レス書き込み
スレへ戻る
写
レス栞
レス消
百合・レズネタ総合スレッド
名前
メール
引用切替:
レスアンカーのみ
>>516 > 意を決して結香が保健室に足を踏み入れると、竜子は一人ででベッドで横になっ > ていた。竜子は何も言わなかったが、結香から視線をそらし前を見たままで起き上 > がった。少しの間、保健室の時間は止まっていたが、やがて結香はその脇に進み出 > て、口を開いた。 > 「先輩。このあいだは叩いてごめんなさい。でも。」 > 竜子の横顔を見据えながら少し上ずった調子で続ける。 > 「私、今まで、先輩が好きだから、自分がそうしたいから、してきたんです。 > 部活も、偽装カップルも、犯人捜しも、相談ごとも。。。だから、、、わ、 > 私の気持ちを先輩にわかってもらえなかったのが、、、悔しくて、悲しくて > 、、、うっ、、、、っ、、、」 > いつの間にか、これまで押さえていたものがあふれ出し、結香の言葉は途切れて > しまう。やがて泣き声が小さくなるころ、竜子が下を向いたまま話しはじめた。 > 「泣かないで、結香。あの時も、私、本当は分かってたわ。結香はそんな子じゃ > ないって。だから、ごめんなさい。あんなことを言って。」 > 「先輩、、どうして、、、」 > 「もうこれ以上あなたに負担かけたくなかった。私はもうあなたには応えてあげ > られないから。だから、あなたが嫌いになってくれるなら、それが一番いいと > 思ったの。私は、あなたに好かれる資格のない人間だから。」 > 竜子の自省に結香が応える。 > 「そんなことないです。資格とか、彼氏がいるとかいないとか関係ないです。」 > 「私、今まであなたに甘えてた。愚痴聞いてもらって、相談に乗ってもらって、 > 用心棒してもらって、、、兄さんへの告白だって、あなたがいなかったら > できなかったのに、、、」
ローカルルール
SETTING.TXT
他の携帯ブラウザのレス書き込みフォームはこちら。
書き込み設定
で書き込みサイトの設定ができます。
・
ULA
・
べっかんこ(身代わりの術)
・
べっかんこ(通常)
・
公式(スマホ)
・
公式(PC)[PC,スマホ,PHS可]
書き込み設定(板別)
で板別の名前とメールを設定できます。
上
下
板
覧
索
設
栞
歴
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.008s