労働の完全自動化(人の楽園? or 失業地獄?)2 (707レス)
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1: 2020/06/24(水)06:21 ID:dgLrGMyG(1)調 AAS
労働を完全自動化する未来技術について
人を労働から解放する楽園になるのか?それとも?
労働完全自動化の技術の可能性と影響について議論しましょう
前スレ
労働の完全自動化(人の楽園? or 失業地獄?)
2chスレ:future
608: 09/11(木)09:35 ID:4RnRp8jn(6/15)調 AAS
実際、生成AIの出現によって、早くもホワイトカラーのリストラに着手した大手が数多く出現している。
「まだまだ大丈夫」と高をくくっていると、ある日突然、仕事を失う。
新卒は、ホワイトカラー職にはもうありつけない。
そんな未来が、少しずつ現実化し始めている。
もちろん、政治がこのような社会変化を黙ってみているとは思えない。
例えば、失業者が増えるにつれ、遅かれ早かれ、AIで大きな収益を上げる会社には巨額の税が課され、仕事を失った人たちにバラまかれるだろう。
「責任をとれ」と。
AIの力が強くなればなるほど、その恩恵は一部の企業が独占すべきではなく、皆に与えられるべきだ、という意見が大勢を占めるようになるまで、そう時間はかからないだろう。
しかし、それはあくまで「カネ」の話であって、人間の能力が仕事に必要とされない、という事実は変わらない。
609: 09/11(木)09:36 ID:4RnRp8jn(7/15)調 AAS
歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリが指摘するように、「職がない」というよりも、能力的な不足の故の「雇用不能」だからだ。
そうした不満が、一時的に世の中を不安定にするかもしれない。
人間の手に仕事を取り戻せ、というわけだ。
しかし、それからほどなく「仕事をする」という概念そのものが、大きく変化するだろう。
「仕事をする」が、カネを稼ぐ行為ではなくなるのだ。
AIによって、多くの知識労働が消えれば、仕事は純粋なアートや何かしらの表現、コンセプトの創造や、純粋なモノづくりをする行為になっていく可能性が高い。
これは、アーサー・C・クラークの、SFの古典「都市と星」に見ることができる。
遠い未来、完全な都市である「ダイアスパー」では、人間は仕事で金を稼がない。
だれもが望めば必要なものをすべて手に入れられる世界では、欲などというものが生き残る余地はない。
そこで行われる人の営みは、アート、哲学、ゲーム、ギャンブル、性愛など、純粋な知的好奇心と欲求から出る活動に限られる。
610: 09/11(木)09:37 ID:4RnRp8jn(8/15)調 AAS
ただし、それによって「競争」がなくなるわけではない。
人は次第に、「自分が生み出すことのできる価値の競争」だけに注意を払うことになる。
都市のアーティストたちは──ダイアスパーの全住民が、いずれかの時期にはかならずアーティストになるのだが──通行人に作品を鑑賞してもらうため、自走路の脇に最新作を
展示するのが通例となっている。こうすることで、見るべきほどの作品は、通常、二、三日のうちに、全住民の目に触れ、評価が下される仕組みだった。
各人の評価は、集計装置が自動的に記録する。この装置には、買収もごまかしも利いたためしがなく──ということはつまり、そういう欺瞞の試みが何度となくなされてきたという
証拠でもあるのだが──その総合評価で作品の運命が決まる。
高く評価する声が充分に多ければ、その作品の構成情報は都市のメモリーに保存され、それ以降は、いつでもだれでも、望みさえすれば、オリジナルと寸分たがわぬ複製を所有することができた。
いっぽう、評価の高くない作品は、その手の作品につきものの末路をたどる。すなわち、分解されて都市の素材ベースにもどされるか、アーティストの友人たちの家に収まるか、そのどちらかだ。
純粋な能力の発露だけに、人の能力が向けられるようになったとき、どのような世の中になるのかは、まだわからない。
ただし「AI」から得られる恩恵は、ベーシックインカムの財源として機能する可能性もある。
611: 09/11(木)09:38 ID:4RnRp8jn(9/15)調 AAS
カネのために働かなくてよい日は、AIとロボティクスの発展によって到来する可能性は十分にある。
というより、AIの発展によって、目標とすべき到達点はそこにしかない。
ただし、「競争」がなくなるわけではない。
612: 09/11(木)09:46 ID:4RnRp8jn(10/15)調 AAS
中国政府主催 北京で最新ロボットやドローンの展示会
9/10(水) 22:21配信
中国政府が主催するサービス産業の展示会が10日開幕し、最新のロボットやドローンが展示されました。
北京で10日開幕した「中国国際サービス貿易交易会」では、会場内をヒト型ロボットが練り歩き、ロボットアームを使った無人コンビニや最大で1トンの荷物を運べる巨大ドローンなど最新の機器やサービスがお披露目されました。
開幕式では習近平国家主席のメッセージが紹介され、習氏はこの中で「世界経済が激しく変化する中、高水準の対外開放を拡大する」と表明しました。
また参加した事業者らも外国への販路拡大に意欲を見せました。
ドローン会社担当者
「中東や東南アジア、アフリカなど一帯一路の国への(輸出が)多い」
中国税関が発表した先月の貿易統計では、アメリカ向けの輸出額が33.1%減少した一方、ASEAN=東南アジア諸国連合向けは22.5%増加しています。
中国政府としてはトランプ関税の長期化も見据え、アメリカ以外の国々への輸出のさらなる拡大をめざしています。
613: 09/11(木)17:00 ID:4RnRp8jn(11/15)調 AAS
【速報】「人間並み運動能力」AI搭載の人型ロボットがスケボー実演 ATRと京都大学が共同開発
9/11(木) 16:30配信
国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)は11日、人工知能(AI)を搭載した人型ロボットが、
人間並みの実時間運動性能を達成したとして、スケートボードでスラローム走行する様子を公開した。
研究は、人のように瞬時の判断で俊敏に動くロボットの開発を進める目的で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受け、
京都大学などと共同で2020年に始めた。22年には専用の実験施設「ロボットスケートパーク」を敷地内に設け、ATRが研究を続けてきた「サイボーグAI」と
呼ぶロボット搭載用AIを使い、人がスケボーで滑走する際の脳波や筋肉の動きを計測してロボットに模倣させる研究を重ねた。
昨年の初公開時は、ロボットが腰を上下に動かして体の重心を制御していたが、今回は新たに上半身も使って体を前後左右に動かして制御することに成功。
サイボーグAIが1秒間に計28時間分の未来の動きを瞬時に計算し、体の軸が傾いた状態からの回復など、人の複雑な全身運動の模倣が可能になった。
614: 09/11(木)17:04 ID:4RnRp8jn(12/15)調 AAS
米アマゾン傘下「Zoox」ロボタクシー運行 10日からラスベガスで
9/11(木) 15:24配信
615: 09/11(木)17:31 ID:4RnRp8jn(13/15)調 AAS
清掃時間を7割短縮?ソフトバンクロボティクスがスマート床洗浄機「PUDU SH1」を販売開始
2025年9月11日
ソフトバンクロボティクス株式会社は、清掃作業の効率化を目的としたスマート床洗浄機「PUDU SH1」(Pudu Technology Inc.製)を2025年9月11日(木)より販売開始した。
「PUDU SH1」は従来のモップと比較して水と洗浄剤の使用量を最大80%削減し、清掃時間を最大70%短縮する高い清掃能力を備えている。強力な吸引力により
食べこぼしや汚れを確実に除去し、清掃状況や水の使用量をリアルタイムで可視化することで効率と品質を両立する。
特にレストランやカフェなどの外食産業やホテルなどの宿泊施設において、中型・大型ロボットでは清掃が難しかったテーブル下なども効率的に清掃可能となり、人手不足の解消に寄与している。
「PUDU SH1」の特徴として、まず垂直面の清掃が挙げられる。特殊な清掃ヘッドを装備し、ガラスディスプレイケースやタイル壁、鏡、窓などの汚れも簡単かつ正確に清掃できる。
また、拡張ユニットを装備することで清掃範囲を拡大し、手の届きにくいデッドゾーンも確実にきれいにすることが可能だ。これらのアタッチメントはオプションパーツとして提供される。
616: 09/11(木)17:33 ID:4RnRp8jn(14/15)調 AAS
JALが全国56空港にアクセンチュアの「AIエージェント」を導入 「生成AI」の特性が活かせる3つの業務領域とは
2025年9月11日
アクセンチュア株式会社は、2025年9月9日、「AIエージェントによる全社変革の最新動向と当社オファリング」の記者勉強会を開催。報道関係者に向けて、AIエージェントや生成AIの活用について詳細に解説した。
日本航空株式会社(以下、JAL)の空港現場では、労働人口の減少に伴い、人財不足が深刻化しているため、業務の標準化と効率化が急務だという。それぞれスタッフが個別に持つ経験に依存した、
これまでの運用方法では、高品質なサービスを維持するのが困難という意見もあり、空港全体のサービス品質や安定性を高いレベルに保つための変革が必要だった。
結果として、全国56の空港にアクセンチュアが開発した生成AI「AIエージェント」を導入し、業務の効率化と顧客サービスの向上において成果を出した。
変革が急務だったのは「危険物検索」「ラウンジ入場条件検索」「イレギュラーアナウンス文作成」の3つの業務領域。現場での問い合わせや作業に時間がかかり、日常業務の負担となることもあった。
そこで、このプロジェクトでは、現場の実態とニーズに基づき、グランドスタッフの知識や業務を標準化・効率化するナレッジ支援システム『空港JAL-AI』の構築に着手した。
まずは特に時間や労力がかかる業務を特定。「危険物検索」「ラウンジ入場条件検索」「イレギュラーアナウンス文作成」の3つの業務に焦点を当てることにした。
経験豊富なスタッフや本部へのヒアリングを通じて、各業務の課題を明確化した。
「危険物検索」では、スタッフがスプレー缶などの内容や容量をAIエージェントに問い合わせる。AIが瞬時にマニュアルと照合して回答、短時間で利用客に返答することができるようになった。
また、AIはマニュアルのどの部分を参照して回答を出したかをワンタッチで明示する機能もつけ、スタッフ自身でもAIの回答の信用度を確認できるようにした。
617: 09/11(木)17:34 ID:4RnRp8jn(15/15)調 AAS
「イレギュラーアナウンス文作成」とは、航空機の搭乗口の変更、遅延、トラブルなど、イレギュラーが発生した際に、スタッフによる構内放送のアナウンスを行う。
その際の文言を多言語で作成する必要が生じるが、必要な情報を入力することでAIエージェントがアナウンス文章を迅速に生成する。
導入初期の頃は「操作が煩雑」「AIは現場向きでない」といった現場ならではの抵抗感があったが、本番導入に向けて選択式UI/UXを導入するなど、
現場目線での改善を重ねたことで、広く受け入れられはじめたという。
これを受けて、チャットでのプロンプト入力だけでなく、選択式UI/UXの追加や根拠ドキュメントの引用表示、担当者が知識を簡単に追加できる仕組みなど、実運用に即した改善を進めた。
アンケートでは「危険物検索」や「イレギュラーアナウンス文作成」については、グランドスタッフの90%以上が「お客さまへの回答速度が向上した」「アナウンス文作成速度が向上した」などと回答があった。
「ラウンジ入場条件検索」についても、ラウンジスタッフの70%以上が回答速度の向上を実感。特に、「膨大なマニュアルを探す手間がなくなり、AIエージェントが
瞬時に答えを出してくれる」「お客さまへの案内も詳細を説明しながら丁寧に対応できる」「イレギュラー時でも短時間で高品質なアナウンス文を出せる」
「新人や外国籍スタッフでも自信を持って対応できる」といった声があがっているという。
こうしたAIの活用により、誰でも同じ基準や根拠に基づいた案内ができるようになり、スタッフごとの知識差や経験による属人的な対応、誤案内のリスク回避につながった。
今後も現場ニーズを吸い上げながら、継続的な機能拡張と品質向上を目指していくと語った。
618: 09/12(金)22:23 ID:amq7Hln1(1/14)調 AAS
元公務員で行政書士、ドローンインストラクター。資格を組み合わせてビジネスを成功させる方法
9/12(金) 20:13配信
「自分の人生は、こんなもんじゃないと思っていました」。
そう語るのは、元公務員にして行政書士、ドローンインストラクターの野澤成裕さん。現在は、ドローン活用の社会実装を担うクローバードローンと、
法令支援を行うまほぴよ行政書士事務所の代表として、愛知県西尾市を拠点に活動している。
かつては岡崎市役所に勤め、係長として業務に従事していた。だがその安定を手放し、複数の仕事をかけ合わせる“越境的な働き方”へと大きく舵を切った。
転機は、在職中に取得したドローン資格だったという。
「ドローンって、趣味や空撮に使うイメージが強いですが、僕が注目したのは“地域の暮らしに役立つ可能性”です。たとえば中山間地域での農薬散布や、
高齢者の見守り、行方不明者の捜索など。自治体職員として関わるなかで、“制度の中の支援”では届かない部分があると痛感しました」
ドローンを通じて見えた課題。その先に、自分の役割があると確信した野澤さんは、2021年度末に退職。その翌日にクローバードローンを立ち上げた。
同年、まほぴよ行政書士事務所も開業し、個人や法人に対するドローン法令のサポートにも乗り出した。
今では空き店舗活用プロジェクト「ここdeやるZone!(ここやる)」の“家老(かろう)”としても活動し、地域の新規チャレンジを後押ししている。
元教員免許取得者でもあり、狩猟、古物商、無線技士など複数の資格を持つ、まさに“学びの越境者”だ。
「役所を辞めたとき、家族や周囲は当然びっくりしました。でも僕の中では、“違和感をそのままにして生きることのほうがリスク”だったんです」
「ひとつの肩書きにこだわらなくていい」「公務員を辞めても、社会で必要とされる人でいたい」。そんな思いが、野澤さんを支えている。
ドローン事業を選んだのも、地域で実装されていくイメージが持てたからだという。とくに、過疎化が進む中山間地域での活用は、民間の発想や動きがなければ前に進まないと感じていた。
619: 09/12(金)22:24 ID:amq7Hln1(2/14)調 AAS
「公務員時代は、法令や制度という“定められた枠”の中で支援する立場でした。でも、制度の“外側”にも支援が必要な人や課題がある。その部分に、自分の力を注ぎたかったんです」
今では、ドローン講習、農薬散布、空撮、点検業務、不明者捜索など、多岐にわたる依頼を受ける。行政書士としては、企業や個人のドローン飛行許可・法令対応もサポートしている。
「『行政書士×ドローン』って、一見バラバラに見えるかもしれません。でも、僕にとっては全部“つながって”います。法の知識と現場の技術、
どちらもわかる人間が間に立つことで、安全で持続的な導入が進む。それが地域の力になるんです」
野澤さんの行動力の源にあるのが、“学び”に対する柔軟なスタンスだ。
「ドローンの資格取得もそうですが、“まずやってみる”ということを大事にしています。今の時代、どんな分野でも学び続けないと置いていかれる。
だからこそ、学びを止めずにいることが、働き方の自由度を広げる鍵だと思います」
地域住民へのセミナー開催や、自治体との連携プロジェクトなど、「教える」立場としても活躍しているが、本人は「学ぶ姿勢がある人は何歳でも伸びる」と断言する。
「自分自身も40代で新しい仕事を始めたわけですし、“遅い”なんてことは全くありません。むしろ経験を活かせる分、年齢を重ねてからのチャレンジの方が実践的かもしれません」
「もちろん、公務員の仕事にもやりがいはありました。でも、心のどこかで“自分の人生はこのままでいいのか”と疑問を持ち続けていた」
野澤さんが大切にしているのは、「納得して選べているかどうか」だという。
「安定は大切。でも、“安定=安心”とは限らない。それよりも、自分が納得して選んだ道を進んでいるかどうか。その感覚が、長く働き続けるうえで大事だと思っています」
多様な資格と実務経験を活かし、「まちの相談窓口」として頼られる存在となった今。野澤さんの働き方は、「学び」と「越境」があれば、いつでも人生をアップデートできるということを、静かに証明している。
620: 09/12(金)22:25 ID:amq7Hln1(3/14)調 AAS
すべての工程に生成AIを使った個人開発を始める準備段階から解説した書籍が発売
9/12(金) 22:05配信
(株)インプレスは9月12日、インプレス NextPublishingより『AIと個人開発したくなったらまずCursorで要件定義だ!』(yasuna著)を発売した。紙書籍版の販売価格は2,200円(税別)、電子書籍版の販売価格は1,600円(税別)。
この本は、AIとともに進める個人開発の入り口として、特に要件定義の部分に焦点を当てて解説しています。「アイデアはあるけど、どう形にしていけばいいのかわからない!」
そんな方の悩みを解消するための最初のハードルである要件定義をやさしく解説します。
・定義編(第1章〜第4章)
まず個人開発におけるアイデアの見つけ方から始まり、要求定義と要件定義の基本を学びます。また、失敗しない個人開発にするために持つべき
マーケティング視点やスタートアップにおけるMVP開発をどう個人開発に取り入れるのかを説明していきます。
・モックアップ編(第5章〜第6章)
定義編で作成した要件定義から、Cursorを使ってユースケース図と画面遷移図を作成し、そこからv0.devでモックアップを作るまでの方法を紹介します。
各章で紹介するプロンプトの例文をベースとして自身に合ったスタイルをAIと一緒に見つけます。
621: 09/12(金)22:26 ID:amq7Hln1(4/14)調 AAS
本書の特徴は、すべての工程でAIツールを活用している点です。例えば以下の4つが挙げられます。
・アイデアの整理:GrokやClaudeとの対話
・要件定義の作成:Cursorを使ったプロンプトエンジニアリング
・図解の作成:Cursorを使ったPlantUML/Mermaid生成
・UIの設計:v0.devを使ったモックアップ作成
(インプレス NextPublishing は、株式会社インプレスR&Dが開発したデジタルファースト型の出版モデルを承継し、幅広い出版企画を電子書籍+オンデマンドによりスピーディで持続可能な形で実現しています。)
目次
・第1章 AIと個人開発をはじめよう
・第2章 悩みからユーザーの要求を定義しよう
・第3章 要件定義をしてみよう
・第4章 AIで要件定義を作ろう
・第5章 図解でイメージを膨らまそう
・第6章 モックアップを作ろう
・おわりに
・AIと開発したプロダクトの紹介
622: 09/12(金)22:27 ID:amq7Hln1(5/14)調 AAS
「海のDX」「船舶のロボット化」を推進するエイトノット、内閣府の事業に自律航行技術を提供
2025年9月12日
株式会社エイトノットは、内閣府総合海洋政策推進事務局が公募した「自律型無人探査機(AUV)の利用実証事業」の「洋上風力発電施設の維持管理モデルの構築」
カテゴリに採択された「自律型海洋無人機・無人潜水機を用いた利用実証事業」に、自社開発の自律航行技術を提供することを発表した。
本実証事業は、株式会社FullDepth、東洋エンジニアリング株式会社、日鉄エンジニアリング株式会社、沖電気工業株式会社と共同で実施される。
実証試験では、ASV(自律制御水上無人機)とROV(遠隔操作無人潜水機)を用い、将来的なAUV化(機器自身が水中の位置や周囲の状況を認識し、
自律して動く無人潜水機)を想定した海上での試験を行う。具体的には、浮体式洋上風力発電設備を模した観測対象の水中データを無人で取得し、その技術の有効性を検証する。
試験結果を基に、AUV活用に向けた技術的課題の抽出や整理を行い、データ駆動型の洋上風力発電維持管理モデルや収益モデルの検討を進める。
最終的には、AUVの社会実装に向けたロードマップを作成する計画だ。
623: 09/12(金)22:27 ID:amq7Hln1(6/14)調 AAS
実証試験で使用されるASVには、エイトノットが所有する小型船舶「Eight Knot ?」が採用される。この船舶は、同社が開発した自律航行プラットフォーム「エイトノットAI CAPTAIN」を
搭載しており、AIとロボティクス技術により目的地への航行、障害物回避、離着岸を自動で行うことが可能だ。
なお、ROVにはFullDepth製の「DiveUnit300」が使用され、観測対象は沖電気工業が所有する計測バージ「SEATEC NEO」の係留ラインとなる。
実証試験で使用されるASVには、エイトノットが所有する小型船舶「Eight Knot ?」が採用される。この船舶は、同社が開発した自律航行プラットフォーム「エイトノットAI CAPTAIN」を
搭載しており、AIとロボティクス技術により目的地への航行、障害物回避、離着岸を自動で行うことが可能だ。
なお、ROVにはFullDepth製の「DiveUnit300」が使用され、観測対象は沖電気工業が所有する計測バージ「SEATEC NEO」の係留ラインとなる。
624: 09/12(金)22:29 ID:amq7Hln1(7/14)調 AAS
ファンレスながら高性能、Amston Lake搭載の小型CPUボード
エッジコンピューティング
イノテックは、「Intel Atom Amston Lake」プロセッサを搭載した小型CPUボード「AX-1130」を発表した。ファンレスながら高い性能と低消費電力を両立している。
2025年09月12日 14時00分 公開
イノテックは2025年9月3日、「Intel Atom Amston Lake」プロセッサを搭載した小型CPUボード「AX-1130」を発表した。同社は、ファンレスながら高い性能と
