タブンネ刑務所13 (1000レス)
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タブンネ虐アフター
2016/10/31(月)18:22
ID:JjAbVwawO携(3/5)
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646: タブンネ虐アフター [] 序章続き あれから3日が過ぎた。 一家は朝食をとっているところだが、やはり以前のような賑わいは無かった。 マット代わりの段ボールに並ぶのは萎れて黒ずんだ木の実をちぎったものや、よくわからない穴の空いた葉と黄色くなった野菜クズ。 それを一切文句を言わず無言で食う兄と妹。 以前は今と比べ物にならないくらい豪華な食事だった。 盗品の綺麗な木の実、盗品の砂糖たっぷりの菓子、まだ新鮮な生ゴミの野菜クズとタブンネからすればご馳走をほぼ毎日食べていた。 それだけパパの狩り、いや窃盗技能は高かった。 絶好の狩り場であったあの民家で今まで発見されなかったのは少量であったためで、ここ連日食べ盛りの子の為に大量に窃盗したことが原因。 さらに荷物持ちにママを連れていったこともだ。 菓子は木の実にたかる小さな害虫をとってくれる鳥ポケモン達に家主が用意してあるものを強奪した。 生ゴミは少し離れた集落のゴミ捨て場からだ。 そんな偉大な父は今や寝たきり状態。奥の寝室では寝たきりのパパにママが食事を与えていたところだ。 顎を砕かれ歯を抜かれ咀嚼できない不自由なパパのためにママが用意するのは、実や野菜を細かくし水でふやかしたオジヤのようなもの。 それを手で少しずつ口に流し込んでの繰り返し。最初は舌の傷に当たったり、むせさせてしまったが。 言葉や意思疏通が不自由でも夫婦は互いに協力し、痛みを堪えながらなんとか食事できるまでとなったのだ。 介護される情けなさから涙を流すパパの目尻を、手の甲でぬぐう笑顔のママ。 栄養不足からか一家は痩せだし、さらに傷の治りも悪くなる一方で、パパの切断面の傷は少し臭気を放ち出してきた。もちろん骨もよくなるはずもない。 ママもまともに治療せず指を酷使したからか爪の付け根が紫に変色し、再生する気配を見せない。 腹の傷を掻くツメが無いのは幸運なのかはわからないが、葉で擦るように掻いたからかすっかり毛は禿げ上がっていた。 傷だらけの腹部を晒すことに羞恥なんてしている場合ではない。 こうして大きく変わった食事風景だが、一家の確かな絆がそこにあった。 振り返ったママの視界にあったベビベッドに供えられた小さな実の欠片が揺れた気がした。 「ベビちゃんもおいしいミィ?」 介護や子達の食事が終わるとママは自身の食事だ。 しかしそれらは実や野菜の芯、そして油や調味料が染みたティッシュというゴミ同然の品。 決して足りるわけではないが、ママは現地調達できることから何とか保てている。 ママが食事してる間に後片付けをするのは息子で、娘はパパの排泄物の始末。 糞を葉で包み、運んできた土に尿を吸わせてボロ布で臀部を拭く。誰もやりたくないようなことでも、娘はベビに対する自責から文句ひとつ言わず行っている。 片付けを終えた息子は、ゴミから出たゴミを捨て、離れすぎないよう近場から手頃な葉を集めてくるのが二つ目の仕事。 ママは子それぞれが仕事を済ませせたのを確認すると今日の狩りに出掛ける。 初めはついていこうとする兄妹だったが、今は「おうちとパパを守る」為の留守番を理解し、ママも安心して出れる。 朝のこの時間は人がゴミを捨て、回収車が来るまでの時間に獲物を狩らねばならない。 痛みも引き、ようやくバランスもとれだしたママは今日もゴミ捨て場に向かう。 貯蓄食料はとっくに腹の中どころか、糞として排泄済み。今日の糧は今日得るしかない。 行きたくは無かったが、生活の為と向かったあの散々窃盗していた民家はあの日以来電磁柵が設置されていた。 実際に掌に火傷を負い理解したことだ。 届かなくなったからこそ目の前の宝の山がとても輝いて見える。 しかし近づけないもどかしさに合わせ呼び起こされるあの夜の狂行。 ママは涙を堪え木の実に背を向けるとゴミ捨て場に歩みを進めた。 こうして一家はそれぞれの出来ることをしながら、ベビ以外すべてが元通りになることを信じ今日を生きる。 もう一度言うが、この一家だけ特別なわけではない。あくまでも多数にあるタブンネ一家のうちの一つでしかないのだから。 序章終わり http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58124/1404741040/646
