『スレ主のビートルズよもやま話』 (110レス)
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90: 2023/07/24(月)07:27 ID:???0 AAS
『スレ主のビートルズよもやま話』(54)

そうなんですよ そういう理由で1978年7月、18才の私はふたたび友人とともに軽井沢へ向かったのです
去年二か月滞在して会えなかった教訓がありましたから、会えなくて当然、会えて儲けものという諦念みたいなものも内心ありましたがね
その欲のなさが良かったのかもしれないw
結局お茶の水の「ノウム」というお店にお世話になったのは1977年9月から1978年の6月までの、十カ月間ということになりましたか
お茶の水の明治大学卒業生で現在60才前後の方々なら、この「ノウム」というお店、記憶にあると思います やたら音楽が大きかったあの地下一階の広いお店ですよw
ふたたび中軽井沢のお店にお世話になった私と友人は、お店の休みの日の昼間には必ず旧軽銀座を散歩して、
万平ホテルの屋外カフェテラスに顔を出すことをルーティンワーク、日課としていました
そんなある日の午後二時、いつものように万平ホテルのカフェテラスが見える位置まで私たちが歩を進めると、ジョンとヨーコの姿がそこに見えました
こちらは私と友人、店の女の子の三名でした 「い、いたよ」小さな声で私がつぶやくと、友人はゴクリと唾をのみこんだようでした
いる時にはいるもんだ 漫画みたいにいるもんだ そんな笑いたい気分にもなりましたっけ
私たち三名はジョンとヨーコが向き合って座ってる丸テーブルのひとつ置いて、ふたつ目の丸テーブルに何気なさを装って腰かけました
そこにジョンとヨーコがいることなど関係なく、私たちもただ単にここでコーヒーが飲みてえんだよなという感じでー
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