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144: 「赤い煙草」地獄先生ぬ〜べ〜@美樹×克也 [sage意外な展開!漏れが神とは!] 04/05/23 22:50 ID:MTipdhsB(1/7)調 AAS
 「そ、そ、それ、どういう、こと?」
 「知らないわけないじゃん。あんたいっぱいエッチなビデオ見てるくせにぃ」
 「だ、だ、だって、そんなの、見ただけで、したことない」
 声が引きつって曲がって掠れて途切れて上擦ってて、上手く出てこない。とろんとした美樹の声と自分の呼吸の音でいっぱいの押入れはとても息苦しい。
 「あたしだってしたことないよ。――――――あたしの初めて、あげようか?」
 声が、歪む。
 「ブラジャー、外し方分かる?……背中のホック、上下に捻るみたいにして外すの」
 彼の手を開いた襟から背中に導いて、白い清潔なブラジャーを外させようとする彼女は、ふわっと少年の首筋に顔を埋める。
 「高いのよ、そっとやって。壊したら…承知しないんだから」
 肌と服の間をごそごそ蠢く克也の冷たい手が美樹の背中に爪を立てないように慎重な仕草でブラのホックを捻っている。だが慣れない少年はなかなかコツが分からない。
 どうするんだこれ?捻る?右と左どっちを捻るんだ?上に捻るのか?それとも手前に?どうすんだどうすんだ、取れないぞ!
 目玉をぐるぐる回しながら冷や汗たらたらで少年がおろおろおろおろ背中を弄る。少女はわきの下のこそこそ這い回る少年の腕がくすぐったくてたまらない。
 「あっあっあっ…んんっ……もっと、そっと……ゆっくりしてぇ……!」
 「だって、わかんない、どどどどーすんだよコレ」
 「右と左を摘んで引っ張るのよ!上下に!……それから、ん…左右に捻って…ぇ」
 はぁはぁはぁはぁ。二人の息がどんどん上がっていく。触れ合う肌がビリビリ痛い。まるで電気を触ってるみたいだと彼らはぼんやり思っている。
 ぱちん。
 ようやく軽い音がして美樹のずっしりした胸がたゆん、と揺れて克也の胸の上にこぼれる。
 わあ…重い!……けど……ぬくい……
 「あはぁ…ン…と、取れた?」
 「うん…取れた。……………………脱がす?」
 美樹がくすくす笑いながらいいよ脱がしてみて、と克也の耳元で囁くので、彼は一層ゾクゾクした。
145: 「赤い煙草」地獄先生ぬ〜べ〜@美樹×克也 04/05/23 22:51 ID:MTipdhsB(2/7)調 AAS
 「どうしたの?顔赤いよぉ〜」
 ずっくんずっくん猛る下半身が言う事をきかなくって苦しい。息も途切れ途切れになってて目が回る。でも目の前で揺れてる彼女の白く豊満な胸から目が放せない。
 「ばっばかやろ!おれがお前のおっぱい好きなの知ってるくせに!」
 怒ってるのか照れているのか彼の顔がますます赤くなってそんな事を喚くので、美樹の顔がぼんやり赤くなってきた。
 「はっはずかしーこと言わないでよね!しかもおっぱいだけ?失礼しちゃうわ!」
 襟からこぼれている胸のドキドキが止まらない。お腹に当たってる克也のあそこが熱くてあたしを押し上げてる。やだどうしよう、平気でいられない!美樹が何とか主導権の握ろうと四苦八苦しながら吐息をかみ殺す。
 克也にはそれが愛しくて可愛くてたまらなかった。強気で悪戯ばっかしてて、性格だってキツいけど、なんつうか……隣にずっと居たい感じ。困らされるのも嬉しい。
 おれってやっぱりマゾなのかなぁ?少年が少し悩んでいると、少女が無理に微笑みながら真っ赤な顔を近付ける。
 「そ、そんなにおっぱい好きなら、触ってみる?……痛くしたら、わかってるわね?」
 挑戦するみたいに美樹がいつもの声を必死で出しているのが、切羽詰った少年にも理解できた。……ここは男なら乗ってやらねば。一丁前にそんな気持ちになったのだろうか、無言で頷いて指を伸ばす。
 最初に触れた中指の先端が熱を持つ。焼けてるみたいに熱い肌が指を焦がしてる。薬指と人差し指が遅れて肌に到達した時、彼女が我慢するみたいにんんっとかすれた声を出した。
 「痛い?」
