タブンネ刑務所13 (1000レス)
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タブンネ虐アフター
2016/10/31(月)18:37
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647: タブンネ虐アフター [] ママンネの章 一週間ほど過ぎた。 どんな生物も日を重ねれば新しい環境に慣れるというが、一家は逆だった。 それに呼応するように異変は唐突に現れだしたのだ。 始まりは狩りから帰宅したママが息子の怪我に気づいたことからだ。 ケガするようなことは何もしていないはず。息子に聞いても 「葉っぱ集めてる時に転んだミィ」 としか返ってこなく、さらにどこが楽しそうも見える。 楽しそうな事は決して悪くはないが、全身の傷に漠然とした不安が広がった。 そして最近娘は自分によそよそしく、避けられているような感覚もあった。 見た目も異常に痩せだしてきているのも気になる。 排泄物という仕事を任せているからこそ強気に出ることもできず、逆に申し訳ないくらいだ。 そういったストレスなら尚更言い出せない。 最後にパパだ。 食事を吐きかけてきたり、わざと糞尿を漏らすなど嫌がらせにしては度が過ぎている行動をする。 たしかにママはパパに比べれば狩りも下手で、行動範囲も狭い。それでも痛みを堪え懸命に家族の為に戦っているのだ。 ママの瞳に涙が浮かぶその理由は家族の謎だけではない。 先日少し離れた場所にあるママの妹の巣を訪ねた際の出来事もあった。 ………… 本来そこで暮らしていたはずの妹夫婦と7匹の子供達は遺体となり転がっていた。 妹はズタズタになっているが残された頭以外全て食い尽くされたように骨に皮膚や僅かな肉片がこびりついたような姿だった。 生気を失った瞳が見据える先にあった地に転がる小さな骨。 ママは妹の体が「小さな骨を庇うような格好」に思えた理由を考えたからか静かに涙を流し、巣の奥へ向かった。 そこは食料庫であり、荒らされてはいるが野菜やいくつかの生ゴミは無事だった。 そんな中見覚えのあるものが食べられないゴミの中から出てきた。 「これはたしか人間のお菓子って言ってたミィ」 それはポロックケースであり、中には数粒残されていた。 以前妹が散歩中、巣の近くに自分のポケモンと遊びに来ていた人間の子供に貰い、あまりのおいしさにもう一つたかったら断られた。 頭に来た妹は旦那にいいつけ、体も大きく強い旦那が子供から強奪したもの。 と、以前話を聞いたのを思い出した。 妹達の遺体があるスペースの端に、必要以上にバキバキに折られた太い骨とボロ雑巾のような皮膚が、黒ずんだ地面に散らばっていた。 あれが妹の旦那ンネだろう。 妹達の比較的無事な骨の状態からして、彼の死に様は凄惨なものだったと想像できる。 「あんな強かった旦那ンネさんですらこの有り様ミィ…」 とママは再び涙を流した。 「ごめんなさいミィ」 とめどなく溢れる涙を拭いながら妹達が貯蓄していた食料やポロックケースを持ち出すと巣を後にした。 帰り際に再び妹達の亡骸が視界に入ってしまう。 もちろんこれらは誰がやったかなどは考えなくとも解る。 もちろん自分達も例外でない。比較的人家に巣を構えてるから幸運であるだけで、少し違えば自分達もこうなっていたのだから。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58124/1404741040/647
ママンネの章 一週間ほど過ぎた どんな生物も日を重ねれば新しい環境に慣れるというが一家は逆だった それに呼応するように異変は唐突に現れだしたのだ 始まりは狩りから帰宅したママが息子の怪我に気づいたことからだ ケガするようなことは何もしていないはず息子に聞いても 葉っぱ集めてる時に転んだミィ としか返ってこなくさらにどこが楽しそうも見える 楽しそうな事は決して悪くはないが全身の傷に漠然とした不安が広がった そして最近娘は自分によそよそしく避けられているような感覚もあった 見た目も異常に痩せだしてきているのも気になる 排物という仕事を任せているからこそ強気に出ることもできず逆に申し訳ないくらいだ そういったストレスなら尚更言い出せない 最後にパパだ 食事を吐きかけてきたりわざと糞尿を漏らすなど嫌がらせにしては度が過ぎている行動をする たしかにママはパパに比べれば狩りも下手で行動範囲も狭いそれでも痛みを堪え懸命に家族の為に戦っているのだ ママの瞳に涙が浮かぶその理由は家族の謎だけではない 先日少し離れた場所にあるママの妹の巣を訪ねた際の出来事もあった 本来そこで暮らしていたはずの妹夫婦と匹の子供達は遺体となり転がっていた 妹はズタズタになっているが残された頭以外全て食い尽くされたように骨に皮膚や僅かな肉片がこびりついたような姿だった 生気を失った瞳が見据える先にあった地に転がる小さな骨 ママは妹の体が小さな骨を庇うような格好に思えた理由を考えたからか静かに涙を流し巣の奥へ向かった そこは食料庫であり荒らされてはいるが野菜やいくつかの生ゴミは無事だった そんな中見覚えのあるものが食べられないゴミの中から出てきた これはたしか人間のお菓子って言ってたミィ それはポロックケースであり中には数粒残されていた 以前妹が散歩中巣の近くに自分のポケモンと遊びに来ていた人間の子供に貰いあまりのおいしさにもう一つたかったら断られた 頭に来た妹は旦那にいいつけ体も大きく強い旦那が子供から強奪したもの と以前話を聞いたのを思い出した 妹達の遺体があるスペースの端に必要以上にバキバキに折られた太い骨とボロ雑巾のような皮膚が黒ずんだ地面に散らばっていた あれが妹の旦那ンネだろう 妹達の比較的無事な骨の状態からして彼の死に様は凄惨なものだったと想像できる あんな強かった旦那ンネさんですらこの有り様ミィ とママは再び涙を流した ごめんなさいミィ とめどなく溢れる涙を拭いながら妹達が貯蓄していた食料やポロックケースを持ち出すと巣を後にした 帰り際に再び妹達の亡骸が視界に入ってしまう もちろんこれらは誰がやったかなどは考えなくとも解る もちろん自分達も例外でない比較的人家に巣を構えてるから幸運であるだけで少し違えば自分達もこうなっていたのだから
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