地雷系なろう作品を紹介するスレ その1 (551レス)
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抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) 自ID レス栞 あぼーん
1: 2023/06/14(水)22:37 ID:7CDD7Y+b(1/28)調 AAS
地雷作品回避のためにのネガティブ評価を書き込むスレです
松竹梅の三段階で評価するとわかりやすいでしょう
なろうだけでなく他のWEB小説も対象とします
関連スレで未出の地雷作品を紹介するとより喜ばれます
ポジティブな評価やオススメ作品の紹介はこちらではなく関連スレへ
禁止:荒らし行為
作品からかけ離れた雑談
・次スレは>>980が立てる
▼関連スレ
なろう系小説 保存、オススメ、評価スレ in Download その57
2chスレ:download
【ワッチョイ有】「小説家になろう」オススメの作品を紹介していく134
2chスレ:bookall
2: 2023/06/14(水)22:38 ID:7CDD7Y+b(2/28)調 AAS
最終決戦前、突如主人公はへたれる。すかさず主人公を一方的に慕う美少女が申し出る。あなたが殺せないなら私が殺す(キリッ)
いや、おまえは序盤から、これが小説であると自覚なしで、低レベルプレーヤーが効率よく虐殺できる方法とゲームレビュー感覚で二桁殺人をやらかしてるのに、何この茶番と読んでいて唖然とさせられるが、
作者的には外せないシチュエーションだったのであろう……
結界内から石を投げて追い払えばすむときでも安易に日本人を殺せた主人公。もちろん日本人ごときに遅れをとることもなくサクッと賢者を殺しミッションコンプリート。第一部完。
続けて二部を構想中との由。日本ヘイトを除いていちおう最後まで読めたので評価は竹と言いたいが、
日本人の誇る高い民度なんか、ちょいと結界で日本全土を封じ込めると忽ちのうちに餌を取り合う猿山の猿のようにあさましくなるんだぜw
しかたがないから主人公である俺様が日本人を助けてやったが、世界に日本人の醜さが知れ渡ったから、日本人は異世界でも地球でも居場所ないわー
という話を読まされそうなので、更新されても多分読まないだろうから、俺的評価は梅。
3: 2023/06/14(水)22:39 ID:7CDD7Y+b(3/28)調 AAS
『レベル』があるなら上げるでしょ? モブキャラに転生した俺はゲーム知識を活かし、ひたすらレベルを上げ続ける
主人公がキチガイという設定が活きている。
この種の、俺には書けないことが書ける作者の書くものは読んでいて面白い。
最近は頭の悪いなろう作家ばかり読んでいたせいか、この作者がとても頭が良いと錯覚してしまうことの不思議w
一分で十匹前後を数時間続けるって、常時スタンピード状態かよ、とか
ゲームのバグで剣が二本になる理屈は分かるが、レベル上限を押し上げるアイテムが倍になるのは変じゃないか、とか
あちらこちらで日本語が壊れていたりもするが、
よくあるなろう作家の何を言っているのか全く分からない子供じみた演説ではなく、
同意できるかどうかは別にして、この作者の書いている主張は理解できる。
俺的評価は松。
4: 2023/06/14(水)22:40 ID:7CDD7Y+b(4/28)調 AAS
日本に戻れる異世界転移生活で詐欺師が望むモノ ~戦闘チートはないけど、占いと日本の物資で頑張ります!~
作者に拳銃の知識は全くないが、ほとんど使わないのであまり気にならないけど、
作中の主人公の貧しい食生活に読者から突っ込みが入ったのか、序盤で主人公がやっていることをチョロチョロと後から修正していくのは読んでいて、うざい。
起きて直ぐにカップ麺。何度か続けてカップ麺・菓子パン・お家でパスタ。月に一度なら分かるけど、主人公と嫁たちの偏食は……
両親が金持ちで、主人公も霊媒師として小金持ちという設定なのに、異世界から日本に来て食べに行く昼飯は何時もファミレス orz
自宅や学校周辺で二千円前後のランチを出す店を何件か見つけておくこともしていないし、ラーメンやトンカツなら一人千円ぐらいなのに、月一ぐらいで通う店をリアルで一軒も押さえてないのかな、この作者。
三食親が用意してくれている未成年だと、それから逸脱した日常を描くことはかなり難しいことなのかもしれない。
ともあれ、この主人公がやっているレンチンした半熟卵をカップ焼きそばにかけて食べるというのは
そのうちやってみようかな、とは思った。もっともパトレイバーで蕎麦にコロッケを入れて食べるというのを試そうとして数十年。未だに試していないのだがw
・きちんとした敬語が書けない
・老人キャラが突然子供のように話し出す
・会話文が面倒なのか、主人公はこういう趣旨のことを周囲に話した。という書き方を多様する
・全体的に文章が雑
多分この作者。ほとんど小説を読んでいない。
それでも、これだけの話を書ける。と褒めるべきなのか、だからこの程度の残念な話しか書けない。と思うかは人それぞれだろうが、
俺的評価は竹。もう少し読める文章に洗練してくれていたら、松の評価だったんだけどなぁ。
5: 2023/06/14(水)22:41 ID:7CDD7Y+b(5/28)調 AAS
評判最悪男、魔女になる
頭のネジが外れてる人間は正常な人間をきちんと描けないが、
まともな人間が頭のおかしい人間を描けるかは、人それぞれ。
今作はプロット上のギミックとして、主人公は頭のおかしい人物である必要があったが、
作者が常識人すぎて失敗している。性倒錯者や気味の悪いシスコンではあっても、健常者が思慮する狂人
その域から脱することができない主人公。だから、つまらない。
「猿は人間に毛が三筋足らぬ」というが、この作者は常に何かが足りない。
・珍しく生理が話柄になるが、六人パーティで四人に生理があって、平日の昼間は授業にでなければいけない。
こんな環境でフルメンバーが揃ってダンジョンに行けるのは月に何日だよと言いたくなるが、作者は気にしない。
いるかどうかは分からない女性読者が、主人公の「俺は生理が重いのだ」という独白を聞けばブチ切れそうな件はあるのだが orz