 「つ、冷たい!ぞくぞくするぅ」
 「やめる?」
 「平気だから続けなさいよ!」
 はいはい女王様ってな気持ちで苦笑いしながら克也は手のひらで胸を包むように触れた。熱い熱いピンと張った乳房の柔らかさときたら楽園のような感触で、性的満足よりも感動が起こる。
 「ど、どう?立派でしょ?これほど……あぁっあっあっ…やっはぁっいや、いやぁ、そんな、いっぱい触ったら…ぁあー」
 ふにゅふにゅする堂々とした胸は、少し力を入れるだけで簡単に凹む。強い弾力で指が押し返されるのが面白くて仕方が無い。克也はすっかり胸の虜となって一心に両手で揉みほぐしていた。
146: 「赤い煙草」地獄先生ぬ〜べ〜@美樹×克也 04/05/23 22:52 ID:MTipdhsB(3/7)調 AAS
 どのくらい胸をいじっていただろうか。はっと克也が我に返ると、目の前の美樹は見たこと無いほど顔を真っ赤にして涙でボロボロになっていた。
 「どっどうした!?おい美樹!」
 彼女から返事は無い。ただはぁはぁ息を切らせて熱に浮かされた濡れた瞳で彼を見つめているだけだ。
 「息できないのか?……そと、外でよう!」 
 襖を開けるとひんやりした空気が二人のほてった身体を舐める。克也は慌ててさっきひっぱりだした冷たい布団の上に美樹を横たえ、慌ててその場を離れようとした。
 くっとウインドブレーカーが引っ張られてその勢いで彼のトレードマークである帽子がその場にぱさっと落ちた。
 「どこいくのよぉ、美樹ちゃんこんなにしといて」
 ウインドブレーカーが手繰り寄せられ、フラフラ克也が美樹の身体に覆いかぶさる。
 「だって、熱、タオル、水で、冷やして、頭に」
 焦ってばらばらになる単語が美樹に降る。少年の言葉に宿る熱より強い心配が心地いい。
 「あんたってほんと……世話焼きよねぇ……愛美ちゃんがうらやましーわ」
 笑って美樹が克也の顔に触れる。顔を持ち上げてキスをする。
 「っ!?なっなに!!?」
 慌てて離れる克也の慌てぶりをきょとんとしていた美樹が一笑に伏した。
 「あ…そーかそーか、チューすんの初めてだーあはははーごめん歯でも当てた?」
 「あっ当たって…ねーよ……ビックリしただけだ」
 ぶっきらぼうに言い捨てた克也が唇を手の甲で何度も拭っている。
 「ごめん……嫌だった?」
 その様子を薄く闇の蔓延る布団の上から見上げている美樹は、自分でも笑うほど沈んだ声になってきいた。
 「ちげぇよ。……最初はおれからしようと思ってたのに先越されたから……」
 むっとした声で克也が再び美樹の身体にのしかかるようにした。
 「もっかい、今度は、おれからしてもいい?」
 美樹の了解を得るより早く、彼が彼女の唇に目を閉じて唇を重ねた。それに応える様に彼女も目を閉じる。
147: 「赤い煙草」地獄先生ぬ〜べ〜@美樹×克也 04/05/23 22:53 ID:MTipdhsB(4/7)調 AAS
 もうじきに彼女の顔も分からなくなるほどの闇がやってくる。夜が部屋に入ってくる。
 こわい、こわい、こわい。こんなに近くに居るのに、美樹の身体がふっと消えそうな気がして恐ろしくてたまらない。だから少しでも近づかなければ。もっと近くに、もっと側に。
 窓の外はもう赤色じゃない。恐ろしい成仏の紫色。カーテンが染まっている。
 「あたしばっか裸で恥ずかしいよ。克也もぬいで」
 ウインドブレーカーが畳に落ちる。チェックのシャツ、肌着、ズボンと靴下……ぱんつ。彼女の手によってゆっくりゆっくり剥がされていく。
 彼も捲り上げられたベスト、Yシャツに下着、スカート、ストッキング……こそこそ脱がせながら触れる肌にどぎまぎする。
 「上手いじゃない……服を脱がすの」
 「女の服は愛美で慣れてっから。お前こそボタン逆なのに脱がすのはええのなんで?」
 「さぁて…何故でしょう?」
 「…秘密…か」
 「そゆこと。女の子には謎が多いって相場が決まってんの」
 お互いの服を丸めて一緒に滑らすように遠くへやって、ぱんつだけになった美樹の最後の着衣に手を掛ける。
 「ぬ、ぬがす、ぞ」
 「……どうぞ」