低消費電力を両立する同製品を、国内で設計し製造した純国産モデルとして提供する。
AX-1130が搭載するAmston Lakeは、最大8つのEコア構成で、最大32基の実行ユニットを備えるGPU「Intel UHD Graphics」を内蔵している。PassMarkの性能テストでは、
総合平均でSkylake世代のCeleronを最大125%上回り、一部ベンチマークでは上位クラスと遜色のない性能を示した。
AX-1130は、独自のRAS機能を搭載し、レガシーI/O(シリアル、GPIOなど)にも対応するため拡張しやすい。ファンレス設計で保守性が高く、発熱や粉じんの
課題がある現場にも適用できる。また、Intel Atomは長期供給が可能なことから、インフラや医療、産業機械などの領域に適している。
同社はAX-1130をベースに、UPS(無停電電源装置)を内蔵した産業用PCを2025年度中に市場投入する予定だ。電圧低下や瞬断対策を必要とする用途への展開を見込んでいる。
625: 09/12(金)22:30 ID:amq7Hln1(8/14)調 AAS
ラボ作業を自動化するモジュール型システム、組み換え自在で研究開発を加速
研究開発の最前線
(1/2 ページ)
デンソーウェーブの「COBOTTA LAB Modules」は、卓上サイズの協働ロボット「COBOTTA」と多彩な機能モジュールを組み合わせることで、手作業に頼っていたラボ作業を
自在に自動化する。粉体秤量(ひょうりょう)や混合、ろ過など、用途に合わせてシステムを自由に組み替えられるこの新システムは、どのようにして研究者の生産性を飛躍的に向上させるのか。
2025年09月12日 07時30分 公開
デンソーウェーブは、「JASIS(Japan Analytical & Scientific Instruments Show)2025」(2025年9月3〜5日、幕張メッセ)に出展し、同月1日にリリースした
モジュール型ラボオートメーションシステム「COBOTTA LAB Modules」を披露した。
COBOTTA LAB Modulesは、卓上サイズの人協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」と標準化されたモジュールを組み合わせたシステムで、スライド移動するCOBOTTAが複数のモジュールを連携制御し、
ラボ作業の一部を自動化する。COBOTTAは、人と同じ空間で安全に作業できるロボットで、繊細なハンドリングや自動化の工程を行える。専用開発のマルチハンドを装着することで、複数工程の自動化を実現する。
COBOTTA LAB Modulesの基本セットは、COBOTTA(電動ハンド有、カメラなし)、COBOTTA LAB用標準ハンド、データ管理用ソフトウェア「IoT Data Share/IoT Data View」、
ロボットのメンテナンス/操作を支援するソフトウェア「Robot tools(Virtual TP)」、走行軸ベース、COBOTTA LAB用制御BOX、フィールドネットワークインタフェースモジュール、
表示ランプ+取付ステーセット、非常停止スイッチ、走行軸用コントローラー、走行軸制御ソフト、モジュール接続ケーブルセットから成る。
IoT Data Share/IoT Data Viewは、作業日時や分注量などの計測データを自動記録し、保存する。QRコードで対象サンプルの情報にアクセスでき、透明性とトレーサビリティーを強化できる。
走行軸ベースはCOBOTTAや各モジュールを安定して設置するもので、COBOTTAのスライド移動も行う。サイズは、モジュール搭載数が4〜6個のSサイズ(W1250×D750mm)、
6〜9個のMサイズ(W1650×D750mm)、8〜11個のLサイズ(W2050×D750mm)の3種類となる。
626: 09/12(金)22:31 ID:amq7Hln1(9/14)調 AAS
用途に応じて自由に組み合わせられる機能モジュールとして、液体処理用、測定/分析用、撹拌/混合用、ろ過/分離用、容器トレイ、補助/汎用装置をラインアップしている。
液体処理用の機能モジュールは、無線ピペット、有線ピペット、ピレットチップラック、送液ポンプ、定容となる。無線ピペットは、ピレットチップの着脱から試料の吸引/
吐出までを自動化し、ばらつきを排除して高い再現性を実現する。ケーブルレス設計でレイアウトの自由度も高い。
有線ピペットは、有線接続による安定した電源と通信で長時間運転に対応し、液面検知により高精度な分注も可能だ。ピレットチップラックは、チップラックを複数保管したい
場合に使用するもので、チップ交換をスムーズに行え、作業効率を高められる。送液ポンプは、液体を連続あるいは断続的に送液するもので、定量送液や希釈に適し、
流体制御で安定した処理が行える。定容を使用する際に必須の機能モジュールだ。定容は、設定した容積で正確に分注できるもので、手作業のばらつきを排除するため、希釈や標準液の調製に適している。
測定/分析用の機能モジュールは、標準版/高精度版の電子天秤(てんびん)、粉体秤(ひょう)量、粉体ヘッドマガジン、薬さじ交換となる。
標準版の電子天秤は、高精度な質量測定を行える他、その結果をIoT Data Share/IoT Data Viewはと連携して自動記録できる。粉体や液体の定量操作にも対応する。
高精度版はより高精度な質量測定に応じる。
標準版の粉体秤量は、薬さじで粉体を定量的にすくい取り秤量する。微量粉体の取り扱いにも対応し、研究開発の自動化と再現性向上に役立つ。高精度版は
高精度天秤で微量粉体を精密に秤量する。試薬特性に応じた定量操作が可能だ。両機能モジュールともに、使用に当たっては、標準版あるいは高精度版の電子天秤が必要となる。
高精度版電子天秤で必須の粉体ヘッドマガジンは複数の粉体ヘッドを自動で管理/交換する機能モジュールだ。薬さじ交換は、薬さじを自動で交換できるため、
コンタミネーション(意図しない不純物や異物の混入)を防げる。複数試料の連続処理や高い再現性が求められる作業に適している。
627: 09/12(金)22:33 ID:amq7Hln1(10/14)調 AAS
撹拌/混合用の機能モジュールは、マグネットスターラー、ボルテックスとなる。マグネットスターラーは、液体を静かに均一に撹拌する。試薬の溶解や混合も安定して行え、
回転数や加熱温度の調整も行える。ボルテックスは、チューブやプレートを強力に渦巻き撹拌する。短時間で効率的な混合が可能で、懸濁や反応液の均一化に適している。
ろ過/分離用の機能モジュールは、ろ過(減圧ろ過)と漏斗(じょうご)マガジンとなる。ろ過は、減圧環境で液体から固体を効率的に分離する。清潔かつ迅速な処理で、
実験や製造工程の精度と再現性を高められる。漏斗マガジンは減圧ろ過するための漏斗を複数保管できるモジュールで、減圧ろ過を利用する際に必須だ。
補助/汎用装置の機能モジュールはキャッパーやキャスター付きアルミ架台となる。キャッパーは、スクリュー菅瓶やポリプロピレン(PP)ボトルなどのキャップ開閉を
自動化する。揮発やコンタミネーションを防ぎ、試料の品質を保持するのに役立つ。キャスター付きアルミ架台は、各種モジュールや装置を安定して設置し、固定するものだ。
軽量アルミ製でキャスターも付いており、移動やレイアウト変更も容易だ。
また、関連製品/オプションとして、粉じんや薬液からCOBOTTAを保護するカバーやエアコンプレッサー、キャスター付きアルミ架台用のステンレス製ベースプレートを用意している。
デンソーウェーブの説明員は、「用途に合わせて、モジュールを選ぶだけで、COBOTTA LAB Modulesはすぐに導入できる。複雑な設定や設計は不要だ。
モジュールの組み合わせや配置は自在で、COBOTTAが走行軸ベースでスライド移動し、各モジュールと連携してさまざまな作業を行える。COBOTTAの
利用に当たり、安全策は不要で、限られたラボスペースに無理なく設置できる」と話す。
COBOTTA LAB Modulesのシステム構成の一例として、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)前処理システムを挙げる。同システムは、COBOTTA、
IoT Data Share/IoT Data View、Lサイズの走行軸ベース、PPボトル用やメスフラスコ用の容器トレイ、有線ピペット、送液ポンプ、定容、高精度版の電子天びん、
標準版の粉体秤量、ボルテックス、キャッパー、Lサイズのキャスター付きアルミ架台で構成される。
628: 09/12(金)22:34 ID:amq7Hln1(11/14)調 AAS
同システムは、HPLCの分析に役立つ試料の調製、分注、キャップ開閉、搬送などの前処理工程を自動化する。
デンソーウェーブの説明員は、「現状は、用途に合わせたCOBOTTA LAB Modulesの組み立ては当社の従業員が担当する。2026年3月に実装予定のプラグ&プレイ機能により、
ユーザーがモジュールの位置を変更可能となる。プラグ&プレイ機能は、どのモジュールの位置やどういった順番で制御システムに接続されているかを、
上位のプログラマブルロジックコントローラーに自動で認識させ、システムが自動で再構成される」と語った。
また、現時点では20種類の機能モジュールが完成しているが、最終的には32種類の機能モジュールが提供される予定だという。
629: 09/12(金)22:35 ID:amq7Hln1(12/14)調 AAS
ソニーセミコンのAMRパッケージが3Dセンシングを実現、市販LiDARより安価に
ロボット開発ニュース
ソニーセミコンダクタソリューションズは「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」において、新たに開発した3Dセンシングシステムを搭載したAMRソフトウェアパッケージ「Robotics Package」を披露した。
ソニーセミコンダクタソリューションズ(以下、ソニーセミコン)は、「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」(2025年9月10〜12日、東京ビッグサイト)において、
同社のAMR(自律移動ロボット)運用ソフトウェア「Robotics Package」向けに新たに開発した3Dセンシングシステムを披露した。
Robotics Packageは、AMRの経路計画や障害物回避を担うRNS(Robot Navigation System)と、複数台の群制御を可能にするFMS(Fleet Management System)を
一体化した統合ソリューションである。2024年8月のサービス提供開始当初は、AMRの自己位置推定や環境認識に必要なセンサーとして市販のLiDAR
(Light Detection and Ranging、ライダー)を用いていたが、2025年8月からは今回展示した独自開発の3Dセンシングシステムの提供を開始している。
3Dセンシングシステムはソニーセミコンを含む3社で共同開発した。ソニーセミコンが制御ソフトウェアを含めたシステム全体の開発を統括するとともに、
センサー素子であるCMOSセンサーやdTOF(direct Time-of-Flight)センサーを提供した。センサーから収集したデータを3D情報に統合するとともにAMRの制御などを行う
エッジコンピュータはアドバンテックが提供した。ソニーセミコン提供のセンサー素子を用いて3Dセンシングを行うためのユニットの開発は中国のSunny Optical Intelligence Technologyが担当した。
630: 09/12(金)22:36 ID:amq7Hln1(13/14)調 AAS
3Dセンシングの中心となるのはソニーセミコン製のdToFセンサーである。dToFセンサーはレーザー光が物体に反射して戻るまでの時間を計測することで、
物体までの距離を検出する。画素数は24×24と多くはないものの、市販のLiDARと比べて横方向や高さ方向、奥行きを含めて広範囲を検出できることから、
今回の3Dセンシングシステムの基盤となっている。「AMRが移動するための環境地図を作成したり障害物を把握したりする用途であれば十分な画素数だ」(SSSの説明員)という。
床など低い位置にある物体や垂直方向で形状の異なる棚など、市販のLiDARでは認識が難しい障害物の回避や、より多くの物体からの距離データを用いた
高精度な自己位置推定の機能が実装可能になる。展示ブースでは、来場者の動きや周囲の棚がdToFセンサーによってリアルタイムに捉えられる様子が注目を集めた。
3Dセンシングシステムのセンサーユニットは、AMRの機体前方に設置する「Multi dToF/RGB LiDAR System」と機体後方や側方に設置する「dToF Depth Camera」から
構成される。Multi dToF/RGB LiDAR Systemは、3つのdToFセンサーと、1つのフルHD解像度のCMOSセンサー、IMU(慣性計測ユニット)を統合したユニットだ。
CMOSセンサーを搭載することで、2次元コードや型番の読み取りなどにも対応する。一方、dToF Depth Cameraは、1つのdToFセンサーのみを搭載するユニットで、
Multi dToF/RGB LiDAR Systemだけでは検知が難しい死角を補完する。
631: 09/12(金)22:37 ID:amq7Hln1(14/14)調 AAS
新開発の3Dセンシングシステムは市販のLiDARより広範囲のセンシングが可能である一方でコストも抑えた。「市販のLiDARはメカニカルスキャン方式であることから高価になりがちだ。
新開発のシステムはソニーセミコン内製のdTOFセンサーを用いるとともに、メカニカルスキャン方式ではないので価格が抑えられている」(ソニーセミコンの説明員)。
なお、AMR本体は武蔵精密工業が提供する。ソニーセミコンは、武蔵精密工業、ロジスティードソリューションズ、シーネットの3社を通じてAMRパッケージの受注を開始している。
ソニーセミコン システムソリューション事業部 ロボティクスシステム開発部 統括部長の津高圭祐氏は「1社だけでは全領域をカバーできないが、それぞれに強みを持つパートナーと
組むことで市場競争力の高いAMRが完成した」と共同開発の背景を語る。
当面の事業展開では物流倉庫のピッキングや搬送業務の効率化に注力しつつ、配膳ロボットや清掃ロボットといった他用途への展開も模索している。例えば、
グループ会社のソニー・ミュージックエンターテインメントと連携し、AMRを用いたライブ映像撮影の実証実験に着手するなどしている。津高氏は「まずは物流で成果を示しつつ、
幅広い業界への応用可能性を探っていきたい」と述べている。
632: 09/13(土)06:49 ID:msnFH94X(1/3)調 AAS
【速報】器用に料理をこなす調理ロボットが誕生しました。準備から調理、片付けまでの全プロセスが完全に自動化されており、既に10,000以上の料理と
1,000種類のティードリンクの作り方を習得しており、各料理の準備にはわずか10分しかかかりません。
【速報】完全ロボット運営のレストランが誕生。 スクリーンで食事を選ぶと、ロボットが調理して提供してくれるので、人と話す必要はありません。
Mezliは、スタンフォード大学の優秀なエンジニアとミシュラン星付きの豪華なシェフによって作られました。
633: 09/13(土)20:20 ID:msnFH94X(2/3)調 AAS
ドローン、無人トラクター、品種改良、新農法…政府のコメ増産方針に備え農家も本気
9/13(土) 20:13配信
半世紀以上続いた事実上の減反政策が終わり、政府がコメ増産にかじを切った。水田政策の抜本的な見直しは令和9年度からで、人件費や資材価格高騰という逆風の中、
コメの生産量を増やせるかは各地の担い手の取り組みにかかっている。農家ではすでに、ドローンなどによるスマート農業導入や、栽培方法の工夫により大規模化を目指す取り組みを進めている。
7年産米の収穫が各地で始まった。福島市の農業法人、未来農業は今年、主食用米の作付面積を昨年の1・8倍に当たる16ヘクタールに増やした。丹野友幸社長は政府の方針転換に先立ち、
昨夏に主食用米の作付けを増やす検討を始めた。集荷業者やJA(農協)関係者の話から「コメの需要過多に供給が追い付いていない。7年産も高くなる」と確信したからだ。
作業効率を上げるため、今年は水を張った田んぼに種を直接まくことができる農業用ドローンを導入。「1台買った方が作業員1人雇うよりいいかも」と笑う。機体やライセンス取得費用などで
400万円程度かかるが、肥料や農薬の空中散布などドローンの出番は多い。来年以降は、生育状況を把握するため、空から田んぼを撮影することも考えているという。
北海道有数の米どころ、岩見沢市のJAいわみざわ。平成25年に市や地元農協などが立ち上げた「いわみざわ地域ICT農業利活用研究会」を中心に、農作業の効率化で一定の成果を上げた。
衛星利用測位システム(GPS)の利用で自動運転ができる無人トラクターと有人トラクターを併用したり、ドローンで農薬を散布したりしている。
いわみざわ農協水稲部会の町田光広部会長は「作業負荷が減った分を他の仕事に振り分け、農地を増やせた」と話す。
近年の気温上昇を受け道立総合研究機構(道総研)では令和6年度に高温耐性品種の研究開発を始めた。交配から新品種として認められるまで、一般的には10年ほどかかる。
だが、近年は道外産地の高温耐性品種を交配に用いており、道総研中央農業試験場水田農業グループの山下陽子主査は「これらの中から有望なものがあれば、10年かからずに見つかることも考えられる」と期待する。
634: 09/13(土)20:22 ID:msnFH94X(3/3)調 AAS
政府の増産方針を受け、水を張っていない乾いた田んぼに種もみをまく栽培方法「乾田直播(ちょくは)」も注目されている。乾田直播の作付面積では
全国2位の規模を誇る宮城県では、5ヘクタール以上を対象に10アール当たり2千円以内の補助金を助成している。
JA加美よつば(宮城県色麻町)は今年、34ヘクタールを使って初めて乾田直播の試験を始めた。関係者向けの現地検討会をこれまで3回行い、
毎回70人ほど集まるほどの盛況ぶり。担当者は「乾田直播には大規模農業ができる可能性がある」と話す。
320ヘクタールでコメを栽培する西部開発農産(岩手県北上市)の照井勝也社長は「必ずコメ不足は来ると思っていたが、予想より5年早かった」と漏らす。
同社は規模拡大の切り札として乾田直播を導入。従来1カ月かかった田植え前の育苗と、水を入れた田んぼを平らにならす代かきの労力が省ける。
畑作の技術が必要で最初の5年間は試行錯誤したが、同社受託部の清水一孝部長は「手間を省けるので十分ペイする。乾田直播こそが東北におけるコメ増産のキーワードだ」と言い切る。
コメの栽培面積が58ヘクタールに達する企業、かきのうえ(同県八幡平市)も主力は31ヘクタールの乾田直播だ。通常の田植えは17ヘクタールで、
残る10ヘクタールは岩手大農学部の下野裕之教授が開発した農閑期の初冬に種もみを直播(じかま)きして越冬させる「初冬直播き栽培」を導入した。
立柳慎光社長は「コメ増産の道は容易ではないが、将来の効率的なコメ栽培を実現する絶好のチャンス。政府には(生産性が高い農地を作る)
圃場(ほじょう)整備の強化と大区画化に本腰で取り組んでほしい」と強調した。(芹沢伸生、坂本隆浩、菊池昭光、石田征広)
635: 09/14(日)21:23 ID:ndmHcBks(1)調 AAS
バッタ大量発生、ドローン駆除 喜界島でサトウキビ被害
9/14(日) 18:30配信
鹿児島県喜界町農業振興課によると、サトウキビや牧草の葉を食い荒らすバッタ類が大量発生した。被害が出たサトウキビ畑ではJAあまみが協力し、ドローンによる駆除作業を行った。
町によると被害が大きかったのは、サトウキビ畑の約1%に当たる11・62ヘクタール。幼虫や6、7センチの大型のバッタが、サトウキビの葉を食い荒らした。
奄美地域では徳之島でタイワンツチイナゴによる被害が6月上旬から大量に発生。現在、喜界島のバッタとの関連性を確認中だ。
駆除作業を見守った農家は「被害のなかった畑も、翌日にはあっという間にサトウキビの葉を食い荒らされていた」と驚きを隠せない様子だった。
葉を食べられたサトウキビは生育に影響が出たり、糖分が不足したりすることで収穫量や品質が低下する恐れがある。
発生が確認された地域の駆除作業は8日に一段落したが、今後の被害拡大を防ぐための情報収集やバッタの種類の特定を急ぐ。町は、集落放送やホームページなどで注意を呼びかける。
徳之島では防除が進み発生当時の状況にはないが、一部のサトウキビ畑で、いまだに食害が確認されている。
636: 09/15(月)15:19 ID:Quyhw1yU(1/10)調 AAS
誰でも簡単に業務を“自動化” 東大発スタートアップがアプリのサービス発表
9/15(月) 13:00配信
労務管理や経費のチェックなど、自動化したい業務を文章で入力すると、AIがアプリケーションを自動で作成するサービスが発表されました。
スタートアップ企業のELYZAが発表したのは、労務管理や経費のチェックなど、これまで人の手では時間がかかっていた作業をAIによって自動化するアプリを作成するサービスです。
1つのアプリで毎月10時間から50時間の労働時間の削減を見込み、人手不足の解決を目指します。
生成AIを巡っては、日本はアメリカや中国などと比べて活用する方針を示す企業の割合が少なく、ELYZAはこのサービスを通して生成AIの普及を促したい考えです。
637: 09/15(月)15:23 ID:Quyhw1yU(2/10)調 AAS
130人の声が示すPLCの“現在地” 製造現場が抱える課題、期待を分析
PLCの現在 過去 未来(2)
(1/5 ページ)
本稿では、34年間PLCと共に歩んできた筆者の視点から、全3回にわたって今、PLCが迎えている重要な転換期を読み解きます。今回は、アンケートに寄せられた130人の声を基に、
PLCの現在地を探ります。そして、製造現場がPLCに対して抱える課題、期待を分析します。
2025年09月11日 08時00分 公開
前編では、PLC(プログラマブルロジックコントローラー)がリレー制御盤の置き換えから始まり、ネットワーク化やITとの融合を果たしながら、製造現場の共通基盤へと進化してきた道のりを振り返りました。
