタ電のバッテリーから電力を使っているそうな。そして、同時に壁のコンセントから
ポタ電に充電している…というカタチ。意外とシンプルだった。

でも、確かにそれならポタ電への電源供給が止まっても、ポタ電に接続の機器には瞬間停電すら起こりませんね。賢いなぁ。
6月30日発売、価格は約80万

これだけ大容量・高出力でポータブルなんだからお高いんでしょう?
そうですね、やはり値段はします。ポタ電本体「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」が79万9000円、ソーラパネル2枚とのセットが
96万9000円、専用バッテリーパックも43万9000円します。
さすがに…高い。

でも、工事不要で家庭用蓄電池レベルの安心感を得られる(なんならコロコロで移動もできる)という選択肢は貴重です。

たとえばソーラーパネル併用で、自宅のオフグリッドを目指しつつ、万が一の停電も克服。ガレージや離れなど電源が確保できない場所での
作業でもコロコロで運べて、日常使いでも活躍しちゃう!

と、可能性(夢)が広がるのは間違いないかと。工事要らずで電源確保はやっぱ強いよ。

Source: Jackery
小暮ひさのり
377: 07/01(火)14:22 ID:Tgaa6Oee(1/2)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/be1075ba947cb5e09846ce427a33d0a795037a37
グーグル、核融合ベンチャーから電力購入へ 実用化30年代前半か
7/1(火) 13:59配信
米アルファベット傘下グーグルは30日、バージニア州の核融合発電プロジェクトから電力を購入する契約を締結したと発表した。

2018年にマサチューセッツ工科大学(MIT)からスピンオフしたコモンウェルス・フュージョン・システムズ(CFS)がバージニア州で進める
ARCプロジェクトから200メガワット(MW)の電力を購入する。CFSは30年代前半の発電開始を目指している。

核融合発電の商業化は世界でまだ実現していない。安定した核融合反応が必要なほか、反応を起こすために投入するエネルギー以上の電力回収が今のところ難しい。

グーグルの先端エネルギー部門責任者マイケル・テレル氏は「商業的に実現可能なものにするには、解決しなければならない深刻な
物理学的・工学的課題がまだある」としつつ、「未来を実現するために今、投資を行いたい」と述べた。

人工知能(AI)やデータセンターによって世界中で電力需要が増加する中、核融合への関心は高まっている。核融合は核分裂と異なり、
大量の放射性廃棄物を生まない。また、気候変動対策にも役立つ可能性がある。

グーグルはCFSへの出資拡大も発表したが、金額などは明らかにしていない。グーグルは21年に他の投資家と合わせて
18億ドルをCFSに出資した。
378: 07/01(火)15:01 ID:Tgaa6Oee(2/2)調 AAS
www.technologyreview.jp/s/349207/inside-a-fusion-energy-facility/
2026年の稼働目指す、コモンウェルスの核融合施設へ行ってみた
コモンウェルス・フュージョン・システムズは、2026年までの稼働開始を目指して商業用核融合炉の建設を進めている。工事は順調に進んでいるように見受けられるが、やるべきことがまだたくさん残っているのは確かだ。
by Casey Crownhart2024.11.12

この記事の3つのポイント

コモンウェルスは2026年までに核融合実証炉スパークを稼働させる計画
スパークには高温超伝導体テープを使った独自の強力な磁石が用いられる
商業化にはいまだ多くの課題が残されているが着実に前進している

トカマクホールには、現時点ではまだ、ほんのわずかなトカマクしか設置されていない。しかしコモンウェルスは、野心的なタイムラインを計画している。
2026年までにスパークの稼働を開始し、最初のプラズマを原子炉に入れるというのがその目標だ。同社は2027年までに、原子炉が稼働に必要とする以上の
エネルギーをそこで生産できると実証する計画を立てている。核融合の世界でQ>1として知られるマイルストーンの達成である。

コモンウェルスに関する記事を2022年に公開したときは、2025年までに原子炉を稼働させてQ>1のマイルストーンに到達する計画だった。
つまり、当初のタイムラインはずれ込んでいる。 ほぼすべての業界において、大規模なプロジェクトに想定より時間がかかることは珍しくない。
とはいえ、核融合に関しては、問題をはらんだ約束とマイルストーン未達の歴史が特に長いのだ。

コモンウェルスは確かに、この数年間で前進している。そのため、同社が実際に原子炉を稼働させ、この分野が何十年にもわたって取り組んできた
マイルストーンを達成することは、想像しやすくなってきている。しかし、マサチューセッツ州の郊外では今も、トカマクの形をした穴は空っぽのままだ。
379: 07/10(木)06:38 ID:lxldeIXZ(1)調 AAS
開発促進期待age
380: 07/12(土)13:59 ID:zzIg5FuD(1)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/a8cfa8a4dc0620ebfe069de863aa375c85572c6e
次世代電池「リチウム硫黄」 開発競争が激化、欧州で新組織発足
7/11(金) 17:10配信
欧州4カ国、9つの企業・研究機関の組織「TALISSMAN(タリスマン)」が発足し、リチウム硫黄(Li-S)電池の開発に向けて取り組むことになった。
欧州では英国もコンソーシアムを作り開発に動き出している。米国でも「バッテリー500」など複数のプロジェクトが進行中で、リチウム硫黄電池の開発が世界で活発になってきた。

欧州連合(EU)は今回、490万ユーロ(約8億5000万円)を助成し、次世代電池の開発を支援することになった。
リチウム硫黄電池は、1キログラム当たり400Whやそれ以上のエネルギー密度が期待され、従来のリチウムイオン電池の2倍のエネルギーとなる。EV(電気自動車)に
搭載されれば、電池の重量半減も夢ではないとされる。

新組織であるタリスマンは、「安全性と持続可能なモビリティーへの応用に向けた先進的リチウム硫黄電池技術」の英語の頭文字が由来。EUの研究と革新プログラム「Horizon Europe」の一環として助成を受ける。

エアバスや電池メーカーのサフト、材料メーカーのアルケマなどのほか、フラウンホーファー研究所、トリノ工科大学など、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアの
4カ国から9つの民間・公的研究機関が参加。スペインのサンセバスチャンで2日間のキックオフ会合を開き、プロジェクトがスタートした。

プロジェクトは車載、航空機、重機向けの電池利用を目指し、4つの項目ごとに目標を定めた。?1キログラム当たり最高550Whのエネルギー密度と700回の充放電サイクル達成
?不燃性の半固体と全固体電解質による電池の安全性確保?2030年までにkWhあたり75ユーロ以下に削減?リサイクルなど環境に配慮したデザイン――などだ。

欧州では英国ファラデー研究所が推進するリチウム硫黄電池プロジェクト「LiSTAR」が始動。米国では「バッテリー500」や「PROPEL‐1K」などが進行中だ。リチウム硫黄を含めた次世代電池の開発競争が激化している。
381: 07/14(月)20:45 ID:stG1/GTP(1/7)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/5b5b2b05a55f057b4fdf3c6354a1c443c8fbbeec
【特集:スタートアップの軌跡】第2回 核融合エネルギー開発、ものづくり力で国際競争に挑む 京都フュージョニアリング
7/14(月) 15:13配信
地上に太陽をつくる――。脱炭素の切り札とされる核融合発電の実用化へ向け、気候変動問題への意識の高まりからリスクマネーが流入している。欧米で2000年以降、
スタートアップが台頭している中、日本でも2019年、京都フュージョニアリング(東京都大田区)が創業した。日本のものづくり力を結集し、核融合反応を起こすプラズマと
その周辺装置の開発やプラントエンジニアリングを手がけることで、プラズマから発生するフュージョンエネルギー開発の国際競争に割って入る。

核融合発電は水素の仲間「重水素」と「三重水素」が融合して生じるヘリウムと中性子が持つエネルギーを用いて行う。超絶な重力と高温環境にある太陽では常に起きる現象だ。
太陽をはじめとする宇宙の星々が生み出すエネルギーの源である核融合を地上で制御するのは難しく、発電の実用化は「あと30年」と言われ続けた。
京都大学でエネルギー理工学研究所の教授を務めていた小西哲之は、「核融合発電が技術的には可能なところまできているのに、なぜ実用化ができていないのか」との思いを抱え、京都フュージョニアリングを創業した。