・義理の妹の同級生に告られた主人公。断った子のいるクラスには行きづらいと言っているのに、文化祭で学校に来た義理の母親を連れて
妹の教室に入っていく。義母を義妹の教室に案内した後、部屋に入らなければすむだけの話なのに何故か教室に入っていき兄妹で気まずい思いをする。
・触法少年時代(?)の主人公の指紋を何故か警察が知っていて、警官の財布や身分証に主人公の指紋がないか面談前に調べている。
・高校は義務教育ではないからと、学校教育法のさだめる高校と各種学校を区別していない。
なのに、コノ作者。何故か人を語りたがる。家族愛・恋愛観・社会性・etc
面白い掛け合いはそこそこあるが、それは数行なのに対して、作者の長広舌は数十行に及ぶ……
なんで俺はこんな演説を読まされているのかと途中で嫌になってくる。
『日本に戻れる異世界転移生活で詐欺師が望むモノ』の作者でなければ前半で間違いなく切っていた。
『日本に戻れる異世界転移生活で詐欺師が望むモノ』は松に近い竹評価だが、
コレの俺的評価は限りなく梅に近い竹
6: 2023/06/14(水)22:42 ID:7CDD7Y+b(6/28)調 AAS
(女嫌いの)萌え豚転生~悪徳商人だけど勇者を差し置いて異世界無双してみた~
作者があたためていたプロットは良いんだけど、引き伸ばしに入った考えなしの二部以降はゴミになるという、なろうあるある。
以前紹介した『プルーフリーダーズ』ほどではないが、この作者も他のなろう作家をディスりまくる。
それはそれで作家の個性なのだが、この作者の駄目なところは自分が何を言ったのか覚えていない、
もしくは他のなろう作家がやってるのは駄目だが、自身の作品では理由があるから問題ないと思っているところ。
「鬱展開がしばらく続きます」と冒頭に長々と但し書きを書いているのに、作者が批判している他のなろう作家と同じで
ブクマを?がされるのが怖いのか早々に話をたたむ。
悪役令嬢話では、(精通前の)見た目が小学校低学年の男児が女子中学生に性的暴行を企んだという設定で、超優秀な聖女が主人公を貶めようとする。
作者は主人公の精神年齢を分かっているから問題ないと思ったのだろうが、絵面が全く想像できない orz
ミステリー(笑い)話では作者の頭に蛆でもわいたのかという超展開が続く。脳筋皇太子がクーデターを起こし皇帝になる。
殺人犯を見つけ出すと息まく皇帝だが貴族のメイドに面会を断られると関係者に会うことすらできない。
いわくありげに登場する宝石商は現物を見ずに金貨千枚以上の価値があると断言する。宝石の大きさや傷や曇りの有無も確認しないでなんで言い切れるんだろう…
この小説の最大の欠点であるガバガバ設定の魔法。主人公は事あるごとに他人の頭の中を覗き込むのに、何故か殺人犯を探す際には関係者の頭の中を絶対に覗き見ない。
作中で殺人を行う主人公はサイコパス。が、持論の作者サマ。ぼくチャンのお家に無断侵入しようとしたし後々面倒だからと、あっさり侵入犯(未遂)を殺す。
「人の命は重いのだ」と唐突に言い出したところでついていけなくなって切った。
第一部の俺的評価は松。二部以降は梅。
7: 2023/06/14(水)22:43 ID:7CDD7Y+b(7/28)調 AAS
異世界召喚され、直後に追放&殺害予告をされたので全力で逃げます
おっさん一人と男子高生四人、女子高生を五人召喚した国王さんは男子高校生三人だけを選び、
残りは馬車二台に分乗させて国境線まで連れて行き国外で殺せと指示する。
おっさん主人公のスキルは異空間にある住居に入れるというもの。
夜間は同じ馬車に同乗している女子高校生二人と風呂トイレ台所(食料)寝床のある快適生活。
おっさんが警戒する早朝(出発前)だけ護送の騎士達は馬車内を覗き存在を確認するが、
その時を除いておっさん達に関心をもたないという主人公にとって都合の良い半月の護送期間。
食料がなく毎日与えるべき水も要求せずトイレのために馬車から離れようともしないおっさん達三人組。
護送の騎士たちは殺す前に女子高生達を輪姦する計画はたてているが、ヤンキー組の馬車から女子の悲鳴が聞こえても全く気にしない。
世界の最優先事項はおっさんの邪魔をしない。ただその一点のみを守らせるかのように強制力が及ぶ世界。
前世紀までの傭兵がでてくる映画だと必ず、サブマシンガンは制圧兵器であって(構造上弾送りの度に銃身がぶれるから)精密射撃はできないという台詞がお約束だったが、
近年の傭兵ものの映画では大型銃を振り回すばかりで戦術面の解説なんか皆無なせいか、おっさんはサブマシンガンで的確に目標を狙い撃つ。
もっとも、拳銃で百メートル先を正確に当てられるのだから、至近距離をサブマシンガンで狙い撃つことぐらいはおっさんにとって容易いことなのであろう……
異世界に自動車を持ち込むなろう作家はそこそこいるけど、この作者は珍しく不整地での走行が車内に及ぼす影響まで配慮している。
だが、半年位は未整備でも日本車は大丈夫だという謎の確信をもっていたりもする orz
ミスリルの不思議効果で汚れないマチェットの手入れは熱心なのに、不整地ばかりを走らせアライメントが狂っている車の整備や銃の分解清掃は行わないという変な性向の持ち主。
8: 2023/06/14(水)22:44 ID:7CDD7Y+b(8/28)調 AAS
冷蔵と冷凍を区別できないのかチルドケースを不思議な使い方で用いたり、何故か日中であれば正午でなくとも太陽の方向で何時でも正確に方角を見定めたり、
暗視ゴーグルの適正な使い方を知らなかったりしても世界は常に主人公を優しく微笑み世界が主人公の望み通りに改変されていく。
もちろん改変されるのは異世界だけではなく、地球の人類史も主人公の間違った思い込みで改変され「宣戦布告も無しに他国の領土に軍を入れるって言うのは非難されるべき事」
だと奇妙な演説をすることも忘れない。
多分この作者の人類史では、朝鮮戦争で北鮮や中国が行ったことは米から批判されているし、第二次世界大戦以降の米は適正に軍事行動前に宣戦布告をおこなってきたことになっているのであろう。
隣国が二万の兵力で攻め込んでくる。国境の要地をすりぬけ一路王都を目指す侵略軍。当然後方からの補給は期待できない。最優先は時間。短期決戦で王都を攻め落とせ!