しかし、その進化の恩恵は、本当に現場の隅々まで行き渡っているのでしょうか。
その実態を探るため、筆者は今回、X(旧Twitter)で2025年6月24日〜7月11日にアンケート調査を実施し、PLCに関わる130人の皆さまから貴重な回答をいただきました。今回は、その声を基に、
PLCのリアルな「課題」と未来への「期待」を分析していきます。
まず注目すべきは、回答者の多様性です。職種は設備設計や保全、生産技術といった制御の専門家だけでなく、ITエンジニアや営業、企画支援にまで及びます(図2)。これは、PLCがもはや
一部の専門家だけのものではなく、モノづくりの多様な立場の人々が関わる「共通基盤」であることを示しているといえるでしょう。
また、10年以上の経験を持つベテランが約4割を占める一方で、経験1〜5年の若手層も約3割にのぼり、幅広い世代の声が集まっていることが分かります(図3)。
主に使用しているメーカー(図3)としては、三菱電機、キーエンス、オムロンの3社が突出して挙がりました。国内市場における、この3社の影響力の大きさを改めて示す結果となりました。
その使われ方は、「生産設備制御」(79.2%)を筆頭に、「検査装置」「搬送ライン」「ロボット制御」など、工場のあらゆる心臓部で活躍していることが分かります(図4)。
この結果は、PLCがいかに現代のモノづくりに深く、広く浸透していることの証しでしょう。
638: 09/15(月)15:24 ID:Quyhw1yU(3/10)調 AAS
「PLCに関する悩み・課題」を尋ねたところ(図5)、現場が直面する根深い課題が浮かび上がってきました。「人」「技術」「メーカー」という3つの壁です。
最も多くの声が上がったのは「他人が書いたプログラムが分かりづらい」(93人)、次に「プログラマーの人手不足」(46人)が続きます。
これは、少子高齢化を背景とした労働人口の減少という社会全体の課題を、製造現場が深刻に受けていることの表れといえるでしょう。長年、OJT中心で受け継がれてきた
制御技術の継承が、熟練技術者の高齢化や人材の流動化によって限界に近づき、さらに独自の文化を持つラダー言語がIT分野からの新たな人材確保の障壁となっているという、
二重の課題が、現場の切実な声につながっているのでしょう。
「昔ながら(といったら失礼になるが)のラダープログラムを扱えるエンジニアが減ってきており、メンテナンスに困っているという声をよく聞きます」
「属人化、人手不足の課題が大きい。海外の最先端機器などを扱えるようにキャッチアップし続けられるエンジニアが少ない or 教育を標準化する環境ないし組織がほぼない」
「新技術への対応(IoT、AIなど)」(39人)と「保守・トラブル対応」(42人)も、多く指摘されています。古い資産を守りながら、新しい技術に適応していくことの難しさがうかがえます。
日々の安定稼働を最優先する製造現場では、実績のある古い設備を長く使い続けるのが一般的です。その結果、新しい技術を導入しようにも、既存の古いプロトコルや
PLCとの連携が足かせとなり、思うように進まないジレンマがあるのでしょう。
「変化を嫌う一部の人間が延々と古いモデルを使いたがるのが困る」
「フィールドバス多すぎ問題。IoTをやろうとしたときのプロトコル変換が面倒」
「最終ユーザーとして、いまだに新設設備のPLCが最新のPLCでない現状に危機感を覚えます」
前編で見たように、標準化の動きは進んできました。しかし、現場の声は、今なお根強い「壁」に対する不満を訴えています。
「ベンダーロックが非常に邪魔」
「PLCやPLCとの連携機器など、もっとオープンになってほしい。現在が囲い込み戦略すぎる」
「ベッコフ以外のメーカーが開発環境を有償にしているのは課題と思います。せめて商用利用以外は無償にした方が良いかと思っています」
639: 09/15(月)15:27 ID:Quyhw1yU(4/10)調 AAS
筆者もPLCメーカーにいた一人として、この問題は非常に悩ましく感じます。メーカー側からすれば、独自の機能や使いやすさを追求し、自社製品を選び続けてもらうことで事業が継続でき、
手厚いサポートが提供できます。
一方で、ユーザーの立場から見れば、その「囲い込み」がメーカーごとの縦割り状態を生み、日々の業務における非効率や、プロジェクトに最適な機器を
自由に選べないというストレスの原因となっている。このジレンマが、現場の根強い不満につながります。
こうした根深い課題がありつつも、現場はPLCの未来に具体的な進化を期待しています。「今後、PLCにどんな機能・進化を期待しますか?」(図6)という問いへの
回答から、前章の「3つの壁」を乗り越えるための、進化の方向性が見えました。
最も期待が高かったのは「クラウド/IT連携」(52人)で「AI連携」(47人)が続きます。
現場のデータを活用し、生産性や品質向上や予知保全につなげたいという要望が高いことがうかがえます。PLCを単なる「制御装置」としてだけでなく、現場データを
生み出す「現場データ生成機」や「現場情報ゲートウェイ」として捉え、ITシステムと円滑に連携させたいという思いが伝わります。
「現場の状況や人の動きをセンサーで感じ取り、最適な動きを“自律的に選択”できるPLCを期待しますね」
「デジタルツインと融合して実機インストール前にシミュレーション環境でデバッグするなど、エンジニアの属人性解消や働きやすさ向上に」
「OTとITの橋渡し役として今後も活用されてほしい」
「プログラムの自動生成・ノーコード化」(46人)も非常に高くなっています。これは、前章で見た「人の壁」に対する現場からの具体的な期待です。特定個人のスキルに依存する現状から脱却し、
誰でも一定品質の制御を効率よく実現できる仕組みを整えなければ、日本のモノづくりが立ち行かなくなるという危機感が表れているように思えます。
「生成AIによるコード生成に期待」
「コードベースのプログラムからラダーへ変換できるようになれば、汎用LLM(生成AI)でも生成できるようになり、さまざまな自動化が行えるのでは......と妄想しています」
「学習のハードルがもっと低くなってほしい。e-LearningやYouTubeを活用したエントリーユーザー向けの解説を充実させていただきたい」
640: 09/15(月)15:29 ID:Quyhw1yU(5/10)調 AAS
「互換性向上」(43人)は、ここでも重要なキーワードとなります。これは、単なる現状への不満の裏返しではなく、メーカーの都合に縛られることなく、プロジェクトにとって最適な機器を
自由に組み合わせて選定する手間を減らした上で、設計本来の創造的な活動に時間を使いたいという、技術者の前向きな願いなのだろうと感じます。
「フィールドネットワークを統一できたら良いなと思っています。理想のマスターと理想のスレーブがあっても通信規格が合わず部品の選定に苦労してしまうことがあるので」
「ローコード化で各メーカー互換を望みます」
ローコード化は専門的なプログラミングを最小限に抑え、ノーコード化はプログラミングを全く用いず、いずれも画面上で部品を組み合わせるように開発を進める手法のこと。
これにより、開発の迅速化や、より多くの人が開発に参加できることが期待されています。
最後の「今後、PLCはどうなると思いますか?」(図7)という問いには、「今のPLCが進化・拡大する」(53.1%)が、「IPC(産業用PC)などに置き換わり縮小する」(37.7%)を上回りました。
現場はPLCの“衰退”ではなく、“進化”を信じていることが伺えます。
自由記述には、その理由としてPLCの本来的な価値を評価する声が多く見られました。
「PLCの堅ろう性や信頼性に取って代わる物はないので今のPLCが進化、発展していくのでは」
「長年のPLCの使用実績が生産現場で高く評価されていることから、PLCの市場の縮小は考えにくい」
一方で、PLCの進化を現実的に見つめる声も印象的です。それらの声は「PLCか、IPCか」という二者択一の議論ではなく、「適材適所」と「すみ分け」という現実解をイメージさせます。
「PLCの信頼感は頼もしい。でも、かゆいところに手が届くような柔軟さもほしい。そんなとき、AIやビジョン(画像処理)までこなせるIPCが、現場でいい仕事してくれるんです」
「安価な価格帯はPLCが残りハイエンドはIPCになると思う」
641: 09/15(月)15:30 ID:Quyhw1yU(6/10)調 AAS
これらの声からは、PLCの得意な「リアルタイム制御」と、IPCの得意な「高度な情報処理や柔軟性」を組み合わせるハイブリッドな未来や、コストや要求仕様に応じて
両者が市場で二極化していくという、冷静な視点が感じられます。
最後に、本稿の土台となる貴重な声をお寄せくださった130人の皆さまに、この場を借りて心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
今回、皆さんの声を「壁」と「期待」という形で整理してみましたが、この記事を読んでくださっている皆さんの実感と、重なる部分はあったでしょうか。
現場が抱える「壁」と、未来への「期待」。そして、PLCとIPCの現実的な関係性。これらを突き合わせた時、PLCが本当に進むべき道が見えてくると感じます。
最終回では、これらの声を踏まえ、「これからのPLC」が向かうべき未来像を具体的に描いていきます。
642: 09/15(月)15:31 ID:Quyhw1yU(7/10)調 AAS
アンケートでは今後のPLCについて、「今のPLCが進化・拡大していく」「IPCなどに置き換わり、縮小していく」「その他(自由記述)」の中から選択を求め、
その理由、自身の考え、期待などを回答者に自由記述してもらった。
ITとOTの橋渡し役として今後も活用されてほしいため
業界的に保守的なので、国内メーカーは今と変わらない方向性でいきそうな気がします。保守、メンテナンス面での対応コストを考えると、IPCへの移行は難しいと思う
安価な価格帯はPLCが残りハイエンドはIPCになると思う
PCは同じモデルを長期在庫保証しないため、PLCを使わざるを得ないのでは?と考えます
PLC単体での使用ではなくアクチュエータなどの機器との連携が生じるため、各PLCメーカーそれぞれの戦略の基、進化すると思う
IEC 61131系統のPLC、日本のラダー方式のPLCの2系統が別々に進化してほしい
ハードウェア、ソフトウェアの一貫サポートの有無、一貫していることによるハードウェアへのアクセスの容易さ、手離れの良さが現行PLCの強み。それを超える利点がIPCに
生まれない限りは、置き換えの流れにはつながらないと思う。逆を言えば、現行PLCでは対応できない用途でのIPCの利用は今後も進んでいくと思う。
データの重要性が顕在化すれば、センサー連動の適用範囲の発展が期待されると考えています
PLCの堅牢性や信頼性に取って代わる物はないので今のPLCが進化、発展していくのではと考えます(保全担当者の中には、制御がPLCでなければ受け入れないといった方も結構います)
処理速度とI/Oが進化して、サイズはスリムになる。IoT化は進むだろう
装置の制御をつかさどる「コントローラー」であり、リアルタイム性は外すことができないため、制御サイクルの考え方やメモリ確保などの方法、それらに対応した
プログラミング言語であるラダーなどは普遍的であると考えられる。ラダーがもう少し可読性の良いロジック図に置き換わっていく可能性はあると思う
(制御ロジックが記載された図面がそのままプログラムになるイメージ)
5V対応、USBホスト、イーサネット対応、校正
日本だけガラパゴス化が進む
643: 09/15(月)15:32 ID:Quyhw1yU(8/10)調 AAS
信頼性が違うため
産業用プラントの場合、数十年の稼働は普通なので、その間に生産中止して後継機との互換性が維持できないコンピュータは怖くて使えない。
最低限の修正でラダーの使い回しができるPLCでないと、こういう用途では困る
学習やテストが容易でないと感じる。実際の装置で、実践で覚えていく、試していくという方法ばかりでなく、自主的な学習や事前の準備が可能なシミュレーターや支援システムの充実を期待している
設備単体で動かすときはPLCが必要十分で便利だから
自動車部品メーカーに勤務しています。工場では壊れないことと、誰でも簡単に扱えることが求められているように感じます
長年のPLCの使用実績が生産現場で高く評価されていることから、PLCの市場の縮小は考えにくいのではないかと思います
RASの観点からソフトウェアPLCは怖いと思うのですが、どうなのでしょうか。PLCはPLCとして残ると思います。もし、複数のPLCを同時に制御するためのオーケストレーションツールが
できたら面白いですね。コントローラー間ネットワークで間に合ってそうですが
PLCは入出力インタフェースが豊富でハードウェア設計の手間が省ける。雑な扱いをしても壊れないし、サポートセンターに質問すれば大抵の課題は解決できる
情報の現場利用が増えることを考えるとPCベースの方が適性があると考えます。また、制御盤の小型化も進むので一つの機器に集約したくなるのは必然だと思います
PLCでできることはIPCでできるし、IPCの方が汎用性が高く性能も高いから。よってPLCのシェアは減ると思う。しかし、その減少量は少しだと思う。多くのことはPLCでできるし、
簡単な設備ではPLCの方が手軽に作ることができるから
PC制御の大規模、複雑なシステムがPLCの開発速度、保守性を持つことで最適な選択になる場面が増えると期待しています
日本はユーザーグループなどのコミュニティーがない。SIというポジションやプログラムの著作権が曖昧。制御エンジニアは絶対的に不足しているのに報酬が低い。PLCメーカーが多すぎる
リレーシーケンスやラダーで育った世代が引退し、コードで処理する世代が台頭する
644: 09/15(月)15:33 ID:Quyhw1yU(9/10)調 AAS
今後ますますPLCとIPCの垣根がなくなり、PLCでIPCで行っていたようなデータ処理をしたり、IPCでPCで行っていたようなモーション制御を実行したりが増えていくと思います
ハードウェア主体ではなく、ソフトウェア主体の制御になると思うから
高機能かつ細分化していくと思います
コードベースのプログラムからラダーへ変換できるようになれば、汎用LLMでも生成できるようになり、さまざまか自動化が行えるのでは……と妄想しています
PLC起因で通信形式に制約が出たり、構成の制限が足かせになることが多く、今後はオープンな規格がメインになると予想。KV-Xのように使い勝手に振り切って
既存の市場内で勝負するか、より高度な制御を目指すかに二極化しそう。前者であれば性能面での差別化は難しく、国内は営業力が強みのキーエンス一強になりそう
PLCの信頼感は頼もしい。でも、かゆいところに手が届くような柔軟さもほしい。そんなとき、AIやビジョンまでこなせるIPCが、現場でいい仕事してくれるんです
古典的なPLCでは高度なデータ処理を外部のPCに複雑な仕組みで委託しているので、初めからひとまとめにして、PLCとデータ処理のアプリケーションの連携を簡単にしてほい
組み込み機器開発をしていた経験からすると、PLCは開発能力、品質面でPLCメーカーに依存しすぎているように思う。また、これから複雑化する設備においてPLC自体に将来性は感じず、
PLCに依存している企業は価格競争になり存続が難しいと思う
制御プログラムは自動生成化していくと思うので、IPCの方が自動生成に向いていると思う
現在の新しい世代が既存のPLCを使いこなしていないし、これから学習する必要がない
ユーザーの世代交代が大きいと思う(PLCに慣れているユーザーの減少とPC操作に慣れているユーザーの増加)
PLC(IEC 61131)のプログラマーが求人数に対して現状少ないという状況が発生している。欧州勢はそれを見越して汎用的な開発言語での開発が可能なPLCを用意している。
また、PLCは選択要素が多く自社で従来使われているものを選びがちだったのが、だんだんとキーエンスなどユーザー訴求の高い製品が選ばれる時代(ボトムアップ)になった。
他にもいろいろ要因はあると思うが、PLCという商品としては市場拡大していくが、従来の開発手法から順次置き換わっていくのでないかと思います
645: 09/15(月)15:39 ID:Quyhw1yU(10/10)調 AAS
現場は従来の機器操作とAIのギャップ部分を把握出来てるんだよなあ
企業や国家の運営がその理解もできてない時代が10年近く続いてたか
646: 09/16(火)12:47 ID:4yryaSoc(1/3)調 AAS
DXが進まないのは、現場がきつ過ぎるから
日刊MONOist火曜版 編集後記
現場の負担を増やしたらダメです。
2025年09月16日 11時30分 公開
DX(デジタルトランスフォーメーション)で多くの成果を生み出す製造業がある一方で、なかなか思ったような成果が得られていないケースも少なくありません。
うまくいっていない企業の理由として、先日の取材で「確かに」と思うことがありました。
それは、産業用データ基盤を展開するCogniteの取材でのことでした。Cognite日本法人 代表取締役社長の江川亮一氏は「DXで重要なのは現場のデータを
いかにビジネスに生かすかという点だが、データの扱いが大変すぎて現場の負担が大きくなり進まないパターンが多い」と述べ、産業用データへのアクセスの難しさを指摘していました。
647: 09/16(火)12:48 ID:4yryaSoc(2/3)調 AAS
IOWNで次世代オートメーション基盤の実証開始、分散AIと自律ロボティクスを統合
製造ITニュース
ネットワンシステムズとNTT西日本は、NTTが提唱する「IOWN」の中核技術オールフォトニクスネットワークを使い、分散AIと自律ロボティクスを統合した次世代オートメーション基盤の実証実験を開始した。
ネットワンシステムズとNTT西日本は2025年8月27日、NTTが提唱する「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」の中核技術であるオールフォトニクスネットワーク(APN)を使い、
分散AI(人工知能)と自律ロボティクスを統合した次世代オートメーション基盤の実証実験を開始した。
少子高齢化による労働人口減少が深刻化するなか、小売、製造、医療、社会インフラなど多様な現場で、AI×ロボット×IOWN APNを組み合わせた自律型オートメーションの社会実装を加速させる狙いだ。
実証実験は、NTT西日本が運営するIOWN APNの実証環境として、大阪の京橋と堂島、福岡の3拠点を相互接続する。ロボット側に高性能GPU端末を置かず、
拠点間に分散配置したデータセンターでAI推論、学習を行い、APN経由の低遅延、大容量、揺らぎの少ない通信でロボットをリアルタイム制御できるかを検証する。
期間は9月下旬までを予定し、模倣学習によるモデル学習と、自律型協働ロボットの動作検証を並行して進める。
役割分担は、ネットワンシステムズが分散クラスタ型AI基盤の設計とAPN統合、機能および性能検証、ユースケース創出とビジネスモデル検討、
さらに模倣学習環境の提供を担う。NTT西日本は、3拠点にまたがるAPN実証環境を構築して提供し、ユースケース実証と事業化検討を進める。
両社は、IOWN APNを土台にした分散AI、自律ロボティクスの標準モデルを描き、社会実装に向けたビジネススキームの確立を目指す。
648: 09/16(火)12:50 ID:4yryaSoc(3/3)調 AAS
まるでSF?もしくは軍事転用の危険性も秘めるドローンロボットが登場 中国のDIY愛好家が開発
2025年9月15日
中国のDIY愛好家が開発した変形型のドローンロボットの紹介動画がSNSでも注目を集めている。
X(旧Twitter)で公開されている映像では、複数の形態のロボットが確認できる。
まず蜘蛛型のロボット部隊の動作シーンから始まり、重火器搭載を想定していることや、キャタピラ式に変形して複雑な地形にも適応する能力を持っていることが説明されている。
続いて、水陸空を自由に移動できるようすも紹介された。これらは戦場での様々な複雑なニーズに対応でき、警戒や偵察、さらには救出活動などが例として挙げられている。
また別のシーンでは、機械犬型のロボット部隊や、水陸両用の機械蛇型ロボット部隊の紹介もある。
機械蛇型ロボットは潜水して地中を掘り進む機能も持っており、秘密の潜水任務や爆雷関連の任務に応用可能とされる。
空母型のロボットも最後に紹介されている。これらは大量の小型無人機を搭載することができ、数千、数万機の無人機を突撃させる技術にもつながる可能性がある。
軍事ロボット部隊は、抗日戦争勝利80周年を記念して制作されたもののようだ。
649: 09/17(水)09:08 ID:z9kfF1un(1/14)調 AAS
人型ロボットの中国Unitree、年内にIPO申請へ 24年は売上高200億円突破
9/17(水) 7:00配信
中国のロボット企業「宇樹科技(Unitree Robotics)」はこのほど、中国本土市場への上場に向け、2025年10〜12月期に新規株式公開(IPO)申請書類を提出する予定だと発表した。
Unitreeは2016年に浙江省杭州市で設立され、中国のロボット分野で最も注目されるスタートアップ企業のうちの1社に成長した。24年の売上高に占める割合は、四足歩行ロボットが65%、
人型ロボットが30%、コンポーネント製品が5%だった。四足歩行ロボットの80%は研究・教育・消費分野に導入され、残りの20%は産業分野の点検や消防などに利用されている。
人型ロボットに関しては、研究・教育・消費分野向けが100%となっている。
公開情報によると、Unitreeはこれまでに10回の資金調達を実施。2025年6月に完了したシリーズCでは総額約7億元(約150億円)を調達し、評価額は120億元(約2500億円)を超えた。
創業者の王興興氏は25年6月に天津市で開かれた「夏季ダボス会議」に出席し、設立当初の従業員は自分1人だったが、今や従業員は1000人を超え、
24年の売上高は10億元(約210億円)を突破したと明らかにした。
650: 09/17(水)09:09 ID:z9kfF1un(2/14)調 AAS
ウクライナ戦争で進化を遂げた"AIスコープ"付きライフルvs無人ドローンの仁義なき戦いを徹底解説!