 ぱんつなんて野暮ったい言い方に相応しくないようなアンサンブルの薄い水色の下着はするする太ももを通過して足首をつるんと抜けた。
 闇色が迫ってきてて、せっかく取り払った封印なのによく見えない。
 「ちょっと克也なに凝視してんのよ!えっち!」
 そんな怒声もそのままに、おそるおそるといった風に克也はその部分に指で触れた。神聖で禁断の、女の子の謎に。
 「やあぁん!」
 慌てたみたいに美樹が両手で克也の腕を掴んだ。
 「きゅ、急になにすんのよぉ!!ちょっと!聞いてる!?克也ったら!」
 当然みたいに美樹の声は無視された。
148: 「赤い煙草」地獄先生ぬ〜べ〜@美樹×克也 04/05/23 22:54 ID:MTipdhsB(5/7)調 AAS
 爆発しちゃう!彼女は自分の心臓の異常な動悸にパニックになりかけていた。息も出来ない、視界が歪む。
 指が自分のぬかるみの中で動いている。克也の、指が。
 「やっやっやだぁ…こんなの、やだよぉ……!痛い、痛い……」
 引きつる声はかすれて引っかかって克也の耳には届いていないみたいだということを理解できない。必死で身体をくねらせて指から逃げようとするのに指は動きを止めようとなんかしない。
 少年は必死だった。
 ビデオでは最初にこうしていたし、実際ここに指を沿わして埋める事がどういう感覚なのかを知りたかった。熱くて柔らかでぬるぬる……している。
 「克也!やめて!痛いってのが分からないの!!こらぁ!!」
 その声にやっと我に返ると、目の前にありえないはずの怒った美樹の顔があった。
 「わっわあああ!!」
 「わあああじゃない、ったく。痛いっつってんの!わかる?」
 ぐにょんと伸びた美樹の首。それがするする元に戻ってしゅぽんと消える。
 「簡単にあたしの肉体に溺れてんじゃないわよ。まぁ仕方ないけどね?」
 ほほほほ、なんて馬鹿にするみたいに半目になる彼女が笑う。でもその顔はまだ真っ赤で平気じゃなかった。
 「痛いけど、これからもっと太いのがここに入るんだぞろくろっ首少女」
 だから柔らかくしとかないと。大真面目な顔した克也がまだ埋まったままの中指の第一間接をくっと折り曲げる。
 「きゃあ!……も、もう!ゆっくりしてって言ってるでしょ!!
 それに、だぁれが最後までやっていいって言ったのよ?避妊具もないくせに」
 美樹の言葉に彼ははっとした。そうだ。そんなもの小学生のおれたちが持っているわけが無い。
 「習ったでしょー。コンドームがないとセックスしちゃダメなのよーだ」
 セックス。
 いった本人も聞いた人間もその単語を改めて認識した。
 そうか、これは、そういうことなんだ。
 保健の時間に習った、あの訳の分からない図面はこれに続いていたのだ。
149: 「赤い煙草」地獄先生ぬ〜べ〜@美樹×克也 04/05/23 22:55 ID:MTipdhsB(6/7)調 AAS
 だったら。
 すっくり立ち上がって、克也が部屋の隅っこの畳を剥がし始めた。美樹はぽかんとその様子を見ている。
 しばらくして克也は薄い緑色の箱を持って戻ってきた。ビニールをびりびり破って箱を開け、何個も連なった銀色のパックを引っ張り出す。
 「はい。これ。」
 「……な、な、な……なんでそんなもんが宿直室にあるわけ!?」
 「いやぁ。昔さ、コンビニで広たちと面白半分に買って隠しといたの。ほんとはぬーべーにあげるつもりだったんだけど忘れてた」
 にこにこして一つパックをちぎる克也に、脱力してぐったりする美樹。
 「アンタ本気でやる気なんだ……」
 「なんだよ最初に誘ったのはそっちだろー。おれは途中で投げ出すのヤな人なの。ほら、責任感強いから」
 保険の時間に習ったとおりに装着をする。あの時はたしかにんじんだったけど。
 「……ひええぇ……こりゃ、いよいよ腹を据えないとダメかなぁ……」
 美樹が震える声でそんな事を言うので、克也はくるりと振り返って美樹の方を両手で掴んだ。
 「い、い、嫌だったら、やめるから……その、あの……おれのこと嫌いにならないで」
 彼の必死の顔が面白くて美樹は思わず噴き出した。
 「あはははははは!!なんでよ?なんでそんなこと言うの?
