[過去ログ] 杉本有美 Part49 [無断転載禁止]©2ch.net (177レス)
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57: 2016/04/01(金) 23:57:35.22 ID:BFvt/SU+0(1/5)調 AAS
中深層から深海超深海・海溝生命圏のモデル図 (海洋研究開発機構などの発表資料より)
画像リンク

 平家が滅びた壇ノ浦の戦いの約3カ月後に京都を襲った「元暦(げんりゃく)地震」で起こったとみられる
土砂崩れの痕跡を、京都大防災研究所の釜井俊孝教授のグループが京都市と大津市の山中で見つけた。
琵琶湖西岸断層帯が引き起こしたとされる大地震で、鴨長明の「方丈記」にも記述が残る。同断層帯を
震源とする地震の被害予測などに役立つ成果で23日の同研究所の研究発表講演会で報告した。
 元暦地震は1185(元暦2)年に起きた。平安京の多くの寺社や民家が倒壊したとされ、方丈記は
「山は崩れて河を埋(うづ)み」と記した。そのほか公家の日記である「山塊記(さんかいき)」なども
揺れの大きさを書きとどめている。
 グループは、左京区と大津市府県境付近、山科区の牛尾観音周辺の計3地点で土壌を調査した。その結果、
8世紀から数百年にわたる山焼きの跡とみられる黒い土の層の上に、12世紀末の土砂崩れが原因とみられる
砂の堆積層を発見した。この堆積層は厚さが1〜2メートルもあり、地震による斜面崩壊が原因とみられるという。
 琵琶湖西岸断層帯は、高島市の旧マキノ町から大津市に至る。断層帯の南部が元暦地震で活動した可能性があり、
断層の西側は6〜8メートル隆起したとみられている。釜井教授は「今回見つかった堆積物は、地震を記録する
『感震器』とも言える。大地震の歴史や規模を探る上でも有用だ」と話している。
元暦地震の痕跡の痕跡が見つかった地点
画像リンク

 海洋研究開発機構は24日、世界最深の海であるマリアナ海溝チャレンジャー海淵内の超深海(水深6000m以深)に、
上層に拡がる深海水塊とは明瞭に異なる微生物生態系である、独自の超深海・海溝生命圏が存明らかにしたと発表した。
 超深海・海溝生命圏の存在を確認したのは、海洋生命理工学研究開発センターの布浦拓郎主任研究員らと、
東京工業大学、横浜市立大学、東京大学の共同研究グループだ。
 研究グループは、2008年6月、水深10,300mのチャレンジャー海淵中央域において、海洋表層から海溝底直上
(水深10,257m)までの海水試料を大深度小型無人探査機 「ABISMO」により採取し、分子生態解析、化学解析を展開した。
 その結果、海溝内超深海層と上方の深海層(水深4000〜6000m)では、栄養塩濃度や微生物・ウイルス数には、
深海層と超深海に違いが観察されないにも関わらず、微生物群集構造解析からは、中深層から深海層にかけて、
炭素固定能を有す化学合成系統群が優占するのに対し、超深海水塊には、従属栄養系統群が優占することが明らかになった。
 これらの観察結果は、超深海・海溝内水塊に、上層の深海層とは異なる有機物の供給源が存在し、その有機物に
強く依存した生態系が成立していることを示すもので、海洋微生物生態系像に全く新たな知見をもたらすものだという。
 マリアナ海溝は他の海溝から独立しているため、他の海溝からの有機物流入など、上層水塊と完全に異なる有機物源の
存在を考えることは困難だという。従って、今回発見された海溝水塊独自の生態系は、いったん海溝斜面に堆積した
有機物が、地震等による海溝斜面の崩壊に伴って放出される現象に支えられている、即ち、超深海・海溝生命圏は、
海溝地形を形作る地球活動に支えられた生態系であると考えられるという。
 研究グループでは今後、有機化学分析等を加えた更に学際的な研究により、今回の調査結果を検証していくことで、
超深海・海溝生命圏が、堆積物から放出される有機物に支えられた生態系であることを、より直接的に証明する予定。
 さらに、今回の調査で強く示唆された超深海・海溝生命圏を支える仕組み、そして微生物生態系が、海溝環境共通の
現象であるのかどうか検証するため、マリアナ海溝だけでなく他の海溝環境においても調査・研究を展開していく。