9/17(水) 7:00配信
ウクライナ戦争における無人機、ドローンの登場は、陸戦を大きく変化させた。そして、無人機やドローンだけでなく、歩兵の主要兵器である軍用ライフルも進化している。「AI付きスマートスコープ」が搭載されたのだ。
このAIスコープがどんな革命を起こすのか? 兵士は誰でもゴルゴ13並みの名狙撃手になれるのか? 陸戦兵器の世界的権威である床井雅美氏に話を聞いた。
――6月10日、米陸軍がAI人工知能を搭載した小銃用照準装置「スマッシュ2000L」の配備を開始しました。歩兵がドローンの脅威に対応するため、イスラエルのスマートシューターが開発した新たなスマートスコープです。
重さ1.2kgで通常の軍用ライフルに装着可能。兵士はトリガーを引きっ放しでドローンを狙うと、最適のタイミングで「スマッシュ2000L」が弾丸を発射。オートフォーカスカメラのように
ドローンを狙って引き金を引き、ピントが合うと弾丸が発射されます。
つまり、どんなに射撃が下手な兵士でも当てられるわけですが、これは軍用ライフルの進化なのか兵士の退化なのか、どっちなんですか?
床井 その前に、まず軍用ライフルのお話をします。ここではライフルと呼びますが、そのライフルを使う基本的な目的は、最前線の塹壕にいる敵兵を引っ張り出すことです。
――敵兵と撃ち合って戦闘するのが任務ではないのですか?
床井 ライフルを持った歩兵による敵味方の銃撃戦闘は、第二次世界大戦の途中で終わりました。さらに言うと、その塹壕から敵兵を引っ張り出す任務もなくなりました。
――すでに終わっている......。
床井 それ以降は、空陸海統合戦闘に移行しています。例えば、硫黄島の戦いで大日本帝国兵士は米海軍の艦砲射撃を徹底的に喰らった。
しかし、塹壕の中にいた兵士たちは生き残り、上陸した米海兵隊員と壮絶な戦いとなりました。
651: 09/17(水)09:10 ID:z9kfF1un(3/14)調 AAS
――米海兵隊は自動装填式の「M1ガーランドライフル」で、指揮官クラスは自動装填式の「M1カービン」を使って、日本軍が立て籠もっていた塹壕にすさまじい連射を叩き込みました。
対する日本軍は、ボルトアクション式小銃の38式、99式で抵抗。発射速度で圧倒的に負けていました。
床井 それでも日本兵は塹壕から出て来ない。なので、米海兵隊は塹壕の上に穴を開けてガソリンを流し込み、火炎放射器で点火して攻撃しました。
――なるほど。すると、太平洋戦争に続いてウクライナ戦争でも、塹壕から敵兵を駆逐する兵器に変化があったのですか?
床井 米軍の対戦車用の携帯使い捨て対戦車ロケット発射機「M72LAW」がありますね。
――口径66mm、重さ2.5kg。収納時に長さ67cmの筒を発射時に伸ばして、内蔵されている66m成形炸薬弾(HEAT弾)で戦車、装甲車を破壊します。これ、ロシア軍(以下、露軍)の塹壕に叩き込むのですか?
床井 撃つのはHEATではなくて、砕散化する金属破片が大量に内蔵されていた弾丸です。それを塹壕に撃ち込む。
――人体破壊力抜群の大口径散弾砲です。
床井 しかし、それも一発30万円。
――高価!!
床井 戦闘は費用対効果が大切です。しかし、M72LAWではそれが低い。さらに、これでは塹壕の奥には届かない。そこでドローンが登場しました。
――あ! FPVドローンなら塹壕の中の奥まで入れて、そこで自爆すれば敵兵を掃討できます。しかも数千円で済む!
床井 そのドローンを作っている場所で、私が驚愕したのはエストニアです。
――バルト三国のひとつですね。
床井 あそこはロシアから自国を防衛するために、国民の頭脳を鍛える事からやっています。そして、昔から旧ソ連軍、露軍が攻めてきても対応できるように、
今でも大量の武器弾薬を貯め込んでいるんですよ。しかしその中に、対戦車ロケット砲「RPG7」発射機とその弾薬が大量にある。
652: 09/17(水)09:11 ID:z9kfF1un(4/14)調 AAS
――1961年から生産が開始された、安価で丈夫な対戦車兵器ですね。映画『ランボー』や『ブラックホーク・ダウン』などでも常にゲリラやテロリストに愛用される兵器です。
床井 そうなんですが、もういい加減、ローテクすぎて、武器としても大きいし、かさ張る。
そこでエストニアが目を付けたのが、発射機よりも大量に備蓄しているロケットモーター付の砲弾。この弾頭だけを取り外し、ドローンに取り付けて威力を発揮しました。
――ウクライナ戦争初期の取材記事にも出てきました。
RPG7は最大射程920mですが、専用の弾頭を搭載したドローンが数kmから十数km飛んで、敵に正確に命中させる。なにしろ、最後までオペレーターが操縦していますからね。
床井 はい。この弾頭を対戦車用のRPG7用弾から手榴弾に取り替えて、塹壕の中に突っ込みます。
――それは露軍兵士にしたら恐怖です。低いプロペラ音と共に、ドローンが塹壕に飛び込んできて手榴弾が爆発する。恐ろしい......。
床井 そして、その弾頭となる手榴弾は無数、無限にある。当然、費用対効果も計り知れません。
――塹壕に立て籠った兵隊をその中で無力化してしまう。だから、ウクライナ戦争でドローンの大活躍が始まった。
となると「スマッシュ2000L」を搭載した軍用ライフルが必要になります。そのドローンを撃墜しないと分隊は全滅します。
床井 その前に、この「スマッシュ2000L」にはドローンのプロペラ音を探知できる音響センサーが付いているらしいんです。闇雲に探してもドローンは見つかりません。
「スマッシュ2000L」がドローンの飛行音のする方向を教えてくれるらしい。
――それからカメラのオートフォーカスと同じ、自動的に狙いを定めた弾丸発射。ドローン撃墜!! 完璧です。
床井 ところが、ドローンの機体はスカスカです。一発くらい機体に命中したところで、貫通して致命弾にはなりません。さらにプロペラは4枚あって、1枚に命中しても撃墜は不可能です。
653: 09/17(水)09:12 ID:z9kfF1un(5/14)調 AAS
――撃墜するには複数の弾丸を発射して、プロペラを2枚以上撃ち抜く。もしくは、操縦電波をやり取りする電子回路を一発で破壊するしかないのですね。
床井 そうなりますね。ドローンとの戦いは中世の戦いのような、装甲馬に乗った重装甲騎兵と歩兵の戦いに似ていると思います。
その戦いは重装甲騎兵ひとりに対して、歩兵が数人がかり。巨大なハンマーを持った歩兵が突っ込んでくる重装甲騎兵に殴りかかり、装甲馬から落とす。
そして、先端の鋭い短槍を持った数人の歩兵が、重装甲騎兵の鎧の隙間にその短槍を刺し込んで殺す。
――21世紀の対ドローン戦ではどうなるんですか?
床井 最近ではドローンが単独で飛行して攻撃することはまずあり得ません。5〜10機の複数機のドローンを飛ばします。攻撃ドローンだけでなく、囮(おとり)となるデコイも混ぜる。
もし一機落とされてもそれがデコイならば、攻撃ドローンはまだ無事です。
――なんと狡猾。ではまず、歩兵とドローンの距離がどのくらいで、何秒で接近して来るのか試算してみます。
FPVドローンは最大速度150km/h(秒速約41.6m)で歩兵に突っ込んできます。「スマッシュ2000L」に搭載された音響センサーの性能はもちろん非公開。
そこで、公開された情報から推察してみます。2022年にオーストラリアの大学で研究されたシステムでは、探知距離は4kmと発表されています。
一方、ドローンが敵歩兵を識別できる距離はネット上の情報によると、開けた地形で1700m、障害のある地形なら500m。
仮にスマッシュ搭載ライフルが音響センサーで4km先でドローンを探知すると、歩兵が目視確認できる500mの地点までドローンは84秒で飛来します。223弾の有効射程は460m。
床井 口径223NATO弾の弾速は1000m/秒。500m飛ぶのに0.5秒かかります。
――はい。FPVドローンは500mを12秒で飛来。「スマッシュ2000L」のトリガーを絞って歩兵がドローンを捕え、ピントが合って撃つまでに3秒かかるとします。すると4発撃てます。
床井 そうですかね?
――初弾を放って、命中してもそれがプロペラならば二発目が必要。トリガーを絞って、ドローン探して、発見して、それから3秒後に二発目を発射する......。
床井 探すのに数秒かかるかもしれませんね。
654: 09/17(水)09:13 ID:z9kfF1un(6/14)調 AAS
――さらに、複雑な飛行コースを飛ぶ可能性も、兵士の後方に回り込む可能性もある。
床井 そうですね。
――やはり撃てても1発か2発......。一対一では無理ですね。
中世の歩兵の対重装甲騎兵の戦闘方法と同様に現代の対ドローン戦も複数で対抗する。一個分隊10名、一人90度の担当範囲で4名の警戒班がスマッシュ搭載小銃で警戒。
ひとりが発見すると、迎撃班4名がスマッシュ搭載小銃で射撃を開始する。
床井 そのうちのひとりはジャミング電波銃で迎撃ですね。そして物理的破壊と電波戦で撃墜、その二通りで狙うと。
――はい。しかし、5〜10機飛来しますから、数機撃墜してもまだ残っています。
床井 その場合は、小銃の銃身の下に40mmグレネード発射筒を付けて、散弾を満載した40mm散弾榴弾を撃ちます。
――40mmグレネードの初期にあったM576弾は、鳥猟では大型鳥用に使う4号装弾を満載して、最大射程で30mでした。
床井 現在、40mmグレネードで対ドローン兵器のひとつとしてテストされているのが、これ。「M1001 40mmHVCC」という銃弾です。
――金属製の鉛筆みたいな小型矢が、115個内蔵された散弾のような矢弾。これは怖い。
床井 銃身の下に取りつけるランチャーではなく、専用の大型の自動装填式グレネードランチャー用として開発されたものです。
――これなら撃墜可能であります。しかし、もしダメな場合、FPVドローンは50mを1.2秒で飛来します。
床井 最後は車両で乗っているならば、搭載されているポンプ式ショットガンで撃つ。それでも1〜2機は残っているでしょうけどね。
――どうすればいいですか?
床井 ドローンにはドローンです。迎撃用ドローンを飛ばし、敵ドローンの上空から網を投下。捕獲して地上に落とします。
655: 09/17(水)09:17 ID:z9kfF1un(7/14)調 AAS
――すると、陸戦兵器の主役は塹壕から敵兵を駆逐。そして追い出す兵器は、軍用ライフルからFPVドローンになったのですか?
床井 そうですね。
――FPVドローンを使い塹壕内を破壊。すると、スマッシュ2000Lを搭載した軍用ライフルは対ドローン必撃墜兵器ではなく、1〜2発撃てて、もしかしたら撃墜可能という程度。
革命を起こすというより、ないよりもあった方がいいくらいの兵器になりますか?
床井 まず、スマッシュの重さが1.2kgあって、ライフルに搭載すると重い。だから、取り回しが難くなるんですよ。
次に、移動や休息時にライフルを落とすか倒すかして、スマッシュに衝撃を与えるとスコープが狂う。「ゼロイング」と言って、十字の照準線のど真ん中弾が当たるように
調節が必要になる。しかし、最前線でその調整を行なうのは難しいです。
――すると、歩兵戦の主役は軍用ライフルから軍用ドローンとなったのですか?
