ガロードとティファの後日談8

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222: 通常の名無しさんの３倍 [sage] 2010/09/28(火) 23:53:12 ID:???

220を受けて

戦後初の遊園地のチケットを偶然にも手に入れたラン一家は、さっそく遊びに来ていた。
ガロード「ここが遊園地か。初めてだから何があるのかすごい楽しみだな、ティファ、○○○」
ティファ「そうね。どうやらいろんな物があるみたいだから、あちこち行ってみましょ？」
○○○（子供）「お父さん、お母さん、早く入ろうよ～。ねぇ、早く～」
ガロード「わかった、わかった。じゃあ入るか、二人とも」
そう言うと、二人と手をつなぎ中に入っていく。

最初に訪れたのは、遊園地の花形・ジェットコースターだ。
が、ここで問題が発生する。ここのジェットコースターは120cmの身長制限が
あり、○○○はまだその身長に以下しかないのだ。
花形のジェットコースターに乗れず、泣き出す○○○
○○○「いやだよ～。乗りたいよ～」
ガロード「仕方ないだろ○○○。ジェットコースターはもっと大きくなってから
な。そのころまた連れてきてやるから」
○○○「ホント？お父さん」
ガロード「ああ。お父さんが嘘ついたことあったか？」
○○○「うん。解ったよ。絶対だからね」
○○○は父の言葉に納得すると、おとなしくなった。それを隣で見ながらティファも微笑む

その後、ゴーカートでガロードと○○○が勝負を繰り広げたり、メリーゴーランドに皆で
乗ったり、お化け屋敷で驚いた○○○がガロードに飛びついたりしながら、３人は遊園地を
満喫した。

気づくと夕方になっており、３人は最後に観覧車に乗ることにした。
観覧車から見える夕日と町の美しさに息をのむ３人。その光景はきっと簡単には忘れられないだろう。

遊園地からの帰りの電車内でのこと。疲れ果てた○○○は眠りついてしまった。
ガロード「ホント幸せそうに寝てるよな。○○○」
ティファ「そうね、今日は本当に楽しかったものね」
ガロード「こういう当たり前の幸せがいつまでも続けばいいよな。いや、続けないとな」
ティファ「そうよね。悲しい時代を味わうのは私たちの世代までで十分だものね」
二人は○○○の寝顔を眺めながら、自分たちのすべきことを改めて実感していた。
そんな一家を月が優しく見守っていた。

なんか落ちが意味不明になった気もしますが、勘弁していただきたい。
あと、もっとイチャつかせるつもりだったんですが、思いつきませんでした。

http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/x3/1285599409/222

283: 通常の名無しさんの３倍 [sage] 2010/09/30(木) 23:52:30 ID:???

ちょいとネタ振り。
運動会の競技って結構種類があるよね。

ルチル「（あら２人共、何を見ているの？）」
ティファ「あっ、ルチルさん」
ガロード「運動会のチラシ。今度ここの住人が総出になってやるんだってよ」
ルチル「（へぇ、一種のお祭りって訳ね）」
ＤＯＭＥ「どんな競技があるんだい？」
ガロード「んーと……大玉転がしにチーム対抗リレーとか、あと玉入れ、棒倒し、借り物競争、ムカデ競争、騎馬戦……他にもまだあるみたいだぜ」
ルチル「（ふーん。定番ぞろいね）」
ＤＯＭＥ「なるほど。個人競技は抑え、極力チームワークを競う布陣ということか」
ルチル「（ま、こういうのは皆でわいわいできる競技の方が面白いですもの。ところで……この、『二人三脚サバイバルレース』って何？）」
ガロード「あ、これか？　何でも今回の目玉らしいぜ。二人三脚になって、コース上に設置した障害を２人で協力して越えてくんだってよ」
ＤＯＭＥ「ふむ……。察するに君はティファと一緒にその競技に出場するつもりなのかい？」
ガロード「まあな。この競技だけ別枠で副賞が出てるんだ。１等になればペアで温泉旅行をプレゼント。だから今、ちょうどこいつに出ようかって話してた所でよ。なあ、ティファ？」
ティファ「はい。２人だけで出れる競技は、これしかなかったので……」
ルチル（なるほど。狙ったわね、運営の人たち）
ガロード「やっぱ出るなら練習とかしたほうが良いよな。どうせだったら優勝して温泉に行きてぇからさ」
ＤＯＭＥ「練習か。それは良いことだね」
ティファ「はい。私も、ガロードに合わせられるかどうか不安ですから、明日から２人で練習しようって話していた所なんです」
ルチル「（うんうん。２人なら大丈夫よ。きーっちり練習すれば優勝だって夢じゃないわ。明日からと言わずに今から始めなさいな。もう暗いけど、ペース合わせなら家の中でもできるんだから。ね？）」
ガロード「えっ」
ティファ「今から、ですか？」
ルチル「（そ。善は急げって言うしね）」
ＤＯＭＥ「確かに、一理ある。よし、足を結ぶための紐か布を探してくるよ。ここで待っていてくれたまえ」
ティファ「え、でも……」
ルチル「（いいのいいの。ここはお姉さんとＤＯＭＥに任せなさい。練習だって見てあげるから）」
ティファ「は、はあ……」
ガロード「いつになく乗り気だな、あんた……」
ルチル「（ふっふっふ。教官時代の血が騒ぐわぁ～。みっちり鍛えてあげるから覚悟していなさいね）」
ガロード「う、お手柔らかに頼むぜぇ……」

その後、ガロードとティファが暮らす家から、一定のリズムを２つの足音が聞こえてきたという。

シャギア「我らも負けられぬぞ、オルバ」
オルバ「そうだね、兄さん。僕らはあの２人のライバルなんだから」
シャギア「温泉旅行は我ら兄弟の物だ」

http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/x3/1285599409/283

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