[過去ﾛｸﾞ] 【葱魔】壱拾三番！　近衛木乃香スレ【誤嬢大路】 (1001ﾚｽ)

【葱魔】壱拾三番！　近衛木乃香スレ【誤嬢大路】 http://tamae.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1072968233/

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913: マロン名無しさん [sage] 04/11/06 22:42:14 ID:??? 日記だ。 革の装丁がなされている少し高そうな日記だ。 僕の中に自制心と好奇心が起こった。特に前者は本人が いないだけ尚のこと強かった。 しばしの思考。 けど結局は好奇心が僅かに勝り、僕は日記を手に取った。 ぱらぱらと頁をめくり、昨日の日記の所で手を止めた。 木乃香さんらしい達筆な文字が飛び込んでくる。 「○月×日 ついに明日からは待ちに待った日がやってくるえ。 アスナが旅行でいない五日間、部屋の中はウチとネギ君の二人っきり。 これで邪魔も入らずにウチはネギ君と結ばれることができるんやね」 僕は目を見張った。 結ばれる？一体何を言っているのか。 胸の内がざわめきだすのを感じた。 何処かから来る動揺を押さえ、僕は先を続けていく。 「多分ネギ君は戸惑うと思うんや。何と言っても先生と生徒やもん。 せやから最初の内は少し強引になるかもしれんし、 その為の道具だって一応用意しとる、手錠・ロープ・猿ぐつわ…。 けれどきっとうまくいくえ。 五日間、時間を掛けて愛し合えばネギ君も、ウチがネギ君のことを どれだけ大切に想っているか分かってくれるはずや。 そやろ、ネギ君　ウチの　ウチだけの可愛いネギ君　ネギ君　ネギ君 ネギ　ネギ　ネギ　ネギ　ネギ　ネギ　ネギ　ネギ　ネギ――――――」 かちゃん―――金属音。振り返ると濡れた髪を拭きながら 木乃香さんが後ろ手で部屋の鍵を掛けていた。 僕は呆然とその姿を見つめる。 と、木乃香さんはいつもの様に微笑んで 「ネギ君―――」 僕の名前を呼んだ。 http://tamae.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1072968233/913

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