 この研究成果は、米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Science」に2月24日付け
マリアナ海溝チャレンジャー海淵上の微生物群集構造を示す図。中深層から深海層ではアンモニア酸化アーキアを
初めとする炭素固定能を有す系統群が優占するが、超深海・海溝水塊では、従属栄養系統群(Bacteroidetes、
SAR406、Gammaproteobacteria)が優占する(海洋研究開発機構などの発表資料より)
画像リンク

マリアナ海溝チャレンジャー海淵上における硝化菌(アンモニア酸化菌・亜硝酸酸化菌)群集の組成変化を示す図
58: 2016/04/01(金) 23:58:01.02 ID:BFvt/SU+0(2/5)調 AAS
中深層から深海超深海・海溝生命圏のモデル図 (海洋研究開発機構などの発表資料より)
画像リンク

 平家が滅びた壇ノ浦の戦いの約3カ月後に京都を襲った「元暦(げんりゃく)地震」で起こったとみられる
土砂崩れの痕跡を、京都大防災研究所の釜井俊孝教授のグループが京都市と大津市の山中で見つけた。
琵琶湖西岸断層帯が引き起こしたとされる大地震で、鴨長明の「方丈記」にも記述が残る。同断層帯を
震源とする地震の被害予測などに役立つ成果で23日の同研究所の研究発表講演会で報告した。
 元暦地震は1185(元暦2)年に起きた。平安京の多くの寺社や民家が倒壊したとされ、方丈記は
「山は崩れて河を埋(うづ)み」と記した。そのほか公家の日記である「山塊記(さんかいき)」なども
揺れの大きさを書きとどめている。
 グループは、左京区と大津市府県境付近、山科区の牛尾観音周辺の計3地点で土壌を調査した。その結果、
8世紀から数百年にわたる山焼きの跡とみられる黒い土の層の上に、12世紀末の土砂崩れが原因とみられる
砂の堆積層を発見した。この堆積層は厚さが1〜2メートルもあり、地震による斜面崩壊が原因とみられるという。
 琵琶湖西岸断層帯は、高島市の旧マキノ町から大津市に至る。断層帯の南部が元暦地震で活動した可能性があり、
断層の西側は6〜8メートル隆起したとみられている。釜井教授は「今回見つかった堆積物は、地震を記録する
『感震器』とも言える。大地震の歴史や規模を探る上でも有用だ」と話している。
元暦地震の痕跡の痕跡が見つかった地点
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 海洋研究開発機構は24日、世界最深の海であるマリアナ海溝チャレンジャー海淵内の超深海(水深6000m以深)に、
上層に拡がる深海水塊とは明瞭に異なる微生物生態系である、独自の超深海・海溝生命圏が存明らかにしたと発表した。
 超深海・海溝生命圏の存在を確認したのは、海洋生命理工学研究開発センターの布浦拓郎主任研究員らと、
東京工業大学、横浜市立大学、東京大学の共同研究グループだ。
 研究グループは、2008年6月、水深10,300mのチャレンジャー海淵中央域において、海洋表層から海溝底直上
(水深10,257m)までの海水試料を大深度小型無人探査機 「ABISMO」により採取し、分子生態解析、化学解析を展開した。
 その結果、海溝内超深海層と上方の深海層(水深4000〜6000m)では、栄養塩濃度や微生物・ウイルス数には、
深海層と超深海に違いが観察されないにも関わらず、微生物群集構造解析からは、中深層から深海層にかけて、
炭素固定能を有す化学合成系統群が優占するのに対し、超深海水塊には、従属栄養系統群が優占することが明らかになった。
 これらの観察結果は、超深海・海溝内水塊に、上層の深海層とは異なる有機物の供給源が存在し、その有機物に
強く依存した生態系が成立していることを示すもので、海洋微生物生態系像に全く新たな知見をもたらすものだという。
 マリアナ海溝は他の海溝から独立しているため、他の海溝からの有機物流入など、上層水塊と完全に異なる有機物源の
存在を考えることは困難だという。従って、今回発見された海溝水塊独自の生態系は、いったん海溝斜面に堆積した
