純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)21 (271レス)
純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)21 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1753002417/
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256: 132人目の素数さん [] 2025/08/31(日) 20:25:18.91 ID:lylF2dxQ >>254-255 (引用開始) フェルマー予想の解決については知らないが 一般にZFCで解決不能な不定方程式は存在する このことはヒルベルトの第10問題の 否定的解決の証明の系として導ける フェルマー予想がそうではないかという予想があったのは 1970年ごろ (引用終り) 下記に類似記述がありますね "Hilbertの第10問題とは、1900年にHilbertが、20世紀の数学の指針として挙げた23問題のひとつです。整数係数の多項式方程式が任意に与えられるとき(たとえばFermatが考察した x^n+y^n=z^n)、これに整数解があるか否かを判定できるようなアルゴリズムを構築するよう求めています。1970年に、すべての多項式方程式に対応可能な単一のアルゴリズムは存在しないことが証明されました(否定的解決、図2)" https://www.sci.tohoku.ac.jp/news/20250123-13546.html お知らせ 東北大学大学院理学研究科数学専攻 助教 甲斐 亘(かい わたる) 2025年1月23日 素数の組み合わせ論の高次元化 数体の素元に隠れた「星座」 今回の取り組み 2019-2024年にわたる取り組みで、Green-Taoの定理と、それを深化したGreen-Tao-Zieglerの定理(文献 [GTZ], 2012年)という素数に関する定理を、数体の素元に対しても証明することができました。後者の結果は、私自身によって代数幾何の研究において、別の研究者によって整数論・数学基礎論(後述のHilbertの第10問題)の研究においても、すでに活用されています。 Green-Taoの定理の数体の素元への拡張は、東北大学の(元)同僚、関真一朗、見村万佐人、宗政昭弘、吉野聖人の各氏との共同研究で得られたものです(論文 [KMMSY])。メンバーのひとりである関さんは、高校時代に韓国ドラマ(主人公が数学者を志します)を観て、劇中で印象的に使われたGreen-Taoの定理を、明確に意識するようになったとのことです。それがなければ今回の私たちの共同研究も始まらなかったかもしれません。 論文公開後、この経緯が当ドラマの数学顧問や脚本家の方々にも伝わりました。関さんとドラマ関係者は、互いに感謝の気持ちを伝え合うことができたそうです。不思議な巡り合わせに立ち会うことができ、私も感無量です。関さんの著書『グリーン・タオの定理』あとがきに詳しいことが書かれています。韓国の一般向け科学雑誌『数学東亜』でもこのエピソードが取り上げられました(文献 [東亜])。 数体の中の代数的整数は、高次元の空間に等間隔に一様に散らばった点であり、素元はその中に一見ランダムに配置されています(図1)。 に、私の予想だにしなかったことですが、数体版Green-Tao-Zieglerの定理を用いて、Hilbertの第10問題の否定的解決を、大幅に拡張することができたとの報が入りました(文献 [KP])。 Hilbertの第10問題とは、1900年にHilbertが、20世紀の数学の指針として挙げた23問題のひとつです。整数係数の多項式方程式が任意に与えられるとき(たとえばFermatが考察した x^n+y^n=z^n)、これに整数解があるか否かを判定できるようなアルゴリズムを構築するよう求めています。1970年に、すべての多項式方程式に対応可能な単一のアルゴリズムは存在しないことが証明されました(否定的解決、図2)。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1753002417/256
261: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/08/31(日) 22:20:00.66 ID:lylF2dxQ >>256 追加 >関さんの著書『グリーン・タオの定理』あとがきに詳しいことが書かれています。韓国の一般向け科学雑誌『数学東亜』でもこのエピソードが取り上げられました(文献 [東亜])。 <アマゾン> グリーン・タオの定理 (朝倉数学ライブラリー) 単行本 – 2023/1/13 関 真一朗 「素数には任意の長さの等差数列が存在する」ことを示したグリーン・タオの定理を少ない前提知識で証明し,その先の展開を解説する。 〔内容〕等間隔に並ぶ素数/セメレディの定理/グリーン・タオの定理/ガウス素数星座定理/他。 朝倉書店 (2023/1/13) 堀川 5つ星のうち5.0 新しい整数論 2023年1月17日 代数的整数論や解析的整数論の他に、組み合わせ論からみた整数論について書かれており、とても情報量のある定理だと分かった👍とてもお薦め。 試し読み 朝倉 https://asakura.tameshiyo.me/9784254118711 アマゾン https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%AA%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86-%E6%9C%9D%E5%80%89%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC-%E9%96%A2-%E7%9C%9F%E4%B8%80%E6%9C%97/dp/4254118716?asin=B0CS3D19RX&revisionId=&format=4&depth=1 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1753002417/261
262: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/08/31(日) 22:30:54.82 ID:lylF2dxQ >>260 死狂幻調教大師S.A.D.@月と六ベンツ さん いつもありがとうございます >色々の層をいろいろに埋めるのが現代的。 そうそう 数理科学2025年9月号に 層の特集が・・(下記) https://www.saiensu.co.jp/search/?magazine_id=1&latest=1 数理科学 2025年9月号 No.747 多彩な拡がりをもつ《層》の魅力 様々な数学概念の統一的理解に迫る 内容詳細 現代数学の随所に現れる層(sheaf)の理論は,数学における局所的見方と大域的見方をつなぐ言葉として,様々な分野を統一的に捉えることができる極めて重要な概念となっています.しかしながら,層の定義やその周辺理論は非常に抽象的であり,層の正体を捉えることは容易ではありません.本特集では,層のディテールを数理諸分野それぞれの視点から捉え,層の理論がどのような場面でどのように活躍するのか,そのメカニズムから多彩なトピックを取り上げ,層の魅力に迫ります. 目次 特集 巻頭言 戸田幸伸 https://www.saiensu.co.jp/preview/2025-4910054690958/202509.pdf 層理論入門 〜 定義や例,基本的な性質など 〜 平野雄貴 代数幾何学と層 大内元気 複素幾何学と層 松村慎一 代数解析学と層 〜 佐藤超函数やD加群との関連 〜 池 祐一 超局所層理論入門 桑垣 樹 非可換代数幾何学 大川新之介 代数トポロジーと層 増田成希 数え上げ幾何学と層理論 〜 DT理論からコホモロジー的DT理論へ 〜 金城 翼 書評 測度距離空間の幾何学への招待 〜 高次元および無限次元空間へのアプローチ 〜 永野幸一 重点解説 モンテカルロ法と準モンテカルロ法 田中健一郎 研究室の窓 私の研究遍歴 山下公子 https://researchmap.jp/yukinobutoda 戸田 幸伸 トダ ユキノブ (Yukinobu Toda) 所属東京大学 国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 教授 エドワード・ウィッテンさんとの京都賞記念座談会 超弦理論の過去20年を振り返る(下) ウィッテン エドワード, 戸田 幸伸, 山崎 雅人 数学セミナー 54(5) 40-47 2015年5月 エドワード・ウィッテンさんとの京都賞記念座談会 超弦理論の過去20年を振り返る(上) ウィッテン エドワード, 戸田 幸伸, 山崎 雅人 数学セミナー 54(4) 50-58 2015年4月 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1753002417/262
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