[過去ログ] 【空知英秋】銀魂 二百十四訓 (760レス)
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(1): 2012/12/05(水) 02:31:15.98 ID:2Z7FIFz20(1)調 AAS
全く最近の書き込み見えると情けなくって涙が出てくる。
ガチガチのガタイしたいいオスが「トロマン」とか言って軟弱な菊門を誉めそやしてやがる。
アホかおめえら!
そんなユルユルの死体みてぇな穴にチンポ入れて何が気持ち良いんだ?
男ならもっとビシッ!と括約を引き締めやがれってんだ!
俺はその為に毎日1000回の竹刀の素振りを欠かさない。
「オスッ!オスッ!」と気合を入れながら振り下ろす度に菊門にギュッ、と力を込める。 
こうして鍛え抜かれた俺の肛門は「トロマン」なんて軟弱なシロモンとは対極を成す、まさに「ガチマン」だ。
そのあまりの締まりにハッテン場じゃあ“万力のイチ”って呼ばれてる。
そんな俺だが、俺でさえホリ抜ける程の逞しいチンポの持ち主を心待ちにしている。
勿論、最高のシマリを味わいたい命知らずの挑戦も受付中だ!
毎週金曜21時頃はだいたい******の大部屋にいる。178*74*30角刈りにねじり鉢巻がユニフォームだ。
俺の鍛え抜かれた金鉱脈!掘れるもんならホッてみやがれ!!
438
(2): [age] 2012/12/05(水) 04:26:15.44 ID:YE7H2uQ90(1)調 AAS
一番くじの話はここでしてもいいのかな?
5回引いて土方と沖田の上位当たった。でも当方婦女子ではないので、
銀さんと神楽が良かったな〜、誰か真選組ファン交換しちくり〜
439: 2012/12/05(水) 07:35:25.73 ID:U43eZg+g0(2/2)調 AAS
>>437
桂はガチマン
440: 2012/12/05(水) 07:35:52.02 ID:rc264Gzq0(1)調 AAS
>>438
神楽厨きしょい
441: 2012/12/05(水) 07:36:59.36 ID:g22uwJx70(1)調 AAS
>>436
「あ、し・・・坂田殿」

「人の奥さんに、何してくれてんの?つーか、何しに来たわけ?」

だいぶ、カウンターが空いてきた。丁度良く、拙者の隣の空いていた席に腰掛ける。

「ここに来るのは、酒を飲むことが目的と思うが」

「ふ����ん」

さっと、桂が白夜叉にもビールを出す。

「銀時、こんなとこに飲みに来てていいのかい。松坊は?」

「寝かしてきたよ・・・んだ、ババア。いつも金曜はこの時間に俺は来てるだろ。何で今日に限ってそんなこと言うんだよ。俺に聞かれちゃいけない話でもあんの?」

ねえ?と、拙者の顔をのぞき見る。・・・これは分が悪い。

「どうせ、あの凶悪犯の話でもしてたんだろう。居場所さえ教えてくれれば、ちょっと行って俺がたたっきってきてやるのにな」

「そんなことは絶対させもうさん」

バチっと、短い視線の火花が散った。

桂と晋助の、定期連絡。はて、白夜叉はもしかしたら知らないのかもしれない。としたら、ここでこの話を出すのはまずかろう。ちょっとした心理作戦といこうか。

「最近、晋助が荒れていてな」

「へえ。ついに、性犯罪者にでもなっちゃった?」

「主はすぐそっちの方向に行くでござるな。そうではない。・・・・なんていうか、思考が荒い。」と言えば。

「ああ、あいつはいつも荒っぽい考え方だもんな��」という。
442: 2012/12/05(水) 07:38:00.68 ID:YU8ddC6p0(1)調 AAS
「そうではないのだ。戦略の大小や、方法の派手さのことではなく、それに至る計画・・・晋助は非常に繊細な、綿密な計画を立てる男だ。それが、ちと、変わった」

「はあ?」

「やや、自暴自棄的なところがある。自虐的といおうか・・・」

「いいことじゃねえの。それで、自滅して欲しいわ。マジで」

「主は・・・分かってないでござるな。主らがあの人を危険だというなら、それに磨きがかかっているとは思わぬのか。荒い思考で事を起こせば、犠牲も多くなる」

ダン!と、白夜叉がビールをテーブルにたたきつける。

「分かってねえのはてめえだよ!それがあいつじゃねえか!そんなに犠牲云々いうなら、俺があいつをぶっ殺してやるよ。それで全て終いじゃねえか。

人を殺すだの世界をぶっつぶすなんていう戯言に、繊細も粗いもあるか。勝手言ってンじゃねえ」

グイ、と、ビールを飲み干す。
443: 2012/12/05(水) 07:42:14.76 ID:Tiku66Af0(1)調 AAS
「変な夢見てないで、おとなしく、二人でユニットでも組んで、アイドルとかちゃらちゃらした音楽界でもぶっ壊してりゃいいんだよ」

