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【腐女子カプ厨】巨雑6443【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>569 > 一体何の準備をしてきたのだろうか。エレンに命じていた掃除もその何かの準備だと言う。 > すぐには気が付かなかったけれど、リヴァイは確かに白い袋を持っている。あまり大きくはないようだが、その袋の中身まではわからない。 > エレンがじっと袋を見つめていると、リヴァイはゆっくりと袋を開けた。中身は――縄、だった。 > ゴクリと喉を鳴らす。胸は、先ほどとはまるで違う意味でドキドキしている。 > > 「ああ。本部でエルヴィンからある指令を受けた」 > 「団長から……何でしょうか」 > > エレンが固い声で尋ねると、リヴァイは言い淀むように一瞬だけ間を作った。それでいて、はっきりと告げた。 > > 「……お前が人類に仇なす者ではないことを、その身を持って証明しろと」 > > 心臓が、うるさい。 > エレンはただ「わかりました」とだけ言った。 > これはエレンが化物だからではない。リヴァイはエレンを化物ではない証明をしようとしているのだ。 > そう、言い聞かせるように胸を押えた。 > リヴァイが掃除の次にエレンに命じたことは、風呂に入ることだった。 > エレンは掃除道具を片付けると手を洗い、着替えを持ってリヴァイのいる地下室から一人、地上へと上がった。 > 風呂で念入りに身体を磨く。肌が赤くなるくらい、擦って、擦って、擦り上げる。垢の一つ、残さないように。 > うとい、とよく周りから言われるけれど、エレンは医者の息子だ。 > 両親と幼い頃別れたとはいえそういうこと≠知らないはずがない。知っていて、あえて反応しないだけだ。 > 興味があるわけでもなく、自身の手で再現したいとも思わなかったから。 > しかし、この身体にリヴァイが触れるというのなら別だ。
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