“Q:研究を続けずに起業することにした理由は何ですか。
A:大学や研究所で行うのは、必要な装置の原理を実証し、プロトタイプを作るところまで。実用化を目指す段階に移行するには、フュージョン装置を作って供給する企業が必要と思いました。
公的機関は、予算や定員、組織体制の大枠を大きくは変えられない。税金で賄う国家予算であるかぎり、執行までの手続きには時間がかかる。株券発行で受けた投資を元手に商品やサービスを
販売していく株式会社のようなスピード感は得られないことを実感。フュージョンの実用化に向けて、「テクニカルな装置はあっても、社会的装置がない」という思いが強くなり、起業へと動きました。”
382: 07/14(月)20:47 ID:stG1/GTP(2/7)調 AAS
最近、超伝導技術やシミュレーションに用いるスーパーコンピューター性能の向上、人工知能(AI)の普及といった技術革新がブレークスルーとなり、研究が加速している。
人類初の核融合実験炉を実現しようと日本や欧米、インドなどが参加する超大型国際プロジェクト「ITER(イーター/国際熱核融合実験炉)」ではフランスに実験炉が建設中だ。
小西は、ITERに当初から研究者として参加している。

“Q:起業せずともITERなど、国際プロジェクトの一員として研究に没頭する道もあったはずです。ITERについては、計画の遅れが指摘されてはいますが。
A:ITERは、今後も核融合研究における中核的な役割を担い続けます。国際プロジェクトで各国が国の威信をかけて参加していますが、「絶対に失敗できない」という前提があり、
リスクを取ることが難しい。イノベーションを目指すようなものではなく、確かな技術の上に科学的知見を積み上げていく。2025年運転開始予定だったITER実験炉の設計は
2002年か03年頃のもの。しかし、フュージョンの実用化にはまだまだイノベーションは必要です。ベンチャー企業を「儲かる」と見込んだ投資家が支援し、最新の技術で
商業化に挑戦するようなスピード感は望めないし、目的とするところが違う。しかし、ITERは必ず必要なものでもある。スタートアップが実証炉を作り上げたとしても、
その性能や信頼性をあげるためには、やはりITERのような研究装置で理解を深める必要があります。”

創業は2019年10月だった。小西は同年に京都大学のベンチャーキャピタル「京都iCAP」が開催した研究者と経営者をマッチングするプログラムで、当時ベンチャー企業に所属していた京大OBの長尾昂と出会った。

現役の研究者でITERではブランケット(エネルギー変換・燃料製造機器)研究で国際代表を務めていた小西は、先端の科学技術は知っている。だが、いつリソースを投入して、
いつお金を回収するのかといった経営的視点はないという自覚があった。ビジネスや資金調達、法規手続き、人事やマネジメントの制度を設計して起業の形を整えることなど、
企業をゼロから生み出し、成長段階までもっていく「起業のプロ」と長尾を見込んで経営を任せた。
383: 07/14(月)20:49 ID:stG1/GTP(3/7)調 AAS
創業時は、小西と長尾に加え、小西の教え子で核融合発電におけるビジネスやマーケットに関する研究を論文発表していた武田秀太郎(現チーフストラテジスト)とリチャード・ピアソン
(現チーフイノベーター)も加えた4人が共同創業者として名を連ねている。核融合の研究を45年ほど続けている小西は、当時も最古参の研究者だった。だからこそ大学や研究機関での
トッププレーヤー、リーダーはみんな知り合いだった。「再雇用のタイミングで転職して一緒に仕事しないか」と声をかけた。

創業4年目となる2023年3月時点で約50人、現在は150人以上にまで社員が増えた。半分ほどが技術者で、20代から60代、70代のシニアまで幅広い。ほとんどが従業員が
友人や知人の伝手をたどるリファラル採用で集まったメンバーとなった。小西のもくろみでは、最終的にはチームを組んでコアメンバー300人、全体では2000人ぐらいで事業を展開する。
理系人材だけではなく、ファイナンス(財務)、ビジネス(営業)、リーガル(法務)、アカウンティング(会計)、ヒューマンリソース(人事)での人材も集めている。

“Q:人事など経営戦略はすべて長尾さんに頼まれたのでしょうか。
A:核融合業界の特性や市場環境は私からインプットし、経営的な判断は一緒に決めてきました。例えば、人事では、シニアと若くてやる気のある技術者両方を積極的に
採用する方針をとることは最初から決めていました。実用化すると思いながら何十年と研究してきた研究者が、このまま技術の継承なく引退してしまう懸念がある。
だから「技術継承をしながらチームをつくる」という方針は貫きました。集めた投資で人材育成もしています。”

創業時の本社は、京都府宇治市にある自宅のガレージ。営利活動になるため大学内に設けることができなかったからだ。創業間もなくコロナ禍となったが、
技術メンバーも顧客も世界中に分散していた。創業当初のメンバーはオンライン会議を中心にコミュニケーションを取った。研究開発は京大の研究所で、
同大との共同研究として始めた。設計やコンサルで売り上げをあげる一方、出資してもらったお金を使って、実用化に向けて装置を大きくしていく技術開発を進
実際に装置をスケールアップする過程を繰り返した。装置などが大学内に収まらない規模になると工業団地へ出ていき、規模拡大を行った。
384: 07/14(月)20:50 ID:stG1/GTP(4/7)調 AAS
2021年7月に東京オフィスを三菱地所のインスパイアードラボに設けた。23年には登記上の本店を東京都大手町に移した。京都から東京へ移ったのは、
投資家や関係企業が東京に多いのが大きな理由だ。海外企業とのやりとりが多くなると、交通の便からやはり羽田近くとなる。本社と工場を一体化したいというのもあり、
25年に東京都大田区の東京流通センターへ移転した。

“Q:スタートアップらしくガレージからのスタートです。
A:アップルなど名だたるスタートアップがガレージから始まっているのにあやかっている部分もあるけれど、実際普通のガレージですよ。普通の住宅で使う郵便受けを置いていました。
すると、ある日、見知らぬ人が首をかしげながらポストに書類をねじ込んだ。書類はCV(履歴書)。素粒子か何かで博士号をとって京都に住んでいたドイツ国籍の研究者がインターネットで
会社のサイトを見つけてやってきた。この研究者、今も幹部社員として働いています。

今は東京に拠点を置いているが、関西財界や京都大学同窓やゆかりの企業など本当にサポートしてもらっている。そもそも、「京都発」「関西発」というのが、「何かやらかす感」があって良いなと思っています。”

出資を募る際には、エネルギー業界の市場規模は日本だけで年間20兆、30兆円に上るとされることや、二酸化炭素を排出しない再生可能エルギーへの移行が世界的課題になっていることを投資家に説明する。

だが、「最後は『人』を見られる。やってやるぞと言う決意をみせないと出資してはくれない」と小西は言う。投資家は説明のために技術の価値や事業のリスクを徹底的に調査してくるが、
同社ではコンサル出身者や投資の専門家も採用しており、投資家の厳しい審査(デューデリジェンス)にこたえられるコンテンツを事前にきちんと用意している。

小西をはじめ共同創業者の武田とリチャードもマーケット分析の論文を書いて国際発表をしてきた実績があり、地域によってどれくらいの発電需要が見込まれるかといった分析を
数字で提示できる強みがある。事業化について意見を持ち、フュージョンの開発戦略を理解して「生涯をかけていい」と参加しているだけに、「技術、分析、説明、熱量どれをとっても負けません」と小西は胸を張る。
385: 07/14(月)20:52 ID:stG1/GTP(5/7)調 AAS
“Q:しかし経営はずっと赤字ですよね。

A:赤字は良くないことだが、リスクをとるのをやめて黒字をめざすなら、アマゾンやグーグルレベルにはなれないでしょう。お金があったらもうちょっと挑戦したいことに投資し、
大器晩成を目指したい。機器の受注が実際にあるので、市場競争はすでに始まっている。発電が実用化されたときには、シェアの勝負はもう終わっているという市場だからこそ、
黒字化やIPOが最終目標ではなく、技術開発競争は絶え間なく続く。今は「売り上げは上げるけど、それ以上に技術を高め、バリューを上げる」時だと意識しています。”

事業は「フュージョンプラントのエンジニアリング」。核融合炉だけでなく周辺機器も合わせてプラント全体をつくりあげる。具体的には、1億度以上の高温で重水素と
三重水素をプラズマ状態にしてさらに核融合が起きるまで加熱する「プラズマ加熱システム(ジャイロトロンシステム)」、核融合反応により発生する熱を発電などに
利活用するための「フュージョン熱サイクルシステム」、絶えず燃料を供給するために燃料を排気・分離・回収する「フュージョン燃料サイクルシステム」の3つが主要なものだ。

