[過去ログ] 球界再編まとめスレ (576レス)
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230: 2005/05/05(木) 00:10:12 ID:sP0fvZ/v(1/9)調 AAS
617 :代打名無し@実況は実況板で :2005/05/04(水) 23:21:15 ID:izWAy7bs0
>>515の廣瀬氏曰く、
「プロ野球の年俸が高騰し始めたのはJバブルがきっかけとのこと。
駆け出しで体力の無いJは先にバブルがはじけて0からの出直しを余儀なくされて0から出直した。
それを横目で見ていたプロ野球は安心して根本的な問題を先送りしてしまった。」
絶対評価ではプロ野球人気が下がっているニもかかわらず、どん底に落ちたJとの比較・相対評価で
差がついた事に安心してしまったんだよ。
土台を固める事から始めてバブル期よりも(平均)動員を増やしたJと土台の固まっていないプロ野球。
危機感を持たなければいけないのはどちらか明らかなのに、世界一決定戦とかお花
231: 2005/05/05(木) 12:03:51 ID:sP0fvZ/v(2/9)調 AAS
プロ野球の視聴率・防衛ライオンズを語る509
外部リンク[html]:makimo.to
昭和29年の国税庁通達
外部リンク[htm]:www.nta.go.jp
上記 視スレ509 564〜
>巨人戦による利潤の代替案があればNPBも巨人なくても大丈夫
そうではないですよ。「巨人」がなくなるということは、スポーツマスコミを
含めたNPBの方向性そのものが変わるということです。革命ですよ。
極端に言えば、Jの「100年構想」ってやつが「100億円儲けよう構想」に
変わるとか、それくらいのマグニチュードの変革です。単なる足し算引き算の
「利潤」の問題では済まない話になります。
まず全国を相手にしなくてはいけないTV局の姿勢が変わります。ただでさえ
綱引きのあるスポーツ部とその他編成の間に、強烈な逆転現象が起きるでしょう。
それによる波及効果ははかりしれません。
それを皮切りに、一時的には荒野のような状態になります。そこからどう
いちから立て直していくかでしょうね
232: 2005/05/05(木) 12:04:30 ID:sP0fvZ/v(3/9)調 AAS
昭和29年のこの取り決め:
外部リンク[htm]:www.nta.go.jp
これが日本のプロ野球を守ってきました。かの有名な「広告費」に関する
取り決めです。事実上の巨大な税金控除ですね。これは骨の髄まで利用されている
強力なものです。実際は、親会社の赤字充填、闇資金の洗い場所、脱税のツールと
しての機能を持ち得ますし、実際にそう使われているケースもあります。企業は
なにも「広告効果」だけで球団を保有しているわけではないのです。親会社の
粉飾決算で発生する矛盾も、この「ツール」が解決してくれるのですから。
読売新聞社が、巨人によって受けている直接的利益は計り知れません。
ダイエーのこの部分には、相当にきな臭いものが眠っていると思われます。
彼らが球団を手放さぬよう必死になるのは、それを穏便に処理しようという
意図もあるからです。
プロ野球界ってのは、最初から腐っているのですよ。
なぜ近鉄はギブアップしたのか。それは、必ずしも
企業が苦しいからではありません。赤字が辛いから、という単純な話でも
ありません。「広告費」による税金控除(脱税、粉飾決算処理)のうま味が
無くなったからだと思われます。それを利用しようにも、企業体質の変化や
社会構造の変化によって、使い道が無くなってしまったのです。実際の
広告効果も、近鉄という企業の経営方針転換によって、大きな意味を
持つものではなくなりました。「職業野球団(球団)」が、ただの
資金流出装置に成り下がってしまったのです。
そして、すでにこれは近鉄だけの話ではなくなってしまいました。
まだうま味があると思われるのは、読売、オリックスとその他数チーム
程度です。今たとえ年俸が全体で数億下がったところで、大した
影響はありません。
233(1): 2005/05/05(木) 12:06:51 ID:sP0fvZ/v(4/9)調 AAS
