[過去ログ] 第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-009 (638レス)
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629: 同人イベント紹介その1(1/8) 皇紀2665/04/01(金) 01:01:58 ID:f894saSX(1/8)調 BE AAS
各種<<同人イベント>>を紹介してまいります。よかったら遊びに来てください。

◆コミックマーケット◆

略称コミケット、もしくはコミケ。おたくに縁のない方でもニュース等で
名前くらいは耳にしたことがあるであろう、日本、いや世界最大規模のイベント。
夏と冬の年二回、日本中の同人おたくが有明ビッグサイトに集結する。
最近は海外でも聖地としてみなされ、巡礼者も多いという。
運営はコミックマーケット準備会という任意団体が行っている(後述)。

入場者数は昨年夏の場合1日目16万人、2日目17・8万人、3日目18万人
3日間で50万人over。昨年冬は1日目18万人、2日目19万人、2日間計37万人。
しかし一般企業のイベントと比べて低く見積もられることが多いので、これが
他のイベントなら夏60万人冬40〜50万人と呼ばれるレベルではないかと思われる。
参加サークル数は昨年夏の場合で約3万5千。単純に考えて、1回のコミケだけで
少なくとも3万5千点の同人誌が発行されたことになる。
ちなみに一般書籍の年間発行点数は、2001年の場合で約6万9千点である。
なお、全体の申込数は約5万1千サークルで、昨年冬は当選率が5割を切るという
狭き門でもある。コミケの当落通知で必死になる姿は、同人イベント板の名物。
630: 同人イベント紹介その1(2/8) 皇紀2665/04/01(金) 01:02:26 ID:f894saSX(2/8)調 BE AAS
◆コミックマーケット(つづき)◆

コミケの特徴としては、もちろん世界最大の同人イベントということもあるが、
真の意味でのオールジャンルイベントという点が挙げられるだろう。
オールジャンルの対義語としてオンリーイベントがある。ジャンルを限定した
オンリーイベントで目的をはっきりさせた方が、基本的には来場者を集めやすい。
たとえばコミケに次ぐ規模のシティやライブは男性向けを事実上排除しており、
逆にレヴォやサンクリは男性向けが占有しているという状況がある。
しかしコミケでは、男女がほぼ対等である。このようなイベントもまた、他にほとんど例がない。

また、マイナージャンルを積極的に保護することを掲げており、たとえばあるジャンルに
一つのサークルしかない、つまりそこが落選するとそのジャンルがコミケから
消えてしまう場合は、優先的に当選させる措置が行われている。規模が大きいから
できることではあるが、コミケの姿勢がよくわかる例ではないだろうか。
「コミケにないものはない」とは、同人界でよくいわれる言葉である。
631: 同人イベント紹介その1(3/8) 皇紀2665/04/01(金) 01:02:50 ID:f894saSX(3/8)調 BE AAS
◆コミックマーケット(さいご)◆

準備会システムも特徴的である。常識的に考えて、50万人を動かすイベントなら
会社組織にするのがいろんな意味で当たり前なのだが、コミケット準備会は任意団体である。
(現在は各種認可の都合等により、株式会社コミケットが名目上の主催者に
なっているが、実際に動いているのはあくまで任意団体の準備会である)
NGOですらなく、また形式的には1回のコミケごとに結成と解散を繰り返している。
これは同人活動の基本である、「アマチュアによる手作り」にこだわるからだ。
スタッフのみならず、同人誌を作るサークル、買いに来る来場者まで含めて
すべて「コミケットの参加者」と定義し、参加者であるという意識を持って、
いっしょになってコミケを作り上げることが求められる。
そしてこのコミケのDNAは、多くの同人イベントに受け継がれている。
――2ちゃんねる掲示板に最も近い存在が、コミックマーケットなのかもしれない。

公式サイト:外部リンク:www.comiket.co.jp
632: 同人イベント紹介その1(4/8) 皇紀2665/04/01(金) 01:03:33 ID:f894saSX(4/8)調 BE AAS
◆コミックシティ◆

赤ブーブー通信社主催による、コミケに次ぐ知名度を持つと思われる
オールジャンルイベント。全国各地、さまざまな規模で開催されている。
同人イベント板での通称は「赤豚」。ひどいと思われるかもしれないが、
主催者の名称ほぼそのまんまなのでいたしかたない。
近年コミケ以外ではオールジャンルイベントよりジャンル限定イベントの方が
盛り上がる傾向があるが、それでも1月・8月(8月は2日間開催)に
インテックス大阪で開かれるコミックシティin大阪と
5月(2日間)のビッグサイトで開催されるスーパーコミックシティは、
コミケに次ぐ規模のイベントとして知られている。
なお、コスプレはほとんどのイベントにおいて禁止されている。