だが二万の侵略軍は一台の馬車が故障したことを理由に停止する。
まぁ物を大事にすることは個人の資質としては大事なことだと思うよ。思うけどね。 ネットは広大だわ
この作者の最大の謎。それは恋愛観。
主人公は当初から言い続ける。「女子高生は子供でしかない。恋愛対象ではない」
これに対して作中では繰り返し双方の想いが語られる。延々と同じ会話が繰り返される。
作者が持ち出した素敵な解決策。それは、 「精神年齢が変わらなくても、おっさんの肉体年齢が二十年若返ればいいじゃない!」
……
……
うん。全く分からない。
「わてはおみゃをごっつー好いとんや。年齢なんか関係あらへん」これなら分かる。
最終話でおっさんは女子高生達と子をなすことを夢想する。十年ぐらい前のアニメで、姪を引き取った主人公が高校卒業後に姪と結婚する最終回で主人公は随分と非難されたものだが、そのアニメを思い出してしまった。
9: 2023/06/14(水)22:45 ID:7CDD7Y+b(9/28)調 AAS
終盤になると駆逐艦や戦闘ヘリまで持ち出せる主人公。
操縦マニュアルを数時間読み、操縦席に座って搭載ガンを撃ちまくってたら、操縦できるようになったそうな。
ヘリは夜間にしか飛ばさないという不思議なポリシーまで繰り出してくる主人公。空間識失調?何ソレ、美味しいの?
道交法がなくて荒地をAT車で転がす程度なら、数時間もあれば運転はできるだろうけどね。
何より、繰り返し「作者がバカなんじゃないんですぅ~主人公がおバカなんですぅ~」「女子高生達はおっさんよりお利巧さんなんですぅ」という設定はどこへいったんだ?
戦闘ヘリの操縦マニュアルなんか一日かけても読み切れる分量じゃないし、さんざんバカアピールをしていた主人公がマニュアルに何が書いてあるのか理解できるはずがないんだが。
中盤だったらソコで切っていたが終盤だったので我慢した俺的評価は竹。
10: 2023/06/14(水)22:46 ID:7CDD7Y+b(10/28)調 AAS
魔物がうろつく町内にアラフォーおっさんただ独り
RPG世界ではなくてアクションゲーム世界という設定なので、経験値もスキルも便利魔法もない。
ついでに魔物と親しくなったり、ペットが有用になったりもしない。
タイトルどおりのおっさんが独りで戦い抜く物語。
ゴブリンとかコボルド相手に苦戦している頃はそこそこ読めるのに、現代知識で小細工をはじめると興醒めするという、よくあるなろう展開。
最初に与えられた十万P。通販で小物を買って使い方を学んでから外出し、あっさりゴブリンに殺される主人公。
自室で目覚めたときにポイントが四万幾らになっているので、再生ポイントが五万だからポイントを稼がないと次死んだらゲームオーバーなのかなと思ったら、
主人公は「手持ちポイントの半分で復活できるシステムか!」と検証もせずにシステムを把握し断言する優れた洞察力の持ち主でもある。
作中日本では、合鍵の作製はマスターキー限定ではなくて、子鍵のみならず孫鍵からも自在に作れることになってたり、
街に一人しかいないのだから対向車もいないし左側通行の義務もないのに何故か右ハンドルの車に固執する主人公。
主人公が左利きだったら右ハンドル車の方が便利だろうが、一人で車を転がすなら細々とした走行時の操作を右手でできる左ハンドル車の方が便利だと思うのだが……
学校のグランドに車で侵入するときに走行音がほとんどしないからという理由でEV車を選択したのは思わず苦笑した。小石交じりの砂地を車で走った経験はないらしい。
あとこの作者。クリア報酬で家を新築させているが、太陽光発電システムの寿命を知らないようで、最終話では初期費用はえらいことになったが今後の電気代はかからないから問題ないと宣っている orz
11: 2023/06/14(水)22:47 ID:7CDD7Y+b(11/28)調 AAS
先日久しぶりに『パリは燃えているか』という古い映画をBSでやってたので見ていたら、火炎瓶の作成時にガソリンと〇〇しか使わないような遣り取りになってたけど、オリジナルはちゃんと説明してた希ガス。
作中の主人公はナパーム作成の材料を容易に揃えるのに、何故か火炎瓶は危険な火遊びを終始続けている。
セルフのガススタで給油前に静電気の注意を読んでも、何故それが必要なのか自分の頭で考えることができないタイプなのか、おそらく火炎瓶作成時にもフツーに化繊の衣服を着ながらやってそう。
途中から主人公はガソリンと灯油とナパームで無双になるけど、作中のやり方だと多分何度も爆死している。
ガソリンは気化して爆発する危険な素材だという知識はあっても、何故灯油を用いたストーブは爆発しないのか理解してなさそう。
全40話の短い話だから気にせず読み進めたが、作者が企図したとおりに灯油やナパームが効果を発揮することはないので、そういうことが気になるむきは最初から読まないほうがいい。
俺的評価は竹。
12: 2023/06/14(水)22:48 ID:7CDD7Y+b(12/28)調 AAS
物語の黒幕に転生して~進化する魔剣とゲーム知識ですべてをねじ伏せる~
漢字の変換候補から、フツーは使わない漢字をわざわざ選ぶなろう作家は時折みかけるけど、
この作者は類語を検索して好んで使いたがる。
だが、作者の学力と選択した言葉の乖離が大きすぎて読みにくいのはいただけない orz
他に適切な言葉があるのに違和感のある言葉を使ったり、漢字への無理解から間違った文字を選択する。
更には中学生の国語の教科書にも書かれていそうな平易な言葉ですら順当な言葉を用いないので読み直しを強いられる。
一続きの文章なのに前半が主人公視点で後半が騎士視点だったり、完全に文章が壊れているところもある。
無論誤字・脱字は山のようにあるので、そういうのが嫌いなら最初から読まないのが、吉。
作者が言うところの“二大美姫”同士のあれやこれやは読めるけど、主人公とヒロインとの桃色空間は全く面白くない。
