花粉症でなく花粉公害と呼ぶべき (294レス)
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175: 2012/11/14(水)03:17 ID:uUxf2MHR(2/2) AAS
花粉症の原因って色々言われてるけど、まだ結局、これだ!という決定的なものがないので、
油なり食事なりを改善して良くなるなら、それもやればいいとは思うけど、
並行して増えすぎた人工スギ林の対策も必要だよね。

アレルゲンを減らすのはアレルギー対策の基本だし。

気がたって杉は全部伐採しろって言ってる人もいるけど、実際のところ、花粉症対策で
スギ林伐採を主張している人でも、全部伐採すべきと本気で思ってる人はほとんどいないでしょう。

杉も檜も日本に古くからあった植物だし、
古い神社とか行くと何百年も生えてる杉の巨木とかあって、
そういうの見ると確かに神聖な感じもあるし、
屋久島の縄文杉とか天然記念物に指定されてるようなのもあるし、
ただ戦後に増やしすぎた分は、もう少し本来の割合に戻しましょうと言っているだけ。
その地域の天然林に近い植生の森林に転換すれば良いと思う。
(スギ林を伐採した後、放置して鳥やらが運んでくる種子なんかで天然の森に戻す方法もあって、
研究もしているみたいだけど時間が掛かりそうだし(知らんけど)、
早く進めて欲しいので付近の天然林の植生調べて
人為的に苗(本州なら主に広葉樹か)を植えたらいいんじゃないか)

去年の和歌山の水害の土砂崩れの写真とか見てると、
結構、人工のスギ林の場所で起こってるものが多い気がする。
(ひょろ長くて同じ高さの杉が密集してるようなところが多かった)
人工スギ林だと、保水力が弱いから水害が起こりやすくなるし、
根が浅いから土砂崩れも起きやすいらしいし、
クマやイノシシの食料になるものも少ないのでそれらの動物が人里に降りて来やすくなるし、
生物の多様性の面でも貧弱だし、花粉症以外にも色々とデメリットが多いのでなんとかしたほうがいい。

紀伊半島南部の森林って、明治以降、産業のためにかなり大規模に伐採したりして、
かなり傷んでいるところもあるので、なんとかしてほしいなと思う。
大斎原の熊野本宮大社が何百年も大丈夫だったのに、明治以降になって洪水で流されて
今の場所になったりしたのも、森林の大規模な伐採とかの影響があるのではないかな?
(明治期の紀伊の森林伐採に危機感を抱いて、南方熊楠が日本で初めて自然保護の運動を始めたのは
有名な話。)

今後、安倍政権になれば、金融緩和と通貨発行で調達した資金で200兆円規模の大規模な
財政出動・公共事業をやることになると思うので、
そのお金の一部を日本の森林の整備・管理に振り向けて欲しい。
スギ林の伐採と天然林に近い植生への転換や、間伐やら枝打ちやらには、マンパワーもたくさん必要なので
雇用対策にもなるだろうし。
人口密集地に近いスギ林からでも優先的に対策していけば、
数年で都市圏での花粉症は相当、改善するんじゃないか?
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