「主に音楽とやかく言われたくないでござるよ」

「けっ、俺の歌を聴いたこともないくせに!」

「聞かずとも・・・想像はつくでござる」

「はあああ??何言ってンの。俺、プロ級だからね!」

「そうでござろうか・・・あ、今、上手い例えが思いついたでござる」

「はあ?」

「ん��、今までの晋助の奏でるメロディが、繊細で、だが独創的な・・そう、ブラームス交響曲三番のような、壮大かつ、力強いメロディだったとすると、」

「はああ???ブラ・・・?」

「迷いのある今は、四番のように、内面に秘めた情熱と孤独感からくる哀愁が感じられるでござる・・・それも、スコアのところどころが抜けて、

音が飛んでいるような・・・それをあえて埋めようとせず、タイやスラー、二分音符でごまかすような・・・そんな・・」

「っちょっとまって!!!分かんない!!分かりづらい!!っていうか、もういい!!」

「なんでござる、坂田殿。ものすごくわかりやすかったでござろうに」

「まっっっっったく、分かりません!!!」

桂も、お登勢もぽかんとしている。

何で、この人達には分からないのでござろうか。・・・もう無理だ。

「では、今日は、これで失礼するでござる」

「あ、ああ、・・・あ、あの、河上殿」

桂が、目で訴える。

「分かってるでござるよ、また」

それに、目で答えた。

そして、スナックお登勢を出た。

まあ、手応えはあったかもしれない。

あの、お登勢という女将はさすがだった。桂があまりにもきまじめすぎて、晋助の考えが理解できないだけであろう。

そして、あの、桂もまた。晋助に惹かれているのは間違いない。・・・あんなに、あの娘を気にして。真っ赤になって涙目になるほどに。

これは、案外・・・上手い方向に行くと良いが。
444: 2012/12/05(水) 07:43:06.84 ID:+ZSHPgxN0(1)調 AAS
余談 たとえ話

最近、晋助の様子が変だ。と、万斎は思う。

いや、正直に言うと、細かくは3ヶ月ほど前から変だった。

だが、その変調はとても微妙で、

多くの主要メンバーは気付いていない。

隊員に至っては全く分からないだろう、違和感。

2ヶ月前に一度、スナックお登勢に偵察に行ってきた。

収穫といえば、

桂がやはり白夜叉の子を身ごもっていたこと。

そしてそれを、かたくなに晋助に隠していること。

そのため、晋助との連絡を絶っていること。だ。

だが、晋助には、その時点ではまだ桂が女であることしか報告していない。

それだけで、あの人はきっと全てを悟ったろう。

わざわざ桂が連絡を取らなくしても、

聡いあの人は気付いてしまう。
445: 2012/12/05(水) 07:43:54.80 ID:vvYLIqUP0(1)調 AAS
そして、その後、贈ったはずの990両が、返金されてきた。

自分の愛する女と愛する息子。

その二人が女の愛する者と暮らしている。

そこに、女の愛する者の間に出来た子が加わる。

危ういバランスで経っていた柱が、軋んで、

傾いていくのを感じる。

晋助の奏でるメロディに、最近は不協和音が混じっている。

なんとかしなければ。

そう思っていたある日。
446: 2012/12/05(水) 07:44:48.43 ID:cR36ewro0(1)調 AAS
突然に、晋助が言い出した。

朝食の後で。

「おう、来島。聞きたいことがあるんだが」

「はいっ!なんっすか!」話しかけられることがまれなので、また子は嬉しそうだ。

「てめえ、武市のことどう思う?」

「えええええ???何すか?いきなり!きもいっす!近寄って欲しくないっすよ!」

「何ですか、あんた。私だって貴方のような猪女ごめんですよ」同じ部屋にいた武市がすかさず言う。この二人の折り合いが悪いのは有名だ。

「じゃあよ、好きな奴はいるか?」

「私の好きな人は晋助様っす!!!!・・・あっ」ぽーっとなって、言っちゃった!みたいな顔をする、また子。可愛い。・・・可愛いけど、

なぜそんなことを言い出すのだ、晋助。

「ちっと、たとえ話につき合ってくれや」

「いいっすよ!!」

「じゃあ、例えばよ、・・・そこの武市にてめえが犯されて」

「えええええ������!!!突然、なんて事言うンすか!!きもいこと言わないでほしいっす!!!!そんなの無理!!死んじゃう!!」

「うるさいですねえ。私だって貴方のような猪女ごめんでだって言ってるでしょう!!」

イラッとしたのか、晋助が、低い声で

「聞け」

と言えば、しんとなる。

「・・・武市に犯されて、てめえにガキが出来たとする」

あっ・・・なんかわかったかも。だけど。・・・。

「はあああ??!!超嫌っす!!もう無理!!想像もしたくない����!!うあ����!!」

「じゃ、もういい」また、イラっとしたのか、素っ気なく言うと、また子はたまらない。

「すみませんでした!!聞きます!聞きます!聞きますから、お願いですから、怒らないで下さい、晋助様ぁ��」

そう、見放されるほど、つらいことはない。この人に。
447: 2012/12/05(水) 07:45:43.50 ID:opVXFp+n0(1)調 AAS
「・・・じゃあよ、その武市の子を身ごもったお前が、お前の好きな奴・・俺と、結婚したとすらぁな」