面白くないのに回数が多いうえに一回一回の話が長いので、ほぼ読み飛ばした。
日本語能力の低さと、主人公とヒロインのからみがつまらないところを除けば減点対象はないが、
話の面白さにひきつけられる加点場面もない。
俺的評価は竹。
13: 2023/06/14(水)22:49 ID:7CDD7Y+b(13/28)調 AAS
遥か異界の地より(カクヨム)
別板の設定・議論スレでやっていそうな、他人の言葉でなろう作家をディスるのが大好きな作者。
一日で魔法を覚えられるわけがない。なろう主人公のように頭の中に知識が流れこんできたからといって誰にでも土器はつくれない。
書いていることは間違ってないし、数週間がたった。数ヶ月・数年と時間をスキップさせるのも悪くはない。
でもさぁ、TV番組の一コーナーで「紙の容器を使って湯が沸かせるか」ということを目的に固定台等の便利道具をそろえているのと、
何の準備もなくライター程度の道具しかない中学生から「一日や二日で木の生皮を使って鍋をつくりました」と言われたら、
加熱を続けても水漏れしない「木の皮で鍋」は今時の中学生だったら作れて当然なんだねと嫌味の一つも言いたくなる。
「鉄は重い」と唐突に言われても、「鉛も重いよね」と言いたくなるが、
いきなり「日本刀は折れるし曲がるのだ」と言い出すだけで、何と比較しているのかの説明はない。
何故日本刀の評価が高いのかには作者の関心はなく、使い物にならない日本刀ではなく、作者設定による異世界の謎物質と謎製法による剣が実用的だと長口舌。
他人の言葉をなぞるのは得意なのに、自分の言葉は説明が足らない作者は料理についても一家言をもっている。
主人公が料理を振る舞って「美味い」と言わせるよくある話が嫌いらしい。
この作者。母親が家族のために料理をつくったり、友人や友人の親、つきあい始めた女の手料理をだされたとき、
毎回「美味い」と言っておけばお前は満足するんだろと内心で毒舌をはいているんだろうか……
この作者が中高生時代にクラスで孤立していたのだったら、それは自分では利巧なことを言っているつもりで無自覚に周囲を怒らせる言動だろうなと思わせられる。
学校で同じグループになったり、職場の同僚には絶対なりたくない、この作者の作品にたいする俺的評価は松。
14: 2023/06/14(水)22:50 ID:7CDD7Y+b(14/28)調 AAS
架空戦記 旭日旗の元に
鉄道のヒトだからあまり期待していなかったが、久しぶりに仮想戦記モノを読みたくなったので試してみた。
駄目だった orz
ミッドウェーもロンメルも認識が昭和で止まってるし、未だに生き残った軍人の与太話を信じていて、米軍の機械力にマンパワーの日本という構図から脱却していない。
艦コレ系から入ってきた軍艦オタ以下の知識しか持っていないから艦載機の概算が出鱈目だし、信濃型空母の搭載機は90機以上でまだまだ載せられると言い出されたら、
「もうソレ信濃型空母という設定の意味がないよね」と読んでいて暗然とさせられる。
日本の空母艦隊の艦載機総数が〇〇で、五艦隊あるが第五艦隊は入れないから、〇〇X5で総数は〇〇だという謎計算や、
「護衛空母」「米艦載機」はいっぱいあるという魔法の言葉で、米海軍の空母艦隊からは正規空母の能力を超えた計算の合わない数が飛んでくる。
どこで拾ったのか、戦争を始めれば経済力があがると思い込んでいて、米軍より早く戦時体制に移行したから日本が有利だと妄想に囚われる。
ちなみに、史実では日中戦争による戦時ボーナスの国力増大は昭和14年をピークとして下降している。日本が対米英戦開始によって国力が増大したという事実はない。
戦艦も空母も航空機もなんでもつくりますという架空の企業が登場するが、作者の経済認識が『平均値』のヒトと大差ないので、無茶苦茶なことをやらかしているのに優秀な経営者という設定。
大恐慌や大正不況を誘因した需要と供給のアンバランス。現在の中国が陥っている過剰な設備投資。突然発生する中間(購買)層。桁違いに配分された海軍予算。
これらを説明する気の一切ない作者サマ。
さすがについていけなくなったので俺的評価は梅。
15: 2023/06/14(水)22:51 ID:7CDD7Y+b(15/28)調 AAS
異世界ウォーキング
不細工な日本語というか、不自由な日本語というべきなのか、文章が下手なだけではなくて漢字の字面で分かりそうな成語まで違和感のある言い回しで使う作者サマ。
続く文章で誰の発言か分かるときもあれば、誰が言ったのか分からないまま進行する会話もあったりで、読者の忍耐心を試さんばかりの悪文。
この作者、ほとんど読書をしない系なんだろうなぁと思いつつ読みすすめると、やはり全く本を読まない人なのが作中で判明する。
曰く、目次のない書籍は全文を読まないと、中にエルフや魔王のことが書かれてあるのかないのか分からないと宣う。
飛ばし読みや斜め読みといった作業を人生で一度も行ったことがないらしい……
旅で出会った美少女達。主人公は別れ際にさりなげないプレゼントとしてアクセサリーを手渡す。
その後主人公は自身や読者に向けて幾度も言い訳する。
アクセサリーに追跡装置を仕掛けておいたのは必要なことなのだと。
渡すときに相手の了承を得ればすむ話なのに、何気ない主人公のストーカー気質がじみに気持ち悪い。
多くのなろう小説だと、ウルフ肉は不味いという設定で序盤しか食べないし、その後の狩りで得ても貧民層に分け与えるだけで自分たちは食べないというのがお約束だと思うが、この主人公はウルフ肉への忌避感がない。
ウルフ肉・・・つまり犬の肉だよね。
設定はそれなりにつくりこんだという自負があるのか、作中で何度も同じ設定を書き重ねる。
そのわりには、ダンジョン突入前のパーティ設定と脱出アイテムの設定がその場の雰囲気でどうにでもなったり、
毒物への警戒が抜かりないアピールはあっても、麻痺毒入りのアイテムで倒した魔物肉を討伐後にすぐ食べはじめたりとズブズブだったりもする。