公式サイト:外部リンク:www.akaboo.co.jp
633: 同人イベント紹介その1(5/8) 皇紀2665/04/01(金) 01:04:04 ID:f894saSX(5/8)調 BE AAS
◆コミックライブ◆

スタジオYOU主催によるオールジャンルイベント。
おでかけライブ等の関連イベントを含めると、全国各地で毎週末、しかも
複数の会場で行われている。参加機会が多く参加費も極端に安いため、
中高生中心にそれなりのレベルで盛り上がっている。
同人誌よりはイラストを使ったグッズ類がメインでコスプレもあり、ある意味華々しい。
なお、「コミケ」はコミックマーケットの登録商標なのだが、歴史的な事情により
ライブ系のイベントでも使われており、地方イベントを「コミケ」と信じて
同人イベント板に書き込み、叩かれる初心者が珍しくない。

公式サイト:外部リンク:www.youyou.co.jp

◆コミックワールド◆

スクリーントーンメーカーのデリーターが主催するオールジャンルイベント。
ライブと客層がかぶるというかその線を狙っている模様。
同人イベント情報誌「コミックテクノ」と連動しているのが強みか。

公式サイト:外部リンク:www.deleter.jp
634: 同人イベント紹介その1(6/8) 皇紀2665/04/01(金) 01:04:34 ID:f894saSX(6/8)調 BE AAS
◆コミックレヴォリューション◆

年2回、基本的に池袋サンシャインシティで開催される。略称・レヴォ/Cレヴォ。
オールジャンルイベントとして長い歴史を持つが、シティ等が女性中心なのに対して
男性向け同人誌を受け入れているために、そのジャンルではコミケに次ぐ最大規模の
イベントとなっている。コスプレ禁止・徹夜厳禁など、ポリシーを持った運営に
共感して参加していた者も多い。
しかし残念ながら、今年4/24のCレヴォ37をもって終了が決定しているorz

公式サイト:外部リンク[htm]:www.comicrevolution.net

◆コミッククリエイション・サンシャインクリエイション◆

コミケ関連団体が主催する、もう一つのオールジャンルイベント。略称コミクリ・サンクリ。
ビッグサイトなどで開催されるコミクリが本来のメインだが、最近は池袋で開催される
サンクリの比率が高くなっている。男性向けではコミケ・レヴォに次ぐ存在で、
レヴォ終了後の穴を埋めるイベントとして期待がかかっている。

公式サイト:外部リンク:www.creation.gr.jp
635: 同人イベント紹介その1(7/8) 皇紀2665/04/01(金) 01:05:06 ID:f894saSX(7/8)調 BE AAS
◆ガタケット◆

新潟を拠点とするオールジャンルイベント。今年で22年の歴史を持ち、
東京以外で開催される独立系オールジャンルとしては最大の存在。
かつては全国各地で独立イベントが開かれていたのだが、そのほとんどが
シティやライブに吸収される形で消えていった。同人界も東京への一極集中が
激しいのだが、その中で頑張っているイベントとして注目される。
オールジャンルだが創作系がメインで、下記のコミティアとも協力している。

公式サイト:外部リンク:gataket.com
636: 同人イベント紹介その1(8/8) 皇紀2665/04/01(金) 01:05:41 ID:f894saSX(8/8)調 BE AAS
◆コミティア◆

創作(オリジナル)系オンリーイベントである。昨年で20周年を迎えた。
東京地区では年4回行われており、昨年は4回ともビッグサイトで開催された。
今後もしばらくはビッグサイト東一館体制で行われるのではないだろうか。
(なお、東京の年4回以外に、関西・名古屋・新潟でも行われている)
コミティアと名がついているが、漫画だけでなく小説など文章系サークルも参加している。
創作同人限定ということもあってか、いわゆる花形・超大手サークルの参加は無い。
そのため、開場直後にいきなり外周云百メートルの長蛇の列!などというものが現れることは無いが、
全体的に見て、出品サークルのレベルはかなり高めである。(こっそりとプロが参加していることも)
また、イベントカタログ『ティアマガ』では、読み手からの感想が紹介されている。
カタログとしての役割だけでなく、書き手と読み手の交流の橋渡しも兼ねているのだ。
大手の書き手ばかりに感想が集中するのでなく、 むしろ中小サークル一つ一つへの
メッセージが紹介されているようで、実に暖かみがある。
規模のわりに酷く混みあうことがないため、同人を知らない人にもお勧めしたいイベントの一つである。
世代・性別を問わず、漫画が好きな方であれば是非、一度足を運んでみて欲しいと思う。
オールジャンルではない、特定ジャンルオンリーと呼ばれるイベントの代表格である。

公式サイト:外部リンク:www.comitia.co.jp
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