序章続き あれから日が過ぎた 一家は朝食をとっているところだがやはり以前のような賑わいは無かった マット代わりの段ボールに並ぶのは萎れて黒ずんだ木の実をちぎったものやよくわからない穴の空いた葉と黄色くなった野菜クズ それを一切文句を言わず無言で食う兄と妹 以前は今と比べ物にならないくらい豪華な食事だった 盗品の麗な木の実盗品の砂糖たっぷりの菓子まだ新鮮な生ゴミの野菜クズとタブンネからすればご馳走をほぼ毎日食べていた それだけパパの狩りいや窃盗技能は高かった 絶好の狩り場であったあの民家で今まで発見されなかったのは少量であったためでここ連日食べ盛りの子の為に大量に窃盗したことが原因 さらに荷物持ちにママを連れていったこともだ 菓子は木の実にたかる小さな害虫をとってくれる鳥ポケモン達に家主が用意してあるものを強奪した 生ゴミは少し離れた集落のゴミ捨て場からだ そんな偉大な父は今や寝たきり状態奥の寝室では寝たきりのパパにママが食事を与えていたところだ 顎を砕かれ歯を抜かれできない不自由なパパのためにママが用意するのは実や野菜を細かくし水でふやかしたオジヤのようなもの それを手で少しずつ口に流し込んでの繰り返し最初は舌の傷に当たったりむせさせてしまったが 言葉や意思疏通が不自由でも夫婦は互いに協力し痛みを堪えながらなんとか食事できるまでとなったのだ 介護される情けなさから涙を流すパパの目尻を手の甲でぬぐう笑顔のママ 栄養不足からか一家は痩せだしさらに傷の治りも悪くなる一方でパパの切断面の傷は少し臭気を放ち出してきたもちろん骨もよくなるはずもない ママもまともに治療せず指を酷使したからか爪の付け根が紫に変色し再生する気配を見せない 腹の傷を掻くツメが無いのは幸運なのかはわからないが葉で擦るように掻いたからかすっかり毛は禿げ上がっていた 傷だらけの腹部を晒すことに恥なんてしている場合ではない こうして大きく変わった食事風景だが一家の確かながそこにあった 振り返ったママの視界にあったベビベッドに供えられた小さな実の欠片が揺れた気がした ベビちゃんもおいしいミィ? 介護や子達の食事が終わるとママは自身の食事だ しかしそれらは実や野菜の芯そして油や調味料が染みたティッシュというゴミ同然の品 決して足りるわけではないがママは現地調達できることから何とか保てている ママが食事してる間に後片付けをするのは息子で娘はパパの排物の始末 糞を葉で包み運んできた土に尿を吸わせてボロ布で部を拭く誰もやりたくないようなことでも娘はベビに対する自責から文句ひとつ言わず行っている 片付けを終えた息子はゴミから出たゴミを捨て離れすぎないよう近場から手頃な葉を集めてくるのが二つ目の仕事 ママは子それぞれが仕事を済ませせたのを確認すると今日の狩りに出掛ける 初めはついていこうとする兄妹だったが今はおうちとパパを守る為の留守番を理解しママも安心して出れる 朝のこの時間は人がゴミを捨て回収車が来るまでの時間に獲物を狩らねばならない 痛みも引きようやくバランスもとれだしたママは今日もゴミ捨て場に向かう 貯蓄食料はとっくに腹の中どころか糞として排済み今日の糧は今日得るしかない 行きたくは無かったが生活の為と向かったあの散窃盗していた民家はあの日以来電磁柵が設置されていた 実際に掌に火傷を負い理解したことだ 届かなくなったからこそ目の前の宝の山がとても輝いて見える しかし近づけないもどかしさに合わせ呼び起こされるあの夜の狂行 ママは涙を堪え木の実に背を向けるとゴミ捨て場に歩みを進めた こうして一家はそれぞれの出来ることをしながらベビ以外すべてが元通りになることを信じ今日を生きる もう一度言うがこの一家だけ特別なわけではないあくまでも多数にあるタブンネ一家のうちの一つでしかないのだから 序章終わり
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