メルヴィル 久慈真白 (469レス)
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抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

226: 証言集 2024/03/31(日) 00:53:05.85 ID:gEjRvh0M(1/2)調 AAS
綾小路 清隆(声 - 千葉翔也)

「日本を離れてから空の旅が壮絶だった。最初は修学旅行みたいな気分だったが途中からタイムワープでもするかの如く巨大な渦が出現し、俺たちはいつの間にか倒れていた。」
「その割に飛行機そのものは異常はなくて、わざわざ操縦席のドアまで行って状況を聞きに行ったが問題ないの一言でCAから突っぱねられた。」
「俺たちは、次第に外を見ている内に大陸が見えて、町が点在するのもこの目で見た。すると、なぜか窓を閉めろと言われたのでそれ以降はなにもせずに堀北や軽井沢と会話を続けた・・・・。」

「大体1時間経つ頃に着陸のアナウンスが流れ、俺たちの乗った飛行機は人気のない寂れた基地に着陸。そこから小さなオフィスビルらしき場所に案内されたんだ・・・・。」
「まあビル群に紛れてぽつんとあるような小さな建物で、中小企業の本部みたいな感じだったな。中に行けば歓迎を示す花飾りが。なんか葬式にあるような花輪だったけどあえて言わないでおこう。」
「やがて160?未満と以上で二分された。俺たち160?超の面子は戦闘機のポスターが貼られた部屋に通された。そこでは机と椅子の設営が堂々と行われていた。10代の若い子が働いている。」
「日本人だったので感心しつつ俺たちは着座。軍の指揮官らしき人が部屋に来て、俺たちは見事戦闘機乗りとして栄えある1日目をスタートしたと告げられた。」

「オリエンテーションらしき行事の後、今度はトレーラーハウスに案内された。どうやら建物への家具の搬入が送れているので現地調達したこの移動車両で寝泊まりするらしい。」
「確かに豪華なデザインをしたホテルらしき建物にトラックが列を成して、荷物がぞろぞろと運ばれている様子が見て取れた。程なくして急拵えで申し訳ないとお詫びが来た。」
227: 証言集 2024/03/31(日) 01:27:27.10 ID:gEjRvh0M(2/2)調 AAS
綾小路 清隆(声 - 千葉翔也)

「次の日から訓練が本格的にスタートした。まずは飛行機が飛んでいる様子と操縦方法をビデオで覚えた。失速したら機首を下げろと大体20回ぐらい言われた。」
「その次にフライトシミュレーターが用意された。どうやら俺が乗るF-105そのものらしい。いざ操縦してみると意外と難しい。ちょっとでも操縦桿を捻りすぎたら回りすぎてエラーが出た。」
「高円寺や竹内は勘だけで操縦桿を動かしてバランスを取っていたが、ふざけて機首上げをしたらしく墜落した。後ろでドッと笑い声がした。笑っていたのは現地のパイロットと思しき人達。」
「その日の夜は待望の兵舎に案内された。あろうことかアジアに存在した水上レストランであるジャンボキングダムそのものであり、船というわけではないが上層部は完全にそれだ。」
「なんでも昨日設営をしていた絢瀬絵里さんから聞いた話なんだが、F-111の搭乗員が寝泊まりしている兵舎はホラー映画として有名なシャイニングに出てきたホテルそのものの形をしていて不気味だという。」
「絢瀬絵里さんもF-4の搭乗員として日本の音ノ木坂学院を卒業した後に招集されており、人手不足だったので急遽借り出されたらしい。」

「数日間、フライトシミュレーターや座学が続いた。2週間ぐらいかかったか。3週間目にして俺たちはやっと飛行機に触れることが出来た。」

「俺が乗った機体は雑多だが、飛行機とはこういうものというのを教えてくれた。基本、教官と一緒に空を飛んだが慣れてくると1人で飛んだ。今まで乗った機体は次の通り。」

?PT-13ケイデット(N75010) 28時間
?PT-19コーネル(PP-HLB) 20時間
?T-28Bトロージャン(N55500) 26時間
?T-33Aシューティングスター(N133CK) 40時間
?F-94Cスターファイア(51-13575) 55時間
?F-86Fセイバー(NX86FR) 70時間

「6番目だけ単座だが、この頃になると1人で飛ぶことが認められる。それからは俺たちは待望のF-105F・・・・といいたいところだが既に核攻撃任務に宛がわれてしまったため、F-84G(51-9953)に変更された。」
「ここからが大変だった。任務中の空中給油があるのは当たり前であるため、それを習熟する必要があるのだ。というよりは、これが出来なければ前線に出させてもらえない。」
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