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【腐女子カプ厨】巨雑6443【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>548 > 全然落ち着いてなかった。 > 涙を流す凶暴な金に、しかしリヴァイの心臓が不覚に高鳴る。 > 初めて見た時のエレンを思い出したのだ。 > 月光の下、刃物を持った男と対峙するエレンを見た、あの衝撃。 > 何者の指図も受けぬ焔をまとう獣のような。血まみれの化物のような。 > 気づけばリヴァイは口を開いていた。 > 「……手伝ってやろうか」 > 「う?」 > 「皆殺し」 > 「あいっ!」 > 「いい返事だ」 > ご褒美に頬にキスすれば、くすぐったがったエレンが笑みをこぼして抱きついてくる。 > なめらかな肌を手のひらで堪能しながら、リヴァイは笑みを噛み殺した。 > 残念な酔っ払いだ。大変残念な酔っ払いではあるが――――実に悪くない。。 > 「ほら、いい子だからもう寝ろ」 > 「んん……でも……アメリカの奴らだって……」 > 「大西洋を越えられる程夜は長くねえ。おら」 > エレンを抱き直し、幼児を寝かしつけるように布団の上からぽんぽんしてやる。 > 元々眠たかったエレンは抵抗せず瞼を閉じた。リヴァイの腕の中でごそごそと寝心地のいいように体を動かし、隙間なくひっついてひとつ大きく満足気な息を吐く。 > > しばらくそうしていると、やがて規則正しい寝息が聞こえてきた。 > 破壊神のような話をした当の本人の癖に、その寝顔はあまりに無垢で幼く、リヴァイはSDカードを交換せねばならなかった。 > トーストの焼ける匂いで目が覚めた。 > あたたかな太陽の気配がする。重い瞼を開けたエレンは、ぼんやりとあたりを見回してここがリヴァイのマンションであることに気がついた。 > (あれ……昨夜どうしたっけ) > 猛烈に喉が渇いている。リヴァイのほうが早く起きるとは珍しい。 > 朝が超絶に弱い彼を起こすのが普段のエレンの役目なのに。と、そこへリヴァイが姿を現した。 > 「起きたか」 > 瞬間、エレンは昨夜のことをあますところなく思い出した。 > 「ぎゃー!!」 > 「人の顔見て悲鳴あげるたあ随分な恋人だな」 > 「あ、あわわ、あわわわわ」 > 慌てて起き上がり、エレンは自分が何も着ていないことに気がついた。 > 飛び上がってシーツにくるまる。リヴァイはドアにもたれたまま面白そうにそんなエレンを見つめた。
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