主人公が単独で森を横断するときには得意の魔法で六畳間の小屋を建てるのに、
奴隷三人と行動するときは、二人組二交代での野営を強いる。
主人公御得意の魔法で髪の色から瞳の色、顔の造作まで偽造できるのに、何故か聖女を街から脱出させるときには奴隷契約が必要だと奴隷商のもとへ。
奴隷の首輪を偽造すればすむだけのような……
16: 2023/06/14(水)22:52 ID:7CDD7Y+b(16/28)調 AAS
質の悪いギルド相手に主人公はイキッテ・イキッテ・イキリタオス。
次話でギルド側が何故主人公の要求に屈したのか内情が語られるが、主人公はその時点ではそのことを知らないのだから、何故そんなことができたのかの説明がない。
作者がやるべきことは、読者への説明ではなくて、主人公の動機を説明することなんじゃないだろうか。
ダンジョンに入り浸る頃になると作品の魅力が急激に失せる。
コレを読むのが二割、サッカー観戦が八割ぐらいの比率でダラダラと読み進める。
何故か主人公の良い人アピールが過剰に強調されはじめる。
「やらない善より、やる偽善」と言わんばかりに、孤児院で保存もできない魔物肉を積み上げたり、布を買い与える。
偽善がやりたければ勝手にやってればいいのに、何故か毎回読者への説教がついてくる。係わりをもったら最後まで面倒をみろ。と。
遺跡の発見で町の人口が増え、自給自足で賄っていた作物が値上がり孤児院の経営が苦しいと聞くと主人公御得意の魔法がダイカチュヤクー。
たちまちのうちに土壌改良薬をつくりあげる。ゴブリンやウルフ、下級の魔石を砕いて落ち葉とまぜながら魔力を注げば誰にでもつくれる新薬ですと錬金ギルドへ。
主人公様は錬金ギルドではフルポーションの開発者として有名人。全ての問題を解決した主人公は町を後に。
だがちょっと待ってほしい。フルポーションは高額商品だから投資しても錬金ギルドはすぐに回収できて金儲けできる。
一つの町の需要を満たす土壌改良薬。一大産業だが安く大量に製造しなければならない物なんか誰が造るのか?
大量製造するのであれば下級魔石の値段も上がるし、何より農家は不作で困っているのではない。
押井守が自身の『天使のたまご』を評して、「溜まっていた便を一気に出して、俺は気持ちよかった」と言っているが、コレもソレ系だと気付いて読む気力が失せた。
俺的評価は梅。
17: 2023/06/14(水)22:53 ID:7CDD7Y+b(17/28)調 AAS
モブから始まる探索英雄譚
その昔ルイス・キャロルは「何故人は物語を読むのか」という問いに、
「自分のものではない目で世界を見て、自分ではない頭で考えたことを知りたい。そのために人は物語を望む」と答えたそうな。
そんなニュアンスなことをどこかで読んだな。ふと、思い起こさせてくれた物語。
もしかしたらコノ作者、学校に通った経験がないのかもしれない。
主人公は高偏差値の大学に合格するために真面目に通学する男子高校生。
推薦ではなく一般受験で合格するためには高校の授業を全て出席しなければならないと思い込んでいる。
前日に骨折しても、朝から出席。放課後まで苦痛に耐える。
遅刻も早退もせず、担任に事情を話して昼休みにタクシーで回復薬を買いに行くこともしない。
授業にさえ出ていれば高偏差値の大学に合格できるのだと考えている。
希望大学の出題傾向を知悉している予備校に通わず、進路指導の高校教師にやるべき勉強の方向性も尋ねない。
高校外では勉強をしなくても高偏差値の大学に合格できる学力があるのなら、多少授業をサボっても問題ないだろうし、
教科書に分からない箇所があるのなら、休み時間に教師へ聞けばいい。
エスカレーター式に内部進学するわけではないのに、何故高校の授業にそこまで固執するのか、全くわからない。
作者は高校の授業にどんな幻想を抱いているのだろうか……
18: 2023/06/14(水)22:54 ID:7CDD7Y+b(18/28)調 AAS
高校の授業にさえでていれば高偏差値の大学に合格できる頭のよさを、時折ふれる主人公。
ダンジョン内では一転してポンコツでもある。
漫画を読んで、この辺かなぁというところからwebで続きを読みはじめているので、もしかして作中で説明されているのかもしれないが、
何故かこの主人公は次回に下の階へ降りる予定なのに、事前に調べたり調べなかったりする。
フロアー地図は公開も販売もしていないという設定なのか、主人公に何らかのポリシーがあるのか全て自分で書かないと気がすまない(らしい)。
索敵範囲外から飛び道具の攻撃を受けて一本十万円の回復薬を消費するのに、銃弾を弾くフェイスガードやヘルメットは買わない。
新しいサーバントを得、飛び道具からの攻撃が脅威にならず、砂漠エリアに到達すると、暑いからという理由でヘルメットを購入する。
魔法の防御シールドには時間制限があるからと、飛び道具攻撃を受けるとモンスターに向かって走り出す。
モンスターの眼前に到達するとサーバントと漫談をはじめる。もちろんモンスターは主人公たちが話し終えるまで何もしないで待機している。
罠もモンスターとのエンカントもそれなりにあるのに、目の前のモンスターが逃げ出すと躊躇せずにフロアー内を追い掛け回す。
強力なサーバントの攻撃を受けて一度で消失しなかったモンスターは過去にもあったのに覚えていない。
各フロアーの面積も要領を得ない。
女の探索者が独りでウロウロしていると結構頻繁に他探索者から声を掛けられるのに、
主人公がサーバントを公にし、比較的人の少ないという設定の十階層に到達するまで、幼女二人をダンジョン内で連れまわす主人公は全く話題にならない。
数日がかりでないと次フロアーへの階段が見つけられないのに、一度主人公が地図を作製すると、平日の放課後にダンジョン内のどこの階へも自在に行ける。
ショートカットは六階にしかないのに。
19: 2023/06/14(水)22:55 ID:7CDD7Y+b(19/28)調 AAS
