新交通・モノレール・LRT総合スレ (567レス)
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537: 2017/08/15(火)09:20 ID:DoyuZeUg(1/4)調 AAS
湘南モノレールは一回しか乗ったことないけど
「これモノレール?速え〜」って思ったけどな。
日本の中量輸送軌道システムは良くて車と同じか車より遅いのが多いんだから
たとえ60キロでも相当速く思えるんだろうな。
バスが一般道を60キロ出したら速く思うだろ。80キロや90キロ出したらマジ速い。
(ミャンマーでタクシー乗ったら高速でもない普通の道を100キロで飛ばしだしたから
それはそれでびびったけど)
これで加減速度が低ければそれほど速く感じないんだろうけど
加減速度が高いから速い乗り物となる。
538: 2017/08/15(火)09:46 ID:DoyuZeUg(2/4)調 AAS
湘南モノレール(と千葉モノレール)については興味深い記事があったので載せておく。
湘南モノレールについては僕と同様の感想でやはり高く評価されているのだ。

湘南モノレールと千葉モノレール
ここまでで、どうしても書きたくて書けなかったこととして、千葉モノレールの設計がある。
はっきり書くなら、千葉モノレールの路線構成の印象は最悪であった。
営業距離世界最長の懸垂型モノレールという称号を持つ同線は、湘南モノレール江ノ島線と同じ、
三菱サフェージュ式の車体を使用している。しかし、この両線の印象は同じ系統の車体を使用しているとは思えないぐらいに異なる。
湘南モノレールは、三菱重工業がモノレール事業に乗り出すにあたってのモデル路線として建設された。モデルケースということもあるのだろうが、
大変アグレッシブで独創的な路線構成を採用している。まず、基本が単線でありながら、
多数の切り替えポイントを配置して6.6kmの路線の間に4つのすれ違い可能な駅を作り出している。
湘南モノレールはこの路線を生かして、昼間でも七分半間隔の高密度ダイヤで運行を行っている。
(中略)鎌倉から江ノ島にかけての丘陵地帯の急傾斜をまっすぐに上り下りしており、
登坂能力に優れるモノレールの特性を生かした設計になっている。
実際、湘南モノレールはかなり速い。大船駅から湘南江の島駅まで、14分。
平均時速は28.3km/hだ。傾斜のきつい丘陵地帯を走っていることを考えると立派なものである。
ところが、千葉モノレールの路線構成は、湘南モノレールとは対照的な弛緩したものである。
千葉モノレールは千葉みなと駅と県庁前駅を結ぶ全長3.2kmの1号線と、千葉駅と千城台駅を結ぶ12kmの2号線とがある。
2号線は千葉駅から1号線に入り、千葉みなと駅までの運転を行っている。それぞれ複線の立派な路線であり、
JR千葉駅前を、非常に高い高架で走るモノレール路線は、まさに未来都市をイメージさせる。
だが、乗ってみると千葉モノレールの路線構成は水ぶくれであることがはっきりと分かる。それはまず平均速度に表れている。
直通で走っている千葉みなと駅から千城台駅までは、距離が13.5kmで所要時間は30分。平均時速は27km/hでまあまあに思える。
ところが、千葉市中心部を走る千葉みなと駅から県庁前駅までは、3.2kmを9分で、平均時速は21.3km/hにまで落ちる。
千葉みなと駅から路線が高速走行に適した直線区間に入る手前の千葉公園駅までだと2.6kmを7分。平均時速は22.3km。
共に自転車程度でしかない。つまり、千葉モノレールの路線は、市街地が極端に遅いのだ。その一番遅い区間こそ、
あの堂々として、いかにも建設コストが掛かっていそうな高架路線の区間なのである。
しかも、遅い市街地区間に高速の郊外区間とが直列につながっているので、郊外区間の駅に向かう場合も、
市街地区間ののろのろ走行を耐えなくてはならない。市街地をバスや自転車よりも速く移動することもできず、
郊外に直接高速アクセスすることもできない路線構成というわけだ。
さらには千葉駅から県庁前駅までの1号線は、どういう旅客需要を想定して路線を決定したのか意味不明である。
始発の千葉みなと駅から順に駅を追っていくと、千葉みなと駅(JR京葉線乗り換え)←→市役所前駅←→千葉駅(JR総武線・京成電鉄乗り換え)←→栄町駅←→葭川公園←→県庁前となる。
路線は千葉駅からほぼ外房線と200m間隔で並行して走っており、JR千葉駅からの乗り換え需要が大きいとも思えない。
