【モバマス】ダーツ好きな男とあるアイドルのお話 (6レス)
上下前次1-新
1: 2020/01/02(木)22:12 ID:ICzXr4+z0(1/5) AAS
アイドルマスターシンデレラガールズの二次創作です
Pは今回出ず、オリジナルの主人公視点から見た周子のSSです
このSSはオリジナル設定がありますのでご了承ください
SSWiki : 外部リンク:ss.vip2ch.com
2: 2020/01/02(木)22:13 ID:ICzXr4+z0(2/5) AAS
「店長、ここの店に今からTV番組の取材をしたいという依頼がありますがどうしますか?」
事務を担当してもらっている女性からそんなことを尋ねられる。
時間を確認し、特に問題もないことから了承の意を告げてもらいつつこんな場末のダーツバーに取材なんて物好きがいるもんだなと苦笑してしまう。
店ではまばらに入った客が思い思いにダーツを投げ遊んでいる。テーブルで軽食をつまみながら、軽いお酒を嗜みながら、そんな人の集う場所である。
趣味が高じて開いた店ではあるが元々金儲けが目的ではないのでただダーツを楽しんでもらえればと思っているのでこれ以上は望まない。
省21
3: 2020/01/02(木)22:14 ID:ICzXr4+z0(3/5) AAS
数年前、まだ大学生で京都で一人暮らししていた頃。彼女とは出会った。
近所の中学校の制服姿で夜に神社の隅で一人立ち尽くしていた少女を当時の自分は見過ごせず、つい声を掛けてしまった。
「よう、こんな夜に一人でいたらあぶねえぞ。早く帰りな」
「……帰りたくない」
「親と喧嘩でもしたのか?どっちにしろこんな夜に女子中学生が一人でいると危ないだろうが」
省31
4: 2020/01/02(木)22:15 ID:ICzXr4+z0(4/5) AAS
周子が中学を卒業し、高校も卒業する頃。既に腕の差はほとんどなく、お互い切磋琢磨するような関係へと変化していた。
自分は大学を卒業し、そのまま知り合いのダーツバーへと就職もせずバイトとして手伝いながら毎週周子とダーツの腕を競っていた。
後からわかったことだが少女は実は左利きであり、左で投げるようにさせたところめきめきと上達し今ではたまに自分を負かせるまでになっていた。
そんなある日、いつものような軽装ではなくリュックサックに色々持った姿で店に来た周子は突然こう言ってきた。
「師匠、アタシと勝負して。アタシが勝ったらしばらく師匠の家に居候させて」
省36
5: 2020/01/02(木)22:17 ID:ICzXr4+z0(5/5) AAS
「ずるいよねえ、あの時まで本当は左利きだってことを隠してたなんてさ」
「隠してたわけじゃない。リハビリが終わってなかったから左手より右手の方が確実だっただけだ」
「事故で夢を諦めた……最近知ったよ。世界大会も含めた将来を嘱望される学生だったんだってね」
「おかげで今じゃ知り合いの店を継いでこんな場末のダーツバーの雇われ店長だけどな」
「あの時互角だと思い込んでたアタシを完膚なきまでに負かせておいて?」
省32
6: 2020/01/02(木)22:50 ID:0b/a3J3DO携(1) AAS
ダーツで和菓子を刺すお店?(混乱中)
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.124s*