ジャイロトロンシステムは、英国原子力公社やトカマクエナジー、米国のジェネラルアトミクスなどの受注実績がある。個々の機器やプラントの設計などのコンサル業務も実績を積み重ねる。

“Q:核融合炉そのものの開発というよりも、炉の型式に関わらず発電時に必ず必要となる周辺機器に注力したビジネスモデルなのですか。
A:ビジネスモデルとしてあるのは、あくまで「ファブレス」ということ。部品や装置を一から作る訳ではない。大学で研究をしていたときから、東大阪の町工場など、性能が十分な装置を
組み立てることができる中小企業があることを知っていました。柔らかすぎたり硬すぎたりして削ることができなかった金属に対応できる製作所とか。数十万円といった限りある研究費
に合わせて実験装置を作ってもらっていた経験が研究者時代から生きた点。ただ、検査成績書づくりや品質管理、品質保証の事務手続きなどはとても煩雑で、
海外向け書類となればなおさらです。そこはマーケット分析にたけ、顧客のニーズを捉えて商機を見いだす能力の高い商社出身の人材をこちら(京都フュージョニアリング)で集めました。”
386: 07/14(月)20:53 ID:stG1/GTP(6/7)調 AAS
日本経済新聞社の調査によると京都フュージョニアリングの推計企業価値は721億円(2024年9月末時点)で、ユニコーン(企業価値10億ドル以上の未上場企業)予備軍と
認知されるまでになった。一方、国内では強力な磁場で融合炉にプラズマを閉じ込める方式のうち、ITERが採用する「トカマク型」と異なる「ヘリカル型」を用いて商用融合炉の
開発を行っているヘリカルフュージョン(東京都中央区)や、高出力のレーザー照射で瞬間的な核融合を起こす「レーザー型」での核融合エネルギーをめざす
大阪大学発のエクスフュージョン(大阪府吹田市)などのスタートアップ各社が台頭している。

“Q:ライバルの同業他社とどのように競争をしますか。
A:みんな知り合いだし、数社が競争して顧客が選べるからこそ魅力的な業界になるので、自分の会社を含めて生き残って成長して行きたい。チームひとつじゃ
「核融合発電」というリーグを作れない。京都フュージョニアリングは、世界的にも独特のポジションを持つ会社で、どことも競合しない。取り扱う燃料システムや
熱交換システムは共通にプラントを構成する装置。ヘリカル型であれ、レーザー型であれ、発電をする時には必ず技術か製品を買ってもらうことになるから、
ポテンシャルカスタマーだとも思っています。”

熱サイクルシステムの開発・実証においては、UNITY-1プロジェクトで2023年に京都府久御山町で、実際に核融合エネルギーを取り出した後に使うと想定した
発電試験プラントを設置し、熱を取り出す核融合炉周辺の工学技術の成熟度向上を目指している。同年に、燃料サイクルシステムを開発するUNITY-2を立ち上げ、
カナダ原子力研究所とともにジョイントベンチャーを設立し、実際の核融合炉における特殊環境に近い状況で核融合炉内への安定かつ安全な燃料供給を実証していく。

さらに、フュージョンプラントシステム全体をつくるFASTプロジェクトを2024年に始動している。FASTは、燃焼プラズマからフュージョンエネルギーを取り出し、
そのプラズマ維持を実証し工学的な課題を洗い出すプロジェクトだ。
387: 07/14(月)20:54 ID:stG1/GTP(7/7)調 AAS
2050年カーボンニュートラルの実現を視野に核融合エネルギーの産業化と世界のサプライチェーン競争に時宜を逸せず日本も参入するため内閣府は2023年
「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」を策定した。フュージョンエネルギー産業の創出に向け、有志企業や大学、研究機関、公的機関などが参集する
一般社団法人フュージョンエネルギー産業協議会が2024年3月に立ち上がった。今年6月には国の統合イノベーション戦略2025で世界に先駆け2030年代の発電実証を目指す考えが示された。

“Q:協議会はそうそうたる企業のメンバーです。今後どのように機能するのでしょう。
A:海外の業界団体は、投資家と核融合関連企業を中心として構成されるが、協議会は投資家だけでなく、銀行や保険会社といった金融機関も多彩だし、関連企業も素材メーカーから
ゼネコンや不動産会社、石油関連企業まであります。これは核融合発電が実用化されてからのインフラ整備まで見通してのことで、日本でフュージョンエネルギーのサプライチェーンを
構築していくために必要なこと。核融合産業は裾野が幅広いため、サプライチェーンの構築は限られた産業だけでかなうものではない。日本は幅広い産業基盤を有している
様々な業種が集まり、手を携えて新たな産業分野を構築することができる。これが国際競争の中での勝ち筋だと思います。”
388: 07/16(水)08:54 ID:bD1BrD9S(1/3)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/3296f9d09cde43d7c4c9c18cfc34097383cece61
核融合発電は本当にできるのか。23億調達、ヘリカルフュージョン代表に聞く、実現への道
7/16(水) 7:00配信
次世代エネルギーとして世界中で開発競争が過熱している核融合。日本でもこの6月、フュージョンエネルギー・イノベーション戦略が2年ぶりに改定された。

高い期待に反して、核融合はまだ研究開発フェーズの技術であるという現実もある。それでも、欧米中を中心に、世界では多くのスタートアップによる資金調達や実証炉計画など、さまざまな動きがみられている。

7月11日には、日本の核融合スタートアップ・Helical Fusion(ヘリカルフュージョン)が、2030年代の実現を目指し進めてきた商用発電炉計画をアップデートし、「Helix Program」として公表。
同時に、シリーズAラウンドで北尾吉孝氏が社長を務めるSBIインベストメントや、慶應イノベーション・イニシアティブらから約23億円(融資含む)の資金調達を実施したことを発表した。

ヘリカルフュージョンは2021年に核融合科学研究所(NIFS)の技術をベースに創業した、「ヘリカル型」と呼ばれる核融合炉の実現を目指すスタートアップだ。同社の田口昂哉代表は記者会見で
「あと2つ主要な要素技術を完成させれば、実用に足りる(核融合発電のシステムを実現できる)というところまで迫っている」と記者会見で自信を見せた。

「30年後に実現できる」と言われ続けてきた核融合は、今度こそ本当に日の目を見ることになるのか。田口代表に、実用発電炉計画と残る課題について疑問をぶつけた。

── 今回、資金調達と同時に基幹計画のアップデートを発表しました。何が変わったのでしょうか。

田口昂哉代表:創業時の段階で、それまでの経験とその時点での予測をもとに研究開発計画を立てていました。ただ、核融合発電に至る解像度には粗いところもありました。
会社を作ってからの4年間のR&D(研究開発)でシミュレーションをものすごく繰り返したり、実際にものづくりも始めたりしたことで、当初予定していたものから設計を最適化できるようになってきています。

それを踏まえて、タイムラインや追加で研究開発が必要なものなどを改めて練り直したのが一番の違いです。
389: 07/16(水)08:56 ID:bD1BrD9S(2/3)調 AAS
── 実際、大きな変化はありましたか? 当初は2034年ごろに初号機を実現すると公表していましたが、今回の発表ではその文言が消えました。

基本的にものすごく遅れたり、前倒ししたりということはなさそうです。最初に見込んでいた計画がより細かくなった、という感じです。

2034年の目標については、弊社が「何年に実現したい」という主観で申し上げる必要がなくなってきたと感じています。国や自治体、あるいは社会が受け入れる土壌ができてきて、噛み合ってきた感覚はあります。

── 国の核融合イノベーション戦略の改定でも、「2030年代に実現する」と明記されました。

そうですね。もちろんできるだけ早い方がいいとは思っていますが、基本はそこにミートしていくことが第一ポリシーと考えています。

── 技術面ではどんなアップデートがあったのでしょうか。もう少し具体的に教えて下さい。

シミュレーションの精度がものすごく上がったことが、1つすごく大きな収穫でした。

核融合反応を起こすために必要なプラズマのシミュレーションでは、何兆個もの粒子の動きを計算する必要があり、非常に時間がかかります。今はAWSのマシンパワーを使うことで、
これまで1カ月ほどかかっていた計算が3日でできるようになりました。中性子によるエネルギーや熱の輸送、ブランケット※(中性子を受け取って熱に変換する装置)が
受けるダメージなどをかなり詳細に、早く計算できるようになり、結果を設計にフィードバックしています。

ブランケットの仕様は、かなり具体的に見えるようになってきました。

もちろん一方で、例えばブランケットをもう少し大きくするなら、これまで例えば5000億円でできると思っていたものが6000億円になるかもしれない……みたいなこともある程度見えています。