床井 まだそこまでではないですね。ドローンは不確実性をまだ多く持っている。ピンポイントのターゲットを破壊することはできません。
だから、大砲を小型化したのがドローンだと考えるといいと思います。大砲ですさまじい量の砲弾を使っても、敵兵は塹壕の中に潜んでいます。その全ての敵兵の居場所を見つけて
ドローン攻撃をかけられればいいのですが、そう上手くもいきません。
――やはり、最後に塹壕から敵兵を引きずり出すのは、軍用ライフルを持った歩兵になるんですかね。
床井 そういうことになるでしょう。
●床井雅美 元スミソニアン博物館招聘研究員、小火器国際研究所常任アドバイザー。専門は銃火器。ドイツを本拠地に欧州全土を取材し、
陸戦兵器の研究に対しては評価が高く、世界的権威として知られる
656: 09/17(水)09:34 ID:z9kfF1un(8/14)調 AAS
日本橋で「分身ロボット」が観光ガイド 移動困難者が自宅から遠隔操作
9/16(火) 21:32配信
657: 09/17(水)11:53 ID:z9kfF1un(9/14)調 AAS
進化するAI×ロボットの最新動向 新社会システム総合研究所が10/20に講座を実施
2025年9月16日
株式会社新社会システム総合研究所(以下、SSK)は、公益財団法人原総合知的通信システム基金との業務受託により、最先端のICT情報を発信している。2025年10月20日(月)に
開催されるセミナーでは、AIとロボット技術の融合による最新動向が紹介される。講師には国立研究開発法人産業技術総合研究所の持丸正明氏と、
株式会社d-strategy,inc代表取締役であり東京国際大学データサイエンス研究所特任准教授の小宮昌人氏が登壇する。
持丸氏は、少子高齢化による労働人口減少や介護負担増に対応するための人間拡張技術とインターバースビジネスに焦点を当てる。人間拡張はウェアラブルセンシングや
デジタルヒューマンツイン、XR技術を活用し、人の能力を高める技術だ。インターバースは仮想空間と実空間をつなぎ、時空間の制約を超えた価値創造を目指している。また、
製造業のサービス化やメタバース、バーチャルエコノミーの概念も解説され、企業連携や国家プロジェクトの事例を通じて最新のビジネスチャンスが示される。
一方、小宮氏はAIとロボットの融合によるロボティクスの進化をテーマに講演する。Physical AIやEmbedded AI、ロボットSLM(Small Language Model)などの技術を紹介し、
これらが製造ラインやオペレーションの柔軟性を高めることを説明する予定だ。さらに、NVIDIA CosmosやGENESISなどの世界基盤モデルプラットフォームの役割や、
ロボット企業がAI時代に求められる戦略の変化についても言及される。
658: 09/17(水)11:54 ID:z9kfF1un(10/14)調 AAS
進化を続ける国産電子実験ノート、年1バージョンアップで機能を追加/改善
研究開発の最前線
西川計測は純国産の電子実験ノート「NEXS」を「JASIS 2025」で展示した。自由な入力方法や多様な機器との連携、日本語対応といったNEXSの強みの他、最新のバージョンアップで追加された機能について紹介する。
2025年09月17日 06時30分 公開
659: 09/17(水)12:38 ID:z9kfF1un(11/14)調 AAS
AI×3Dビジョンで産業ロボット市場をリード。中国発「Mech-Mind」、約110億円を調達
9/17(水) 10:01配信
3Dビジョン技術を活用した産業ロボティクスソリューションをてがける「梅卡曼徳機器人科技(Mech-Mind Robotics Technologies)」(以下、Mech-Mind)がこのほど、雄安基金、
中山大洋電機、華創資本など約5億元(約110億円)を調達した。資金はエンボディドAI全般の技術開発、海外展開、顧客サービスの向上に充てられる。
Mech-Mindは2016年に設立され、本社を北京に構える。ロボットに「頭脳」となるAI、「目」となる3Dビジョン、そして高性能マニピュレーターを組み合わせた「眼脳手」ソリューションを
提供している。プラグアンドプレイで多様な現場に対応できるロボットビジョンと意思決定システムを備え、マルチモーダルセンシングと自律計画能力により、
自然言語による指示を迅速に理解し、複雑なタスクを実行可能だ。
AIと3Dビジョンを融合した同社の製品は、自動車、新エネルギー、物流といった産業分野に大量導入され、世界で15000台以上を出荷。市場シェアも世界トップクラスにある。
Mech-Mindは2019年から海外市場に進出、米国、日本、韓国、欧州、東南アジアなどで事業展開し、海外売上高はすでに全体の50%を占めるという。
*1元=約21円で計算しています。
660: 09/17(水)18:15 ID:z9kfF1un(12/14)調 AAS
Ubieから医療AIパートナー登場 「立ち往生」しがちな医療行動の選択支援
9/17(水) 15:33配信
ヘルステックスタートアップのUbie(ユビー、東京都中央区)は、AI(人工知能)を活用して医療行動を支援するサービスの提供を始めた。体調不良や健康に関する悩みを持つ
生活者が適切に判断し受診などの行動をとれるよう支援し、病気の早期発見と治療にもつなげたい考えだ。
今回用意した新サービスは、医療に特化したAIパートナー「ユビー」。50人以上の医師監修のもと開発した。サービスの信頼性を確保するため、医師を含む専門家チームが継続的に監視・改善する。
機能面では、従来の症状検索にとどまらず、AIとの会話を通じて個人の状況に応じた「次の一歩」を提案することが特徴。受診すべき診療科の選択から、医師との対話で伝えるべきポイントや
受診後の疑問解消まで、医療行動の全プロセスを伴奏してくれる。
同社が8月に全国の男女1200人を対象に行った「医療アクセス実態調査2025」の結果によると、医療に関わる各段階で困りごとを抱える「医療迷子」が全体の72%に上った。
こうした実態を踏まえて適切な医療アクセスの支援に注力し、30年までに医療迷子の経験率を36%に半減させる目標を掲げた。
661: 09/17(水)20:47 ID:z9kfF1un(13/14)調 AAS
PC上でロボット動作をシミュレーション 三菱電機「MELSOFT RT ToolBox3」が工数削減に貢献
2025年9月17日
三菱電機は、産業用ロボットの開発から運用まで一貫して支援するエンジニアリングソフトウェア「MELSOFT RT ToolBox3」を提供している。
「MELSOFT RT ToolBox3」は、ロボットのシステム立上げからデバッグ、運用までを支援するパソコンソフトウェアとして位置づけられている。同ソフトウェア1本で、
プログラムの作成や編集、ロボット導入前の動作範囲確認、パソコン上でのロボット動作シミュレーション、タクトタイム及びモータ負荷率推定、
ロボットの立上げ時のデバッグ作業、稼働後のロボットの状態や不具合監視など、ロボット周辺のあらゆる機能をサポートする。
662: 09/17(水)20:48 ID:z9kfF1un(14/14)調 AAS
同社では、3Dシミュレータ「MELSOFT Gemini」も提供しており、ラインシミュレーションや装置シミュレーションが可能となっている。さらに、ロジックシミュレータ「MELSOFT Mirror」
を使用することで、制御ロジックやネットワークのシミュレーションまで実行できる環境を構築している。
これらのソフトウェア群により、ロボットから設備全体まで、PC上でまるごと事前検証することが可能になる。同社は、この包括的なシミュレーション環境の活用により、生産設備の開発工数削減を実現できるとしている。
三菱電機の産業用ロボット「MELFA」シリーズと組み合わせることで、より効率的な生産システムの構築が期待される。
663: 09/18(木)12:55 ID:YWkDfdUO(1/3)調 AAS
速報:PharmAGRIはテスラと基本合意書を締結し、最大1万台のOptimusロボットを業務に導入する計画だと報じられています。これらのヒューマノイドロボットは、農場、医薬品原料の製造、処方薬の製造などを支援する予定です。 ロボットがやってくる。
664: 09/18(木)12:57 ID:YWkDfdUO(2/3)調 AAS
小型AI搭載自動巡回点検ロボット「ugo mini」をニップン千葉工場に導入 業務DX推進へ
2025年9月17日
ugo株式会社は、株式会社ニップンの千葉工場に小型AI搭載の自動巡回点検ロボット「ugo mini」を導入したと発表した。
今回の導入には4つの主要な目的がある。
・点検作業の省人化、省力化による作業負担の軽減と将来の人手不足への対応
・サーマルカメラやAIを活用したデジタル点検による異常の早期検知と予防保全の強化
・点検精度の向上と作業標準化によるデータ管理の高度化、設備管理の品質向上
・ロボット巡回点検の仕組み確立による安定的で持続可能な運用体制の構築
温度異常検知システム
計器自動読み取り機能
「ugo mini」は、狭小空間やセキュリティルームなどでの点検業務に特化して開発されたコンパクトモデルだ。伸縮式カメラや自律巡回機能を備え、小型ながらも高い性能を発揮し、
効率的かつ精度の高い監視・点検を実現する。従来のugoシリーズに比べ、よりコンパクトで低価格なプロダクトである。
665: 09/18(木)12:58 ID:YWkDfdUO(3/3)調 AAS
「工場の自動化がうまく進まない…」その原因はどこにあり、何をすべきなのか
中堅中小製造業の自動化 虎の巻(1)
(1/2 ページ)
本連載では、自動化機器の導入やロボットの活用に初めて取り組む中堅中小企業の製造現場向けに、昨今ニーズが高い協働ロボット、外観検査機器、無人搬送装置に
フォーカスして、導入前(準備)、導入時(立ち上げ)、導入後(運用)の各ステップにおいて導入がうまくいかなくなる要因や、ユーザーが思い描くような自動化を進めていくためのポイントを解説する。
2025年09月18日 08時00分 公開
[小林賢一 ロボットメディア 代表取締役/NPO法人ロボティック普及促進センター,MONOist]
666: 09/19(金)08:32 ID:Uy6iSdBw(1/11)調 AAS
医師らが開発した医療特化型AIが対話を通じて医療行動をサポート、医療AIパートナー「ユビー」提供開始
9/19(金) 7:00配信
Ubie株式会社は9月16日に、AIとの会話を通じて医療支援を行う医療AIパートナー「ユビー」の提供を開始した。医師らが開発した「医療特化型AI」が、個人に寄り添い、適切な情報提供と医療行動への支援を行うという。
医療AIパートナー「ユビー」は、同社が7年間で全国47都道府県、1,800以上の医療機関と磨き上げてきたというAI技術基盤をもとに開発されたとのこと。また、サービス公開から5年間で月間1,300万人規模が
利用する症状検索エンジン「ユビー」や「ユビー 病気のQ&A」で培った知見も合わせて開発したという。
従来の症状検索エンジン「ユビー」が「症状から病名と受診先を調べる」という1回完結型の情報提供に特化していたのに対し、医療AIパートナー「ユビー」は継続的な対話を通じて個人の状況を理解し記憶して、
医療の各段階で適切な行動が取れるように伴走支援するとのこと。
同社によると、サービス開発過程で実施したβ版のテストでは、受診を迷っていた人の66.3%が受診を決意し、95.2%が医師との対話で症状伝達の参考にするなど、
情報提供だけでなく具体的な行動につながることが示唆されたとしている。
医療AIパートナー「ユビー」は、50名以上の医師監修のもと開発され、参照情報は信頼できる公的機関・専門サイトに厳格に限定。医師を含む専門家チームが継続的に監視・改善を
行っているそうだ。また、症状の検索で終わらず、AIとの会話を通じて個人の状況に応じた次の一歩を提案。受診すべき診療科の選択から、
医師との対話で伝えるべきポイント、受診後の疑問解消まで伴走するという。加えて、ユーザーとの対話を通じて個人の健康状態や関心事を記憶し、
継続的な利用を通じて個人に最適化された案内を提供するとのこと。マイナポータルとの連携により、過去に処方された薬や受診した医療機関の情報も記憶し、
服薬履歴や受診歴に関する問い合わせにも対応するという。
667: 09/19(金)08:41 ID:Uy6iSdBw(2/11)調 AAS
中国「ヒト型ロボット」開発企業に1471億円の調達枠 ユービーテック、ファンドと組み中東に工場建設も
9/18(木) 16:01配信
「ヒト型ロボット」の開発を手がける中国の優必選科技(ユービーテック)は8月31日、国際的な投資ファンドから10億ドル(約1471億円)の資金調達枠を獲得したと発表した。
香港およびアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビに拠点を持つ長期運用ファンド、インフィニ・キャピタルと戦略的融資契約を締結。インフィニ傘下のハイテクファンドを
割当先とする新株や転換社債の発行、同ファンドからの現金引き出しなどの形式で資金を迅速に調達できるとしている。
インフィニは適切な時期にユービーテック株を追加取得し、最終的に持ち株比率5%未満の株主となる予定だ。さらに、両社はヒト型ロボットの関連産業への共同投資も進める。
ユービーテックの中東市場進出をインフィニが支援し、現地に合弁会社を設立。ヒト型ロボットの大規模工場、研究開発センター、事業の地域統括本部などの設置を計画している。
ここ数年、インフィニは香港市場に上場する中国のハイテク企業に積極投資を続けてきた。その中にはAI(人工知能)画像認識大手の商湯科技(センスタイム)、法人向け
AIソリューションの第四範式(4パラダイム)、EV(電気自動車)大手の比亜迪(BYD)などが含まれ、累計投資額は100億香港ドル(約1887億円)を超える。
インフィニがユービーテックへの資金調達枠供与を決断した背景には、ヒト型ロボットの開発企業に対する最近の投資ブームの盛り上がりがあるとみられている。
ユービーテックの副総裁(副社長に相当)で研究開発部門のトップを務める焦継超氏は、2025年8月に財新を含むメディアの取材に応じた際、資金調達環境の改善について次のように語っていた。
「わが社は2023年12月に香港証券取引所に上場して以降、複数回の株式割当増資などを通じて合計40億香港ドル(約755億円)超を調達した。その中で調達額が最大だったのは、
直近(2025年2月)の株式割当増資による24億1000万香港ドル(約455億円)だ」
668: 09/19(金)08:42 ID:Uy6iSdBw(3/11)調 AAS
投資ブームの過熱とともに、ヒト型ロボット開発企業の上場計画も相次いでいる。例えば2025年7月には、有力スタートアップの宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)が
証券大手の中信証券をアドバイザーに指名し、IPO(新規株式公開)の準備に入ったことが明らかになった。
中国の国有投資会社でユニツリーにも出資している首程控股は、投資先企業のうち(ヒト型ロボット関連の)3〜4社が2026年に上場もしくは上場準備に入ることを期待している。
とはいえ、投資ブームの先行きに関して慎重な見方もある。「1つの業界から上場を果たせる企業数には限りがある。後発企業のIPOは次第に難しくなるだろう」。
ユービーテックの焦副総裁はそんな予想を示し、次のように続けた。
「投資家はすでに(ブームの熱狂から)冷静さを取り戻しつつある。ヒト型ロボット業界の2番手グループの企業は、2026年中に収益モデルを確立しなければ生き残れないかもしれない」
669: 09/19(金)13:24 ID:Uy6iSdBw(4/11)調 AAS
ロボホン、見たものを理解して会話が可能に ChatGPT活用
9/19(金) 11:59配信
シャープは、コミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」向けとして、「ChatGPT」によりカメラを使った会話などが楽しめるアプリケーション「ロボデイズ」の提供を
10月1日から開始する。「ココロプラン(月額1,078円)」または「ビジネス基本/プレミアムプラン(法人)」加入者が対象で、利用料金は月額550円。
ロボホンのカメラで風景や物を撮影すると、写した対象を話題にした会話が楽しめるアプリ。旅先で見た景色や食事など、目の前のできごとを共有しながら、ロボホンとの対話が可能になる。
ロボホンと話した内容や訪れた場所の履歴を元に“ロボホン目線”で綴った日記も作成。ロボホンによる日記の読み上げも可能で、その日のできごとを一緒に振り返ることができる。
従来よりもさらに幅広い話題の会話にも応対。会話の内容はロボホンの“記憶”として蓄積され、会話を重ねるごとに、よりパーソナライズされた応答をするようになる。
会話は1日に30回まで可能。カメラを使った会話は1回につき会話2回分の扱いとなる。
670: 09/19(金)13:26 ID:Uy6iSdBw(5/11)調 AAS
中国人型ロボット、受注競争が本格化。UBTECHは50億円超契約、Unitreeは68件確保
9/19(金) 11:30配信
中国ロボット大手の「優必選科技(UBTECH Robotics)」はこのほど、国内の大手企業と2億5000万元(約53億円)規模の受注契約を結んだと発表した。
バッテリーの自動交換が可能な人型ロボット「Walker S2」と関連ソリューションが中心で、年内にも出荷を開始する計画だという。
このほか、7月には国有系自動車メーカーの覓億汽車(MIEE)から人型ロボット9051万元(約19億円)分の受注を獲得している。Walkerシリーズの受注額は現時点で計4億元(約84億円)に上る。
また、国家地方共建具身智能機器人創新中心(旧北京人形機器人創新中心、X-Humanoid)と共同開発し、3月に発売した研究教育用人型ロボット「天工行者」は、
7月までに受注台数が100台を超え、年内の出荷台数は300台を上回る見込みとなっている。
UBTECHはこのほど開催した決算説明会で、2025年の産業用人型ロボットの出荷台数は500台以上、生産能力は1000台に達する見込みだと明らかにした。
人型ロボットの商用化が本格化するなか、メーカー各社が大型プロジェクトの受注状況を発表している。2025年8月までに受注したプロジェクトの件数は、
宇樹科技(Unitree Robotics)が68件、UBTECHは16件、智元機器人(Agibot)が9件となっている。うちAgibotは、8月11日に自動車部品メーカーの富臨精工
(Fulin Precision Machining)から数千万元(数億円)規模の受注を獲得、人型ロボット「遠征A2-W」100台近くを富臨精工の工場に導入するという。
671: 名無し募集中。。。 09/19(金)16:59 ID:Uy6iSdBw(6/11)調 AAS
動画だけで人間の動きを学ぶヒューマノイド Figureが実現
9/19(金) 14:30配信
ヒューマノイドロボットを開発するFigureが9月18日、ヒューマノイド制御技術「Helix」の新たな進展を明かした。
ヒューマノイドロボットを開発するFigureが9月18日、ヒューマノイド制御技術「Helix」の新たな進展を明かした。人間の視点から撮影した動画だけを使って学習させたHelixは、
「冷蔵庫に行け」などの命令により、実際の家庭環境でも、ロボットを動かすことができるようになった。操作データを使わず、人の動画だけから動きを学び、
実際の物理環境で命令を実行できた例は初という。
これまでロボットの学習には、人が操作したデモや、マニュアルのコーディング、実験室のような制御された環境が必要で、家庭環境のように乱雑で変化の多い環境には
適応が難しかった。Figureは不動産大手Brookfieldと提携し、住宅やオフィスなど多様な環境で収集した人間の行動動画をHelixの訓練データとして活用することで、
高度な制御を実証しつつある。
Helixが動画から十分なナビゲーション能力を得られるようになったことで、将来の「家庭用ヒューマノイドロボット」が、より実用的になる可能性が示された形だ。
672: 09/19(金)17:02 ID:Uy6iSdBw(7/11)調 AAS
「人協調型ロボティクス住宅」リビングロボットが藤田医科大学と共同開発 サンヨーホームズの住宅展示場で全国初公開
2025年9月18日
株式会社リビングロボットは、藤田医科大学リハビリテーション部門と共同開発した人の生活・活動を支援するロボットやシステムを、サンヨーホームズ株式会社の住宅展示場に導入したと発表した。
9月20日(土)から「人協調型ロボティクス住宅」として一般公開を開始する。一般公開日は週末を中心とした特定日(9月20日、21日、27日、28日を予定)となる。
「人協調型ロボティクス住宅」では、運動や睡眠といった人の生活・活動データに加え、温湿度・CO₂濃度・照度、窓開閉などの住環境データをセンサで収集。得られたデータをもとに、
ロボットが居住者に対し、会話を通じて気づきを与え、活動を促すシステムとなっている。
さらに、そのシステムを活用した熱中症予防や侵入者検知、転倒通報などの機能により、居住者を危険から守ることも可能。住宅では3種類のロボットを導入している。
・(a) 対話機能を搭載した手のひらサイズの「見守りウィーゴ」(身長130mm)
・(b) 移動機能や通話機能を搭載した小型の「メカトロメイトQ」(身長480mm)
・(c) 株式会社今仙技術研究所が開発した「移動・移乗支援ロボット」
少子高齢化が進む中、本住宅は高齢者の自立支援や介護人材の不足といった課題の解決に寄与するだけでなく、子育て世帯にとっても安心・安全で、
家族間のコミュニケーションを豊かにするなど、より良い生活の提供につながることが期待できる。
居住者の意向に合わせて、遠隔地に住む家族にも情報を共有。転倒や侵入者検知など緊急時には、ロボットのモニタを介して映像や音声で現場確認も可能だ。また、
住宅内には藤田医科大学が企業と共同研究を行っている「転倒時にけがをしにくい床材」が導入されており、高齢者も安心して生活できる構造となっている。
ロボットのサポート機能は、簡単なプログラミングでカスタマイズすることが可能なため、子どもから高齢者まで自由に自身の生活に合わせた機能を組み込むことができる。
673: 09/19(金)17:04 ID:Uy6iSdBw(8/11)調 AAS
芝浦機械、段ボール作業を自動化できる双腕協働ロボットを2025ソリューションフェアで展示
2025年9月19日
芝浦機械株式会社は、2025ソリューションフェアにおいて、段ボール製函工程の自動化を実現する双腕協働ロボットを展示した。
同社が展示したスカラ型双腕協働ロボット「RIDRS-S」は、製品製造後の段ボール製函工程を自動化するシステムである。このロボットは両腕で対象物を把持したまま
回転させることが可能だ。さらに片腕ずつ別々の作業を行えるため、作業効率の大幅な向上を実現
する。
三辺合計1,900mmの大型段ボールの製函にも対応している。また、オプションで段ボールストック数の増減にも対応可能である。
一方、ヒト型双腕協働ロボット「RIDRS-H」は、段ボール箱詰め工程の自動化に特化したシステムだ。こちらも「RIDRS-S」と同様に、両腕での把持・回転機能と片腕ずつの独立作業機能を備えており、箱詰め作業の効率化を図る。
腰部の旋回・チルト動作を使った広い動作範囲を活かし、深い段ボールにも対応可能である。
これらの詳細の動作は芝浦機械の公式YouTubeから確認できる。
674: 09/19(金)17:05 ID:Uy6iSdBw(9/11)調 AAS
アスラテック・竹中工務店など含む6社共同、建設ロボットDXに向けたオープンな開発プラットフォーム構築へ
2025年9月19日
アスラテック株式会社、株式会社竹中工務店、Kudan株式会社、株式会社ジザイエ、燈株式会社、株式会社センシンロボティクスの6社は2025年9月18日(木)、
建設ロボティクス分野における共通のソフトウェア開発基盤の研究開発に共同で着手したことを発表した。
この取り組みは、建設現場で稼働する多様なロボットが連携できるオープンなプラットフォームを構築し、業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させることを目的としている。
日本の建設業界は、長年にわたり熟練技能者の高齢化やそれに伴う深刻な人手不足という課題に直面している。この状況を打開するため、ロボット技術を活用した省人化や
生産性向上を目指す「ロボティクストランスフォーメーション(RX)」への期待が高まる。
しかし、現状ではロボット開発はベンダーごとに個別に行われているため、異なるメーカーのロボット間での互換性がなく、連携が難しいという問題があった。
また、開発コストが高騰しがちで、ロボット導入の障壁となっている。
こうした課題を解決するため、建設業界のロボット変革を推進する「建設RXコンソーシアム」の活動で得られた知見を基に、メーカーの垣根を越えて利用できる
オープンな開発プラットフォームの構築が求められていた。今回の共同研究開発は、このニーズに応えるものである。
本研究開発は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の一環として実施される。
6社がそれぞれの専門技術を持ち寄り、以下の6つの項目について開発を進める。
675: 09/19(金)17:06 ID:Uy6iSdBw(10/11)調 AAS
全体アーキテクチャの設計と構築(竹中工務店): ロボットのハードウェアからソフトウェアまでを包含し、異なるメーカーのロボットでも共通して利用できる基本構造を設計する。
ソフトウェア機能開発(Kudan): 刻々と変化する建設現場でもロボットが自身の位置を正確に把握し、自律移動できる技術や、複数ロボットが協調して作業を行うシステムを開発。
ハードウェア機能開発(ジザイエ): 様々な作業に対応できる共通の移動ユニットや、センサーなどを容易に交換できる標準化された構造を開発する。
通信環境構築(アスラテック): 5GやWi-Fiなどを組み合わせ、障害物の多い建設現場でも安定した通信を確保する基盤を構築。
仮想空間での事前検証技術(燈): コンピューター上に現場を再現し、ロボットの動作を事前にテストする技術を開発する。建物の設計図(BIM/CIM)と連携したシミュレーションも行う。
運用支援管理ツール(センシンロボティクス): 複数の異なるロボットを一元的に監視・制御できる管理システムと、共通の操作インターフェースを開発。
このプラットフォームにより、ロボットメーカーやシステムインテグレータは共通の機能モジュールを活用でき、開発コストと期間を大幅に削減できると期待される。
6社は今後、「デジタル・ロボットシステム技術基盤構築事業」とも連携し、開発したプラットフォームを複数のロボットシステムで実証し、実用性を検証していく計画だ。
本研究開発の最終的な目標は、建設業界で確立したオープンなプラットフォームを、将来的には製造業や物流、インフラ点検といった他の産業にも展開することである。
これにより、日本のロボティクス産業全体の国際競争力を強化し、社会全体の課題解決に貢献することを目指す。
676: 09/19(金)17:10 ID:Uy6iSdBw(11/11)調 AAS
サイボーグAI搭載のヒューマノイドロボット、人並みの実時間運動性能を達成
ロボット開発ニュース
新エネルギー・産業技術総合開発機構は、国際電気通信基礎技術研究所らが、「サイボーグAI」を搭載したヒューマノイドロボットにおいて人並みの実時間運動性能を達成したと発表した。
2025年09月19日 14時00分 公開
677: 09/20(土)20:20 ID:4NbuunS5(1)調 AAS
【東大発スタートアップ】コンビニのレジはヒューマノイドにおまかせ?
