[過去ﾛｸﾞ] 【社会】敵は「貧困」であって「富裕」ではない…マヌケさを感じてしまう「反富裕」デモ、敵が見えにくい貧困問題解決の落とし穴[11/25] [転載禁止]©2ch.net (1001ﾚｽ)
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607(1): 2014/11/25(火) 19:52:32.77 ID:+4XkFKNC(1/4)調 AAS
ネオリベラリズムの基本的考えは、強い者をより強く、弱い者は淘汰されるべきという
社会ダーウィニズムをベースにしている。
そして弱い者が淘汰された後に残る焦土から、より競争力の高い人材や産業が生まれるという
焦土理論とでも言うべき思想によって出来ている。
強い者がより強くなって何が悪いってことさ。
更に付け加えるなら、弱い者をむやみに救済してはならないと言うのもあるな。
弱い者は努力が不足していたのであり、自己責任であると。
これがネオリベラリズムの基本思想。
613: 2014/11/25(火) 20:02:55.23 ID:+4XkFKNC(2/4)調 AAS
ネオリベラリズムの三本の矢
規制緩和、小さな政府、民営化のうち小さな政府に焦点を当ててみると、
これはズバリ社会保障の縮小廃止である。 それを正当化するために自己責任論の流布が必要であった。
小さな政府とは公務員組織の縮小廃止や、公務員人件費の削減などではない。
過去のネオリベラリズム国家をつぶさに調べていけば、例外はほとんど無いという事が分かるだろう。
いかなるネオリベラリズム推進国家も、公務員組織の縮小廃止は事実上出来ていないのだ。
理想は治安維持組織と行政の中枢以外はすべて民にまかせる夜警国家に近い政府を
理想としているが、公務員組織の反発によりその理想は達成できずにいる。
CIAやFBI、NSAのような組織を敵に回して小さな政府の理想を追求する事は非常に困難であろう。
それを達成するには軍事クーデターしかないが、軍事力もまた公務員組織である事から
クーデターも事実上不可能であると考えられる。
618: 2014/11/25(火) 20:12:20.43 ID:+4XkFKNC(3/4)調 AAS
ああ、IMFや世界銀行による強制的国家改造は別な。
金融危機や通貨危機という”真の危機”によって改革がなされた国は
公務員組織は縮小していると言える。
ミルトン・フリードマンが自著にこう記している。
真の改革は危機的状況によってのみ成される。
これは自然災害でもかまわない。 真の危機である事が重要なのだ。
これを称して惨事活用型経済と言う。 いわゆるショック療法である。
真の危機によって、痛みの伴う改革はいとも簡単に成されるようになる。
625: 2014/11/25(火) 20:22:38.62 ID:+4XkFKNC(4/4)調 AAS
社会ダーウィニズムは適者生存の理論を拡大解釈したものである。
弱者は淘汰されるべき存在に過ぎない。
ナチの優生思想や、間引きの思想と実に相性が良いのだ。
日本社会とネオリベラリズムは実に相性が良いと言える。
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