※核融合炉の基本原理についてはこちらから。

── 最初の実用炉の規模のイメージは。 需要にもよりますが、2023年に発表した論文では、原子力発電所よりも一桁小さい5万kW(50MW)程度を想定しているような記載がありました。

核融合炉は、大きくするのは比較的簡単なんです。もちろんプラントとして建設する難易度は高くなりますが、先に小さいものでやっておけばあとは需要に応じてどんなサイズでもできると考えています。
390: 07/16(水)08:56 ID:bD1BrD9S(3/3)調 AAS
初号機は、そんなに大きな出力が出なくてもいい。「定常」で稼働し、「正味で出力が出る」ことが分かれば良い。あとはサイズを大きくして行けばよいので。どの程度出力を出すかは、まさに資金の出し手次第になってくる。

──ちなみに5万kW規模だと建設費や大きさはどうなりますか。

5万kW程度で数千億円から、かかって1兆円ぐらいだと思います。サイズについては、出力次第ではありますが、定常運転できて正味で発電しようと思うと、直径は20数メートルから30メートルほどになると思っています。
391: 07/17(木)17:30 ID:Cld1be7a(1)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/937887ef6b9c463c05d152ca984eac61ce247b31
ヘリカル型核融合炉の実用発電計画 人工太陽実現の課題はあと2つ
7/17(木) 8:00配信

Helical Fusionは、既にヘリカル型核融合炉の設計やプラズマの実証が完了しており、実用発電に向けた課題は「ブランケットの開発」と「核リアクターの小型化と高性能化」のみとなっている。
392: 07/18(金)11:15 ID:JTajvaON(1/6)調 AAS
carview.yahoo.co.jp/news/detail/f926519641fbd132d8768082e945cfdf3a3e37be/?mode=top
全固体電池で挑む日本の逆襲――なぜリチウムイオン電池大国・日本は「中国依存8割」の現実に陥ったのか?
2025.07.18 07:30掲載 2025.07.18 10:51更新
世界シェア37.5%の圧倒的CATL台頭

世界の車載電池市場で、中国勢の独走が続いている。2024年1〜5月の世界シェアでは、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)が37.5%で首位、比亜迪(BYD)が15.7%で2位につけた。
上位10社のうち、中国企業が6社を占めている。

一方、日本勢は苦戦している。パナソニックは7位以下にとどまり、韓国のLGエナジーソリューション、SKオン、サムスンSDIの後塵を拝している状況だ。リチウムイオン電池を発明した
技術大国・日本が、なぜここまで後れを取ったのか。その背景には、部材から製品までを中国に依存する産業構造がある。

とはいえ、日本にも巻き返しの芽はある。再編や技術革新によって、反攻の準備は着実に進みつつある。

中韓が7割、日本は1割強――。これが世界の車載電池市場の実情である。中国メーカーは上位6社中6社を独占し、韓国3社を合わせると全体シェアは7割を超える。一方、日本勢のシェアは1割台にとどまる。

国内の車載電池生産額を見ると、2023年の販売金額は7795億円。電池生産総額の57%を車載用が占め、2012(平成24)年の統計開始以来、増加傾向は続いている。だが、世界市場では存在感が希薄だ。

より深刻なのは、部材供給における中国依存の構造である。正極材・負極材・電解液は8割超、セパレーターも7割超を中国が握る。2018年から2021年にかけ、各部材でシェアを10〜20ポイント拡大した。

韓国も状況は同様だ。韓国の車載電池原材料の97.5%が中国製との調査もある。前駆体97.5%、水酸化リチウム84.4%、硫酸コバルトは100%と、原料段階での依存度が極めて高い。

この構造が意味するのは、中国が供給を止めれば日本も韓国も電池産業が機能不全に陥るという現実だ。技術では競争できても、資源調達で主導権を握られている状態に変わりはない。
393: 07/18(金)11:16 ID:JTajvaON(2/6)調 AAS
こうした状況のなかで、「全固体電池」に日本の反転攻勢への期待が集まっている。トヨタは2027〜2028年の実用化を視野に、全固体電池を搭載した電気自動車
(EV)の開発を進めている。単独ではなく、材料から製品までを一貫して手がけるため、出光興産と共同で取り組んでいる。

技術面での優位性も際立っている。全固体電池に関する特許出願数では、トヨタと出光がともに世界のトップランナーだ。トヨタは電池の設計から製造までを担当し、
出光は硫化物系固体電解質の研究開発で独自の特許網を構築してきた。

出光はすでに2001(平成23)年から研究を始め、20年以上にわたる実績を積み重ねている。全固体電池の性能は群を抜いている。急速充電はわずか10分以下。
目標とする航続距離は約1200kmで、これは現行EV「bZ4X」の約2.4倍に相当する。

政府も支援に本腰を入れている。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金は、総額2兆7564億円に拡充された。出光も量産体制の構築を着実に進めている。

千葉事業所では、硫化リチウムの大型製造装置を建設中で、年産1000トンの生産能力を計画している。これはEV換算で5万〜6万台分に相当する。総事業費は213億円で、
そのうち最大71億円は助成金でまかなわれる見通しだ。

この戦略のカギを握るのが

「垂直統合」

である。出光は石油精製の副産物である硫黄成分を活用し、原料から固体電解質までを一貫生産する。トヨタは電池の組み立てから車両への搭載までを担う。部材を中国に依存せず、
日本の技術で世界市場への再挑戦を図る構えだ。

米国では思わぬ追い風が吹いている。パナソニックは米国のIRA法によって、2023年度に純利益ベースで1118億円の優遇を受けた。現在、カンザス州に約6000億円を投じて新工場を建設中だ。

当初は次世代電池「4680」の生産を想定していたが、まずは従来型の「2170」からスタートする。理由は単純で、従来型の需要が逼迫しているためだ。
394: 07/18(金)11:16 ID:JTajvaON(3/6)調 AAS
生産現場では試行錯誤が続く。ネバダ工場では生産の安定化に数年を要したが、カンザス工場ではその経験を活かし、安定稼働までの期間を大幅に短縮する計画だ。

競合の動向も注目に値する。量産力で中国勢が先行する一方、日本勢は安全性と高品質で差別化を狙う。パナソニックの渡辺CTO(最高技術責任者)は「中国製との価格競争には
巻き込まれない」と語る。あくまで技術力で勝負する姿勢を明確にしている。

2030年には車載電池市場が6080GWh規模へと拡大する見通しだ。現在の約8倍に相当する巨大市場である。日本の2030年目標である150GWhも、現状の投資ペースが維持されれば前倒し達成の可能性が出てきた。

なかでも注目されるのが全固体電池だ。実用化されれば、10分の急速充電で1200kmの走行が可能になる。これはEVの常識を塗り替える革新となりうる。

特許出願数では日本勢が優位に立っており、技術面での主導権を握る展開も見込まれる。中国依存の構造も全固体電池によって変わる可能性がある。
液体の電解質やセパレーターを使わず、新しい材料設計が求められるためだ。

現時点で部材では中国が8割のシェアを握っているが、次世代技術で主導権が移る可能性がある。EVに全固体電池が搭載され、公道を走る日も遠くない。(地井淳(自動車ライター))
395: 07/18(金)11:22 ID:JTajvaON(4/6)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/c94fab8b0c187c434191afe3bc2e7c2f4617c07f
アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏にも送電開始「驚きの発電法」とは?
7/18(金) 7:10配信
シェール革命のような発想の転換が地熱発電の分野で起きている──石油大手シェルエナジーも注目する「ファーボ・エナジー」とは?
アメリカの石油・天然ガス産業が文字どおり「縦から横」へ発想の転換を行ったのは20年ほど前のこと。これが世界のエネルギー事情を大きく変えるきっかけとなった。

平方向に掘削する技術に、大量の水を高圧噴射してシェール(頁岩)に人工的な割れ目を作る水圧破砕法を組み合わせることで、従来は採掘できなかった
石油・天然ガスを利用できるようになったのだ。この「シェール革命」により、アメリカは石油・天然ガス生産の世界トップに躍り出た。

そして今、アメリカの石油産業の中心地、テキサス州ヒューストンに本社を置くファーボ・エナジー(Fervo Energy)が、同じく水平掘削技術と水圧破砕法を用いて、地熱発電の分野で革命を起こそうとしている。

石油・天然ガス生産であれ地熱発電であれ、「地中を掘削するという点で変わりはない──弊社の創業者たちは、そんなひらめきからこの事業を始めた」と、ファーボのセーラ・ジュウィット副社長(戦略担当)は本誌に語った。