678: 09/21(日)13:12 ID:cMsRjtcl(1/5)調 AAS
AIパーソナルトレーナーが対話形式で健康促進をサポート!運動しながらポイントを貯めるアプリ「貯筋トレ」がリニューアル
9/21(日) 12:00配信
679: 09/21(日)13:21 ID:cMsRjtcl(2/5)調 AAS
「AIに仕事を奪われる!」には半信半疑だったけど…面倒な作業をAIに頼んだネットニュース編集者が「あ、これは本当に奪われるかも」と感じた理由
9/21(日) 11:10配信
担当編集者からは約100本の私が書いたWord文書のファイルが、一つのフォルダーに収録されて送られてきた。そのフォルダーには「タイトルリスト」という
名前のファイルも入っており、そこにすべての原稿のタイトルが書かれている。
担当者からの依頼はこのタイトルリストの後に「★」がついているものについて、200文字の「補足」を書いてほしい、というものである。となると、
作業としては【1】★がついたファイルを見つける【2】そのファイル内の文章を読み返す【3】解説を書く――実にシンプルである。
大量に並んだWordのファイルを目の前にすると、どれを開ければいいのかがわからなくなってしまったのだ。
Wordのフォーマットは「横書き一段」というのが一番快適。しかし、もらったフォーマットは「縦書き二段」だった。とにかく自分が慣れ親しんだフォーマット以外のWord文書を読むのはストレスである
読みやすくするためWordの「レイアウト」機能をいじり、「横書き一段」に変更するのだが、変更すると一行が54文字になる。私は「40文字」が心地よい。
ダメ元でAIに〈タイトルに★がついた66のWordファイルのみを抽出し、それを1本のWordファイルにまとめてください。現在は縦書き二段になっていますが、横書き一段に変更してください〉を頼んだ
AIさんは、この作業をすぐにやってくれたのだ! 半信半疑だったのだが、我がPC上で律義に要求通りのことをしてくれた。ただし、なぜなのかは分からないのだが、
1回の指示で10の★ファイルのみしか抽出してくれないため、66本を達成するために結局7回作業をしてもらった。
完成したWordファイルを最初のファイルに追加していくだけで、見事66の原稿が一つのファイルにまとまった。
680: 09/21(日)21:07 ID:cMsRjtcl(3/5)調 AAS
クリ拾いって大変…だったらこれ! これまでなかった?『全自動クリ収穫ロボット』に農家は期待
9/21(日) 16:57配信
熊本の様々なものづくりの現場に迫る『クマモトメイド!』
今回は、驚きのロボット開発に密着しました。いま注目の最新ロボットに迫ります!
【写真を見る】今までなかった?全自動のクリ収穫機
8月27日、熊本県あさぎり町にある熊本県農業研究センターのクリ園に、“あるもの”が運び込まれました。
この日、行われたのは、新技術の実証実験です。熊本で開発中の、2台の「クリ収穫機」の実演です。
お披露目されたのは、自律走行しながら、地面に落ちているクリを次々と拾い集めていく画期的なロボットです。
一方、こちらは「電動アシスト付きの収穫機」です。軽い力で、楽に押して進みながら、落ちているクリを、回転ブラシで拾い上げていく仕組みです。
これら2台のクリ収穫機を開発しているのが、熊本県立大学の松添直隆教授です。
681: 09/21(日)21:08 ID:cMsRjtcl(4/5)調 AAS
熊本県立大学 環境共生学部 松添直隆教授「クリっていっぱい落ちていますよね。農家さんは火ばさみや手で拾っていく、こういう作業が本当に辛いと聞いて、
それに代わるものがないかということで我々はロボットを開発した」
松添教授の専門は農業です。以前、番組でも紹介しましたが、高齢化や担い手不足が深刻な「棚田」を守るため、水田の雑草を自動で取り除く「球体除草ロボット」を開発しました。
それが大きな話題を集め、6月には大阪・関西万博にも出展しました。
そんな松添教授の、次なる挑戦が“クリの産地を守ること”
クリ生産量で熊本県は全国2位を誇ります。松添教授は、県内を回り、生産者の声を聞いてきました。
山江村でクリを栽培する中竹さんは、クリの加工品を手掛ける「やまえ堂」の社長です。
収穫の最盛期を迎えたこの時期は、早朝から作業が続きます。
専用の手袋をはめて、落ちているクリを、一つ一つ拾っていきます。
やまえ堂 中竹隆博社長「大変です。収穫作業が一番大変。特に今は平地で栽培する農家が多いので、ものすごく屈まなければいけないので大変」
そんな収穫作業を少しでも楽にできないか?松添教授は、熊本高専などと連携し、ロボットづくりに着手します。
肝となったのが、特殊なブラシの開発でした。
■イガあり も なし も拾い上げるブラシ
熊本高専2年 石原健太郎さん「クリの実とイガグリを収穫するためには硬いブラシだと挟み込めない。仮に挟み込めたとしてもブラシが曲がって元に戻らない」
試行錯誤を経て完成したのが、こちらのブラシ。素材の柔らかさや、先端の形を工夫しました。
熊本県立大学 環境共生学部 松添直隆教授「イガ付きのクリとイガなしのクリを拾う。両方を同時に拾っていく仕組み、これが特許」
このブラシ部分は、様々な品種の大きさや形にも対応。クリの実を傷つけることもありません。
682: 09/21(日)21:09 ID:cMsRjtcl(5/5)調 AAS
さらに松添教授が目指したのが、無人で動く「自律走行型のロボット」でした。収穫するルートをプログラミングし、自動で動き回るようにしたものです。
熊本県立大学 環境共生学部 松添直隆教授「いろいろなセンサーがついていて、クリの木の位置を認識してクリ園を動き回る。全自動で収穫する」
実用化を目指して改良が続く「収穫ロボット」に生産者の期待は膨らみます。
やまえ堂 中竹隆博社長「人がいなくても動いてくれるロボットがいい。夜間に動いて収穫してくれたらすごくいい。それで害獣対策にもなると思うので製品化が実現して欲しいと大いに期待している」
こちらの「電動アシスト収穫機」は、八代市の「末松電子製作所」が、来年に製品化する予定です。
農業の課題に立ち向かう、松添教授の挑戦は続きます。
熊本県立大学 環境共生学部 松添直隆教授「自律走行型ロボットは夜中でも収穫できる。電動アシスト収穫機は年配の人や女性も楽に収穫できる。2種類を上手に使い分けて、クリの産業を豊にしていきたい」
683: 09/22(月)13:00 ID:6PloPATy(1/15)調 AAS
ロッキード・マーチン、次世代無人戦闘機「Vectis」スカンクワークスが開発
9/22(月) 12:26配信
ロッキード・マーチンの先進開発部門「スカンクワークス」は現地時間9月21日、次世代無人戦闘機「Vectis(ヴェクティス)」を発表した。米国と同盟国の航空優勢を支える「CCA(Collaborative Combat Aircraft、
協調型戦闘航空機)」として開発され、生存性と攻撃能力に優れた「グループ5」に属する機体となる。2年以内に初飛行を目指す。
684: 09/22(月)13:07 ID:6PloPATy(2/15)調 AAS
GMO AIR、UBTECH社製ヒューマノイドロボット「Walker E」を活用した人材派遣型サービス
2025年9月22日
GMO AI&ロボティクス商事株式会社(以下、GMO AIR)は、「ロボット人材派遣型サービス」の新たなラインナップとして、UBTECH Robotics社が
開発するヒューマノイドロボット「Walker E」を追加し、2026年2月から派遣を開始すると発表した。
産業界では「自動化」「効率化」「省人化」のニーズが一層高まり、ロボット導入が急速に進んでいる。特に近年は、人間の作業環境をそのまま活用できることから、
深刻な人手不足に直面する製造現場を中心に、ヒューマノイドロボットへの注目が集まっている。
しかし実際の導入にあたっては、(1)高額な投資に踏み切る前に、性能や効果を検証できない、(2)ロボット操作やプログラミングに習熟した人材が不足している、
(3)既存システムとの連携やカスタマイズに関するノウハウが社内にない、といった課題がある。
GMO AIRのロボット人材派遣型サービスに「Walker E」を追加することで、以下の価値を提供する。
1.導入リスクの最小化
高額な初期投資を必要とせず、最新のヒューマノイドロボットを柔軟に利用可能。導入前の実証実験や比較検証に最適である。
2.ワンストップの技術支援
派遣には、操作トレーニングや技術指導に加え、ソフトウェア開発・アプリケーション実装支援を含む包括的サポートを提供。専門人材が不足している企業でも安心して活用できる。
3.多様なシーンでの活用
研究開発、製造現場での作業補助、先端的な実証実験、教育・研修用途まで幅広く対応。目的や課題に応じた柔軟な運用が可能となっている。
「Walker E」は、中国・深圳を拠点とするUBTECH社が開発したヒューマノイドロボットである。UBTECH社はサービスロボット分野で世界累計10,000台以上を販売し、
2024年1月には香港市場に上場。グローバルでも高く評価されるリーディングメーカーだ。
685: 09/22(月)13:08 ID:6PloPATy(3/15)調 AAS
「Walker E」の主な特徴は以下の通りである。
人型設計:身長172cm、41自由度(DOF)、時速10kmでの走行や複雑な動作が可能
高精度センサ:3Dビジョン、IMU、6軸力覚センサを搭載
高度な関節機構:電動駆動関節により機敏で滑らかな動作を実現
軽量ロボットアーム:人間に近い柔軟な動作が可能
精巧なロボットハンド:人間の手の動きを再現し、複雑な作業を遂行可能
GMO AIRは「Walker E」の派遣を皮切りに、ヒューマノイドロボットを社会実装へとつなげる取り組みを加速させている。
今後は、製造業だけでなく、物流・介護・警備・サービス業といった多様な分野における実証実験を推進し、実運用に耐えうるソリューションの確立を目指すとしている。
また、国内外の研究機関・大学・企業との連携を強化し、AIやIoTと組み合わせた新たなユースケースの創出にも取り組む予定だ。
686: 09/22(月)13:10 ID:6PloPATy(4/15)調 AAS
変種変量生産を効率化する自動化システム、ワークとパレットのハンドリング自在
工作機械
DMG森精機は、柔軟な生産を実現する次世代の自動化システム「MATRIS WPH」を開発した。
2025年09月22日 08時30分 公開
DMG森精機は2025年9月16日、柔軟な生産を実現する次世代の自動化システム「MATRIS WPH」を開発したと発表した。
近年、市場ニーズの多様化に伴い、多品種少量生産が広がっている。ワーク1個当たりの生産数が少なくなる一方で、段取替えが頻繁に発生するため、
それらの効率化が求められている。
MATRIS WPHはワークハンドリングとパレットハンドリングを1つのシステムに集約しており、ワークとパレットを自在にハンドリングすることで、
さまざまなワークの変種変量生産に対応する。ロボットの最大可搬重量が70kgの「MATRIS WPH 70」と、同210kgの「MATRIS WPH 210」の2種類を展開する。MATRIS WPH 210では、
パレットサイズの組み合わせにより最大38パレット収納できる。システム内に滴下したクーラントはシステム中央のオイルパンで回収するなど、長時間の無人運転に貢献する機能が搭載されている。
操作は、引き出しストッカー横に設置している「DMG MORI Automation Controller」に集約。直感的な操作を可能にするユーザーインタフェースにより、
ノーコードでロボットの操作や稼働状況の確認などができる。
同社の5軸加工機「DMUシリーズ」「DMCシリーズ」「monoBLOCKシリーズ」「eVoシリーズ」「CMXシリーズ」「NVXシリーズ」などと連結でき、
工作機械2台と連結したシステム構築も可能になっている。
なお、同製品はドイツ・ハノーバーで9月22日〜26日(現地時間)に開催される欧州の工作機械展示会「EMO Hannover 2025」の会場で披露される。販売価格は、MATRIS WPH 70が
3430万円、MATRIS WPH 210が3920万円(いずれも税別)となっている。
687: 09/22(月)13:12 ID:6PloPATy(5/15)調 AAS
AIとバーチャルツインがもたらす産業DXの未来――問われる日本の製造業の姿勢
3DEXPERIENCE Conference Japan 2025
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ダッソー・システムズは、大阪で初となる年次イベント「3DEXPERIENCE Conference Japan 2025」を開催した。本稿では初日に行われた基調講演の模様をお届けする。
2025年09月22日 07時30分 公開
ダッソー・システムズは2025年9月9〜10日の2日間、大阪で初となる年次イベント「3DEXPERIENCE Conference Japan 2025」を開催した。
会場には全国各地から製造業、建設、ライフサイエンス分野の関係者が集まり、同社の「3DEXPERIENCEプラットフォーム」とAI(人工知能)活用による産業変革のビジョンが共有された。
開催地である大阪は、世界中から来場者が訪れる「大阪・関西万博」で盛り上がりを見せており、同社はフランスパビリオン(フランス館)のシルバースポンサーを務めるなど、地域との結び付きも強化している。
冒頭のあいさつで、同社 代表取締役社長のフィリップ・ゴドブ氏は、「ダッソー・システムズは“3DEXPERIENCEカンパニー”として、これまで科学、産業、
社会における変革を推進してきた」と述べ、製造業における脱炭素化やライフサイエンス分野での製造/サプライチェーン改革など、幅広い分野における
同社技術の貢献を強調した。特に、3DEXPERIENCEプラットフォームを通じて提供されるバーチャルツインやAIが、製品の設計から生産、サービスまでの
ライフサイクル全体を統合し、企業が直面する課題の解決を支援するとした。
さらにゴドブ氏は、同カンファレンスのテーマを「Embrace 3D UNIV+RSES:AIが加速するバーチャルツインの可能性――新たな価値創造の時代へ」と紹介し、2025年2月に発表した
「3D UNIV+RSES」を通じて、モデリング、シミュレーション、データサイエンス、生成AIなどを組み合わせ、企業の意思決定を加速させる新たな取り組みを推進していくと述べた。
ゴドブ氏に続いて登壇した仏Dassault Systemes CEO(最高経営責任者)のパスカル・ダロズ氏は、同社が描くAI時代の産業ビジョンと、最新コンセプトである3D UNIV+RSESについて説明した。
688: 09/22(月)13:12 ID:6PloPATy(6/15)調 AAS
ダロズ氏は「私たちは今、産業を変革する旅の途中にあり、この変革を皆さんとともにリードしていきたい」と述べ、創業から40年以上の歴史の中で「最も戦略的な一歩」を
踏み出す時が来たと宣言した。その一歩とは、「産業界におけるAIのリーダー」を目指すというものである。
ダッソー・システムズは、製造業にとどまらず、ライフサイエンス/ヘルスケア、都市/インフラなど幅広い分野で40万社近い顧客を有する。日本ではトヨタ自動車やホンダ、
三菱重工業などと長年にわたり協業し、国内に強固なパートナー基盤を築いてきた。
ダロズ氏によれば、世界の電気自動車(EV)の90%が同社ソリューションで設計/製造され、最近FDA(米国食品医薬品局)に承認された新薬のほぼ100%が同社の
シミュレーション環境でテストされているという。また、次世代原子力エネルギープロジェクトの80%にも関与しており、産業横断的な知見を生み出している。
ダロズ氏は「こうした幅広い分野で培った知識こそが、産業全体に利益をもたらすAI技術を生み出す源泉となる」と語る。
ダッソー・システムズは過去40年の間に、3D設計、3Dデジタルモックアップ、PLM、3DEXPERIENCEプラットフォーム、バーチャルツインといったイノベーションを時代の
流れとともに提供してきた。そして、こうした進化の先に、現在同社が取り組む「ジェネレーティブエコノミー(生成経済)」があるという。
ダロズ氏は「ジェネレーティブエコノミーは、AIによって加速されるソフトウェア定義型の経済であり、製品の価値はリアルとバーチャルの融合によって生まれる。例えば、
自動車を購入する際、単に物理的な車両を所有するだけでなく、そのデジタル体験も同時に所有する世界が訪れる。つまり、『体験』そのものが価値の一部となる。
未来の工場はリアルの製品とデジタルの体験を同時に生み出すソフトウェア定義型へと進化し、企業組織そのものもソフトウェアで定義される存在に変わっていく」と説明する。
689: 09/22(月)13:14 ID:6PloPATy(7/15)調 AAS
こうした世界を実現するカギとなるのが、あらゆる産業分野で、製品やサービス、都市や組織といった多様な対象をバーチャル空間上でつなぐ包括的なアプローチとなる3D UNIV+RSESだ。
自動車産業では、車両を極限条件下でテストしたり、メンテナンス時期やリサイクル性を予測したりできるようになる。ヘルスケア分野では、脳や心臓を仮想的に再現することで、
未来の治療法を試験したり、手術中の医師をリアルタイムで支援したりできる。都市計画では、交通の流れやエネルギー消費、環境負荷をシミュレーションし、
政策決定をリアルタイムで支援することも可能となる。
さらに、3D UNIV+RSESは、製品や工場のバーチャルツインにとどまらず、サプライチェーンや組織、さらにはビジネスモデルまで「バーチャルツイン化」することで、
デザイナー、エンジニア、製造担当者、サプライヤーがシームレスに連携できる環境を構築する。
「この中心には、AIが深く組み込まれており、単なる自動化ではなく、創造性と意思決定を強化する役割を果たす。AIは煩わしい繰り返し作業を自動化して
人間が創造的な業務に集中できる時間を生み出す。さらに、設計提案を強化し、エンジニアリング判断をよりスマートにしてくれる。また、データを保護し、
知的財産を守る仕組みも併せて提供する」(ダロズ氏)
ここでダロズ氏は、3D UNIV+RSESによりもたらされる3つの新たなサービスについて紹介した。
1つ目は「Generative Experiences(GenXp/生成体験)」である。組み立て要件、設計、テスト検証などをAI駆動で自動化するもので、設計プロセスの最適化、
製造プロセスのシミュレーション、リアルタイムの品質管理などに活用できるという。2つ目は、作業者のスキルを補完し、ワークフローを加速するAIアシスタント機能の
「Virtual Companions」。3つ目は、Appleとのパートナーシップにより実現した「Apple Vision Pro」との連携による「Immersive Experience(没入型体験)」である。
Apple Vision Proを介して、実寸大のバーチャル空間(バーチャルツイン)に入り込み、現実世界と同じ感覚で設計や運用作業が行える。
690: 09/22(月)13:15 ID:6PloPATy(8/15)調 AAS
最後にダロズ氏は、3D UNIV+RSESの提供価値として「Magic(魔法のような体験)」「Performance(圧倒的なパフォーマンス)」「New Possibilities(新たな可能性/限界を突破)」
の3つを挙げ、「生産性は従来比で最大10倍に達し、これまで不可能だった課題を解決することが可能になる」と訴え、講演を締めくくった。
西松建設 技術戦略室 技術革新部 部長の前啓一氏は、「西松DXビジョン 建設ライフサイクルの改革」と題して講演を行った。
前氏は、建設業界の現状について「『人手不足』『長時間労働』『DXへの取り組みの遅れ』という3つの大きな課題に集約できる」と指摘する。
