[過去ログ] ガチムチの六尺兄貴のガイドライン 48尺目 (1001レス)
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499(1): 2011/12/10(土) 16:52:28.49 ID:6PiKNjvs0(1)調 AAS
吉良上野介義央といえば、我が主君浅野内匠頭長矩をいじめ、刃傷沙汰に至らせた、
憎むべき高家として、赤穂地方に知られている。
主君切腹のあと、赤穂藩は改易になり、家臣は散り散りになる。
俺は、京での激しい遊興でドロドロボロボロになるから、周りから腰抜けと呼ばれ、バカにされる。
俺はそれが狙いだった。
岡野金右衛門が、大工の娘のお艶を騙して吉良邸の図面を、
こっそりさらって俺のところに持ち帰る。
そして、十二月十四日、俺たち四十七人の討ち入りが始まる。
俺はもう一度汚れた火消装束のみ身に付け、陣太鼓を打ち鳴らし、
ウォーッと叫びながら、吉良邸の中を暴れ回る。
もぬけの殻の布団は、雄の温もりがムンムン強烈で、まだ近くにいることを意味している。
吉良方の手下は、もうすでに痛いほど壊滅している。
小屋から物音がした。臭ぇ。
開けると、皿、炭や、高そうな鉢が投げ込まれて二人の家臣が飛びかかる。溜まんねえ。
無駄だぜ、ワッショイ! 死ねやワッショイ!と叫びながら、二人とも斬殺する。
小屋の奥から、一番加齢臭がキツイジジイを引っ張り出す。
そいつの額には、主君がつけた刃傷の跡がくっきりとあり、ツーンと臭って臭って堪らない。
このクソジジイは、弱い者に対しては威勢が良かった、悪人面で白髪の、60代の、
吉良上野介だろうと、百パーセント確信して、鼻と口に俺の刀を押し当て、
思いきり見せつけながら、吉良上野介憎いぜ!今すぐ死なせてやるぜ!と絶叫し、
刀と槍をいっそう激しく扱く。
他の浪士たちは、感極まって嗚咽を漏らし、ウオッ!ウオッ!と唸りながらマラを扱きまくる。
そろそろ限界だ。
俺は槍で突き刺し、吉良上野介の首を、思いっきりはね飛ばす。
どうだ!思い知ったか!ついにやったぜ!と叫びながら勝利の笛を鳴らす。
本当に侍の本懐を遂げた気分で、ムチャクチャ気持ち良い。
吉良邸の庭は、俺たちの涙でベトベトに汚される。
我が主君、仇討ちを果たしましたぞ!
俺たちの討ち入りが済んだあと、吉良の首を主君の墓前に備え仇討ちの報告をする。
その翌年、浪士たちが切腹して果てた後も、美談として語り継がれる。
日本ではそんな美談が何世代も伝えられているんだぜ。
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