メルヴィル 久慈真白 (469レス)
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180: 2024/02/23(金) 00:33:57.99 ID:Gcrz9mcR(1/9)調 AAS
アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 - 5隻:アドミラル・ヒッパー (Admiral Hipper)、ブリュッヒャー (Blücher)、プリンツ・オイゲン (Prinz Eugen)、ザイドリッツ (Seydlitz) 、リュッツォウ (Lützow)
181: 2024/02/23(金) 00:52:04.13 ID:Gcrz9mcR(2/9)調 AAS
マインツ級軽巡洋艦 - 2隻:マインツ(Mainz)、ミュンヒスミュンスター(Münchsmünster)
182: 2024/02/23(金) 01:04:56.17 ID:Gcrz9mcR(3/9)調 AAS
ヴァイマル級軽巡洋艦 - 6隻:ヴァイマル(Weimar)、ウォルスボルン(Wohlsborn)、ヴェイラ(Weira)、ヴィーゲンドルフ(Wiegendorf)、ウェンデ(Wehnde)、ヴァイラール(Weilar)
183: 2024/02/23(金) 01:36:37.88 ID:Gcrz9mcR(4/9)調 AAS
ヴィースバーデン級軽巡洋艦 - 6隻:ヴィースバーデン(Wiesbaden)、ヴァッハシュテット(Wachstedt)、ヴァールハウゼン(Wahlhausen)、ヴァルデック(Waldeck)
、ヴィヒマール(Wichmar)、ヴィッターダ(Witterda)
184: 証言集 2024/02/23(金) 02:23:14.76 ID:Gcrz9mcR(5/9)調 AAS
田中 あすか(声 - 寿美菜子)
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「ホームに着いた直後だから分かりにくかったけど、機関車には番号としてED62・・・・明らかに形とか色合いとか今の奴じゃない。貨車も茶色でギザギザの箱みたいな形!
それにギチギチに詰め込まれた。10両ほどあった貨車は全て一杯になったけど最低限座席はあった。ただね、貨車だからガタガタ揺れる。こんなの人がのるものじゃなかった。
そして私たちは酔いそうになりながら小一時間、なぜかどこかで見たような駅について、よろよろと降りてから更に集団で移動した末に、思いっきり見覚えのある空港についてしまった。
関空、そう略されていることで知られた施設の、明らかに一般人が通らないような場所を通り抜けて、辿り着いたのは滑走路が見えるだだっ広いスペースで遠くで飛行機が離陸しているのが見える。。
案の定、黄前ちゃんも高坂さんも滝先生も飛行機に乗るのかなとざわついている。そんなところに放り出されて15分後、いきなり終末軍の兵士が現れて私たちは誘導された。
そこで見たのは青と白に塗られた旅客機だった。58-6970の番号がついた機体で、それはそれは魅力的なデザインだった。けどね、なんか古臭い。
側にいた兵士に質問してみた、?これはなんの飛行機か??って。そうしたら、単純にVC-137Bエアフォース・ワンって答えが返ってきた。明らかに誰が乗るか世間に疎くても分かる。
程なくして、私たちは機内にすし詰めのような感じで乗せられた。なんでこんな世界的に有名な政治家が乗る飛行機があるのかと疑問に包まれた。
しかし、そんな答えは誰からも帰ってこず、むしろ鎧塚さんや滝先生に黄前ちゃん達はその正体を知って凄く嬉しそうになっている・・・・。私や香織に晴香と葵は不安なんだけど!?
程なくしてエンジンが4つとも轟音を上げて機体は自力で動き出した。次の瞬間、滑走路に躍り出たVC-137Bは座席に私たちを押しつけながら日本の大地を離れていった・・・・・。」
185: 証言集 2024/02/23(金) 02:44:03.94 ID:Gcrz9mcR(6/9)調 AAS
田中 あすか(声 - 寿美菜子)
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「空に上がって1時間以上経った。内装を見てみると本当に今の奴じゃなかった。電球から壁の塗装に記念写真のようなものまで色あせている。
緑ちゃんと向き合って座る。奥の長いソファは鎧塚さんや晴香に葵、高坂さんが占めていた。緑ちゃんから話し始めた。それはくつろいでいるから語れたもの
?あすか先輩は、ご飯とかトイレとかどうしていました?私のほうは缶詰や保存食を毎日食べて、漏れそうになったら川岸でやってました・・・。?そんな出だし。
思わず重い話かと構えていたら恥辱にまみれたものだったので思考がダウンしそうだった。一応、男子も似たような立場だったし相当辛かったと思う。
ただ、言えるのは?あー、とりあえず赤飯が缶詰で出たときは嬉しかったね。わざと残して夜のおかずにしていたよ。あと漏れないように水が飲めなかったね・・・・?
赤裸々に言おうにも、デリカシーを無視しまくるから女子としての尊厳は護りたい。ただ、男子たちも同じ立場だけど聞きたくなかった。とはいったものの、この飛行機にこれだけ
長く乗っていて、嬉しかったのは中にあったトイレが誰でも自由に使えた!ただただこれに尽きる!晴香は急に鞄から黄ばみがあるパンツをごそごそ出してきて臭いが出てきたところで
私はすぐに制止した。もう汚さなくていいってことを。晴香は残念そうにしている。それはよくない。本当に良くない。夕日が見える頃合いで機内食が出てきてそれを食べた。
何週間ぶりかの普通のご飯が出てきて泣きそうになった。緑ちゃんや高坂さんもかじりついている!でもね、それは普通の日本食で外人が思いつくような内容だった。
しかし、私たちはご飯の後、壮絶なまでに恐ろしい展開に巻き込まれることになる。これを書いているとおり、決して墜落とかそういうベターなものじゃないの・・・・。」
186: 証言集 2024/02/23(金) 03:07:21.58 ID:Gcrz9mcR(7/9)調 AAS
田中 あすか(声 - 寿美菜子)
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「関空を飛び立ってから7時間経とうとしていた。既に夕闇が周りを包んでいたけれど、突然機内放送が流れた。?当機はこれより異空間に侵入し2022年へと飛躍します。?