「はっっ!!!!晋助様と結婚・・・・っ!!!!」カアアーーーと、顔が赤くなる。ほんわか��・・・と、幸せそうに笑っている。

「で、俺が、構わねえから、産め、といったら、お前どうする?」

「産むっす!!嫌だけど、晋助様が産めというなら産むっす!!!」ぐっと、握りしめた腕を押し上げて、ガッツポーズ。

「おう。で、かわいがれんのか?」

「分かんないっすね・・・産んだことないし・・・元々あんまり子供好きじゃないし」

「・・・そうか。ま、そうこうするうち、俺との間に子供が出来たとする」

「ええええ!!!まじっすか!!嬉しいっす!!超幸せっす!!」また、赤くなる。

「てめえならどうする?産むか?」

「もちろんっすよ!!!産む!!で、晋助様と幸せにくらします!!」今にも、踊り出しそうだ。

「武市との子はどうする」

「え?・・ああ、あーー」ちらっと、武市を見て、うう、ゾーッとした顔をした。

「邪魔っすよね。捨てちゃいたいっす」

その瞬間、

「!!!!!!」

ガタッと席を立って、部屋から去っていってしまう。

「え?あ。・・・なんで・・・晋助様ぁ��!私、何か行けないこと言ったっすか・・?どうしよう、何が正解だったっすかね。何の心理テストだったんだろう。

女として、心の狭い女と思ったっすか・・・あああ、どうしよう・・・」泣きそうな、また子。

いや、お前は悪くない。

それにしても、気持ちは分かるでござるが・・・

例えがあんまりにも、悪すぎるでござるよ・・・晋助・・・

これは、もう一度、スナックお登勢に行くしかない。

と、思った。
448: 2012/12/05(水) 07:46:40.18 ID:/IqWr9UQ0(1)調 AAS
余談 二回目の訪問

どうにも、もう一度とおもって、足を運んだスナックお登勢。

金曜の午後六時。ふう。白夜叉が来る前に、少しゆっくり桂に話をしたいところだ。

客もまばらで、ホステスと話しやすい。丁度良い。

前回同様、カウンターでビールを頼む。

嫌そうな顔をしたが、桂が来てくれた。

「どうぞ」

「かたじけない」
449: 2012/12/05(水) 07:47:36.34 ID:tqcfrz7d0(1)調 AAS
腹・・まだまだ分からないでござるな。見た目には。細い方でござるし。

視線で感じたのか、手をおなかにやる。

「拙者、何もしないでござるよ」

「・・・そう願いたい」

ああ、母とはこのような者なのか。

「月子殿。・・・早速だが晋助のことで」

「万斎殿。俺の気持ちは変わらない」

「そこを何とか、一度で良いから、連絡して欲しいでござる。最近は、輪を掛けて荒れているでござるよ。

前に言ったメロディーが、既に崩壊してきているでござる。抜け落ちた音符を、聞くに堪えない不協和音で埋めている・・・」

と、そこまで言って、はっとなった。月子がまたぽかんとしている。

ああ、この例えじゃだめなのだった。・・・なんと言えば。

そう考えているうちに、えらくまじめな面持ちで、月子の方から切り出した。

「あのな、万斎殿。この際だからはっきり言うが」

と言って、はっきり言う、と言ったわりには、とても小さい声で話し出した。

「俺のことを、・・・だ・・・抱いた夜・・・あいつは、俺を、・・・“気持ち悪かった”・・・と、言ったんだ」

「!!!??」

晋助・・・なんて事を言うでござるか・・・!!!おおかた、自分でもどうしてそんなことをしたか分からなかったのでござろうが・・・にしても、

相手に聞こえるように言って言い言葉じゃないでござる!!

と言うことを考える余裕もなく、口に出してしまうほど、テンパっていたのか。
450: 2012/12/05(水) 07:48:26.73 ID:xNkdx3KC0(1)調 AAS
「だから・・・あいつが、俺に愛情があるとかどうとかいうことは、ない。なにしろ、・・・き・・気持ちの悪い・・・俺を、だ・・抱くのは、