従来型の地熱発電では、地中深く掘った穴から熱水や水蒸気を取り出して、その熱エネルギーで発電を行う。地中に高温の岩が存在するのは絶対条件だ。

さらにその岩(高温岩体と言う)に透水性がなければ水と熱が出合うことはなく、水蒸気も生まれないため、地熱発電の条件がそろう場所は限られていた。

この課題を解決すべくファーボが開発しているのが地熱増産システム(EGS)だ。水圧破砕法を用い、高温岩体に割れ目を作って高圧水を投入することで透水性を上げ、地熱発電に適した条件を人為的に整える。

米エネルギー省はEGSを再生可能エネルギーの「次のフロンティア」と呼んでいる。従来地熱発電は難しいと考えられていた地域でも開発が可能になるからだ。同省はEGSによって、米国内で6500万軒以上の住宅や
事業所の需要を満たす電力を得られる可能性があるとみている。
396: 07/18(金)11:23 ID:JTajvaON(5/6)調 AAS
ファーボは現在、ユタ州南西部で次世代地熱プロジェクト「ケープ・ステーション(Cape Station)」の開発を進めている。計画の第1段階として3基の地熱発電機を建設中だ。

ジュウィットによれば、第1号機は来年夏に送電を開始することになっており、まず100メガワットの電力を供給する予定だ。2028年までには500メガワットまで
発電容量を上げる計画で、電力の供給先には石油大手のシェルエナジーも含まれる。

コンサルタント会社のドゴリエ&マクノートンは、将来的に5ギガワットの出力が見込めると評価する。1ギガワットは75万世帯が暮らす町の年間消費電力に相当する。

資金集めも順調に進んでおり、まさに順風満帆に見えるファーボだが、気になるのは連邦政府のクリーンエネルギー政策の行方だ。

2022年に成立したインフレ抑制法による税制優遇措置は、クリーンエネルギー技術を開発している企業に追い風となった。だがトランプ政権下では
こうした優遇措置の多くが中止に追い込まれる可能性がある。

それでもEGSが生み出す電気は、需要増に対応するための安定した電力源として、買い手は多いはずだとジュウィットは自信を見せる。「地熱発電プロジェクトは
常に安定した電力を供給できる。それが魅力だと考えている」
397: 07/18(金)11:26 ID:JTajvaON(6/6)調 AAS
シェールガス採掘でも使ってた「地下の油母頁岩を砕いて水を通せるようにする」という方法で
そのまま水を入れて加熱する方法か
この岩は既に熱いと

火山地帯ならどこでも出来る、って事になる?
でも状況によっては危ねえな
398: 07/22(火)17:16 ID:ARvk9yK3(1)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/0be9776972a3a5c434b6dabcd2e12f861d61b812
世界の核融合エネ投資額、22年以降で最大の伸び=米業界団体
7/22(火) 12:59配信
[ワシントン 21日 ロイター] - 米業界団体「核融合産業協会(FIA)」が21日公表した報告書によると、昨年7月からの1年間で、世界の核融合エネルギー投資額は26億4000万ドル増加し、2022年以降で最大の伸びとなった。

米国、欧州連合(EU)、日本、中国、英国などで増加したという。

調査に参加した核融合企業53社の21年以降の資金調達総額は約97億7000万ドルと、5倍に拡大。今年の投資額は前年の9億ドル強から178%急増した。

FIAは「世界経済が逼迫しているにもかかわらず、資本が加速しているのは、投資家の信頼が深まり、技術が進歩し、サプライチェーン(供給網)が急速に融合していることのシグナル」としている。

この調査には、中国が世界をリードしていると思われる核融合プロジェクトへの公的資金は含まれていない。

一方、回答者の83%は投資の獲得はなお困難との認識を示しており、商用化に必要な資金調達総額は770億ドルと回答している。
399: 07/24(木)08:26 AAS
>>371

結局バカだから算数すら出来ないだけ
ハーバードや東大では「成功」しない
計算間違えないので

金属水素化反応熱 化学反応100%で1週間発熱維持

設計まとめ ― ナノ多孔質 Ni シナリオ

1. 断熱を極限まで強化 (U ≈ 0.3 W m⁻² K⁻¹)
• 熱損失は 0.85 MJ/週
2. Ni を空隙率 > 95 %のフォーム化
• 熱容量は数 kJ と無視可能
3. 水素を外部ボンベから 57 g だけ段階供給
• モル流量 0.46 mmol s⁻¹ (= 1.0 SLPM 程度)
4. Ni 触媒床:0.15–0.25 kg
• 粒径 50 nm 級、比表面積≳100 m² g⁻¹ で熱伝導 3 W m⁻¹ K⁻¹ 程度
5. 安全圧力領域
• 80 ℃ で吸蔵を起こさず連続発熱を得るには 30–50 bar が実用範囲
• 水素消費は総量 57 g なので 300 bar 充填 2 L シリンダ一本で足りる

結論:真空断熱とナノ多孔質化により、ニッケルは数百グラム、水素は 60 g 未満で 80 ℃・1 週間の定温維持が理論上達成可能。熱容量を削った分、必要なのは「断熱性能」と「定流量水素供給制御」であり、触媒 Ni の量は反応面積を確保できる最小限に抑えられる。

こんな算数すらできない脳障害だけが「新発見」しちゃう
だから第三者は絶対に再現などできない
化学反応熱を計算できる人は何も得してないことを証明できてしまうからだ
無能の無能さを他人が再現することは不可能
400: 07/24(木)13:07 ID:X4fyZnkq(1/3)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/fb9ca19718c4b8b17ba6acdc6b48f11dea3247a6
超伝導マグネットに液体金属ブランケット…核融合発電実用化へ残る2つの課題
7/24(木) 7:00配信
7月22日、アメリカの核融合産業協会(Fusion Industry Association:FIA)は、この1年の間に世界で総額26億4000万ドル(約3880億円:1ドル=147円換算)もの投資が、
核融合産業に流れ込んだと発表した。FIAの調査対象となった世界の53社の核融合関連企業への投資総額は97億6600万ドル(約1兆4000億円)と、2021年から5倍にまで膨らんでいる。

世界で核融合産業への期待が高まる一方で、現実を見れば、まだどの国も、企業も、核融合を用いた発電を実現できていない。かねてより「30年後の技術」と言われ続けていたように、
今回もまた時期尚早なのだろうか。それとも、今度こそ本当に、実現可能な技術へと昇華されるのだろうか。

核融合科学研究所(NIFS)の技術をベースに、日本で「ヘリカル型」と呼ばれるタイプの核融合炉の計画を進めているスタートアップ・Helical Fusionの田口昂哉代表は、
7月上旬に開催した記者会見で、「あと2つ主要な要素技術を完成させれば、実用に足りる(核融合発電のシステムを実現できる)というところまで迫っている」と語っていた。
長年研究開発が続いてきた核融合炉の実現まで、本当に残るステップはあとわずかなのか。

インタビュー前編に続き、残された技術課題について田口代表に聞いた。

── 7月11日の記者会見で、核融合炉の小型化と液体金属ブランケット※の開発が終われば技術がそろうと話していました。それぞれの技術開発状況と課題を教えて下さい。

※編集部注:ブランケットとは、炉を覆う装置。核融合反応によって生じた高エネルギーの粒子(中性子)を熱に変換する役割を担う。

田口昂哉代表:ブランケットについては、NIFSで長年研究開発を続けてきました。ヘリカルフュージョンにはそのメンバーに加わっていただいているので、かなり最先端のノウハウを
蓄積できています。そこは世界でもかなりリードできていると思っています。
401
(1): 07/24(木)13:08 ID:X4fyZnkq(2/3)調 AAS
(世界の核融合ベンチャーの中で)液体金属をブランケットに使うと言っている企業が増えていますが、まだ設計がほとんどできていないように見えます。
アメリカの核融合スタートアップのCommonwealth Fusion Systemsでさえ、ブランケットの詳細についてはまだそこまで進んでいない印象です。

一方、我々はすでに相当綿密な設計ができており、ブランケットの表面を液体金属で覆うユニークな技術も持っています(下図参照)。こうすると、炉壁を保護できるのですが、
メンテナンスも相当やりやすくなると見込んでいます。

──ブランケットの技術開発の課題は何ですか。

大きく2つあります。

我々の設計では、中性子を受けて500〜600度にまで熱くなった液体金属を熱源としてボイラーを動かすのですが、(熱を取り出した後)冷めた液体金属を循環させなければなりません。
定常的に(冷めたとはいえある程度高温の)液体金属を循環させる必要があるわけです。ここが1つ実証しなければならない部分です。

もう1つは、液体金属で核融合炉の表面を覆う際に、炉壁との相性によって覆える範囲が変わってきます。そこで若干設計の変更が生じる可能性があります。

この2つを検証できる装置がこの3月に納品されたので、あとは検証して設計に落とし込んでいくことになります。

──炉全体の小型化についてはどういう課題が残っていますか?