 別に嫌なんで言ってないじゃない。痛いのが嫌ってだけよぉ。……バカね」
 頬に口付け、額にでこぴん。クスクス笑う顔が闇に紛れて顔をくっつけないとよく見えない。
 「…あたしだって持ってるのよ、それ。郷子といっしょにキーホルダー型のを買ってね」
 カバンにつけてるんだから。言って元気で笑ってる女の子のかばんについてる可愛いキーホルダーにそんなものが隠れてたなんて。克也は複雑な気分になる。
 「今日はやっと日の目を見るかなぁって思ってたのに……開けるのまだ先ね」
 連なる銀のパックがはみ出している箱を視界の端に止めながら美樹が体の力を抜いた。
 「ゆっくりしてよ……美樹ちゃんの初めてをあげるんだから……」
 少女が呟いて後はしんと静かになった。
150: 「赤い煙草」地獄先生ぬ〜べ〜@美樹×克也 04/05/23 22:56 ID:MTipdhsB(7/7)調 AAS
 「……どう……痛い?」
 囁き声、ひとつ。
 顔が真っ赤な少女が声も出せずに首だけをこくこく頷かせる。
 「ごめん、あんま、ちいさくなんない。動かないから…じっとしてるから」
 ぽろぽろ美樹の目から涙がこぼれてて、克也は心のどっかが不安でたまらなかった。なんで美樹がこんなに泣いてるのにおれは気持ちいいんだろ。何で一緒に苦しくないんだろう。
 心臓が痛い。ぎゅうっと掴まれてるみたいに切なくて悲しい気持ちだ。彼は快感に溺れるよりも先にそんな事を思った。何度も何度も涙を拭ってやろうとするが、身動きしたらその分彼女が痛がるような気がして動けない。
 「ごめん、ごめん……痛い?やめようか?」
 ふるふるふる。涙が散るくらい美樹が首を左右に振る。
 「やめたらまた痛くなるじゃない。もうちょっと待って、ちょっとだけ」
 はぁはぁ息を途切らせて美樹が声を搾り出すみたいにして言った。切なくて震える声で。
 「……うん、うん…待ってる、待ってるから」
 じくじく痛む心臓。突き刺さった棘が痛痒い。それに夢中になる暇もなくゆっくりゆっくり美樹の髪を撫でる。頬にキスをして首筋に舌を這わせる。どうにか気を逸らして痛みを分散させようという作戦らしい。
 美樹はそれをじっと受けていた。痛みと圧迫で息が出来ないのに、少し楽しい。
 「ね、あたし、気持ちいい?」
 「……いいよ、いい。すんげぇ…ぎゅってなってて…たまんない」
 「――――――そう。じゃあ、いいよ……動いてみて……でも、ゆっくりね」
 少女の手が彼の腰をぎゅっと掴んで一度だけ揺すった。電撃が走る。彼女には痛みの、彼には快感の。
 「ひぐっ」
 「うぅくぁ…ッ!」
 後は止まらなかった。そんな気配が微塵もなかったし、お互いにそんな事を考えている暇がなかったのだ。
 身体が自分の言う事を聞かない。脳の中にスパークするビジョンは今まで存在さえ知らなかった極彩色の世界。闇の黒でも血の赤でもない、色とりどりのショック。
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