それなりの理由があったからだ。・・・分かったら、お引き取り願えるだろうか」

「いや、それは誤解でござるよ。晋助は」

ここで引き下がるわけにはいかない。だが、桂は更に、声を潜めて話し出す。

「奴は、俺に将軍を、寝床で殺害しろと言った。だから、きっと、その為に俺を、男に馴染ませるために・・・したことだ。それ以外に理由はない。あの行為に・・・」

なぜか、桂はとてもつらそうに、哀しそうに言った。

ああ、そのときのことを思い出しているのか。

そう言うことに、二人の間ではなっていたのか。

晋助が、拙者に言ったこととは矛盾する。ということは、本当は理由など無かったのだ。

戦略など、あるはずのない行為。

当然だ。ただの、“愛”に、理由などない。
451: 2012/12/05(水) 08:01:12.10 ID:fAX2QgGq0(1)調 AAS
「あ��。また来てるのか、しつけーな、ヘッドフォンの人!」呑気な声。

白夜叉が・・・。偉く今日は早いな。拙者の情報不足だったか。

「何?また、あいつの話?いい加減にしてよ。荒れようが何しようが興味ないって言ったでしょ!!!」

・ ・・はあ。

「大体、不思議と女にゃ、不自由しないんだから、ホント、月子にちょっかい出すの止めてくんない?得意の、どこぞの娘捕まえて発散してくれればいいじゃん」

「!!・・・ま、まあ。そ、そうだな・・・。その、むやみに娘に手を出すのは良くないが、もう、俺たちのことは、放っておいて欲しい」

「では、なんで、貴殿は、女に不自由しないであろうあの人が、そんなに月子殿に執着すると思っておいでか?」

「執着などと・・・何か考え合ってのことじゃないのか」

「貴殿は、よほど理由づけをせねば納得しないらしいようですな」

「ああ?何言ってンの」

「主らは、晋助を誤解しているでござる。あのような物言いをするため誤解されがちだが、言うほど、女性に興味はないでござるよ。むしろ、超淡泊でござる」

「はあ??そんな訳あるか!!いつも人の奥さんをコソコソ狙っているような奴だぜ」

����だから、それが特別執着している証なのだ。気付いてくれ、桂。
452: 2012/12/05(水) 08:03:35.90 ID:VWRBjEEQ0(1)調 AAS
「月子殿はともかく、他の女に対しては、執着も何もなく、まあ居ればいたで、居なければいないで構わぬお人。そんなもんでござるよ」

「いや��、ないね!ナイナイ!!だって、あいつ、あれよ、あの戦争の時も、女関係は派手だったぜ!!な、月子!泣かされた女はそりゃ大勢いて・・・しかも、

たちの悪いことに、そう言う女を俺や坂本に押しつけて縁切りするようなやつだ」

「な・・・・っ、貴様らそんなことをしていたのか!!!あの非常時に、一体何を考えて・・・」

「あ、いやいやいや、今の話は、あれだよ、高杉が悪いって話だよ!俺たちは犠牲者だったんだから!!ホント!!」

「まあ、若い頃は多かれ少なかれ誰しも・・・とにかく、拙者が会ってからはそうではござらん。本当に頓着ないでござる。

滅多に女を自分の部屋になど呼ばず、一人で処理した方が気が楽で良いと言う。二日と開けずに女を抱くなんて事、あり得ないのでござるよ。

また、久しぶりの女との行為であっても、それを中断しても気にもとめぬ。色町に行っても、繋がるのがめんどくさいから舐めてもらう方が良いと言う。

子供を作るどころか、繋がりをも求めないお人ゆえ。なのに・・・どうでござる?不思議とは思わぬか?」

����桂にだけは執着をしている。子を成す程に。これで伝わったろう。ところが・・・
453: 2012/12/05(水) 08:04:27.01 ID:WdRNgbP/0(1)調 AAS
「不思議なのは、あんたの頭の中だわアアアアア!!!!」

突然、白夜叉が大声を上げた。

「あんた、なにすました顔してしれっと、聞きたくもない高杉の赤裸々性生活とくとくと聞かせてくれてんのォォォ!!興����味ないんですけどォォォォーーー!!!」

「嫌、そう言う意味ではなく・・・」

桂に至っては、顔がこれ以上ないくらいに真っ赤だ。眉間には皺がたくさん寄っている。ああ、主らが鈍すぎるのか、拙者が遠回しすぎるのか。

晋助なら、言わんとすることはこれで分かってくれるのに。難しい。

「・・・はっ、でも、待てよ」

お、何か気付いたか、白夜叉!