有機物が、地震等による海溝斜面の崩壊に伴って放出される現象に支えられている、即ち、超深海・海溝生命圏は、
海溝地形を形作る地球活動に支えられた生態系であると考えられるという。
 研究グループでは今後、有機化学分析等を加えた更に学際的な研究により、今回の調査結果を検証していくことで、
超深海・海溝生命圏が、堆積物から放出される有機物に支えられた生態系であることを、より直接的に証明する予定。
 さらに、今回の調査で強く示唆された超深海・海溝生命圏を支える仕組み、そして微生物生態系が、海溝環境共通の
現象であるのかどうか検証するため、マリアナ海溝だけでなく他の海溝環境においても調査・研究を展開していく。
 この研究成果は、米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Science」に2月24日付け
マリアナ海溝チャレンジャー海淵上の微生物群集構造を示す図。中深層から深海層ではアンモニア酸化アーキアを
初めとする炭素固定能を有す系統群が優占するが、超深海・海溝水塊では、従属栄養系統群(Bacteroidetes、
SAR406、Gammaproteobacteria)が優占する(海洋研究開発機構などの発表資料より)
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マリアナ海溝チャレンジャー海淵上における硝化菌(アンモニア酸化菌・亜硝酸酸化菌)群集の組成変化を示す図
59: 2016/04/01(金) 23:58:03.82 ID:BFvt/SU+0(3/5)調 AAS
中深層から深海超深海・海溝生命圏のモデル図 (海洋研究開発機構などの発表資料より)
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 平家が滅びた壇ノ浦の戦いの約3カ月後に京都を襲った「元暦(げんりゃく)地震」で起こったとみられる
土砂崩れの痕跡を、京都大防災研究所の釜井俊孝教授のグループが京都市と大津市の山中で見つけた。
琵琶湖西岸断層帯が引き起こしたとされる大地震で、鴨長明の「方丈記」にも記述が残る。同断層帯を
震源とする地震の被害予測などに役立つ成果で23日の同研究所の研究発表講演会で報告した。
 元暦地震は1185(元暦2)年に起きた。平安京の多くの寺社や民家が倒壊したとされ、方丈記は
「山は崩れて河を埋(うづ)み」と記した。そのほか公家の日記である「山塊記(さんかいき)」なども
揺れの大きさを書きとどめている。
 グループは、左京区と大津市府県境付近、山科区の牛尾観音周辺の計3地点で土壌を調査した。その結果、
8世紀から数百年にわたる山焼きの跡とみられる黒い土の層の上に、12世紀末の土砂崩れが原因とみられる
砂の堆積層を発見した。この堆積層は厚さが1〜2メートルもあり、地震による斜面崩壊が原因とみられるという。
 琵琶湖西岸断層帯は、高島市の旧マキノ町から大津市に至る。断層帯の南部が元暦地震で活動した可能性があり、
断層の西側は6〜8メートル隆起したとみられている。釜井教授は「今回見つかった堆積物は、地震を記録する
『感震器』とも言える。大地震の歴史や規模を探る上でも有用だ」と話している。
元暦地震の痕跡の痕跡が見つかった地点
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 海洋研究開発機構は24日、世界最深の海であるマリアナ海溝チャレンジャー海淵内の超深海(水深6000m以深)に、
上層に拡がる深海水塊とは明瞭に異なる微生物生態系である、独自の超深海・海溝生命圏が存明らかにしたと発表した。
 超深海・海溝生命圏の存在を確認したのは、海洋生命理工学研究開発センターの布浦拓郎主任研究員らと、
東京工業大学、横浜市立大学、東京大学の共同研究グループだ。
 研究グループは、2008年6月、水深10,300mのチャレンジャー海淵中央域において、海洋表層から海溝底直上
(水深10,257m)までの海水試料を大深度小型無人探査機 「ABISMO」により採取し、分子生態解析、化学解析を展開した。
