[過去ログ] 慶應義塾大学通信教育課程(慶應通信)99 (1002レス)
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361
(1): 2021/03/20(土)03:14 ID:kby6FbpNM(8/10) AAS
だって、コレ↓で合格だよ?笑
 
 本書はテレビゲーム界の重要企業、任天堂を取りあげたものである。
ヒット作を作り続け、日本の産業の重要な担い手として、どのような活動・歴史があるかを記してある。何故、この本から学びたいと思ったかというと、日本はこれから戦後体制の重厚長大産業からコンテンツ・ビジネスの大量生産・著作などの管理などで世界での立ち位置を作っていかなければならないと思ったからである。
 言うまでもなく日本の主要産業は重厚長大な鉄や自動車、高品位な電機製品などが花形であった。
 しかし、これらの重厚長大でハード的サービスは中国の飛躍的な発展によって完全に失われてしまっている。自国で十億人の消費をかかえる中国に資源ありきのサービスでは立ち向かうのは不可能である。日本は資源のない国であり、これは明治の開国からの問題であった。ここで、どのようなサービスで国際競争を勝ち技くかを考えるにおいて本書の題材である任天堂を参考にすべきと考えたのである。
 では任天堂の強みとは何なのか。本書から読みとれるのは「女性、主に主婦層に嫌われず受け入れやすいサービス」 ということである。
 任天堂の商品は娯楽であり、狙うのは家庭である。任天堂は家庭に入るには、まず女性主婦にとって邪魔者にならないことに重きを置いた。これは子供向けや一部のマニア向けを重視していると思っていた自分にとっては意外であった。ゲーム機ビジネスは性能や投資金額で決まると思われがちだが、任天堂は人や家庭を優先してアイデアを改良していった。これからは人間心理をどのようにビジネスに反映すべきか応用、発展を探るのに良い一冊であるといえる。
366: 2021/03/20(土)12:19 ID:F1uLwwy6a(1/2) AAS
>>361
こんだけ書けて表彰されない年があったとすれば暴動が起こるレベル

間違いなく慶應通信では最高傑作
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