「繋がるより、舐めてもらう方が好き・・・?」

何処に食いついているでござるかーーーー!!!白夜叉アアアアア!!!!
454: 2012/12/05(水) 08:05:16.47 ID:FPavhrKs0(1)調 AAS
「おい、月子、てめえ」

「はっ?」惚けていた桂が顔を上げる。

「まさか、奴のを舐めたんじゃねえだろうな」

「はあああああ????!!!」

「どうなんだ??アア??」

しっ白夜叉・・・主は・・・ホントに。

「そんなことするかァアア!!気持ち悪い!!貴様、逆の立場で考えてみろ!!無理だ、無理無理!!」

それを聞いて、ニタリと、白夜叉が笑った。

「ふーーーーん。してないんだーーーー。じゃあ、俺が初めてって事だな!」

と、得意げ。
455: 2012/12/05(水) 08:06:29.78 ID:OaUC53lM0(1)調 AAS
「は?」

「後で舐めてもらうから」

「はあああああ???!!!!」

「楽しみにしてるね!」

「いっ嫌だと言っているだろうがアアアア!!!」

「一つくらい、俺に初めてのモンくれよ」

ああ、甘えたような声を出して。

「子供か貴様!!!嫌なものは、嫌だ!!!」

「だめ!!するの!!・・・おい、万斎、てめー、高杉に言っとけよ」

「は・・」

「俺は、月子に舐めてもらったっ「うああああああああーーーーーー!!」

最後は、桂の絶叫に重なったが、

・ ・・白夜叉、

いくら拙者でも・・・今の晋助にそんなこと言えるはずもないでござるよ・・・

独占欲の強い方でござるな・・・やれやれ

そして、スナックお登勢を今日も後にした。
456
(1): 2012/12/05(水) 08:12:49.74 ID:j7yV4dRk0(1)調 AAS
>>428
メルちゃんの方が万倍かわええわ、ボケェ!
457: 2012/12/05(水) 08:21:28.63 ID:NlJIiOHr0(1)調 AAS
>>456
ヅラちゃんの方が万倍かわええわ、ボケェ!

画像リンク

458: 2012/12/05(水) 08:22:35.85 ID:xC6RMNfT0(1)調 AAS
余談 異父兄弟

スナックお登勢。

今日は、祝い酒だ。

何でかって��!そりゃ、あれだ。ご懐妊祝いって奴???俺の子供の!!!

「金時、ちょっと飲み過ぎじゃ��」

「にやけちゃって、どうしようもないねえ。こいつは」

ふうとお登勢が煙を吐く。

「い��よ、い��よ、今日は何でも言ってよ。なんかさ、世界中に言いふらしたい気分なんだよね��!!」

「フン」

といって、お登勢がにやっと笑う。

ガラガラ・・・そこへ、桂がやってきた。
459: 2012/12/05(水) 08:23:30.53 ID:eJGJkut/0(1)調 AAS
「そろそろ、帰るぞ銀時」

「ああ��?もうちょっとくれえいいだろうが。お前もつき合えよ」

「困った奴だ」

「良いじゃねーか、俺は今、幸せにひたってんの」

あ、言っちゃった。

「月子、旦那の横にすわんな。今お茶入れてやるから」

いそいそと用意するお登勢。

「すまない、お登勢殿。・・・坂本も、忙しいのにこやつの戯言につき合わせてすまんな」

「い��きに��!めでたいことはみんなで分かち合うもんじゃ!わしも、お亮ちゃんとの結婚の暁にはみんなにつき合ってもらうぜよ」

アハハハハと、明るく笑う。いつだよ、それ。

「松坊も、お兄ちゃんになるんだねえ」

「ビンボーコダクサン」

「猫耳、てめえ!!」

ふと、そういや、兄弟になるんだよなって思った。あいつの子と、俺の子が・・・。何か複雑��。あ、そういやこのことあいつしらねえよな。

教える気もね��けど。いや、まてよ。俺の子をヅラが身ごもったって知ったらあいつはどうするだろう。焦るかな?焦るよね!嫉妬するよね!!

この幸せなムードを教えてやったら悔しがるよね!!!

なんか、暗い考えが浮かんだ。

「坂本・・・電話かしてくんねえ?」

「ん?いいけど、どうしたが?」

「高杉に報告する」

「!!!!」

桂が猛反対したが、お登勢が味方に付いてくれた。
460: 2012/12/05(水) 08:24:11.45 ID:TM8TisvH0(1)調 AAS
「まあ、松坊に関係のあることだからね。一言言うのは良いと思うよ。だけど、余計なこと言うんじゃないよ、銀時」

「へ��いへい」

ケケケ。今に見てろ、高杉。てめえの焦る面が目に浮かぶようだぜ。

TULLLLL・・・・

でた相手に、坂本がまた名前を告げて、総督・・・と言っている。俺は、さて、なんて切り出してやろうかと考えていた。ニヤニヤが止まらない。

「今、みんなで飲んでたぜよ��。ん??ああ、そうそう。金時が・・・え?」

なんだなんだ。

「・・・分かったぜよ」

と、携帯を俺じゃなく、ヅラに渡す。

「なんか、おまんに替わってくれって」

!!!!!はあ??高杉いいい����??!!!!てっめえ!!
461: 2012/12/05(水) 08:24:45.11 ID:tphMJ8ii0(1)調 AAS
「坂本、スピーカー!」

「いや��それはどうかのう��」

なんでか今回だけは渋り倒す。

「偉く深刻そうじゃき」

は?

桂も、電話にでるかでないか悩んでいるかのようだ。じゃ、でんなよ!!