 その結果、海溝内超深海層と上方の深海層(水深4000〜6000m)では、栄養塩濃度や微生物・ウイルス数には、
深海層と超深海に違いが観察されないにも関わらず、微生物群集構造解析からは、中深層から深海層にかけて、
炭素固定能を有す化学合成系統群が優占するのに対し、超深海水塊には、従属栄養系統群が優占することが明らかになった。
 これらの観察結果は、超深海・海溝内水塊に、上層の深海層とは異なる有機物の供給源が存在し、その有機物に
強く依存した生態系が成立していることを示すもので、海洋微生物生態系像に全く新たな知見をもたらすものだという。
 マリアナ海溝は他の海溝から独立しているため、他の海溝からの有機物流入など、上層水塊と完全に異なる有機物源の
存在を考えることは困難だという。従って、今回発見された海溝水塊独自の生態系は、いったん海溝斜面に堆積した
有機物が、地震等による海溝斜面の崩壊に伴って放出される現象に支えられている、即ち、超深海・海溝生命圏は、
海溝地形を形作る地球活動に支えられた生態系であると考えられるという。
 研究グループでは今後、有機化学分析等を加えた更に学際的な研究により、今回の調査結果を検証していくことで、
超深海・海溝生命圏が、堆積物から放出される有機物に支えられた生態系であることを、より直接的に証明する予定。
 さらに、今回の調査で強く示唆された超深海・海溝生命圏を支える仕組み、そして微生物生態系が、海溝環境共通の
現象であるのかどうか検証するため、マリアナ海溝だけでなく他の海溝環境においても調査・研究を展開していく。
 この研究成果は、米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Science」に2月24日付け
マリアナ海溝チャレンジャー海淵上の微生物群集構造を示す図。中深層から深海層ではアンモニア酸化アーキアを
初めとする炭素固定能を有す系統群が優占するが、超深海・海溝水塊では、従属栄養系統群(Bacteroidetes、
SAR406、Gammaproteobacteria)が優占する(海洋研究開発機構などの発表資料より)
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マリアナ海溝チャレンジャー海淵上における硝化菌(アンモニア酸化菌・亜硝酸酸化菌)群集の組成変化を示す図
60: 2016/04/01(金) 23:58:38.62 ID:BFvt/SU+0(4/5)調 AAS
中深層から深海超深海・海溝生命圏のモデル図 (海洋研究開発機構などの発表資料より)
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 平家が滅びた壇ノ浦の戦いの約3カ月後に京都を襲った「元暦(げんりゃく)地震」で起こったとみられる
土砂崩れの痕跡を、京都大防災研究所の釜井俊孝教授のグループが京都市と大津市の山中で見つけた。
琵琶湖西岸断層帯が引き起こしたとされる大地震で、鴨長明の「方丈記」にも記述が残る。同断層帯を
震源とする地震の被害予測などに役立つ成果で23日の同研究所の研究発表講演会で報告した。
 元暦地震は1185(元暦2)年に起きた。平安京の多くの寺社や民家が倒壊したとされ、方丈記は
「山は崩れて河を埋(うづ)み」と記した。そのほか公家の日記である「山塊記(さんかいき)」なども
揺れの大きさを書きとどめている。
 グループは、左京区と大津市府県境付近、山科区の牛尾観音周辺の計3地点で土壌を調査した。その結果、
8世紀から数百年にわたる山焼きの跡とみられる黒い土の層の上に、12世紀末の土砂崩れが原因とみられる
砂の堆積層を発見した。この堆積層は厚さが1〜2メートルもあり、地震による斜面崩壊が原因とみられるという。
 琵琶湖西岸断層帯は、高島市の旧マキノ町から大津市に至る。断層帯の南部が元暦地震で活動した可能性があり、
断層の西側は6〜8メートル隆起したとみられている。釜井教授は「今回見つかった堆積物は、地震を記録する
『感震器』とも言える。大地震の歴史や規模を探る上でも有用だ」と話している。
元暦地震の痕跡の痕跡が見つかった地点
