レス書き込み
スレへ戻る
写
レス栞
レス消
やはりあなたも長森瑞佳が大好きですか!27
名前
メール
引用切替:
レスアンカーのみ
>>940 > 瑞佳「…ま、待って、浩平!…浩平!」 > たん、と私の足が廊下の床を叩く。 > 瑞佳「……」 > 違う世界へと踏み込んでしまったのではないか。私はそう思った。 > ここを通ってきたはずなのに、そこはもう私の知っている場所ではないような錯覚に捕らわれた。 > 顔を上げたその先に、幻想的な光景があったからだ。非現実的、というほうが近かっただろうか。 > でも私には、その少女の不自然な存在が、その場に違和感のない物として映った。 > でも日常的ではない。それを幻想的だと形容したのだ。 > > 少女は夜の校舎に立っていた。一降りの剣を携えて。 > 瑞佳「…こ、こんばんわ」 > 正面に立っているのだから視界には入っているだろう。 > でも返事はない。まっすぐ、私の背中のその先を凝視している。 > 振り返ってみるが、視界に入ったのは気を失っている男子生徒だけ。 > 瑞佳「…あの、なにしてるんですか?こんな時間に」 > 少女「……」 > 瑞佳「え、演劇部の稽古か何かですか?」 > 少女「……」 > いっこうに返事はない。 > 私は彼女の手に収まる剣に目を落とす。 > 真剣?…まさか。 > 瑞佳「…えっと」 > 別に彼女に用があったわけじゃなかったが、どうしてだか私は彼女と話がしてみたかった。 > 少なくともこんな夜の校舎で女の子と出会うなんて奇跡的だ。それだけでも話すに十分の価値がある。 > 瑞佳「ひとりなんですか?ひとりだったら、入り口まで一緒に行きませんか?」 > 少女「……」 > 瑞佳「私もこの学校の生徒ですから。ちょっと人と約束をしてただけで、怪しい者じゃないですから」 > 少女「……」 > ちらりと私の方を向いた。敵視とも、友好的ともとれない目だ。 > 瑞佳「…あの、こんなところに一人でいたら、何が出るかわかりませんから…」 > 後ろで気を失っている男子生徒を見て、言う。 >
ローカルルール
SETTING.TXT
他の携帯ブラウザのレス書き込みフォームはこちら。
書き込み設定
で書き込みサイトの設定ができます。
・
ULA
・
べっかんこ(身代わりの術)
・
べっかんこ(通常)
・
公式(スマホ)
・
公式(PC)[PC,スマホ,PHS可]
書き込み設定(板別)
で板別の名前とメールを設定できます。
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
板
覧
索
設
栞
歴
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.021s