「雷は上から下に落ちる特性がある」と、十年以上前の古い認識だったり、
ネットで転がってる日本刀否定論を長々と語り、重さで叩き切れる西洋刀が実用的なのだと蘊蓄を語る。
まぁ、朝鮮征伐で明の文献にある日本刀の軽さとその特性を十全に活かした運用を称賛した記述を信じるのか、ネットでしか語る場のない連中の「重い武器が強い」を信じるのかは、人それぞれだが(苦笑)
これまで俺は鈍感系主人公より難聴系主人公が嫌いだと考えていた。
訂正する。
難聴系主人公と同じくらい鈍感系主人公がうざい小説もある。
高校生になってもギャングエイジを引き摺っているのか、異性に興味のない主人公。
それならばまだ許容できるのだが、この主人公はブレまくる。
他人に興味がないのか、異性がらみの話で得意のセリフは「俺なんかが女にもてるはずがない。お前たちは何を言っているんだ」
実際、この主人公の、当人を除いてはデートに見えるデートではない女と過ごし方は、間違いなく女に嫌われるか不機嫌になる行動。
自分から休憩を提案しない。常に自分のペースで行動する。ダンジョン内でパーティを組む少女達ともそれはかわらない。
なのに女子大生のお姉さまも「人間として尊敬できる」と言い出す。
一人でも辟易していたのに、二人は多すぎる。
俺的評価は梅。
20: 2023/06/14(水)22:55 ID:7CDD7Y+b(20/28)調 AAS
JK異世界へ往く ~ こちらとあるWAC、何でも出せるチート(語弊)もらって異世界に飛ばされました
多分この作者、プロットを書かずに気のおもむくままに考えなしで書くタイプ。
追加のメンツが単体では役に立たない能力者なので、おそらく体制側の梁山泊っぽい話にするんじゃないかな(テキトー)
初期設定では複雑な構造品はチートで出せなかったが、車や高威力の現代兵器を使いたくなったのか、序盤にタイトル通りに何でも出せるチートに変更。
そのため、主人公の能力は考えるだけ時間の無駄な、フワっとしたチートに変容する。
ちょっと外側から眺めただけでエンジンの構造が問題ないと断言できて、主人公が運転席の燃料計やバッテリーの確認をしていないだけだと言うのなら
まぁそれでもいいんだけど、作者の変更した設定だと、ブレーキオイル・冷却水・ATF、ショックアブソーバーや可動域への油も……
なにより、ディーゼルエンジン車にガソリンを入れんじゃねぃよ orz
この作者、貴族から砦を買わされたときも、発電機用にガソリンタンクを用意しているんだよなぁ
死体を燃やすのにも魔法ではなく、わざわざガソリンをつかうって、どんだけガソリンが好きなんだか。
自動翻訳能力もテキトー。日本語ではない異国語が日本語に聞こえ、日本語を異国語として発声しているのに、何故か異世界人に聞かせたくないときは英語だと自動翻訳されない設定。
イラカンが考えなしに自衛隊の災害派遣人員を十万人と指定したとき、陸自のお偉いさんが現地で隊員が食べているのと同じ戦闘糧食を三食用意させた。
だが、「こんなものを三食食えるか!」とブチ切れさせることになったので、現代の自衛隊の戦闘糧食の味は改善されているのだけど(一部には過剰に塩分を添加した戦闘糧食も残ってる)
何故かこの作者、自衛隊の戦闘糧食がマズメシだ~というネタを繰り返す。
あと、この作者。江戸城が防衛用に城下町を設計したことは知識として知っているのだろうが、ただそれだけなので珍妙な都市論を開陳する。
大坂や京都・奈良の古代中国条坊制に準じた都市や、各地の城下町の構造は無視して、
欧州の古都市にみられる、軍隊集結地としての中央広場と軍事行動を前提とした街路を「余裕がなければつくれない」と称賛するw
俺的評価は竹。
21: 2023/06/14(水)22:58 ID:7CDD7Y+b(21/28)調 AAS
東京メイズ・ウォーカーズ! ~黎明期のメイズ受託業者達~
友人の先祖が清朝末期に中国各地で中国拳法を学んだとか、日中戦争で中国軍を全滅させたとか、アレなことを除けば序盤は読めた。
パーティメンバの射手がたまに矢を補充する描写があるが、毎回二ダースしか買わなくて「それで足りるのか?」という疑問はあるが、まぁ読み流せた。
つまらない戦闘場面と、作者は練りこんだであろう設定はホボ読み飛ばした。
ナンタラ値という設定は、値に差があると増えないとか、ドロップ値に影響するとかいう細々とした設定は作者都合で機能したりしなかったりする。
国家警察なんていうワードは京極夏彦以来久しぶりに見かけたが、成田騒乱の文脈で使うのは明らかに間違っている。
この作者。警察が嫌いで、「ネトウヨガー」君を挑発するかのような煽りが好きだから、歳が若いのだろうと思ってた。
そのくせ、箒にまとわりつく濡れた落ち葉のような壮年期男女の色恋を執拗に語りたがる。
あるいは新海誠のような話を書きたかったのかも知れないが、表面的な真似事だけで誰もが超上級者には成りえないという哀しい現実を再確認させられる……
中盤辺りから、開き直ったかのように昭和ネタが怒涛のように繰り出される。
弁護士懲戒請求で賠償命令をうけたイタイ中年オヤジを連想させる、歳をくってから目覚めちゃった系ッポイ作者サマ。
今のように、ネットに繋がれば誰でも賢者を装える時流にのり、当人が理解できていない経済用語があふれるように流れ出てくるw
日銀がマイナス金利政策を導入したとき、NHKの女子アナが「私たちの預金が勝手に減らされていきますぅ~」と短い時間に何度も感情を込めて、七時や九時のニュース冒頭で繰り返していたのは記憶に新しい。
NHKの正規職員様は日本銀行に個人口座をもっているのかと驚かされるのと同時に、NHKの言う「私たち」って誰なんだろうと思ったものだ(苦笑)
長く続いたゼロ金利政策と現在のインフレ目標。日本国債が何によって担保されているのかという日本経済の初歩すら全く理解していない作者サマが、どこかで拾ってきた経済についての口上はともあれ、