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 海洋研究開発機構は24日、世界最深の海であるマリアナ海溝チャレンジャー海淵内の超深海(水深6000m以深)に、
上層に拡がる深海水塊とは明瞭に異なる微生物生態系である、独自の超深海・海溝生命圏が存明らかにしたと発表した。
 超深海・海溝生命圏の存在を確認したのは、海洋生命理工学研究開発センターの布浦拓郎主任研究員らと、
東京工業大学、横浜市立大学、東京大学の共同研究グループだ。
 研究グループは、2008年6月、水深10,300mのチャレンジャー海淵中央域において、海洋表層から海溝底直上
(水深10,257m)までの海水試料を大深度小型無人探査機 「ABISMO」により採取し、分子生態解析、化学解析を展開した。
 その結果、海溝内超深海層と上方の深海層(水深4000〜6000m)では、栄養塩濃度や微生物・ウイルス数には、
深海層と超深海に違いが観察されないにも関わらず、微生物群集構造解析からは、中深層から深海層にかけて、
炭素固定能を有す化学合成系統群が優占するのに対し、超深海水塊には、従属栄養系統群が優占することが明らかになった。
 これらの観察結果は、超深海・海溝内水塊に、上層の深海層とは異なる有機物の供給源が存在し、その有機物に
強く依存した生態系が成立していることを示すもので、海洋微生物生態系像に全く新たな知見をもたらすものだという。
 マリアナ海溝は他の海溝から独立しているため、他の海溝からの有機物流入など、上層水塊と完全に異なる有機物源の
存在を考えることは困難だという。従って、今回発見された海溝水塊独自の生態系は、いったん海溝斜面に堆積した
有機物が、地震等による海溝斜面の崩壊に伴って放出される現象に支えられている、即ち、超深海・海溝生命圏は、
海溝地形を形作る地球活動に支えられた生態系であると考えられるという。
 研究グループでは今後、有機化学分析等を加えた更に学際的な研究により、今回の調査結果を検証していくことで、
超深海・海溝生命圏が、堆積物から放出される有機物に支えられた生態系であることを、より直接的に証明する予定。
 さらに、今回の調査で強く示唆された超深海・海溝生命圏を支える仕組み、そして微生物生態系が、海溝環境共通の
現象であるのかどうか検証するため、マリアナ海溝だけでなく他の海溝環境においても調査・研究を展開していく。
 この研究成果は、米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Science」に2月24日付け
マリアナ海溝チャレンジャー海淵上の微生物群集構造を示す図。中深層から深海層ではアンモニア酸化アーキアを
初めとする炭素固定能を有す系統群が優占するが、超深海・海溝水塊では、従属栄養系統群(Bacteroidetes、
SAR406、Gammaproteobacteria)が優占する(海洋研究開発機構などの発表資料より)
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マリアナ海溝チャレンジャー海淵上における硝化菌(アンモニア酸化菌・亜硝酸酸化菌)群集の組成変化を示す図
61: 2016/04/01(金) 23:58:40.64 ID:BFvt/SU+0(5/5)調 AAS
中深層から深海超深海・海溝生命圏のモデル図 (海洋研究開発機構などの発表資料より)
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 平家が滅びた壇ノ浦の戦いの約3カ月後に京都を襲った「元暦(げんりゃく)地震」で起こったとみられる
土砂崩れの痕跡を、京都大防災研究所の釜井俊孝教授のグループが京都市と大津市の山中で見つけた。
琵琶湖西岸断層帯が引き起こしたとされる大地震で、鴨長明の「方丈記」にも記述が残る。同断層帯を
震源とする地震の被害予測などに役立つ成果で23日の同研究所の研究発表講演会で報告した。
 元暦地震は1185(元暦2)年に起きた。平安京の多くの寺社や民家が倒壊したとされ、方丈記は
「山は崩れて河を埋(うづ)み」と記した。そのほか公家の日記である「山塊記(さんかいき)」なども
