メルヴィル 久慈真白 (469レス)
1-

405: 証言集 終末軍と私たち 2024/09/14(土) 02:29:36.05 ID:0kuQFMH/(2/4)調 AAS
サトノクラウン(声 - 鈴代紗弓)

「それから、どれだけ経過したのか、時間は午後18時になっていた。控え室で寝ていた私たちを起こしに来たのは意外にもマクロンだった。最早大統領という関係を飛び越えておじさんに達している。」

「ご厚意によって、大統領閣下と呼ばずにマクロンとだけ呼ぶようになったから親しい。ただ、明らかに支持率を立て直したいからという感が否めない。」

「シャワーを浴びてからマクロンが持ってきた礼装に着替えて晩餐会に呼ばれた。専用の貸し切りバスに乗せられて来た場所は大統領官邸と兼ねているエリゼ宮殿だった。」

「いざ案内されると、そこには観戦に来ていた仲間達や閣僚に議員や市長、そして混戦に参加した騎手らも詰めかけて礼装した上で待ってましたな顔。」

「マクロンは私たちが着座したのを見計らい如何にもな演説台に登り全員を前にして次のように語り始めた。目の前には豪華な料理が並ぶ。人参が遠慮無く盛られている。」

【マクロン:今回、史上初の混戦と化したわけだが結果は予想悠斜め上の結末を迎えた。娘たち1人1人は善戦した。観客の多くも君たちの姿に胸を打たれた。」

「次に、設置されたテレビで報道特集を見た。今日のレースのことが堂々と放送され、騎手の1人1人がインタビューに答えていた。」

「かつて、テイオーさんとスペちゃんが事故を起こした時の偏向報道から一転して、公平に正しくインタビューも行われている。ある意味それは立派だった。」

「この段階でご飯は食べてもいいので、ポッケもスペちゃんも我先にと食べ始めている。あれだけ疾駆したからご飯が美味しい。マクロンは最後にこう締めくくった。」
1-
あと 64 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ

ぬこの手 ぬこTOP 0.004s