[過去ログ] 有馬神社で(*´Д`)ハァハァスレ月陽炎&千秋恋歌その2 (981レス)
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975(1): 誰もいない。投下するならイマノウチ… [sage やはり、まったりと姉たま(*´Д`)ハァハァ…] 03/02/07 01:56 ID:a5d6LL+4(1/4)調 AA×
>>955

976(1): にぃっ [sage やはり、まったりと姉たま(*´Д`)ハァハァ…] 03/02/07 01:59 ID:a5d6LL+4(2/4)調 AAS
さて、私が今いるこの場所は有馬病院。とある田舎町の小さな病院。
小さいながらもそれなりに需要はあるもので、院長先生である一哉さんは
婦長で奥さんの葉桐さんとともに日々忙しく診療の為に東奔西走しています。
そして、病院の留守を預かっているのが有馬家の三姉妹で看護婦である、鈴香・柚鈴・美月。
故あって私はここでしばらく世話になることになったのですが…。
とある日のこと。美月の…
「悠志郎 今日は遊びにいこうよ! なにかこう、ぱーっと気分を発散させるようなことしてさ♪」
との発言から、いつのまにやら私自身が引っ張る事になった人力車で美月と一緒に
街のあちこちを散策する、ということになりました。
それはいいとして、途中から速度を落とさずに爆走しだしたのがマズかったですねぇ…。
美月も調子に乗って「下り最速、秋○のすぺしゃりすと〜♪」とか口走っていましたし。
それで曲がり角をどりふとで回ろうとして電柱にぶつかっては只の間抜けかと。
うむむむ、やはり反省する必要がありそうです。
かくして現在、病院のベッドで骨折した片足に包帯をグルグル巻きつけて療養中。
どこから見ても、誰が見たって立派な怪我人が出来あがってしまっているわけです。やれやれ。
…ちなみに、なぜか美月は怪我一つありませんよ?
「………聞いていらっしゃるのですか、悠志郎さん?」
「え? …っと、失敬。なんでしょう?」
ふと、回想していたら鈴香の言葉が耳を通りぬけてしまっていた。
「…ふうっ。仕方のない人ですね」
「ちょっと…考え事をしてしまっていました」
977(1): 散っ [sage やはり、まったりと姉たま(*´Д`)ハァハァ…] 03/02/07 02:02 ID:a5d6LL+4(3/4)調 AAS
「いいですわ。怪我をして大変なのは悠志郎さんですものね」
「恐縮です」
おや? 鈴香の台詞から険が取れてきていますね。
「父様も『こんな患者は初めてだ』って言っていましたし」
「……確かに一哉さんも苦笑いしていましたね」
「ふふふふ♪」
「むむ、私にとっては笑いごとじゃありませんよ?」
「あ、ごめんなさい。思い出したら、ちょっとだけ可笑しくなったものでつい♪」
「まあ…いいですけど」
怒られたり笑われたりと、今日は厄日ですか?
「悠志郎さん」
「あ、はい」
「身体は大事にして下さいね。他ならぬ、自分自身の大切な財産なのですから」
「ええ、そう…ですね」
「悠志郎さんになにかあったら皆が心配します。そのことは分かっていてください」
「…承知」
先ほどとは打って変わり、白衣の天使らしい優しい笑顔で話し掛けてくる。
そんな彼女の顔に私はついみとれてしまっていた。
「……悠志郎さん?」
「………」
「ゆ・う・し・ろ・う・さん?」
「はっ、はい??」
「……もう、ぼーっとしているんですから。えっと…もしかして頭とかも打ったりしたのかしら?」
鈴香は口の中で一人言のようにぽつりと呟く。
指をあごにあて小首を傾げちょっと考え込んでいる仕草がなんとなく可愛らしい。
「なにか他にもありましたか?」
「いえ、そういうわけではないですわ。悠志郎さんがぼーっとしていらしたので、ちょっと心配になっただけですから」
「ははは、それはすみませんでした。たいしたことではないので大丈夫ですよ」
「ならよいのですが…それでは何か用があったら遠慮せずに呼んでくださいね」
「ええ、分かりました」
978(1): 視っ・・・で、放置プレイだったり・・・ [sage やはり、まったりと姉たま(*´Д`)ハァハァ…] 03/02/07 02:07 ID:a5d6LL+4(4/4)調 AAS
「本当に、ですよ? 変に遠慮なんてしたらダメですからね」
「……そうですね。ここは甘えさせていただきます」
「はい、素直でよろしいです♪」
鈴香は一度にこりと笑い、そのまま踵を返して歩き出す。
その仕草は颯爽としていて実に格好が良い。いかにも凛とした看護婦といった風情である。
……それにしても。
部屋から出ていこうとしている鈴香の後姿を見ていて思ったのですが。
なんというかこう…グッとくるものがありますね。
あの凶悪なまでに短い丈のナース服にガーターベルトで吊っているストッキング。それも柄入りの。
ひらひらのいかにも可愛らしいカチューシャ、もとい、ナースキャップ。
うーむ、漢の浪漫というものです。
なんといってもベッドで横になっているとスカートの中の白い布がときとして見えてしまうことが…。
いかんいかん! 頭に血が上ってきそうだ!!
形の良い鈴香のお尻を眺めているだけで余分なことを想像してしまう。
あのメイド服のようなナースの服を選んだのはやはり一哉さんなのだろうか?
うーむ、今度二人で一杯呑むときにでも聞いてみるとしますか。
「どうしたんですか、悠志郎さん?」
妄想に悶々と耽っていた私に突然かけられた声に、思わず飛び跳ねてしまうくらい驚いてしまう。
「のわーーーーーーーっ!!??」
「きゃぁあっ!!」
私が大声をあげてしまったことで、声を掛けた相手も驚いてしまったようである。
「び、びっくりしました…」
「それはこちらの台詞、って…おや、柚鈴ではありませんか?」
ベッドの横で立ち竦んでいるのは、これまたナース服を着た柚鈴であった。
胸の前で組んだ両の手がなんとなく可愛らしいですね。ふふふ。
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