タブンネ刑務所13 (1000レス)
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917: ショーケースの裏側で 2017/04/07(金)02:47 ID:2N21o7qQ0(2/4) AAS
惨劇を思い出してざんす男と部下が嫌な気分になっていると、女性社員が大きなスチロール箱を持って入ってきた

「あっ、そのスチロール箱の中にベビィちゃんたちが入っているざんす
 13匹入ってる筈ざんすから確認するざんすよ」
「はいっ、すぐに… え?」

蓋を開けた時、女子社員は困惑した
ピンク色の小さなタブンネが沢山の入っている思っていたら、
青い網の塊らしきものが何かが緩衝材の間にポツポツと入っているだけだったのだ

「その洗濯ネットの中にベビィちゃんが入ってるざんすよ」
「ええ…? かわいそ…」
「むーん、でも少し静かすぎるざんすね、手にとって確かめてみるざんす」

まだ頭に混乱が残る中、その洗濯ネットを手にとってみると、ほんのり暖かい
そして手の上でもぞもぞと動きながら「チィ、チィ」と小さく鳴くのであった

「眠っていただけだったみたいざんすね。安心安心
 ネットから出して品質を確認したら…
  えー、子タブンネとは別にしておいた方がいいざんすねぇ…」

ざんす男がベビをどこに置いていくかか少し迷っていると、男性社員が部屋の一角の柵で囲ってある所を指差した

「自分もそう思ってベビーサークルで赤ちゃんタブンネ用のスペースを用意しておきました」
「おほ、気が利くざんすね~
 では、品質に問題が無かったらそこのサークルに入れておくざんすよ」
「はい」

そうして女子社員は洗濯ネットのチャックを開けて中からベビンネをそっと取り出すと、
掌の上に寝せるように両手で優しく抱いてどこかおかしな所が無いか観察した

「チィィ… チィ…」

女子社員の手の上で、ベビンネは涙の跡が残る目元を小さな手でくしくしと拭った
そして小さな耳をピコピコと動かした後、キョロキョロと周りを見回しながらチィチィと何かに呼び掛けるように鳴いている

「ふへ~…、可愛いなぁ…」

その愛らしい仕草に、女子社員は仕事中だという事も忘れてうっとりと見とれてしまったのであった

「ホッホッホ、可愛いのは分かるけどあと12匹もいるざんすよ
 さ、次のベビィちゃんを検品するざんす」
「あ!すいません…」

女子社員は慌ててベビンネをベビンネ用のスペースの中に仰向けにして置くと、
すぐさま次の洗濯ネットを空けて中のベビを検品し始めた

「チィー… チィ… 」「ミィ?」「ミィーミ~」

ベビーサークルの周りでは、数匹の子タブンネが中のベビンネを覗きこんでいた
心配そうな表情をする者、不思議そうな表情な者、ミッミとおどけてみてベビを笑わせようとする子など個性豊かだ
目が覚めたら近くに母親が居なくて不安でたまらなかったベビだが、
この子タブンネたちのお陰でだいぶ寂しさと不安が和らげられている
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