技能者の高齢化や若年層の離職率の高さが慢性化する一方、2024年からは労働時間規制が始まり、現場の負担が増している。現場では「人も時間も足りない」という
状況が続き、そのしわ寄せが安全管理や品質管理に悪影響を及ぼす懸念が高まっているという。
また、DXの必要性は認識されつつあるが、新たな取り組みを進める余裕が現場にはなく、こうした状況が業界全体のネガティブなイメージを生み出す悪循環につながっている。
前氏は「この悪循環を断ち切るには業界全体を変えていく必要がある。その手段の1つがDXであり、われわれは3DEXPERIENCEプラットフォームを活用することで
それを実現しようとしている」と語る。
建設プロジェクトは、基本計画から設計、実施設計、生産設計、施工計画、製造、現場施工、維持管理へと進む。同社はこのうち、生産設計、施工計画、製造、現場施工、
維持管理の領域で3DEXPERIENCEプラットフォームを活用することを目指している。
「これまで建設業界は、『現地生産』『オーダーメイド型』の産業とされ、標準化が難しいとされてきた。そこで、製造業で培われてきた『標準化』『システム化』『自動化』の
ノウハウを取り入れ、業界構造の変革に踏み切った」(前氏)
691: 09/22(月)13:16 ID:6PloPATy(9/15)調 AAS
同社のDXビジョンは、「現場」「ワークスタイル」「ビジネス」の3領域をデジタルで変革することにある。現場では高性能でスマートな生産システムを構築し、ワークスタイルでは
一人一人が活躍できる環境を整備、さらにエネルギーや不動産など新たなビジネス空間の創出を目指す。これらを統合する基盤として、業務データやナレッジデータを集約
/管理し、企業文化そのものを変革していく方針だ。ロードマップとしては、(1)BIMを活用したフロントローディング型設計へのシフト、(2)施工データを基に未来を予測する施工管理、
(3)遠隔化/自動化/ハブ化による“工場のような現場”の実現によって、DXの推進を目指す。そして、最終的には「これらを統合し、フルオート施工の実現につなげる」(前氏)という。
講演では、3DEXPERIENCEプラットフォームを活用した具体的な事例として、建物をモジュールの集合体として捉え、工場で生産した部材を現場で組み立てる「工業化施工」の
取り組みが紹介された。
前氏は「われわれは3DEXPERIENCEプラットフォームを活用し、工場でのモジュール生産と自動化された施工計画シミュレーションを両輪とする工業化施工を推進していく。
その目的は生産性向上とCO2排出削減であり、建設業界全体の持続可能な成長に貢献したい」と語る。
2023年から取り組みを開始し、2024年度は実プロジェクトでの検証段階にある。今後は展開をさらに拡大し、西松建設が工業化施工のリーダーとして業界全体を盛り上げ、
明るい未来を共創していくことを目指すとしている。
続いて「エンドツーエンドプロセスを実現する本格的なMulti-Discipline Engineering」というテーマで登壇したのは、ドイツの農業機械メーカーであるCLAAS
エンジニアソリューション グローバルヘッドのファルク・ハンス-ユンゲル氏である。
CLAASは、世界的に知られる農業機械メーカーであり、自走式のコンバインハーベスター(複式収穫機)やトラクターをはじめとする多様な農業機械を展開している。
小型機から大規模で複雑な農業システムまで幅広く手掛けており、将来的には運転者が不要な完全自律走行型農業機械の実現を目指し、センサーやAI技術を活用した自律化の取り組みを進めている。
692: 09/22(月)13:18 ID:6PloPATy(10/15)調 AAS
同社はドイツ、米国、中国、インドなどに主要な開発/生産拠点を持ち、グローバルな製品開発ネットワークを構築している。世界各地で異なる農業スタイルに対応するため、
走行速度や重量構成、作業モジュールなどを柔軟に選択可能な設計を採用し、多様な顧客ニーズに対応している。しかし、顧客要求の多様化と製品の複雑化に伴い、
設計から製造までのデータ連携が年々難しくなり、情報の分断が大きな課題となっていた。
この課題解決に向け、同社は製品開発とライフサイクル管理を統合する基盤として3DEXPERIENCEプラットフォームを採用した。これにより、ドイツ、米国、中国、インド間での
データ共有が円滑になり、バージョン競合や重複作業の大幅削減につなげている。
「3DEXPERIENCEプラットフォームにより、グローバルチーム間のコラボレーションは飛躍的に向上した。設計者は新しいモデルを既存モデルとリアルタイムで比較でき、
製造部門は設計初期段階から直接フィードバックを提供できるようになった」(ファルク氏)
さらに同社では、設計データ、プロセス計画、生産指示を3DEXPERIENCEプラットフォーム経由でERPシステムと直接接続し、EBOMとMBOMの2重管理を解消。
設計から製造への引き継ぎを迅速かつ一貫性を持って行えるようにしている。
また、機械構造、油圧システム、電気システム、組み込みソフトウェアといった複数領域が密接に関わる現代の農業機械の開発において、同社は3DEXPERIENCE
プラットフォームを活用し、これらを一貫管理する「Multi-Discipline Engineering」へ移行した。これにより、設計から製造、サービスまでをつなぐデジタルスレッドを確立し、
製品全体の整合性を確保しながら複雑性をコントロールしている。
最後のゲストスピーカーは、早稲田大学大学院 教授の入山章栄氏だ。同氏は「DX×AI時代を勝ち抜くための成長戦略」と題し、講演を行った。
冒頭、入山氏は「現在、第2次デジタル競争時代に突入している」と指摘した。第1次デジタル競争は、スマートフォンに代表される新しいデバイスを軸に進行し、
日本企業はGAFAなどに敗北した。しかし、その勝負は既に終わり、新たな第2ラウンドが始まっているという。
693: 09/22(月)20:20 ID:6PloPATy(11/15)調 AAS
“世界初”実戦で「レーザーで目標撃墜を実現」もはや創作物の戦い「アイアンビーム」新動画公開 年末には本格導入へ?
2025.09.22 16:14掲載
イスラエルの防衛企業ラファエル・アドバンスト・ディフェンス・システムズ(以下、ラファエル)は、2025年9月18日、開発中のレーザー兵器「アイアンビーム450」による無人機やミサイルの迎撃映像を公開しました。
ラファエルによると、アイアンビーム450の開発は最終段階に入り、迎撃テストでは複数の状況下において、ロケット弾、迫撃砲、無人航空機(UAV)を確実に迎撃する能力を実証。
現在、納入に向けた準備が進められています。この兵器はイスラエル国防省と共同で開発されており、同社は「世界初の実用的な高エネルギーレーザー防衛システム」としてその性能を強調しています。
アイアンビーム450は、100kW級の高出力レーザーを数キロメートル先の標的に照射し、機体の翼や内部の精密機器を破壊することで、脅威を無力化する仕組みです。
すでに試験的な実戦配備も行われており、2025年5月には、レバノンの武装組織ヒズボラの無人航空機を迎撃したと発表されています。
注目すべきはその運用コストです。ラファエルによれば、無人機1機の迎撃にかかる費用は、1回の照射あたり約3.5ドル(約500円)とされています。これに対し、
イスラエル軍が近距離のミサイルや航空機迎撃に使用している「アイアンドーム」は、1発あたり約6万ドル(約850万円)かかるため、比較にならないほど低コストです。
ラファエルは「ほぼゼロに近いコストで運用できる」とアピールしています。
694: 09/22(月)20:21 ID:6PloPATy(12/15)調 AAS
飛び蹴りに耐える! 人型ロボのバランス性能、人間よりスゴくない?
9/22(月) 13:00配信
一昔前の人型ロボット「ヒューマノイド」は、歩く足取りがおぼつかずコケてばっかりだったように思います。ボストン・ダイナミクス社の「ATLAS(アトラス)」も、
かつては舞台から転んで落っこちてったことがありました。
最近のロボたちは作業中に棒で突っつかれたり、人間が蹴っ飛ばしてもよろけるだけで持ち堪えるほどのバランス感覚を身につけています。
中国Unitreeの「G1」は、人間の飛び蹴りでも転ばないバランスを披露しています。
見ていて気の毒ですけども、開発の裏は総合格闘技みたい。いつかロボたちが反乱を起こしたら、復讐されるのは開発者たちでしょうね。
「G1」は体重が35kgと軽量ですが、関節の動きは43自由度で3D LiDERと深度カメラ、慣性計測ユニットなどを駆使して全身を同時に制御します。
そしてこのデモンストレーションを行なっているのは、深センにある南方科技大学の教授が率いる研究チーム。安定性や耐久性、姿勢の回復を試す「ヴァイオレンス・テスト」を行っている様子なんです。
唯一コケたのは、マットの繋ぎ目に引っかかった時だけ。それでも瞬時に立ち上がりますが、ビックリするほど身軽です。
人間の武道なら打撃されても払い除けたり、重心を落としてその場で耐えたりしますよね。でも「おっとっと!」と歩いて踏ん張れる技はないかも? そう考えると、ここまで倒れないのはホントにすごいテクノロジーだと思います。
695: 09/22(月)20:23 ID:6PloPATy(13/15)調 AAS
業務用ロボット掃除機「KIRA CV 50」を月額5.8万円からレンタル提供 ケルヒャー
2025年9月22日
ケルヒャー ジャパン株式会社は、業務用ロボット掃除機「KIRA CV 50」のレンタルパックを2025年9月22日(月)より提供開始する。
今回のレンタルパックは、ロボット掃除機導入にかかる初期費用を抑えて早期運用開始を支援する月額定額制を採用している。通常別売りのバッテリーパック2個と
充電器1台を含むセットで提供し、消耗品の定期配送や故障時の無償交換サービスも付帯しており、管理・運用の手間を大幅に軽減する。
契約期間は2年プランで月額65,000円(税別)、5年プランで月額58,000円(税別)である。
故障時には交換機を無償で提供し、追加送料も不要なため安心して利用可能だ。レンタル期間中の自然故障に対しては修理費用が別途かからない。
また、ロボットの基本操作やマッピング方法の指導を行う「KIRA CV 50 トレーニング」およびマッピング作業代行サービスを有償オプションとして年内に展開予定だ。
「KIRA CV 50」はハードフロアおよびカーペットフロアのバキューム清掃に対応し、1時間当たり525平方メートルの生産性を誇る。清掃幅は350ミリ、ダストコンテナ容量は4.5リットルで、
最大稼働時間はエコモードで3.5時間、通常モードで2.3時間だ。重量は15.5キログラム、清掃作業音は57デシベルだ。
具体的な使用場面としては以下の通りである。
・コンパクトボディ+低重心設計による広い清掃範囲の実現
機体の高さが30cmと低いため、家具やテーブルの下も清掃できる。段差がある場所でも倒れることなく、安定した走行を実現し、狭い場所での旋回も可能だ。
専用アプリで、複数台数管理、清掃のリアルタイムな状況(完了、異常、清掃時間)、詳細な清掃レポートなど、清掃の見える化を実現する。清掃マップやスケジュールを簡単に作成・編集可能である。内蔵のSIMカード
またはWi-Fi接続により、安定したネットワークを提供している。
交換可能なバッテリーにより、機体本体の充電待機時間がなく、複数のフロアを連続で清掃するなど、連続清掃が可能となる。長い稼働時間のために最大でバッテリーを2個搭載でき、バッテリー1個での清掃もできる。
696: 09/22(月)20:25 ID:6PloPATy(14/15)調 AAS
ソフトバンク主催「首都圏国立大学6校の合同ハッカソン」で花王チームが優勝 UV対策をAIで見える化、「ネイティブAI世代」の挑戦
2025年9月22日
「首都圏国立大学合同ハッカソン」の最終発表会が、2025年9月20日にソフトバンク本社で開催された。「首都圏国立大学合同」という異例の形で行われた本ハッカソンには4チームが出場。
いずれも首都圏の国立大学の学生で構成され、各チームに企業メンターが加わるスタイルとなった。
内容はビジネスコンテストとハッカソンを融合させた形式で、AIの有効活用や新規性が重視された。
参加した学生は1年生から修士2年生までの計24名。内訳はお茶の水女子大学2名、電気通信大学5名、東京海洋大学5名、東京外国語大学4名、東京農工大学5名、
一橋大学3名。各チームは学生4名と企業メンター2名の6名体制で臨んだ。
メンター企業は花王、CRI・ミドルウェア、東京スター銀行、ハートビーツの4社。各チームは企業名を冠してエントリーし、エントリー費用は企業が負担した。
優勝には、花王がメンターを務めた「しみぬきシンキング」が輝いた。発表したサービスは「UVミエルノ」だ。日焼け止めの効果持続を見える化(数値化)し、
商品選択や使用時に「感覚に頼らざるを得ない」という課題に着目した。
ビジネス面では花王の事業戦略を踏まえた。猛暑の影響もあり、日焼け止め市場は年々拡大。2025年には669億円と過去最高の売上が見込まれている。
中でも花王はシェア27%でトップを占めており、投資による収益拡大が期待できる市場だ。一方で競合他社も多く、シェア争いは熾烈になっている。この状況を踏まえ、
花王製品を用いた精密なデータ「見える化」とAIクラウドサービスの連携を提案した。
697: 09/22(月)20:27 ID:6PloPATy(15/15)調 AAS
また、同社の中期成長ドライバー領域や「グローバルシャープトップ戦略」(技術で社会課題を解決する取り組み)とも合致。消費者が自ら製品価値を実感し、
エビデンスベースでのマーケティングを推進することで競合との差別化を図れる点も強調した。
「UVミエルノ」はスマートフォン向けアプリ。利用者は最初に自分が使用している日焼け止め製品を選択し、測定を開始するとSPF値(日焼け止めの防御力)が表示される。
SPF値は汗や水濡れ、時間経過で低下し、一定値を下回るとプッシュ通知で塗り直しを促す。
測定終了時には、浴びた紫外線量と防御できた紫外線量(理論値)を算出。さらにAIによるフィードバックも提供する。これにより、従来は感覚的だった日焼け止め使用や
製品選択の不安を軽減し、効果の「見える化」で課題解決を図る。
ただし、スマートフォンには紫外線センサーが搭載されていないため、推定値を活用。屋内外での紫外線量の差を考慮し、GPSなどで環境を判定した上で、
機械学習を用いて解析している。フィードバック情報はRAGに蓄積し、継続的に活用される。
「UVミエルノ」は無償提供を予定。開発費は約1,600万円、年間運用費は約2,240万円を見込む。ユーザーが精度の高さを期待して花王製品を選択することでブランド力を強化し、
収益化につなげるモデルとして、何年後に収益化できるかも試算した。
今まで感覚でしか判断できなかったことを、AIやデータによって見える化するツービスはとても正統的なアプローチだと感じた。また、プレゼンのレベルも高く、構成も体系だっていて、とても解りやすかった。
「しみぬきシンキング」チームのプレゼンの最終の「私たちはこのアプリで紫外線リスクを見つめ、消費者一人ひとりが適切な紫外線対策を取れる社会を築きたい」という言葉も印象的だった。
4チームの結果は下記の通り。
1位:しみぬきシンキング(花王)
2位:わくわくスター(東京スター銀行)
3位:BOSS(ハートビーツ)
4位:ノーヴィーリス(CRI・ミドルウェア)
698: 09/23(火)07:23 ID:3adz5nCl(1/10)調 AAS
世界経済の「次の覇権」を握るのはGAFAMでもテスラでもない…日本人が知らない「約7400兆円の新市場」のインパクト
9/22(月) 18:16配信
チャットGPTなどの生成AIの登場がビジネスに大きな影響を与えている。日本工業大学大学院技術経営研究科の田中道昭教授は「今後はロボットや自律システムを通じて
現実の物理世界に働きかける『フィジカルAI』がビジネスに変化をもたらすだろう」という――。
2025年1月、米国ラスベガスで開催された世界最大のテクノロジー見本市・CES2025で、NVIDIAは「Physical AI」という言葉を世界に投げかけた。ジェンスン・フアンCEOは
「50兆ドル(約7400兆円)規模の産業を変革する」と宣言し、生成AIの次に来る地殻変動を高らかに示した。
ここでいうPhysical AIとは、簡単に言えば「AIが物理世界にやってきた」ということである。これまでの生成AIはテキストや画像といった情報空間にとどまっていた。
しかしPhysical AIは、ロボットや自律システムを通じて現実世界を理解し、考え、そして実際に動くAIを意味する。倉庫で荷物を運び、薬局で接客し、
手術室で医師を支援する――そうした「身体を持つAI」の時代が始まりつつあるのだ。
そして、それからわずか9カ月――2025年9月の今、Physical AIは驚くべき速度で現実化している。倉庫には自律型ヒューマノイドが立ち、薬局では顧客対応を行い、
手術室では術者をサポートするロボットがリアルタイム推論を実行し始めている。CESで語られた未来は、もはや「構想」ではなく「実装」として動き出しているのである。
ロボットの社会実装は、この数年のうちに世界各地で加速している。
中国EC最大手のアリババは、2018年にロボットがホテル内で接客や配膳を行う近未来ホテルを開業し、大幅な人件費削減とサービスの無人化を実証してみせた。
筆者も実際にその最先端ホテルに宿泊し、アリババのAI技術に圧倒された(詳しくは、現代ビジネス「中国・アリババの最先端ホテルに泊まってわかった、そのヤバい実力」参照)。
699: 09/23(火)07:25 ID:3adz5nCl(2/10)調 AAS
身近な例では、日本でも飲食店で配膳ロボット(いわゆる「猫型ロボット」)が瞬く間に普及し、客席まで料理を運ぶ光景はもはや珍しくない。配膳ロボットのコストは、運用条件にもよるが時給換算で
約139円程度との試算もあり、人手に代わる存在として現実的な経済性を備え始めている。ロボット技術の浸透は想像以上に速く、社会基盤の一部となりつつあるのだ。
この進化の背景には、生成AIの成功と限界がある。ChatGPTに象徴される生成AIは、知識や言語といった「情報空間」に革命を起こした。しかし、現実の物理世界に触れる力は持たなかった。
社会が次に求めるのは、情報だけではなく「世界に働きかける知能」である。見て、考えて、動くことのできる知能。ここにこそ生成AIの次のフロンティアがある。
NVIDIAがCES2025で提示したPhysical AIは、この問いに対する明確な答えであった。そして9月の現在、その答えが想像を超えるスピードで社会に浸透し始めている。
生成AIが「知識の秩序」を書き換えたとすれば、Physical AIは「物理世界の秩序」を再構築する。つまり我々は今、産業革命を超える文明転換の入口に立っているのかもしれないのである。
NVIDIAを率いるジェンスン・フアンCEOの経営思想は、シリコンバレーでも特異な存在である。彼は従来型のKPIや中期計画に依存せず、「未来を切り拓く正しい問い」を経営に埋め込むことで、
NVIDIAをGPUメーカーからAI時代のインフラ企業へと進化させてきた。
・トップ5メール:社員が毎週報告する重要事象をすべて読み込み、まだ数字に現れない「弱いシグナル」を制度的に拾い上げる。
・EIOFs(Early Indicators of Future Success):KPIではなく、将来の成功を示す兆候を管理指標とする未来型マネジメント。
・Mission Is Boss:組織図や計画ではなく、存在目的を最上位に置き、そこに資源を集中させる。
・STCO(Same Time Co-Optimization):チップ、ネットワーク、ソフト、アルゴリズムを分断せず、同時最適化して全体を一つのシステムとして設計する。
こうした思想を凝縮すると、「フアン思考」は次の3つの問いかけに要約できる。
未来の兆候はどこにあるか?