とりあえず、その隙にピッと、スピーカーのボタンを押してやった。仕方なしに、桂は電話を耳にあてた。

「あ・・・俺だが」

桂がでる。なんでか、わざと低い声を出しているようだ。

「やっぱりな」

間髪言わず、奴の声が聞こえた。

「・・・」
462
(1): 2012/12/05(水) 08:25:44.53 ID:d5MtMK970(1)調 AAS
「おかしいと思ったぜ。最近、連絡をよこさねえ。こっちが掛けてもでやしねえ」

「・・・」

はああ??!!なにそれ。衝撃発言!ちょっと、浮気発覚??!!

「大丈夫なのか、身体」

「ああ、大事ない」

「・・・なるほど、じゃあ、そういうことか」

奴がひときわ低い声を出す。

「・・・高杉」

心なしか、桂の声は震えている。

「素直に言えばいいじゃねえか。それとも、俺がてめえの腹をぶったたきに行くとでも思ったのか?」

「そ、そんなことは・・・」

お、オイオイオイオイ!!!言うに事欠いて、何恐ろしいこと言ってンだよ、てめえ������!!

「・・・まあ、それも面白そうだがよ」

ブチッ・・・俺の中の何かが切れた。気づいたときには、受話器を奪っていた。

「てめえええ!!!何、人様の子供たたきに行くだとかふざけたこと抜かしてんだ!!」

「・・・銀時・・・・・・よかったじゃねえか」

は??あ、あれ???何か調子狂うんですけど。

「あ、ああ」

何とも、応えあぐねていると、信じられないくらい殊勝な声が聞こえた。

「すまねえが・・・ヅラに替わってくれねえか・・・あと、人の話を横聞きするのはいい加減辞めろ」
463
(1): 2012/12/05(水) 10:36:51.94 ID:7I2296jeO携(1)調 AAS
◆◆◆◆◆◆◆◆
◆空知の能力値◆
◆最大10点満点◆
◆◆◆◆◆◆◆◆

画力=5
観やすさ=4
構成力=2
テンポ=2
迫力=2
上昇力=0
着色技術=4
キャラデザ=3
美少女力=2
お笑いセンス=5
バトルセンス=3
ファッションセンス=3
適合性=2
記憶力=2
発想力=5
文字力=4
独創性=4
作品数=1
メディア展開数=7
アニメ化数=1
プロ根性=3
サービス精神=1
性格=1
仕事量=5
継続力=7
面白さ=3
無休載力=5
将来性=1
運=5
464: 2012/12/05(水) 11:36:53.23 ID:SfE2mSaS0(1)調 AAS
>>463
メディア展開数と継続力だけやや高いのか
465: 2012/12/05(水) 11:37:38.37 ID:A4AMf+iC0(1)調 AAS
つーか上昇力ゼロw
466: 2012/12/05(水) 11:38:44.63 ID:i8hFQqzK0(1)調 AAS
>>462
くう������!!お見通しかよ!!ってか、なんか。悔しい。こいつは分かってたんだ。分かった上で、・・・

「替わりません��������!!!!人ン家の奥さんとコソコソ連絡取り合うような間男野郎になんか!!!替わって欲しかったら三べん回ってワンて言え!!!」

「銀時、子供っぽいことするんじゃないよ」

「金時��、回っても見えないぜよ。ちゅうか、そりゃマナー違反ぜよ��かわいそうじゃ」

「アホの坂田はソコデオドッテロヨ」

なんでか俺が悪者何ですけどォォォォォ!!!

「・・・そうか。仕方ねぇな。どうせこれをヅラは聞いてるんだろう」

「あーあーあー、聞こえません��」

「ヅラ、後で電話する。・・・・・でてくれ」

プッ・・・ツーツーツ・・・

って、何それ???!!!

・・・で、

「ヅラくん・・・いつからあいつと浮気してるわけ?」
467: 2012/12/05(水) 11:39:48.15 ID:bDjYX37C0(1)調 AAS
ヅラは、仕方ない、と言う表情で、話し出した。