要は、コアな株主及び支援者(政治家含みます)に、球団保有の正当化を
しなければいけないわけです。近鉄は、それに失敗したのでしょう。
細かい数字は、私はもちろん知りません。ただ、それなりの損失は
あったということでしょうね。それを正当化する材料がすでに無かったと。
オリックス球団は、ほとんど収入などありません。YahooBBスタジアムを
見たことのある人間には明らかなことでしょう。それでも、オリックスが
ネガティブな意味でちっとも話題にならないのはなぜか。それは、宮内という
人間の野望と共に(彼は、NPBが荒れ地になったときのほうがむしろチャンスと
思っている節すらあります)、球団を保有するメリットがわずかながらも
残っているからです。
ダイエーは、産業再生機構に入りました。闇資金を突かれることを周到に
避けようと必死でしょう。西武に関しては、皆さんご承知の通り親企業が
にっちもさっちもいかない状態です(単なる財務上の話に限らず)。起訴される
可能性すらあるでしょう。彼らにとって、西武球団はすでに「臭いもの」です。
234: 2005/05/05(木) 12:08:52 ID:sP0fvZ/v(5/9)調 AAS
西武グループですよ「彼ら」は。過去に色々やりすぎたんでしょう。
ライオンズは、もはやただの金食い虫です。彼らにとっては後ろめたいものである
と同時に、はっきりと負担でもあります。
また、>>588の「広告費」(正確には「広告宣伝費」という)に関しては、
そのあまりに過剰な使用の実績のために、昔のように今もやりすぎると
税務署が黙っていない可能性があります。
税金控除のからくりとして使うことすら出来ないのなら、年間に数十億の
金をつぎ込む意味など、どこにあるのか。そういうことですよ。球団自体が
儲かるのならそれで良し。法的なものを逆用することによって、親会社に
直接の利益がもたらされます。読売が典型ですね。独立しているなんて
とんでもない。財務上・税金上の各所の数字を足したり引いたりすると、
読売新聞社が恐ろしい額の利益を得ています。
また、球団自体が赤字だとしても、それが税金対策その他に使えてかつ
出血も許容範囲ならば、ステータスもあることだからそれもまあ良し。
そのどちらかなわけですが、どちらにも該当しない球団が増えつつある
ということですね。
裏資金や栄養費が簡単に発生する仕組みって、そこにしかないんですよ。
ところで、広告宣伝費の大幅な税金控除は、その旨を申請した際に
もちろん理由づけがあったんですよ。それは、そう、「公共財だから」という
ものです。これは「文化事業」である、と。「慈善事業」に近いものだ、と。
この言葉が、50年以上たってブーメランのように跳ね返ってきたわけです。
元の意図が、年月を経てねじ曲げられていったという典型のようなものですね。
その「公共財だから」という言葉で逆に批判されているというのは、あまりにも
滑稽で涙が出ます。
とにかく、球団経営というものは、親会社からの「宣伝広告費」の独壇場である
ということ。
だからこそ、昭和29年の取り決めは深い深い意味を持つことになる。
235: 2005/05/05(木) 12:11:56 ID:sP0fvZ/v(6/9)調 AAS
だからといって親会社を切り離せば
球団経営が成り立つというものではないのは、当然理解しているんだろうな。
戦力補強や年俸交渉やインフラやあらゆる側面を含めて、「広告費」無しには
プロ球団は成り立たない。単純に足したり引いたりしても駄目だぞ。会計という
ものはそういうものじゃない。
ところで、ダイエーはここ数年「広告費」の一部を貸し付け扱いにしていたが、
それは球団売却時に買い手から貸し付け分の額を回収してその分を自分の利益に
しようとするさもしい根性があったから。総額で70億を超える。
ちなみに、ダイエー球団は一株1円だかで総額30万円ほどだった気がする。
ダイエーのからくりからくり。
ほりえもんが、「近鉄の赤字額が信用出来ない!」って言ってたでしょ。
あれはね、恐らく色々な意味があるんだよ。もうみんなだいたいわかって
きたと思うけど。
「お前ら、適当な額言ってお茶濁そうとしてるんじゃないのか?何に使ったんだよ。
そんなに何に使ったんだよ。答えてみろよ。普通に球団経営してただけなのか?