小型化は、超伝導マグネット※の課題になります。

※編集部注:核融合炉では、炉内に生み出したプラズマを制御するために強力な磁場を発生させる必要がある。磁場の発生源として、大電流を流せる超伝導材料(ある温度以下で
電気抵抗がゼロになる物質)をコイルにした、強力な電磁石(超伝導マグネット)の利用が想定されている。

既存の大型ヘリカル装置(NIFSにあるLHDと呼ばれる核融合の実験装置)では、低温超伝導体をコイルの導線に使っているのですが、超伝導状態にするには4ケルビン(約マイナス269度)まで
冷やさないといけません。そこで2つ課題があります。
402: 07/24(木)13:08 ID:X4fyZnkq(3/3)調 AAS
1つは、マイナス269度まで温度を下げるには相当なエネルギーを使ってしまうということ。冷却にエネルギーを取られる分、正味の電力を得にくくなってしまいます(発電効率が悪くなる)。

もう1つは、コイルの太さの課題です。我々が求める磁場を発生させるには、かなり大きな電流を流さないといけないのですが、そのためにはコイルを太くしなければなりません。
コイルを太くすると炉全体が大きくなってしまい、コストも上がってしまう。

これを解決するには、細くても大きな電流を流せて(電流密度が大きく)、強い磁場を生み出せるコイルが必要です。願わくは、マイナス269度ではなく、もう少し高い温度で実現したい。

そこで研究開発しているのが、高温超伝導体を使ったコイルです。高温超伝導体は、液体窒素の温度(約マイナス196度)で超伝導状態になるのですが、炉内のように磁場がある環境下では、
超伝導状態になる温度が(臨界温度)が下がってしまいます。

ですので、我々は多少バッファをもって約マイナス253度(20ケルビン)程度で運転しようと考えています。

マイナス269度と比べるとかなり世界が違います。冷却パワーは相当楽になりますし、コイルの太さも半分にでき、炉全体も小さくなる。

──高温超伝導マグネットの研究開発の進捗は。

1年前にヘアピン型に曲げた状態の高温超伝導体を使った実験をして、期待していた数値より少しいい成績が出ています。今準備しているのが、蚊取り線香のような形をした超伝導線です。

この高ストレス状態の超伝導線の実験を8月頃に実施する予定です。この状態で超伝導状態をキープできれば、実機に組み込む二重らせん状のコイルを製造する段階に進むことになります。
これまでNIFSでは50年近く研究してきているわけですが、相当大詰めにきています。
403: 07/24(木)13:11 AAS
なぜITERで出来ないことが1/100の予算のベンチャーで出来ると思えるのか?
404: 07/24(木)13:15 AAS
>>401
グラファイトですら損傷するプラズマ環境で液体金属なんて露出させたら損傷どころか金属蒸気だらけで真空度が下がるから論外だろ
405: 08/06(水)09:53 ID:HPN53zQh(1/2)調 AAS
news.yahoo.co.jp/articles/c7b7c314d73d3c2ca3300a120a95a29e6018ccda
核融合発電実現に一歩…「民間のみの実験としては世界初」、パルスレーザー1時間連続照射実験
8/5(火) 13:10配信
浜松ホトニクスとEX―Fusion(エクスフュージョン、大阪府吹田市、松尾一輝社長)は、レーザー核融合発電の実現に必要な大出力パルスレーザーの
1時間連続照射実験を実施した(写真)。実験は浜松ホトの中央研究所産業開発研究センター(浜松市中央区)で実施。同社のレーザーとエクスフュージョンの
実験チャンバーを組み合わせた装置を使用した。公的機関が関わらない「民間のみの実験としては世界初」(松尾社長)となった。

実験では、1秒間に10回の頻度でターゲットとなる直径1ミリメートルの金属を真空チャンバー内に投入。その位置を予測して、出力10ジュールのレーザーを
連続照射した。レーザーとターゲットとの位置の誤差は約500マイクロメートル(マイクロは100万分の1)で、50%以上の確率でターゲットへの照射に成功する結果を得た。

レーザー核融合は燃料に大出力レーザーを照射し、原子核同士が融合する反応。その際に発生するエネルギーで発電する。100本以上の大出力レーザーを1秒間に10回照射する技術が必要になる。
406: 08/06(水)13:12 ID:HPN53zQh(2/2)調 AAS
ITER向けダイバータ外側垂直ターゲットのプロトタイプ完成
研究開発の最前線

日立製作所は量子科学技術研究開発機構と共同で、国際熱核融合実験炉ITERに用いるダイバータ外側垂直ターゲットのプロトタイプ2号機を完成させた。同試験体はITER機構による高熱負荷認証試験に合格した。
2025年08月06日 11時00分 公開

日立製作所は2025年7月23日、量子科学技術研究開発機構(QST)と共同で、国際熱核融合実験炉ITERに用いるダイバータ外側垂直ターゲットのプロトタイプ2号機を完成させたと発表した。
同試験体はITER機構による高熱負荷認証試験に合格し、同社の製作技術が公式に認められた。

プロトタイプは、南フランスで建設中のITERで使用される炉内機器の中でも最も厳しい環境下で使用される重要部品だ。タングステンなどの難加工材を用い、0.5mm以下の高精度での組み立てが求められる。
同社は原子力分野で培った溶接、非破壊検査技術を生かし、自動溶接システムを新たに開発。QSTが提供した材料を用い、品質管理のもと製作を行った。

ダイバータは、核融合炉内のプラズマから排出される不純物や燃え残りを除去する装置で、最大20MW/m2の熱負荷と約16.5トン(t)の電磁力に耐える必要がある。ITER計画では日本が同装置の主要部品開発を担っており、
QSTが全58基を納入予定。そのうち18基は先行企業が製作、残る40基の製作体制は今後確定する。

今回の成果により、国内でのITER向けダイバータ製作体制が強化された。今後は、ITER計画への継続的な貢献に加え、原型炉やスタートアップ企業向け機器の提供も目指す。
407: 08/19(火)03:42 ID:FskcnTST(1/3)調 AAS
www.jaif.or.jp/journal/oversea/29227.html
米国 核融合発電所の土木工事を開始
13 Aug 2025 桜井久子
米ワシントン州に拠点を置く核融合エネルギー企業のヘリオン(Helion)社は7月30日、核融合発電所「オリオン」(Orion)の土木工事を開始した。建設地は、
送電インフラへのアクセスの良さや、エネルギー技術革新の歴史を持つワシントン州シュラン郡。2028年までに少なくとも5万kWeの発電能力をもつ核融合発電所の稼働を計画している。

大手IT企業のマイクロソフト社は2023年5月、自社のデータセンター向けに、世界初となる核融合発電による電力購入契約(PPA)をヘリオン社と締結。
同契約では2028年までに電力供給を開始し、米電力大手のコンステレーション社が電力の販売を担当、送電を管理するという。

ヘリオン社のD. カートリー共同創業者兼CEOは、「今日は、当社だけでなく核融合業界全体にとっても重要な日。創立以来、核融合技術を商業化し、
電力網に供給することに専念してきた。今回の工事の開始により、そのビジョンに一歩近づいた」と述べた。

マイクロソフト社のM.ナカガワ最高サステナビリティ責任者(CSO)兼バイスプレジデント(CVP)は「核融合は、世界が追い求めるクリーンで豊富なエネルギーの
新たなフロンティア。商業用核融合に至る道のりは未だ発展途上だが、持続可能なエネルギーへの投資の一環としてヘリオン社の先駆的な取組みを支援していく」と語った。

ヘリオン社は、シュラン郡公共事業区(PUD)から土地を借りて、同郡マラガで建設を開始した。このプロジェクトは、州の環境影響評価制度(SEPA)から
「重要な影響なし」との評価を得て進められている。2023年以降、同社は州および地域の政府機関、市民らを含むステークホルダーと積極的に対話を重ねてきた。
今後も、商業用核融合発電所の建設と運転に向けた許認可手続きを継続するとしている。
408: 08/19(火)03:43 ID:FskcnTST(2/3)調 AAS
ヘリオン社は、「迅速な反復とテスト」によるアプローチにより、商業用核融合装置の開発を進めている。第6世代プロトタイプ「トレンタ」(Trenta)は2021年、
民間企業として初めて核融合発電に必要とされるプラズマ温度 1億℃の達成に成功した。第7世代プロトタイプ「ポラリス」(Polaris)は初期運転を2024年に開始。
世界初となる核融合発電を実証する計画である。

