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550: 2024/10/29(火) 07:14:40.951098 AAS
トレードマークの真っ赤な鉢巻き姿で全国を巡り、被災地支援や海岸のゴミ拾いなどを続けてきた尾畠春夫さん(85)。

尾畠さんの名が広く知れ渡ったのは、2018年8月に山口県周防大島町で行方不明となった2歳児を発見したのがきっかけだ。
以来、 “スーパーボランティア”と呼ばれ、2020年に「緑綬褒章」を受章し、“時の人”となった尾畠さんは10月12日で85歳を迎えた。
約半年前、NEWSポストセブンの取材に「ボランティア活動は85歳で区切り」と語っていたが、本当に辞めてしまうのだろうか……。

 取材班は85歳の誕生日を直前に控えた10月上旬、大分の自宅を訪ねた。そこで本人から語られたのは、ボランティアへの意外な想いだった──。【前後編の前編】

「記者さん、実は今夏に石川県の輪島へ行ってきました。本当は地震発生直後の1月に行きたかったが、車が故障していて行けませんでした。
車の修理も終わり、20日分の食料などを準備してすぐに向かいました。現地はアスファルトに穴があき、道が酷かった……」(尾畠さん、以下同)

 大分から20時間かけてようやくたどり着いた輪島市だったが、尾畠さんを待ち受けていたのは意外な“壁”だったという。

「(登録や許可が必要で)すぐにボランティア活動はできないと。『県庁と市役所、社会福祉協議会に許可をもらってOKならチームに入って行動してください』と聞いてちょっとダメだなぁと思った。
これまでは被災地のボランティアセンターに行けばすぐに始められたけど。車中で1泊だけして帰りましたが被災地を前に何もできず、初めて涙が出ました」

外部リンク:news.yahoo.co.jp
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