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老猫な日々2 (994レス)
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2006/07/20(木) 23:36:04
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235: 220 [] 2006/07/20(木) 23:36:04 ID:MwXhOhCX 13年前の11月の寒い朝、仕事へ行くために、部屋のドアを開けると、足元に『その子』がいた。 ベージュ色をした『その子』は、俺を見上げるとニャアと一声鳴いた。 俺には、こんな風に『その子』が言った気がした ――――― 僕は生きたい 掌に乗るほどに小さな『その子』を、革ジャンの中に入れたときに感じた温もりを、 俺は一生 忘れないと思う。 カラッポだった俺に、神様が天使を遣わせてくれたのかもしれない。 『その子』と生活するうちに、俺は愛情を知り、生きる意味を見つけた。 あれから13年 俺には様々なことがあった。 だけど『その子』は、いつも変わらず俺の帰りを 迎えてくれた。 変わらぬ俺への信頼も... 今 『その子』は病を患ってしまった。――― 甲状腺機能亢進症 間抜けで愚かな俺は、『その子』がガリガリになるまで気付かなかった。 唯一 救いだったのは、とても良い先生に出会えたこと 3キロまで減ってしまった体重も、治療を始めて1ヶ月で4キロまで戻ってくれた。 俺は今『その子』から、命の尊さを教えられている。 心底おびえている俺は、心の中で同じ言葉を呟く―――もう少し傍にいてくれ 『その子』の、この世での仕事が終わり、神様のもとへ帰るまで、まだ時間はタップリあると自分に信じ込ませている。 そう きっと時間は、まだタップリある。 http://maguro.5ch.net/test/read.cgi/dog/1146294369/235
年前の月の寒い朝仕事へ行くために部屋のドアを開けると足元にその子がいた ベージュ色をしたその子は俺を見上げるとニャアと一声鳴いた 俺にはこんな風にその子が言った気がした 僕は生きたい 掌に乗るほどに小さなその子を革ジャンの中に入れたときに感じた温もりを 俺は一生 忘れないと思う カラッポだった俺に神様が天使を遣わせてくれたのかもしれない その子と生活するうちに俺は愛情を知り生きる意味を見つけた あれから年 俺には様なことがあった だけどその子はいつも変わらず俺の帰りを 迎えてくれた 変わらぬ俺への信頼も 今 その子は病を患ってしまった 甲状腺機能進症 間抜けで愚かな俺はその子がガリガリになるまで気付かなかった 唯一 救いだったのはとても良い先生に出会えたこと キロまで減ってしまった体重も治療を始めてヶ月でキロまで戻ってくれた 俺は今その子から命の尊さを教えられている 心底おびえている俺は心の中で同じ言葉をくもう少し傍にいてくれ その子のこの世での仕事が終わり神様のもとへ帰るまでまだ時間はタップリあると自分に信じ込ませている そう きっと時間はまだタップリある
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