[過去ログ] ガロードとティファの後日談5 (879レス)
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798(2): 2008/09/21(日) 10:58:47 ID:??? AAS
>>797 そんな物はない、というのは嘘で みんなの心の中にあるさ…
我々はそれに追いつこうと ただSSを書くのみ
スパロボの影響でこのまま甘々な流れが加速してはカリス君の身が保たない、
と言う事でちょっと初心に返ってみよう(ちょっと長くてごめん)
〜ふたり暮らし〜
リリ…リリ…
秋の虫の音を聴きながら、ティファは一人ガロードの帰りを待っていた。
手際良く家事や夕食の支度を終え、ガロードが帰ってくるまでの一時
月を見ながら穏やかに過ごすのが最近のティファのお気に入りであった
が、最近ではそれを”退屈”とも感じていた
彼女にしては意外な事といえよう、長く研究施設に閉じこめられていた間は
真っ白な壁や殺風景な部屋が彼女の世界の全てであったから、
自分が観た”定められた未来”をただ受け入れ、既に知っている事を体験する、という
まるで時間が止まっているかの様な状態で ただ生きているだけの状態が常であったから。
しかしガロードと出会い、幾多の経験を経る内に彼女の時間は動きだし
ガロードとの世界を巡る旅に一区切りをつけ、この街で定住するようになる頃には
既にテイファは”退屈”という感覚を憶えるようになっていた
二人暮らしを始める頃は退屈どころではなく、
新しい生活への大きな期待感とほんのちょっとの不安に毎日が心浮き立つような状態だった
まるで新婚さんの様に2人して家具を選び、食器を揃え、衣服や生活雑貨を揃え
いざ生活、となるとはっきりいって世間知らずのお嬢様状態だったティファは
家事全般や料理に至るまでガロードに教えて貰いながらの悪戦苦闘の日々、
人間らしい生活を送った記憶が薄いティファにとって、それは夢の様に幸せな日々だった。
が、ようやく家事一通りをこなせる様になった頃、突然ガロードが「働きたい」と言い出し
特に反対する理由も無かったので承諾はしたものの
朝ガロードを送り出し、家事を一通りこなしてしまうと何もする事も無く
ここ暫くは ただだた1人で待っているだけの状態となっており
帰ってきてもガロードは疲れ切っていて会話どころでは無い状態が続き
正直最近のティファは今の生活に不満を感じていた
804: 2008/09/21(日) 13:54:48 ID:??? AAS
>>798
そうか
うん
そうだよな
うん
ふはぁ…
あれ…視界が桃色に………
816: 2008/09/25(木) 07:00:13 ID:??? AAS
>>798-803
GJ!久しぶりにしっとりした感じだったな…
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