なんか色々とよけ〜〜〜〜なことしてなかったか?」というメッセージだと
思うけどね。さすがにほりえもんですら、様々な裏事情は理解しているはず。
広告費というブラックボックスで金をごにょごにょ回す戦法が、もう通用しなく
なってきたということ。社会構造の変化と政治構造の変化と、そして経済構造の
変化がある。税務署の目もある。司法の目すらある。もうパリーグの親会社は、
オリックス社を除いて(日本ハムだけは正直よく見えない)球団を持っている
意味がほとんどない。どぶに金捨てるのとあまり変わらないわけ。
普通に「ペイ出来なければ駄目だ」という経営の基本概念に立ち戻らざる
を得なくなっただけのこと。アカウンタビリティの問題もあるわけでね。
236: 2005/05/05(木) 12:13:21 ID:sP0fvZ/v(7/9)調 AAS
>なるほどなあ、放映権料だの巨人人気にぶら下がるだのってのは
思いっきりダミーかよ、しかもそれをマスコミ主導でやってるんだから
やっぱマスコミは野球を捨ててるわけではないってのが良く分かったな
ダミーではないですよ。それは本音です。とにかく色々な要因で、節税対策と
しての広告費がうまく機能しない、もしくは球団に実際に回さなければいけない
金額と興行収入(これは親会社に入るわけです)を比べて、なおかつ税金の
問題を加味しつつ損得勘定をしたときに、いくらなんでも全くもって損益に
しかなっていない、という際には、実際に野球によって利益を得るしかない
わけです。で、結局は皆さんご承知の「放映権料」についにたどり着く。
実際にはね、近鉄の一年間のチケット売り上げより、巨人が放映権料「だけ」で
得る収入のほうが遥かに多いですよ。それが現実です。巨人で得た利益を
身内にぽんぽん配る能力があるところになんて、ぶら下がるに決まってるでしょう。
そういう現実があるのに、よくもまあ「プロ野球ファン」が巨人を
笑っていられるものだ、と呆れますね。なんですかあのダイエーの醜態はw
西武なんて終わってますしね。
アメリカでも、プロスポーツに投資したお金は税金控除対象になります。
それは「公共財」という確固たる定義があるからです。
ただ、日本のプロ野球はそれを逆手にとって色々やりすぎたわけだ。
それのツケですよ。まあ、まともに親会社が「経営」だけに集中しなければ
いけない環境だったとしたら、パリーグなんてもう何十年も前に
消えて無くなってるんですけどね。
球団職員が観客数なんて気にしちゃいないのは当たり前。どうせ自分に関係ないからね。
彼らの収入はどうせ親会社からの広告費。説明義務があるのは、むしろ親会社なんだな。
その辺を理解しているひとがどれだけいるか。球団ってのは、親会社にとって、
利益を生み出す可能性を秘めている節税対策装置なんだから。極端に言えば、球団に
社会に対する責任なんてない。親会社に対する責任しかない。
237: 2005/05/05(木) 12:15:53 ID:sP0fvZ/v(8/9)調 AAS
ダイエーの誤算は、親会社と球団の意識にずれが生まれたことだね。これはある意味、
ダイエー本社の大失態。
節税でも脱税でもなんでもいいけど、球団を
保有したからにはそれを維持するか、又は駄目になったら誰かに譲渡するような
準備を日頃からやってなきゃ駄目なわけ。会社によって事情も違う。うちでは
こういう風に裏金を調達してこういう風に広告費をぶちこんで節税としても
ぱっとせず栄養費もまともに運用できずチームは弱く観客は来ずそして我が社
自体にはこのような損をもたらしましたが後はよろしく、なんて許されないんだ。
だから、近鉄は絶対に「知らないひと」には売れなかった。
近鉄という会社の裏の部分が、そこには刻銘に記録されているのだから。
俺は、球団自体にはどうすることも出来ないことがあると言っているだけ。
親会社の責任の重さを強調しているんだよ。
というわけで、これだけの事情があってなおかつ大事な物。それは、
視 聴 率
なわけですよ。これが死ぬと巨人というブランドが死ぬ。巨人軍が死ぬ。
読売新聞社の赤字補填にまで使われた金の成る木読売ジャイアンツが死ぬ。
まるで大地震のように、あれだけ輝いていたものが一瞬で崩壊する。
そして、今のスポーツマスコミが崩壊する。プロ野球が変わる。死か再生か。
それはその後の努力と知恵次第。
以上 主要部分の抜粋
238: 2005/05/05(木) 15:47:54 ID:sP0fvZ/v(9/9)調 AAS
千葉ロッテ:総収入20億7000万円 (ホーム70試合+α)
【総年俸19億5860万円】
外部リンク[htm]:www.yomiuri.co.jp
浦和レッズ:総収入42億8200万円 (ホーム15試合+α)
【総年俸 5億2020万円】
外部リンク[html]:www.asahi.com
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