22: 2023/06/14(水)22:58 ID:7CDD7Y+b(22/28)調 AAS
この作者サマ。一山幾らのなろう作家より、歳をくっている分世間知はそれなりにあるのだが、ソノ偏りが凄まじい。変な陰謀論を妄執していたり、そういうことに興味があるのにその程度のことも知らないのかと呆れさせられる。
どういう経緯で作者が警察を毛嫌いしているのか、全く興味はないが、都内のダンジョン二ヶ所でスタンピードが発生しているのに、武器の使用を制限された自衛隊と民間人が一つ一つに対応し、
警察が何もしないというのはありえない。読者に指摘されるまで、機動隊という存在を作者は知らなかったのか、機動隊は終盤まで登場しない。
出入国在留管理局の収容施設内で人権活動家に殺された外国人や、マスゴミに殺された財務省職員が、全て政権与党の罪にすり替えられているのに、自己責任の書類一つで民間人をダンジョンに派遣させる役人ってどんだけ御目出度いんだかorz
コノ作者サマ。「上から目線のようだが」という言い訳を繰り返す。
多分周囲の人間から言われているので自覚はあるのだろうが、何が駄目なのか全く分かっていない。
十年越しの純愛(?)を実らせた主人公はパーティ内のキープ女をあっさりと切り捨てる。
その瞬間から捨てられた女は主人公にとってのみ都合の良いゲームキャラとなりはてる。
周囲の人間が何を思うのかではなく、自己の行動に言い訳さえできれば周りの人間なんかどうでも良いという、主人公の醜い人間性が露わになる。
ココで切ろうかと一度は思ったが、完結しているので最後まで我慢して読もうと思った。
でも駄目だった。全く面白くない戦闘描写の繰り返しと、話のたたみ方に迷走しているのにそれにつきあわさせられる苦役には耐えられなかった。
俺的評価は梅。
23: 2023/06/14(水)23:00 ID:7CDD7Y+b(23/28)調 AAS
ファンタジーには馴染めない ?アラフォー男、ハードモード異世界に転移したけど結局無双
話の流れはタイトル通り。
序盤から中盤までは読めるけど、主人公と愉快な仲間達が強力な魔法を使いはじめるとチープ臭が強くなる。
多分この作者、自分は他のなろう作家とは違うんだとの自負があるのだろうけど、
奴隷落ちした農民夫婦の娘で、おそらく文字の読み書きもできない子供に、大気中からメタンや水素や酸素を抽出しろと教えたところで、
電子式や立体構造図を見せて、原子や陽子とは何かを理解させるとこまでやらなければ駄目だろうに、結局は他のなろう作家と同じことを
やっているのだから、他作家をあれこれディスるのはかなり見苦しい。
それと終盤は駆け足なので、理屈が不明だが、商人達が好き勝手やったから、金貨や銀貨の価値がなくなり物々交換になったという話も、全く分からない。
大日本帝国が降伏し、満洲国が消滅しても、ソ連占領下の旧満洲では満銀発行の紙幣が通用していた。
その紙幣が紙屑になったのは、地域で流通している紙幣が有用なのを知ったソ連占領軍が考えなしに輪転機を回して紙幣を増刷したから。
金貨が流通し、金そのものの価値が認めらている世界で、何故金貨の価値がなくなったのか、作中の説明では分からない。
俺的評価は松
24: 2023/06/14(水)23:01 ID:7CDD7Y+b(24/28)調 AAS
ブリッツ・マジック・スケーリング ~異世界で最も複雑な魔法陣の作り方~
『狼と香辛料』はアニメだけで原作を読んでいないけど、コレは、回数は少ないが誤字があったり、適切な用語を使わない不細工な日本語だったり、
作家のヒエラルキーでラノベ作家が底辺というのはうなずけるな、と変な意味で納得させられた。
物語を進めるために、クローズドサークル的な状況にしたかったのは分かるけど、木造の(おそらくは)小舟に人が殺到しても
横転はするだろうが水の底に沈んだりはしないだろう orz
乗り込んだ住民が海に投げ出された後、舟(?)を復原させて水をかきだせば、島外へ連絡も脱出もできないという変な状況にはならないんじゃないの。
あと、作中でくどいほどに「俺は中世の本を読んで勉強した」アピールが繰り返されるが、フォードシステムを取り入れるなら近現代史の勉強もしろよ。と思った。
チャップリンが『モダン・タイムス』で風刺したように、家内制手工業の環境になれた前近代の人達に一朝一夕で「分業」をさせても万人に受け入れられるわけではない。
フォードは未来の人間が過去にやってきたのかと言いたくなるような、当時としては先駆的な手厚い福利厚生を労働者に与えたが、
逆に言えば、そこまでしてもフォード社の高い離職率は下がらなかった。
フォードシステムとは、欧州から週に万人単位の貧しい移民が流れこんできた当時の環境でしか成立しない、形を変えた奴隷システムに他ならない。
金を払っても、この作者の小説を読みたいという、ラノベ小説としての俺的評価は松。
良く言えば丁寧に書かれてある今作品。なろう小説とは、計算されたプロットや世界観は付随的なものであって、ストレスなく読めるものでなければならないとするなら、俺的評価は竹。
『宇宙大作戦』(スタートレック)のように、価値観の押しつけや演説がなく、気がついた者だけがその放送回のテーマについて自分の頭で考える。これなら問題ない。
半世紀前に持て囃された社会派小説という分野。中高生時代にそこそこ読んだし、友人や教師にも布教はした。今更、なろうで「差別」なんていうテーマを扱った本なんか……
25: 2023/06/14(水)23:02 ID:7CDD7Y+b(25/28)調 AAS
和風戦国サバイバル~戦国ファンタジーを生き残れ~
『生活魔法』は、こんな魔法を考えた。使ってみた。の繰り返しになったので去年切った。
この作者。序盤から中盤までの読ませ方は上手いと思っていたのだが、今作は序盤がかったるくて何度か切ろうかと思った。
フツーに突っ込みはじめると際限がない orz