またヘリオン社は2023年9月、北米最大の鉄鋼メーカーであるニューコア(Nucor)社と脱炭素化の加速を目的に、同社の製鉄所施設に50万kWeの核融合発電所を
導入する契約も締結している。なお最新の資金調達ラウンドにより、ヘリオン社への投資総額は10億ドルを超えている。
大口投資家には生成人工知能(AI)ChatGPTを手がける米オープンAI社のS. アルトマンCEOがいる。

ヘリオン社は、磁場反転配位(Field-Reversed Configuration:FRC)型核融合を採用し、燃料には重水素とヘリウム-3を使用。装置の両端でドーナツ状の
プラズマパルスを生成。プラズマを圧縮しながら加速器を用いて装置の中央部で衝突、核融合を非連続的に発生させ、その頻度を高めて取り出すエネルギーを増やす。
プラズマ中の電子や荷電粒子が電磁誘導でコイルに電流を発生させ、電力として利用する仕組みだという。
409: 08/19(火)03:44 ID:FskcnTST(3/3)調 AAS
ヘリオンエナジー社は成果も上がってないし核融合もニュース無しか?って思ってたら
発電所そのものを作る工事自体を始めていた!!!

本番に近い核融合炉はもう出来てるみたい、だが、
ローソン条件とかは特に達成してないって事だな
410: 09/03(水)18:26 ID:uKeN2T8V(1)調 AAS
核融合発電、開発を加速 日本企業12社出資で会見 米新興CEO
9/3(水) 17:19配信
核融合発電技術の開発で先行する米新興企業コモンウェルス・フュージョン・システムズ(CFS、マサチューセッツ州)は3日、東京都内で記者会見を開いた。

登壇したボブ・マムガード最高経営責任者(CEO)は、三菱商事など日本企業12社から出資を受けたことを説明。「あらゆる分野の技術を集める必要がある」と述べ、開発を加速する考えを示した。

核融合発電は、原子核同士が結合することで生まれる膨大なエネルギーを活用する。発電過程で二酸化炭素(CO2)を出さず、次世代エネルギーとして注目されている。
マムガードCEOは、核融合発電の供給網に日本企業も含まれると明らかにした上で、「日本は長期的にこの分野のリーダーになると思っている。
日本に核融合の発電所をつくることになれば手伝いたい」と語った。 
411: 09/08(月)11:51 ID:OMAAwoV8(1/2)調 AAS
GoogleのAIデータセンターに核融合炉の電力を供給するCFSの戦略
材料技術

商用核融合炉の稼働を目指す米国の民間核融合エネルギー企業のCommonwealth Fusion Systems(CFS)が、東京都内で記者会見を開催。
Googleに電力を供給する核融合炉や、複数の日本企業が参画したコンソーシアムとの連携について紹介した。
2025年09月08日 06時00分 公開

CFSは、2018年に米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)からスピンアウトして設立されたスタートアップ企業だ。約1000人の従業員が所属している同社は、
トカマク型核融合炉の開発を推進している。トカマク型核融合炉は、複数の円形コイルを一周並べたタイプで、これらのコイルで燃料(水素の同位体である重水素とトリチウム)を
プラズマとして閉じ込め、加熱して核融合反応を起こす。プラズマを完全に取り囲むセラミックの壁(ブランケット)内にはリチウム(Li)や溶解塩が充填(じゅうてん)されている。
リチウムは、核融合反応で発生した高速中性子との核反応により燃料となるトリチウム(三重水素)を生産する。溶融塩は中性子を吸収して高温となり、
その熱で水を沸騰させて蒸気を生成し、タービンを回して発電を行う。

同社は、これまでにさまざまな投資家から30億米ドル近くの民間資金を調達した他、商業利用可能なトカマク型核融合炉のデモ機「SPARC」の建設を65%完了させている。
CFS CEO 兼 共同創設者のボブ・マムガード氏は、「SPARCは今後2年以内に稼働する予定で、100MWの熱出力を目標としている」と話す。

完成後にSPARCでは、核融合反応プロセスで必要なプラズマを維持するために投入したエネルギーよりも発生する熱出力が上回る状態(Q>1)、
すなわち投入エネルギー以上のエネルギーを生み出す技術「net fusion energy(ネットフュージョンエネルギー)」の実証を行う。
CFSは2027年までに、SPARCにおけるQ>1の実証を達成する予定だ。
412: 09/08(月)11:51 ID:OMAAwoV8(2/2)調 AAS
併せて、2030年代初頭の建設を目指し、米国バージニア州で商用発電所モデルとなるトカマク型核融合炉「ARC」の建設計画も進めている。ARCは約400MWの
電力を供給するプラントとなる。CFSの試算によれば、この電力は大規模な産業施設や約15万世帯分で使用する電力に相当する。「米国バージニア州の
ARCで発電した電力はGoogleのAI(人工知能)データセンターに供給される」(マムガード氏)。この他にも、複数のエリアでARCの建設を計画中だ。

2025年8月28日には、三井物産や三菱商事が主導するコンソーシアムなどからシリーズB2ラウンドで8億6300億米ドルの資金を調達するとともに、
同コンソーシアムと連携し、核融合エネルギーの商業化を加速すると発表した。同コンソーシアムは、両社やCFSの他に、三井住友信託銀行、NTT、三井不動産、
JERA、日本政策投資銀行、フジクラ、日揮、商船三井、三井住友銀行、関西電力が参画している。

発電所や大規模インフラの建設、金融、通信、データなど、多様な分野の専門知識を有すこれらの日本企業と協力することで、CFSは核融合発電所の建設に必要なグローバルなサプライチェーンの構築を目指す。

なお、フジクラは、SPARCで使われる超電導磁石の主要部品である高温超電導線材を供給している。
413: 09/09(火)07:20 ID:c4NUMMMz(1)調 AAS
量子コンピューター、核融合を支える月の宝――「ヘリウム3」商業採掘の現実

 1キログラムあたり約28億円で取引される希少ガス「ヘリウム3」。
 量子コンピューターの冷却材や核融合燃料として期待されるこの資源が、新たな宇宙開発競争を引き起こしている。
 地球ではほぼ採取できないため、元ブルーオリジン(Blue Origin)の幹部が率いる米スタートアップ、Interlune(インタールーン)が世界初の月面商業採掘に挑む。
 その壮大な構想の裏にある技術的課題と、巨額の資金が動くビジネスの勝算に迫る。
414: 09/10(水)06:12 ID:6Mp+wObK(1/8)調 AAS
脱炭素の救世主? バイオエタノールからプロピレンを生み出す触媒技術に迫る
9/9(火) 16:44配信
三菱ケミカルが開発したゼオライト触媒技術の実用化を担うスタートアップであるiPEACE223は2025年8月27日、
神奈川県川崎市で、同技術などにより、バイオエタノールからプロピレンを連続生成する「川崎ベンチプラント」の
見学会を開催した。
415: 09/10(水)22:09 ID:6Mp+wObK(2/8)調 AAS
68
光の利用か
「太陽光発電は太陽のエネルギーを使っているように見せて実は製造工程のエネルギーを使っているだけ」
と妄言をほざいている輩が社会に増えているなw
これはあまりにも酷い

太陽光発電パネル
設置容量1kWあたりの価格は20万円〜50万円

Wは1J*1s
あるいは1V*1A

288000000Ws
を8時間で作ってくれるんだな
これで作れる太陽光発電パネル向けのシリコンの量を調べれば良い
416: 09/10(水)22:09 ID:6Mp+wObK(3/8)調 AAS
70
ケイ素砂というか石英クズをコークスと共に加熱して
Si+2CO
一酸化炭素か
逆にまだ燃料に出来るなw

www.sankei.com/article/20170103-HJDFPYH2BFMM3AM2RDHZPMOLZE/2/
ケイ素系産業のボトルネックは、工業原料はシリカから酸素を除去した金属ケイ素が基点ということだ。製造では、シリカを1900度の高温下で炭素と反応させる必要があるため、
金属ケイ素1トンを得るためには1万4000キロワット時の電力を消費し、シリカ由来の酸素から二酸化炭素も産出する。