「浮気などしていない。ただ、松之助のことでたまに連絡しただけだ。・・・坂本から番号を聞いてな」

「そんなの初耳なんだけど?!!」

「お前に言うとうるさいと思ったからだ」

「何それ!!!っつーか、どんだけ頻繁に連絡してるの?!」

「ほら、うるさい。・・・そんなに頻繁ではない。それに」

ヅラは、お茶を一口飲んでから言った。

「妊娠が分かってからは一回も連絡していない」

は・・・。てことは、4ヶ月はしてないって事か。なんで・・・

「できれば、このまま、この子が生まれるまでは話さないでおこうと思っていた」

「・・・月子、前にも言ったがね。少しは信用してやりなよ。人の親になった男は、了見が広くなるんだよ、あんな男でもね」

なんだ。ババア、何か知っていやがるな。でもよ、・・・

俺は、坂本と目を合わせる。いいや、奴ならやりかねない。人の親であろうとなかろうと、あいつは自分の野望のためなら、何が犠牲になっても構わない奴だ。

たとえ、自分の子だとしても同じだろう。だから、俺は奴に松坊を渡さない。

それに。そうか。だから連絡しなかったのは、この時期になってもヅラが男に戻っていないのを不審に思われないためか。

・・・察しの良い高杉のこと、知ればきっと答えにたどり着く。子供を守るために、ヅラは連絡を絶ったんだ。

そう思うと、さっきヅラに怒った自分が馬鹿みたいだ。ごめん。

「お登勢殿・・・何度も言うようだが、世間一般の男はそうかもしれぬが、あいつは・・・高杉は違うのだ」

「そうかねえ」

「さっきは、ああ言っていたが・・・何をやるか、何を考えているか計りしれん」

「好きあって、子供作った相手に言う言葉じゃないねえ」

「ババア!!!!何言ってンだアアア!!気色悪りいこと言うんじゃねえよ!!」

「本当のことだろ?」

「いや、俺は奴を好きではない。奴は・・・ただの戯れだろう」

「そう思うんなら、あんたはまだ若いね。あたしはどう見ても、あの男はあんたに惚れてるように見えるよ。未だにね。ただ、素直じゃないだけさね。

それか、言えない事情があるんだろ」

何かを思い出すそぶりでそう言った。
468
(1): 2012/12/05(水) 11:40:39.34 ID:+PTdudRo0(1)調 AAS
!!!!!!

「ババア、いい加減にしねえと・・・・」

俺はきっと殺気を放っていたんだろう。

坂本が、さっと俺の前に立つ。まあまあ��などと良いながらも目は真剣だ。

「あんただって・・・」

と、お登勢は続けようとしたが、ヅラの顔見て、やめた。俺に気を遣ったのかもしれない。

「まあ、でも今は銀時がいるんだから、守ってもらえばいいじゃないか」

「言われなくたって守ってやらあ!!あいつなんかには指一本、触れさせねえ」どかっとイスに座り直す。

「お前、あいつから電話来たらどうすんの?」

「・・・・出る・・・かもしれない」

「かもしれないって何����??かもしれない運転ですかアアア??」

「銀時。俺は子供達が大事なんだ。お前も分かるだろう。俺がどうなろうと構わぬが、子供に手を出そうとする奴は許さない。

お前に守ってもらうまでもなく、何かするつもりなら、俺があいつを斬るつもりだ」

いつもの目だ。

いつもの桂の目。
469
(1): [age] 2012/12/05(水) 14:01:32.74 ID:EpvqCV/k0(1)調 AAS
桂はいい匂いがする
臭いのはアイツ
470: 2012/12/05(水) 14:57:51.44 ID:OBmO8clQ0(1)調 AAS
>>469
アイツとは誰だ新八か
471: 2012/12/05(水) 14:59:39.06 ID:dHTt+M/i0(1)調 AAS
>>468
フン、と、ぐいっと酒を飲み干す。

「ヅラ、俺はお前に、高杉と電話すんなとはいわねえよ。・・・ただ、俺のいるところでしろ。いないところでこそこそされんのは嫌だ。そんくらいは分かるよな」

「・・・分かった」

「だったら、いましろ」

「は?」

「ここで、高杉に電話しろっつってんの!」

「銀時・・・」

お登勢も、坂本もうなずく。

さっきは、底意地の悪いことをしてしまったが、高杉なりに思うところもあって、言いたいことがあったんだろう。思い返せば、あんな弱々しい声、聞いたことがない。

いや、あっただろうが、遠い昔のことだ。

ヅラが、お登勢に電話を借りる。え・・・短縮番号??ってことはなに、うちじゃなくてここで掛けて・・・ババアがこっちを見る。

「時々ね。上には、子供達がいたりするだろ。あんたもいるし。変なこと勘ぐるんじゃないよ」

確かに、ヅラは携帯を持っていない。っつーか、俺ら、持つ金が無・・・。

TULLLLL・・・・

「あ、俺だ。・・・さっきは済まなかったな・・・いや」

まあ、別に気にしてませんけど����。それで、電話代が特に替わらなかったのか。・・・なんか、でも、それってこそこそして怪しくない??

ま、べべべ別に������気にもならないけどおおおお・・・なんとなく、握りしめるコップがミシミシいう。

「いや、隣にいるが・・・は?ああ、他のものには聞こえていない。安心しろ」

なんだよっっっ!!!!その念押し!!!聞かれちゃまずい話でもあるってのか!!