ただ、俺の専門分野である中世日本(風味)が頻繁に顔をだすのでイラつくだけで、他の人は仔細なく読めるのかもしれない。
さて今作。この作者の主人公としては最強のチート持ちである。
そのチートは味方だけではなく敵にも効果を及ぼすほどである。
火縄銃を数百丁持ち込む戦場。
銃を持たない敵指揮官は火縄銃の短い射程内に自軍が効率よく収まるように、左右への自軍展張や移動に影響する地形まで巧みに計算し、自軍全体を銃の的とするべき最大効率の進軍を行う。
迎え撃つ主人公側の軍勢。銃兵一人一人に狙うべき敵を指し示し。目標が重複することないように最大効率の射撃が可能となる。
主人公は自画自賛をはじめる。潤沢な火薬を用意し訓練を重ねたから命中率は50%である。と。
一方、主人公とは直接関係のない戦場。高価な火薬を用意できず、ろくに訓練もしていないから、その軍の火縄銃の命中率は50%以下なのだ!と。
…………もしかしたら読者諸兄の中には、この作者はその作風から非実在作者であり、実はAIが書いているのではないだろうかと疑っている向きもあろうが、
何の関係もない小生が断言する。月汰元を名乗る人物は確かに存在する。
26: 2023/06/14(水)23:03 ID:7CDD7Y+b(26/28)調 AAS
あと特徴的なチートは、通常なら兵力が劣る側は城や砦に籠るし、野戦を選択しても野戦築城等の何らかの防御施設を構築し迎えうつことで敵軍に出血を強いるのだが、
主人公の凄まじいチートにより、何も考えない遭遇戦が頻発する。
作中世界では他勢力の石高を誰もが把握し、石高から動員できる兵力は一人単位で厳格に決められている。遠方に攻め込むので兵力が少なくなることも、家存亡の危機なので総動員が行われることもない。
それゆえ、自軍に倍する敵軍が領内に侵入した際には、どこからともなく現れる義勇兵の存在を主人公は全く疑わない。
数百人の敵軍を分断するために、予想進軍路の丘の上に丸太を積み上げよと主人公が命じれば、たちどころに必要十分な人足が現れ適切な丸太を用意し、大量の資材の運搬に困ることもなく、罠の設置が間に合う。
一万石前後の小勢力であれば、軍の移動や情報の伝達速度に違和感はないが、数十万国数百万石の争いになっても疑問を一切もたせない作者の筆力には感嘆させられる。
主人公が当主になったときには、既に馬車があり、大量の重い丸太を領内で迅速に運搬できる道路網が設営されていることに作中での説明はないが、
未知の大洋を航海し嵐で流されて自位置を見失っても、主人公の部下は「天測を行う」と一言つぶやけば、たちどころに経度が判明することにも説明はない。
のみならず主人公は嘯く。複葉機すら完成していないのにグライダーを指し示し、将来的にはエンジンとプロペラを取り付け、プロペラの角度を変えれば飛行機は上昇するのだと。
もしかしたらティルトローター機が念頭にあるのかもしれないが、プロペラの角度だけを変えたらその機体は上昇する前に下降するはずなのだが(苦笑
27: 2023/06/14(水)23:03 ID:7CDD7Y+b(27/28)調 AAS
その昔、戦後日本がはじめて国際幹線道路の設営のために東南アジアの某国へと赴いた。
この作者よりはるかにインテリであり、日本国内での長年の経験と実績がある者たちのプロジェクトだったが、完全に失敗した。
主人公は言う。中東の高温地帯であっても品質の高いアスファルトさえ用いれば、ぶっつけ本番でも問題は起こらない。
そう問題は品質なのであって工法ではないのだ。
さらに主人公は言う。職を与えれば女性でも働くことができる。
上下水道とガス。洗濯機や冷蔵庫がなくとも、女性は何故か家事から解放され、主人公の望む労働力として社会に貢献できるのだと。
読んでいると、主人公が「世界を制覇する」と一言呟けば、それは叶うんじゃないのと思はなくはないが、俺的評価は竹。
28: 2023/06/14(水)23:04 ID:7CDD7Y+b(28/28)調 AAS
最弱なのは序盤だけ。
街でぶつかったフードを被った女。直後に衛兵に取り囲まれ「そのお方を」と明らかに高位な女性だと分かる問答が続く
衛兵に逆らう理由が全くないのに主人公様は誰が正しいのかは拳が決めると強行突破。検問でも知恵を利かすなんていう面倒はしない。力が全て。
街を救った主人公様。それまで面識がなかった御者までが(いるかもしれない)家族を捨て、己を捨て。何にも考えない主人公様の力業に黙って従う。
とても無欲な主人公様。ダンジョンで行き会っただけのパーティ、スタンピード時にギルドにいただけの冒険者。皆に報酬を与える。
ギルドからの報酬の金貨数百枚。使い道がないからとギルドで受け取りを保留する。でも困らない。
高価なアイテム・武器、金貨で買えるのか不明な特殊武器。皆が主人公様にプレゼント。それを当然のように受け取る主人公様。
必要な物を必要な者が持つ、一人は人民の為・人民は一人の為。マルクスが夢見た共産社会。人類の夢。選ばれし者の恍惚と不安二つ我にあり。
……落ち着け!俺!!
話を戻そう(汗)
必要とあれば馬車で森の中を駆け回れる世界。道?街道?モンスターを振り切るためなら馬車で森に突っ込む。異世界の常識だよねw
細かいところを気にしなければ(お前が言うなという突っ込みは全力でスルー)白蛇登場までは一応読める。
最終更新近くになって作者は突然惑う。
評判の悪いSランクパーティが実は良い人たちという王道路線で、国王を操る黒幕を倒して終わりで問題ないのに、
何故か迷走させる。白蛇が殺せと言った王女は殺さず、死んだと思わせた者を生き返らせてのハッピーエンドという誰も望まないチープなエンドシーンなんか読む気にもならないから
最終更新分までの数話は飛ばし読み。俺的評価は梅。
最後の数話を眺めているときに↓を思い出したが、失速というより墜落という表現がぴったりな駄作だった orz
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