何の話?思わず当惑すると葵が騒ぎ出した。?外が変!雲がなくなった!?思わず私も外を見る。窓から見る風景は一変していた。次の瞬間、そう・・・・まさにそれが起きた。
インターステラーっていう映画を見た事ある?宇宙船がワームホールに突入するときに周りが早く動く。それが目の前で起きていた。頭の中にあの曲が流れた。まだ健全な生活をしていた
頃に、京都の映画館で観た、あの超大作のワンシーンが眼前に広がっていた。なぜか優子ちゃんはその時の音楽を口ずさむ。夏紀は見とれている。黄前ちゃんと高坂さんが両側についた。
?あすか先輩、これ、どこにいくんでしょう??・?もう後戻りできないですね。?順番にボソッと呟く。私も神秘的な光景を暫く凝視していた。すると、突然立ちくらみが。
急にみんなよろめいて倒れた。…・どれ位たったか、私たちは目を覚ました。いつのまにか快晴というべき青空が見えていて、思わず時計を見ると朝の8時台のような感じになっていた。
思わず反射的に股間に手を当てた。うん、どうやら漏らしていない。この生活になって以来、何気なく軍が支給した防水シートを敷いて寝ていたら、なぜか2回ぐらいおねしょをするようになったから・・・・。
そして黄前ちゃんの方を見る。うん、私の姿に気づいていない。よかったよかった・・・・。あっちはあっちで10代としての尊厳はある。滝先生は寝ぼけ眼だったけど生徒の確認をしている。
程なくして、外を見ると大陸が見える。もしかしてアメリカかな?もうそろそろアメリカの大地に降り立つのも時間の問題。そこで機内放送がまた流れた。?この先軍事機密が見えるため窓を閉めて下さい?って。
やがて海から大陸へ、来た瞬間に添乗員が次々と窓を閉めた。カーテンを引いた。これから1時間の間に最重要拠点やステルス戦闘機とすれ違うらしい。だから絶対窓を開けないようにっていわれた。」
187: 証言集 2024/02/23(金) 13:11:46.53 ID:Gcrz9mcR(8/9)調 AAS
田中 あすか(声 - 寿美菜子)
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「そして、それから1時間後に窓が開けられて、目的地に着陸するという機内放送が流れた。どうやら途中で不思議なことはあったけど辿り着いたらしい。程なくして高度を落とすエアフォース・ワン。
外を見ると大都会とは無縁で片田舎っぽい。まるで20世紀初頭かと言いたげな飛行場に着いた。周りには客の賑わいもビル群もない、本当にここが目的地なのと言いたげな場所。
なんか・・・・そう、社会から隔絶されて一般人がいられないような場所。荷物を次々と降ろされ、飛行機に取り付けられたタラップを介しつつ私たちは降り立った。ただなにもない寂しい光景。
澄み切った青空をバックに風が心地よい。遠くには見たことのない植物が、更に滑走路を別の方向から見ると、格納庫があって戦闘機と思しき機体が停まっていた。それにプロペラ機らしいものが。
滑走路の反対側に6階建ての建物があった。次に迷彩のバスが走ってきて、私たちは兵士の指示によって乗せられ、その建物へ移動した。星条旗が掲げられていてUSAFのマークが。建物の中は
凄く静かで地方にあるような大手企業が撤退した後のガラガラなショッピングモールと遜色無いし展示物も歓迎の垂れ幕もない。ただ所々に軍の兵士が数人立っていて監視していた。そして、
指揮官らしき人が私たちを整列させて説明を始めた。?既に離日前に番号を受け取っていると思われます。その番号が貼られている部屋に移動して下さい!荷物は既にあなた達の番号の貼られた部屋に運ばれています。長旅ご苦労様でした。?
私は手持ちのスマホを開いて番号を見た。なんだろう、受験番号に重なるものがある。大学生組と関係者組は暫く在校生組が移動するまで待った。黄前ちゃんはお先に失礼しますと言いつつ離れた。
滝先生や黄前ちゃんのお姉さんもいる。そこで有意義に私たちは談笑した。軍の要求は滅茶苦茶で恥辱をも粉砕している。ここはなんの施設なのか・・・・。あれこれ議論を交わした。まあ平穏な状態が続く。
そして、軍の指揮官が私たちに番号を確認するよう指示を出した。見せて、そこへ案内された。建物は新しいといえば新しいけど一部くすんだようなものがある。エレベーターで5階へ、そこから番号が貼られた部屋に案内された。」
188: 証言集 2024/02/23(金) 14:14:22.74 ID:Gcrz9mcR(9/9)調 AAS
田中 あすか(声 - 寿美菜子)
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「だだっ広い部屋で、真っ先に目に飛び込んできたのは黄前ちゃん!どうやら番号は連続していたらしい。しかし、高坂さんの姿はない。
まあ160?を下回る以上は爆撃機に配属されることは決まってるから妥当か。けど黄前ちゃんにしてみれば寂しい以外の何者でもない。
そして後藤卓也くんに長瀬梨子さんもいる。塚本君もいた。滝先生は塚本君のほうに移動した。なにやら話している。そして、既に配属されているであろう面々が左右に並んでいる。同じ10代の子が多い。」
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