技術・組織・時間、あらゆる分断を超えて、NVIDIAをひとつのシステムとして再設計できているか?
その判断は未来を切り拓くほどのインパクトを持つか?
700: 09/23(火)07:27 ID:3adz5nCl(3/10)調 AAS
この「フアン思考の3つの問い」を当てはめてみると、いまNVIDIAが全社を挙げて取り組むPhysical AIの挑戦が、単なる製品戦略ではなく、
次の産業秩序を狙う「文明的挑戦」であることが理解できる。
実際、NVIDIAは自社でロボットの「身体」そのものではなく、ロボットに知能を与える頭脳(センサーおよびAIコンピューティング)に注力する戦略を採っている。
その一方で、ロボット開発を行う有望スタートアップ企業に積極的に出資し、テクノロジーと市場の両面で提携を結ぶことで、ロボットの身体と頭脳を融合するエコシステムを築いている。
言い換えれば、NVIDIAは自らがプラットフォーム(ロボットの頭脳)を握りつつ、パートナーシップを通じてロボティクス全体を支配する布石を打っているのだ。
倉庫での自律型ヒューマノイド、薬局で顧客対応を行うロボット、手術室で術者を補助する医療ロボット――これらはまだ小さな芽に過ぎない。短期的な売り上げには結びつかず、
従来なら見過ごされるかもしれない「弱いシグナル」である。だがフアンはそこに「未来の兆候」を見た。
「Jetson Thor」という新世代のエッジAIコンピュータ、「Cosmos Reason」という物理常識を理解する推論モデルへの先行投資は、この兆候を捉えて動いた証だ。
GPU時代に研究者の小さな試みを「未来の扉」と見抜いたのと同じ感度が、Physical AIの挑戦を動かしている。
Physical AIは単なる製品ラインではない。
・Blackwell GPU:クラウドでの大規模学習
・Omniverse:世界を忠実に再現するデジタルツイン
・Jetson Thor:エッジでのリアルタイム推論
これらを一つのシステムとして設計し直したのがフアンの構想である。技術の分断を超えてハードとソフトを統合し、組織の分断を超えて研究と事業を直結させ、時間の分断を超えて「計画」ではなく「未来の更新」を常に描き直す。
NVIDIAはGPUメーカーではなく、ロボティクス時代のOS企業へと再設計されつつある。
自社でロボット本体を作らずとも、頭脳を支配することで市場全体の覇権を握る――まさにMission Is Bossの理念の下、製品枠組みを超えたプラットフォーム戦略で覇権を狙っているのだ。
701: 09/23(火)07:29 ID:3adz5nCl(4/10)調 AAS
「Jetson Thor」の一般提供は、単なるエッジ製品の投入ではない。物流、建設、都市運営、医療といった巨大産業に知能ロボットを浸透させ、産業秩序そのものを変える賭けである。
かつてCUDA開発が「非合理な賭け」と揶揄されながらAI革命を切り拓いたように、Physical AIもまた「次の10年を形づくる大胆な判断」としてNVIDIAの未来を賭けている。
フアンにとって重要なのは短期的な収益ではなく、その判断が未来を変えるほどのインパクトを持つかどうかである。
「ジェンスン・フアン思考」とは、兆候を掴み、分断を超え、未来を切り拓くという3つの問いに組織全体で答え続けることに他ならない。Physical AIはその問いを体現する
次の挑戦であり、GPU時代を超えてNVIDIAをロボティクス時代の覇者へと導く可能性を秘めている。
2025年8月25日、NVIDIAは“ロボットの脳”として機能する「Jetson AGX Thor」の一般提供開始を発表した。これは単なる新製品リリースではない。クラウドやシミュレーションで
進化してきたPhysical AIが、いよいよ実際の現場に常駐するロボットの頭脳として解禁された瞬間である。
「Jetson AGX Thor」は、最新のBlackwell GPUアーキテクチャをベースに最大128GBのメモリを搭載する。前世代Orin比で最大7.5倍のAI演算性能を誇り、エネルギー効率も3.5倍、
CPU性能も3倍以上に高められているが、消費電力は130W以内に抑えられている。この性能は、生成AIや視覚言語アクション(VLA)モデル、さらには複数のAIワークフローを並列で処理できることを意味する。
かつてはクラウドでなければ処理できなかった大規模モデルが、今やロボット本体の中でリアルタイムに実行可能となったのである。エッジにおけるAIの自律性が、ようやく現実のものとなった。
Jetson AGX Thorは、Physical AIと汎用ロボティクスの時代を牽引する「究極のスーパーコンピュータ」だとフアンCEOは語った。比類なきパフォーマンスとエネルギー効率に加え、複数の生成AIモデルを
同時にエッジで実行できる能力が、これまで夢物語とされてきた「汎用ロボティクス」の扉を開いたのである。
702: 09/23(火)07:30 ID:3adz5nCl(5/10)調 AAS
従来のロボットは定められたタスクに最適化された専用機に過ぎなかった。だがThorを搭載したロボットは、未知の状況に遭遇してもリアルタイムで認識し、推論し、行動を選択できる。
ロボットが人間や物理世界とインテリジェントに相互作用するという、ロボティクス最大の難題がようやく解決に近づいている。
注目すべきは、この飛躍的進化の背景に自動運転領域で培われた技術シナジーがあることだ。複雑な実世界環境をリアルタイムに認識し、安全な行動を判断するアルゴリズムは
自律走行車の開発過程で高度化されてきたものであり、現実に即した膨大なデータを仮想生成してAIを訓練するシミュレーション技術(デジタルツインによるシンセティックデータ生成)も
ロボット知能を飛躍させた立役者である。言わばThorの登場は、自動車とロボットという異なる領域の技術的知見が結実した成果でもあるのだ。
世界を代表するロボティクス企業群は、Thorのポテンシャルにいち早く反応している。
Agility Roboticsは、倉庫ヒューマノイド「Digit」の次世代モデルにThorを採用し、物流現場での完全自律化を視野に入れる。
Boston Dynamicsは、二足歩行ロボットAtlasの進化形にThorを搭載し、複雑な環境での動作精度を高める。
Amazon Roboticsは、Thorを組み込むことで世界規模の物流センターにおける商品移動と在庫管理を変革しようとしている。
Figure AIは、自社ヒューマノイド「Figure 01」にThorを搭載し、構造化されていない家庭やオフィス環境での認識・推論・行動能力を実現しようとしている。
医療分野では、MedtronicやMoon SurgicalがThorを外科手術支援ロボットに応用し、術中のリアルタイム推論を可能にする。
Caterpillarは、自律建設機械や採掘機器にThorを導入し、過酷な現場での即時判断を可能にする。
これらの「アーリーアダプタ企業」が示すのは、Thorが単なる「高性能チップ」ではなく、ロボティクスの産業用途そのものを根底から書き換える触媒であるという事実である。
さらに、電気自動車メーカーのテスラも2025年に公表したマスタープランで、自社開発のヒューマノイドロボット(Optimus)を同年に1万台生産し、将来的には年間1億台規模
にまで拡大するという驚くべき構想を打ち出した。
703: 09/23(火)07:31 ID:3adz5nCl(6/10)調 AAS
「自動車産業の雄」もまた、次なる成長領域をロボティクスに定めた格好である。熾烈さを増すロボティクス競争において、しかしNVIDIAはプラットフォームと
エコシステムを押さえることで、その中核を担うポジションを確保しつつある。
NVIDIAの「Jetsonプラットフォーム」は2014年の登場以来、200万人を超える開発者を惹きつけてきた。今回のThor投入は、この巨大コミュニティに対する
「次の燃料供給」である。既に7000社以上が「Jetson Orin」を用いた製品を展開しており、その移行先としてThorは自然な選択肢となるだろう。エッジ実装が
解禁されたことで、研究室やデモ段階にとどまっていたPhysical AIが、数百万台規模で産業現場に浸透する準備が整った。
「Jetson AGX Thor」の登場は、クラウド中心のAIからエッジ自律型AIへのパラダイムシフトを意味する。もはやロボットはクラウドに頼らず、その場で即座に
「考え、判断し、動く」ことができる。これは単なる性能向上ではなく、Physical AIを社会実装するための「最後のピース」である。ヒューマノイド、倉庫物流ロボット
医療ロボット、自律建機――あらゆる現場でThorを搭載したロボットが知能を発揮する時代が始まった。
ここで問うべきは、技術の進化そのものではない。むしろ、その技術を誰が制御し、誰が設計図を描くのかである。
NVIDIAはPhysical AIの4階層を提示し、事実上の標準を握りつつある。CUDAやOpenUSDが既に産業界で欠かせないインフラになったように、
「Jetson Thor」を中心としたプラットフォームが「ロボット知能の基本OS」と化す未来は濃厚である。もしそうなれば、ロボット文明の根幹は一企業の手に委ねられることになる。
704: 09/23(火)07:32 ID:3adz5nCl(7/10)調 AAS
このようなプラットフォーム支配の構図は新興のロボット分野に限った話ではない。スマートフォンやPCの時代にも、ハードウェアを製造する企業よりOSやエコシステムを
制する企業が圧倒的な収益と影響力を握った。日本企業がかつて携帯音楽プレーヤーやスマートフォン競争で後塵を拝した背景には、プラットフォームの主導権を海外企業に奪われていた現実がある。
だが、これは一企業の問題ではない。国家戦略として、誰がルールを設計し、誰が安全性や倫理の基準を定めるのか。生成AIで経験したように、技術が先行し社会が
後追いすれば、規制もガバナンスも常に後手に回る。ロボットが現実世界に介入する以上、そのリスクと責任は桁違いに大きい。
日本企業や政策決定者も、この問いから逃れることはできない。ロボット先進国を自認しながら、もしプラットフォームの主導権を握られれば、産業基盤ごと
従属することになりかねない。逆に言えば、今こそ「誰がロボット文明の設計者となるのか」という問いに、日本が自ら答えを出すべき局面なのである。
705: 09/23(火)07:33 ID:3adz5nCl(8/10)調 AAS
世界的なロボティクス競争においてNVIDIAが先行していることは間違いないが、選択肢はそれだけではない。産業界、学術界、国家が連携しなければ、
我々は「作られた未来」を受け入れるしかなくなる。
ロボットは、ついに人間の隣に立つ段階に到達した。問題は技術ではなく、その「文明的意味」をどう設計するかである。誰がルールを決め、
誰が責任を持ち、誰が価値を共有するのか。
生成AIの時代に我々が学んだ教訓は、技術の覇権はそのまま社会の覇権に直結するということである。Physical AIが現実社会を形づくる以上、
我々は「ロボット文明の設計図」を他者に委ねてはならない。
それは企業経営者にとっても、政策決定者にとっても、そして社会全体にとっても、今もっとも鋭く問われている課題である。
706: 09/23(火)09:10 ID:3adz5nCl(9/10)調 AAS
危険環境で活躍する「特殊ロボット」、市場拡大を背景に資金調達
9/23(火) 8:30配信
特殊ロボットの開発を手がける深圳発のスタートアップ「玄創機器人(XUANTRON)」がこのほど、プレシリーズAで東方富海(Oriental Fortune Capital)から数千万元(数億円)を調達した。資金は研究開発や市場開拓に用いられる。
2022年12月に設立された玄創機器人は、特殊ロボットのなかでもメンテナンスロボットと複合作業ロボットを中心に製品を展開しており、石油化学工業や原子力発電、新エネルギー、
特殊な工業シーンで活用されている。主な顧客には、万華化学集団や平煤神馬集団、中国石油天然気集団(CNPC)といった大手企業が名を連ねる。
特殊ロボットは、サービスロボットや産業ロボットと並ぶ「三大ロボット分野」のひとつ。特殊環境への適応力や特殊機能を備え、危険・過酷な現場や人間には不可能な作業で活躍する。
中国における特殊ロボット市場は着実に拡大を続けており、目下年平均20%以上で成長し、2025年の市場規模は306億元(約6400億円)に達すると見込まれている。
傅CEOは、業界の主流技術として「本体の軽量化設計、複数の移動方式を組み合わせたシャシー、中核となる認識・制御アルゴリズムの高度化」を挙げる。そのうえで、AIロボットの頭脳が
進化し続ければ、特殊ロボットが外部環境を認識し、自律的に意思決定する能力も実際の現場で発揮されるようになるとの見通しを示した。
玄創機器人のメンテナンスロボットは、車輪式やクローラ式、レール式といった従来の移動方式を採用しつつも、軽量化など独自のハードウエア設計を導入。コアアルゴリズム面では、
垂直特化型モデルとビジョンアルゴリズムを組み合わせ、機械的な安定性とアルゴリズムの効率性を両立させた。
特殊現場向け複合作業ロボットに関しては、特定の産業用途に合わせたAIシステムに重点を置いた。「大脳」にあたる認識・意思決定機能と、「小脳」にあたる運動制御機能を独自開発し、
防爆仕様の標準シャシーと組み合わせて優位性を確立している。
現在、主な収益源はメンテナンスロボットだが、傅CEOは「特殊現場向け複合作業ロボットも今後大きく成長する可能性があり、油田・ガス田や基礎化学、精密化学、農業などさまざまなシーンで不可欠な存在になる」と強調する。
707: 09/23(火)15:23 ID:3adz5nCl(10/10)調 AAS
「生成AI」から「フィジカルAI」へ #エキスパートトピ
鈴木崇弘
政策ディスラプティブストラテジスト、早稲田大学招聘研究員
9/23(火) 9:27
今「フィジカルAI」に注目が集まりつつある。
「フィジカルAI」は、現実世界で物理的な行動を自律的に行うAIシステムの総称です。従来のAIがデジタル空間でのデータ処理や推論を主な役割としていたのに対し、
フィジカルAIはセンサーを通じて物理環境を認識し、アクチュエーターを駆使して実際に動作することで、現実世界に新たな価値をもたらします。
本記事では、その新しい価値が社会のあり方をも変えるであろう「フィジカルAI」について紹介します。
「フィジカルAI」は、以下の4つの要素で構成されます。
・センシング: カメラやセンサーで周囲の環境を認識する、AIの「五感」。
・物理シミュレーション: 現実世界の物理法則を学習し、複雑なタスクの計画や予測。
・機械学習と意思決定: センサー情報と物理法則に基づき、最適な行動を判断・計画。強化学習により、自律的なスキル習得も可。
・アクチュエーター: モーターやロボットアームを制御し、物理的な動作を実行するAIの「身体」。
従来のAIがデジタル空間で機能するのに対し、「フィジカルAI」は物理空間で活動する点が最大の特徴です。この能力を活かし、様々な分野で応用されています。
・製造業・物流: ロボットによる組み立てや搬送作業を自動化し、人手不足の解消に貢献。
・自動運転: センサー情報と物理法則に基づき、安全な走行を自律的に判断・実行。
・医療・介護: 手術支援や高齢者の生活をサポートするロボットの活用。
・災害・インフラ点検: 人が立ち入れない場所での捜索救助や保守点検をロボットが代行。
「フィジカルAI」は、労働や社会・経済のあり方を根本から変える可能性を秘めており、「究極のDX」とも言われています。
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