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715: 09/26(金)11:51 ID:3SS3uAY7(1/5)調 AAS
>>712
「西側は民主主義を自称するが実態はそうではない」という批判は一理あるが、比較対象を考えれば全く次元が違う。西側諸国でも政治的不満やメディア集中、大企業や既得権益層の影響力は問題視されている。しかし、それでも選挙は競争的に行われ、政権交代も実際に起き、野党や市民団体、ジャーナリストが政府を公然と批判できる環境は存在する。

対照的にロシアでは野党指導者の投獄や不審死が相次ぎ、選挙は形式的に実施されても候補者の立候補自体が妨害される。メディアは国家管理下にあり、戦争反対を表明するだけで逮捕・長期刑となる。北朝鮮に至っては事実上の一党独裁で、選挙と称する投票は候補者が一人だけ、投票率100%賛成という数字が繰り返されている。イランも体制を監督する「護憲評議会」が候補者をふるい落とし、実質的に体制に従順な人物しか選挙に出られない。

つまり「西側=完全な民主主義ではない」は正しいとしても、「権威主義国家と同列」とするのは誤りだ。西側には選挙の透明性や司法の独立性、権力者を批判できる言論空間が残っており、国民が投票や市民運動を通じて政策に影響を与える余地がある。対してロシア・北朝鮮・イランでは権力集中が極端で、体制を変える手段が事実上存在しない。

結局、民主主義が形骸化している面を指摘することと、民主主義が完全に抑圧されている体制を正当化することは別問題だ。西側の欠点をあげつらっても、言論や選挙の自由すら許されない権威主義の現実を覆い隠すことはできない。批判すべきは「西側の民主主義は不完全だから独裁と同じ」ではなく、「不完全でも修正の余地がある西側」と「修正の機会すら封じる独裁体制」との違いだろう。
720: 09/26(金)12:05 ID:3SS3uAY7(2/5)調 AAS
>>716
モルドバ野党「ポベーダ」を率いるイラン・ショルの出自を洗うと、とても「健全な反体制派」とは言えない。彼は2014年にモルドバ史上最大の銀行不正流出事件に関与した人物で有罪判決を受け、その後国外逃亡。彼の旧政党ショル党は憲法裁判所によって違憲・解散とされ、現在はその後継ブロック「Victory/ポベーダ」をモスクワで立ち上げた。表向きは「ロシアとの同盟で繁栄」と訴えるが、背後にはロシア資金やプロパガンダ支援の疑いが濃厚。実際にモルドバ選管はポベーダの選挙登録を拒否しており、正規の選挙に出られない勢力である。

さらにショルの周辺には犯罪組織的な手口が目立つ。2014年銀行詐欺の資金洗浄はKroll調査でも指摘され、国内当局は「ショル犯罪組織」という表現を使って捜査を進めている。選挙では支持者に現金や給付を約束する買収スキームが暴露され、抗議参加者に3000ドルを支払うと打診したとの報道もあった。ガガウジア自治州の元知事や議員もショル派の違法資金で起訴・有罪判決を受けている。さらに、ロシアFSBとの連携やロシア国内での拠点活動も複数メディアが報じており、単なる国内野党ではなく、露による選挙干渉ネットワークの一部と見られている。

要するに、ショル=ポベーダは「民主的野党」ではなく、汚職と国外支援に依存する疑似政党ブロックに過ぎない。プシーリンのような武装犯罪組織と完全に同列とまでは言えないが、「金権と汚職ネットワークで動く政治勢力」という点で限りなくグレー。西側VSロシアの代理戦争の文脈で「野党だから正義」と持ち上げるのは危険であり、むしろその出自と手口を精査すべき存在だ。
795
(1): 09/26(金)18:43 ID:3SS3uAY7(3/5)調 AAS
>>793
「日本が消費税上げるときは景気がいいから、ロシアが上げると経済崩壊だ」って短絡はダメだ。日本の消費税引上げは社会保障財源や財政持続性という構造的課題への対応で、軽減税率や給付措置といった緩和策も合わせて議論されてきた。一律に「景気がいいから上げた」と言うのは事情を見落とすだろう。対してロシアの増税は背景が違う。ウクライナ侵攻による軍事支出の急増と対外制裁で外貨収入が圧迫され、短期的に歳入を確保するための「戦時的な増税」色が濃い。内需が弱く、情報統制下での強行は購買力低下→インフレ→景気悪化の悪循環を招きやすい。

制度面も決定的に違う。日本には(不完全でも)独立した中央銀行や議会・メディアの監視、司法の機能があり、増税は議会で議論され市民が反応を示せる。ロシアは透明性が乏しく、言論弾圧や恣意的な政策運営のリスクが大きい。だから単純比較で「日本はOK・ロシアは崩壊」は誤りで、目的・手段・政治体制の違いを見なければならない。

最後に念押し。民主国家なら言論の自由や公正な選挙で政治責任を問える。だからロシアみたいに暴力で処理する必要はないし、「政治家を殺せ」みたいな発想は論外だ。建設的なのは「増税の理由は何か」「代替案はあるか」を議論して、選挙や司法で責任を問うことだ。
800: 09/26(金)18:53 ID:3SS3uAY7(4/5)調 AAS
>>798
「日本はロシア以下、透明性ランキング94位 vs 23位」と言うけど、そのランキングは「Open Budget Index(国際予算透明度調査)」の一部データを切り取ったもの。日本は予算編成の公開度が低いから点数が下がりがちで、実際のガバナンスや民主制度の健全性を示す指標ではない。一方ロシアは「形式的な予算書類の公開」だけで点を稼いでいるだけで、実際は議会もメディアも独立性を失い、反対意見は抑圧されている。

つまり、数字の順位を鵜呑みにすると「ロシア>日本」に見えるけど、実態は真逆。日本は不十分ながらも野党の追及、国会審議、メディア報道、選挙で政権交代が起こる。ロシアは反体制派を投獄し、メディア統制し、戦費をブラックボックス化している。これを「透明性が高い」と評価するのは机上の話にすぎない。

ランキングの読み方を誤用して「バカ」と煽るのは勝手だが、肝心の比較対象がズレている。民主国家では透明性に問題があっても市民が声を上げて是正できるが、権威主義国家ではそもそも言論の自由も公正な選挙もない。だからこそ「政治家を殺す」必要なんてなく、選挙や議会で責任を問える日本と、制度ごと封じるロシアは全く別物。
805: 09/26(金)19:04 ID:3SS3uAY7(5/5)調 AAS
>>801
確かに「租税支出透明性指数」で日本は94位と低い。これはOECDやシンクタンクが「租税特別措置(減税や控除)がどれだけ明確に公開されているか」を測る指標で、日本は特別措置の公開・評価が弱いから点数が低い。つまり「減税の内訳をどこまで精査できるか」という技術的評価であって、「国家全体の財政透明性がロシア以下」という意味じゃない。

ロシアが形式的に数字を出して順位が上でも、それは「帳簿を公開している風」に見せてるだけ。実際には軍事費や治安予算はブラックボックスで、反対派は投獄、メディアも統制下。日本は不透明な部分はあるにせよ、国会審議や会計検査院、メディアの追及、選挙で政策を変える余地が残ってる。

要は、この指数は「制度の一部の弱点」を指摘しているのであって、「日本全体がロシアより下」という結論にはならない。数字を切り貼りして「日本オワタw」と言うのは、指標の意味を誤解したネタにすぎない。
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