「市役所と県庁への通勤に便利」というお手盛りと、「千葉市役所と千葉県庁を千葉駅経由で結びたい」という見栄とで路線を決定したように見える。
 千葉モノレールは2560億円をかけて建設されたが、収益は毎年赤字が続き、2006年度には税金を投入して赤字を棒引きにする手段をとらざるを得なかった。
路線失敗のつけを住民に回したわけである。その後は2008年度まで単年度黒字を出しているが、大規模な官からのてこ入れでやっと一息ついたという感が強い。
 路線を見ればそれも当然というのが、私の感想だ。同じ三菱サフェージュ式なのだから、湘南モノレールのひきしまった路線構成を真似すれば良かったのに。
JR千葉駅をまたぐ立派な高架には、「さすが土建王国千葉」というしかない。
http://archive.wiredvision.co.jp/blog/matsuura/201007/201007151430.html
539: 2017/08/15(火)10:01 ID:DoyuZeUg(3/4)調 AAS
まさこれ。

色々書いてきたが、モノレールと新交通システムを調べてきて、強く実感したことがある。
何を大げさなと言われそうだが、「日本経済がダメになった理由はこれか」ということだ。
モノレールや新交通システムは、日本経済が右肩上がりだった1960年代から導入が始まり、
「未来の乗り物」というイメージと共に普及していった。その過程で「公共交通機関はどのようなものであるべきか」
「どんな路線を建設すると乗客の利便性が向上するか」という大切な視点がどんどんないがしろされていったようなのだ。
1960年代に建設された東京モノレールも、湘南モノレールも、合理性を感じさせる路線構成をしている。
これが神戸新交通ポートアイランド線となると「おや?」と思わせるものとなり、前々回取り上げた桃花台線「ピーチライナー」、
埼玉新都市交通伊奈線「ニューシャトル」、千葉モノレール、ゆりかもめ、多摩都市モノレールと、
どんどん「いい加減にしろ」と言いたい路線が増えていく。その極みが、前回に分析した愛知高速交通東部丘陵線「リニモ」だ。
これらの路線に共通するのは、「路線建設は投資であって、いずれは旅客収入によって回収しなくてはならない」という意識の欠如だ。
投資は回収し、さらなる収益と利便を産み出すことによって初めて生きる。1970年代から80年代にかけて、日本にはお金があった。
1990年代、バブル経済の崩壊と共に日本は「失われた10年/20年」に突入したが、金余りの余韻は主に官需の世界では長く尾を引いた。
お金があった時に、考え抜いてきちんと正しい投資をしていれば、投資は利益と利便を生んで、失われた時代の日本を支えるのに役立ったはずだ。
しかしそうはならなかった。漫然と行われた投資は、リターンを生まずに消滅した。桃花台線「ピーチライナー」のように。
別にモノレールや新交通システムに限ったことではない。道路から公的施設から空港に至るまで、
ありとあらゆる分野で日本は「お金があるからいいじゃないか」とばかりに漫然とした投資をしまくってきた。
結果、未来の日本、つまり今の日本を支えるはずだったお金はなくなってしまった。
一部のモノレールと新交通システムが象徴しているのは、1960年代から80年代にかけての
「経済成長に浮かれまくって未来を見なかった日本」ではないだろうか。
高度経済成長からバブル経済に至る時代の墓標を選定するとするならば、私は千葉モノレール・千葉駅付近の高架線を選ぶ。
堂々たる高架線をのろのろと走るモノレールは、まったくもって「回収する」という意識の欠如した投資を象徴していると考える。
540: 2017/08/15(火)19:21 ID:DoyuZeUg(4/4)調 AAS
世界の中量輸送軌道システム
・バンコク(BTS)スカイトレイン
バンコクの中心部のメインストリートを走る高架鉄道。
スピードはまあ普通だが年中灼熱で道路渋滞が激しいバンコクをクーラー利かせて走る快適な乗り物。沿線に駅と直結した高級ショッピングモールも多く
未来的な雰囲気とワクワク感では世界ナンバー1だろう。
ここ数年、タイ人の所得向上と世界中の観光客の訪タイによる利用客増加により混雑が激しいのが難点。
https://www.youtube.com/watch?v=NoO3ahyaWFU&t=230s
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