1tの太陽光発電パネルで作れるエネルギーってどの位だ?
417: 09/10(水)22:10 ID:6Mp+wObK(4/8)調 AAS
71
「曲げられる」結晶系太陽光パネル、重さは4分の1
2022/09/09 21:52
工藤宗介=技術ライター
厚さ2.5mmの単結晶シリコン型太陽光パネル。曲げに強い特殊な製造技術「シングリング」を採用し、120度まで曲げられる。最大出力は300W/枚。

太陽光パネルのサイズは1564×994mm、重量は5.5kg(1m2あたり3kg)で、一般的なカバーガラスで構成するパネルの4分の1の重さになる。
また、設置場所に合わせてパネルサイズのカスタマイズにも対応する。

厚さ3μmで1564*994mm

156.4*99.4*0.00003*2.33(ケイ素の密度)
1.1gしかないねw
それで1.554616m^2
つまり1gなら1.41m^2の太陽光発電パネルができる

1トンの金属ケイ素を作るのに14000kW/hの電力が必要というのか(何で/hが入っているんだろう)

まあ270Wくらいの電力を1gのケイ素で作れるので

1kgで270kW、1tで270000kW
しかも普通のWだからこれを秒で作ってしまうんかw

後は薄く加工してP型はホウ素、N型はリンを添加したケイ素か例えば

もう余裕で太陽光発電パネルだけで太陽光発電パネルを量産できるエネルギーくらい得られてるんじゃん
まあだからこそオーストラリアで州内の電力需要を一番晴天の時間には全部間に合わせたって話になってるんだけどな

そして現在問題となっているのは廃棄費用だ
某研究者が「安価な処理方法を作り」これを太陽光発電パネル設置業者にやらせようとしたら
その国のプロジェクトが無くなって社長も亡くなる謎の事件が起こってしまっている訳だ
418: 09/10(水)22:11 ID:6Mp+wObK(5/8)調 AAS
14000kW/hだから
普通のWにすると/sで3600掛けたくらい
50400000kW

1kgで270kW、1tで270000kW

5040/27=187秒ってところか

精製に使うエネルギーだけだとこんなもんだ

さて太陽光発電パネルの組成のデータを得た
パネル100%として
アルミフレーム15%
ガラス62.5%
プラスチック17.7%
シリコンは3.4%
銀や銅やはんだなどの電極が0.8%とある
製品重量は30tくらいになる

太陽光発電パネル工場で作ったものを
日本の津々浦々まで運ぶエネルギーか
中国からの輸出だから
シリコン部分は内陸で製造、そこから3000?くらい列車で運び
そこから3000?航海して、そこから平均300?くらい国内でトラック輸送か
419: 09/10(水)22:30 ID:6Mp+wObK(6/8)調 AAS
かつてはつかりの燃費を計算した人によると
ディーゼルエンジンが3.3km/Lで燃料を消費していた

貨物列車は1両編成で650tを運べるという
つまり30tの太陽光発電パネル(1tのシリコン)というのを22単位運べるくらいか

これで中国内陸部から3000km運んで中国沿岸に持って来るとして
909Lの燃料で270000kW*22単位=5940000
まあ6百万kWくらいの出力を出せるものを動かせると

軽油909Lで出せるエネルギーは
軽油1Lで38.04MJか
35490MJ
1J=1Wsなので
35490000/5940000=6秒程度w

全然問題なしw
420: 09/10(水)22:43 ID:6Mp+wObK(7/8)調 AAS
コンテナ輸送で使うコンテナは24tの重量を積載できるとしている
30tを先ほどから問題にしているから1.25倍だ

大型コンテナ船は20000個ものコンテナを輸送できる
大型船が中国から日本に来る平均距離が3000?で
その航行に掛かる総燃料の1/16000を使う

タンカーは0.007km/L
のC重油消費か

C重油は100MJ/L

(3000/0.007)*100*1000/16000=2678571kJを
30tの太陽光発電パネルを運ぶのに使う

(3000/0.007)*100*1000/16000/270000

何か10秒くらいで作り切ってしまうぞ
これも意味がない量だ
421: 09/10(水)22:51 ID:6Mp+wObK(8/8)調 AAS
10tトラックの満載時の燃費は3.5km/Lという
港から各家庭への平均距離を350kmにすると
まあ100L使うのか

軽油1Lで38.04MJで
3804000kJ

太陽光発電パネルは30t運ぶのだから3台のトラックが走るとして
11412000kJのエネルギー分の軽油を消費している
(往路だけでなく復路をどうするか。復路に何か輸送できるなら色々と無駄を省けるのは有名だがまあそれは除く)

11412000/270000=42.26s

まあ色々ややこしい計算だったが、
中国の生産地から鉄道に運ぶのに太陽光発電の発電量で言えば6秒のエネルギー

中国の港から日本の港に運ぶのに10秒のエネルギー

日本の港から日本の津々浦々まで平均350kmとしてこれが一番多く42.26秒のエネルギーか

1分で作ってしまう程度
カーボンフットプリントお疲れさんw
422: 09/11(木)09:42 ID:4RnRp8jn(1)調 AAS
メルセデス・ベンツ 全固体電池で1205km走破 5年以内に「ゲームチェンジャー」投入

9/11(木) 6:45配信
423: 09/17(水)18:18 ID:z9kfF1un(1)調 AAS
宇宙太陽光発電をも見据えた「レーザー送電」、三菱重工とNTTが世界最高効率に--大気影響下で
9/17(水) 16:40配信
NTTと三菱重工業は、レーザ光を用いて1km先へワイヤレスで電力を送る実験で、世界最高効率となる15%の電力伝送に成功したと発表した。約1kWのレーザ光を照射し、
1km先で152Wの電力を得た。大気の揺らぎが強い環境下でシリコン製の光電変換素子を使った無線給電としては世界最高の効率としている。

実証実験は2025年1月から2月にかけて、和歌山県白浜町の南紀白浜空港の旧滑走路で行われた。送光ブースを滑走路の端に設置し、1km先に受光ブースを置いた。
光軸を地面からおよそ1mの高さに設定し、地面の熱や風の影響を強く受ける条件で実験を行った。

成果は、NTTの「長距離フラットビーム整形技術」と三菱重工の「出力電流平準化技術」を組み合わせて実現した。回折光学素子を使ってビームの強度を均一化し、
受光側ではホモジナイザで大気の揺らぎをならし、さらに回路で電流の変動を抑制した。

実験では30分間の連続給電にも成功し、長時間にわたる安定した電力供給が可能であることを確認した。シリコン製の光電変換素子を使ったが、波長に最適化した素子を用いればさらに高効率化できるとしている。

この技術により、電力ケーブルの敷設が難しい離島や被災地などへ柔軟に電力を送れる可能性がある。将来的にはドローンへの給電や災害時の被災地モニタリング、
山間部や海上での通信中継などに応用できる。さらに宇宙分野では高高度プラットフォームや月面探査、宇宙太陽光発電への活用も視野に入れている。
424: 09/21(日)21:54 ID:cMsRjtcl(1)調 AAS
2025.08.28
植物の非可食部から高効率でエタノールを生産する発酵プロセス
〜世界トップレベルの変換効率で脱炭素社会の実現に貢献〜

株式会社 豊田中央研究所は、トヨタ自動車 株式会社(以下、トヨタ自動車)と共同で、植物バイオマスの非可食部から効率よくエタノールを生産できる発酵プロセスを開発しました。
当社技術が使われている酵母菌「TOYOTA XyloAce™」(注1)(トヨタ ザイロエース、以下、トヨタ酵母菌)を用いた発酵プロセスを、特定の植物バイオマスに最適化することで、
非可食部の主成分であるセルロース/ヘミセルロースからのエタノールへの理論的な変換効率において、世界トップレベルとなる95%以上にまで高めることに成功しました。
開発した発酵プロセスは、2024年11月に竣工した次世代グリーンCO2燃料技術研究組合(raBit)のバイオエタノール生産研究事業所における技術実証で活用されています。
この研究成果は、第77回 日本生物工学会および化学工学会 第56回秋季大会にて発表される予定です。
425: 09/22(月)11:05 ID:6PloPATy(1)調 AAS
youtu.be/D8mZ-ME0WWE
JT-60SAは増強作業を1月から始めて半分くらい終わった所
というので、まあ来年5〜7月には「増強作業が」終わる
(例によって2ヶ月くらい遅れるとしたらまあ1年後、来年9月くらいか)

それでも世界の「公的機関による」封じ込め型核融合施設の進捗では
ローソン条件に最も近い
その先にはこの施設では試験はしないが
1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 1.874s*