揺れの大きさを書きとどめている。
 グループは、左京区と大津市府県境付近、山科区の牛尾観音周辺の計3地点で土壌を調査した。その結果、
8世紀から数百年にわたる山焼きの跡とみられる黒い土の層の上に、12世紀末の土砂崩れが原因とみられる
砂の堆積層を発見した。この堆積層は厚さが1〜2メートルもあり、地震による斜面崩壊が原因とみられるという。
 琵琶湖西岸断層帯は、高島市の旧マキノ町から大津市に至る。断層帯の南部が元暦地震で活動した可能性があり、
断層の西側は6〜8メートル隆起したとみられている。釜井教授は「今回見つかった堆積物は、地震を記録する
『感震器』とも言える。大地震の歴史や規模を探る上でも有用だ」と話している。
元暦地震の痕跡の痕跡が見つかった地点
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 海洋研究開発機構は24日、世界最深の海であるマリアナ海溝チャレンジャー海淵内の超深海(水深6000m以深)に、
上層に拡がる深海水塊とは明瞭に異なる微生物生態系である、独自の超深海・海溝生命圏が存明らかにしたと発表した。
 超深海・海溝生命圏の存在を確認したのは、海洋生命理工学研究開発センターの布浦拓郎主任研究員らと、
東京工業大学、横浜市立大学、東京大学の共同研究グループだ。
 研究グループは、2008年6月、水深10,300mのチャレンジャー海淵中央域において、海洋表層から海溝底直上
(水深10,257m)までの海水試料を大深度小型無人探査機 「ABISMO」により採取し、分子生態解析、化学解析を展開した。
 その結果、海溝内超深海層と上方の深海層(水深4000〜6000m)では、栄養塩濃度や微生物・ウイルス数には、
深海層と超深海に違いが観察されないにも関わらず、微生物群集構造解析からは、中深層から深海層にかけて、
炭素固定能を有す化学合成系統群が優占するのに対し、超深海水塊には、従属栄養系統群が優占することが明らかになった。
 これらの観察結果は、超深海・海溝内水塊に、上層の深海層とは異なる有機物の供給源が存在し、その有機物に
強く依存した生態系が成立していることを示すもので、海洋微生物生態系像に全く新たな知見をもたらすものだという。
 マリアナ海溝は他の海溝から独立しているため、他の海溝からの有機物流入など、上層水塊と完全に異なる有機物源の
存在を考えることは困難だという。従って、今回発見された海溝水塊独自の生態系は、いったん海溝斜面に堆積した
有機物が、地震等による海溝斜面の崩壊に伴って放出される現象に支えられている、即ち、超深海・海溝生命圏は、
海溝地形を形作る地球活動に支えられた生態系であると考えられるという。
 研究グループでは今後、有機化学分析等を加えた更に学際的な研究により、今回の調査結果を検証していくことで、
超深海・海溝生命圏が、堆積物から放出される有機物に支えられた生態系であることを、より直接的に証明する予定。
 さらに、今回の調査で強く示唆された超深海・海溝生命圏を支える仕組み、そして微生物生態系が、海溝環境共通の
現象であるのかどうか検証するため、マリアナ海溝だけでなく他の海溝環境においても調査・研究を展開していく。
 この研究成果は、米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Science」に2月24日付け
マリアナ海溝チャレンジャー海淵上の微生物群集構造を示す図。中深層から深海層ではアンモニア酸化アーキアを
初めとする炭素固定能を有す系統群が優占するが、超深海・海溝水塊では、従属栄養系統群(Bacteroidetes、
SAR406、Gammaproteobacteria)が優占する(海洋研究開発機構などの発表資料より)
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マリアナ海溝チャレンジャー海淵上における硝化菌(アンモニア酸化菌・亜硝酸酸化菌)群集の組成変化を示す図
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