「あ・・・ああ。・・・・・」

なんか、ヅラがどんどん無口になっていく。

ああ、何言われてるんだろう。・・・気にならないけどっっ!!坂本が、そんな俺を気遣ってか話しかけてくるが、そんなの上の空だ。
472: 2012/12/05(水) 15:00:32.92 ID:hZUZ9om80(1)調 AAS
見かねたお登勢が、俺に言う。

「確かに、ここ最近は電話を借りに来なかったから、上で掛けるようになったのかと思ってたんだけどね。何度か、あの男から取り付いてくれって電話が来て・・・

でも、そのたび月子がいないって言ってくれって言うからさ」

ふうーーと白い息を吐く。

「んだよ、それ・・・。俺に言ってくれればいいだろ。ったく。」

「訳ありとは思ってたけど、相手の男も気にする風でもなかったしねえ。ま、とにかく、黙って少しは話させてやりなよ」

「けっ」

「ふふ・・・分かってる。」

ちょっと、何楽しそうに笑ってるのおおお?!!
473: 2012/12/05(水) 15:01:48.96 ID:Y0flC7ob0(1)調 AAS
「・・・案ずるな。俺を信じろ。銀時だって、それはもう立派に父親をしてくれている」

んあああ??俺の話??

「ああ、貴様よりよほど、できた父親だ」

な・・・っ!!!

なんか、急に顔がかあっと熱くなってきた。飲み過ぎた。

「ババア、水・・・」

「ああ。・・・・・む。そうか。ちょっと待て。」

水を飲んでいると、桂が、受話器を俺によこす。はあ?

「お前に替われと」

ぶはっ!!あやうく水を吹き出しそうになった。いや、ふきだした。

「はあああ???話すことなんかねえよ!!!」

「いいから」

「・・・んだよ」

電話に出る。

「よう」

「よう、じゃねえよ」

「てめえは昔から、馬鹿みたいに・・・死にそうな奴を担いで歩いてたっけな」

「ああ?」

「今も、大切なものは替わらないとか万斎に言ったそうだが」

「ああ��、あれね。その節はどうも。相変わらず変な部下ばっかりだな」

「てめえは、そのまま、一生替わるな」

「っつーか、かわらねえから!てめえがトチ狂いすぎなんだよ!」

「クク・・・そうかい」
474: 2012/12/05(水) 15:02:37.76 ID:UL9m4k0Z0(1)調 AAS
「で、話って何だ?昔話ならお断りだぜ」

「・・・てめえの生まれてくるガキによ・・・あの人の字を使わねえでくれ」

「は・・?」

「銀太郎とかで十分だろ?」

「はあああああ????」

「それから・・・」

「てめえなあ・・・」

「・・・・あいつを頼む」

「・・・・てめえに頼まれるまでもねえよ。大切な息子だ。俺が守る」

てめえからもな。

「そうか」

短い言葉だったが、ほっとした気持ちが伝わる。あ、なんか、胸が痛い。
475
(1): 2012/12/05(水) 15:03:26.37 ID:FrlVWlEV0(1)調 AAS
「あんまり、変なこと教えるなよ」

「は?なんだそりゃ」

「てめえみたいなエロガキになったら困んだろうが」

ブチーーーーッ!!

「何言ってンだ!!そうなったら、そりゃ、てめえの血筋だろ!!!ヅラに聞いたぞ(嘘だけど)、この強姦魔!!!!」

ボカッと後頭部を殴られる。

「そうか、ヅラは俺をそう思ってんのか・・・」

ありゃりゃ、まあいいか。

「こそこそ二人で連絡取り合いやがって・・・」

「ガキの話だろ」

しれって言うこいつに一泡吹かせたくて・・・

「ま、俺たちは・・・堅��い絆で結ばれてますからアア!!自分の気持ちを伝えられねえ小心者に、どうこう出来る仲じゃね��けどな」

言ってやった。

「・・・・!」
476
(1): 2012/12/05(水) 15:28:00.09 ID:an+m4ESmP(1)調 AAS
ゲロとガキ特有の臭みがまざったあいつやろ
477: 2012/12/05(水) 15:30:30.62 ID:CKugv1+s0(1)調 AAS
>>476
足の裏の臭さの新八じゃなくて?
478: 2012/12/05(水) 15:31:33.36 ID:Ln4FTQ/O0(1)調 AAS
>>475
図星だろう。どうだ。言い返してみやがれ。

「てめえ、ヅラが鈍いことくらい知ってたろうが。・・・ヅラは、傷ついてんぜ。まあ、その傷は俺が癒すから、てめえはそこで指銜えてみてな」

「・・・・」

ざまあみろ。愉快な気分に、さらに俺は調子ずいた。得意の物まねを披露だ。

「“大切なものは、そのとき大切にしないと後で気づいても遅いんですよ、晋助”」

おお��!超久しぶりにやった割りに、今までで一番似てたかも!!ヅラも隣でびっくりだ。

「・・・!てめえ、それは」

ガチャッ・・・

切ってやった。
479: 2012/12/05(水) 15:32:15.25 ID:r7rHJG7H0(1)調 AAS
けけけ、ざま��見ろ。

・・・て、あれ?

みんなの目が怖い。

っつーか、あきれてる?

「銀時・・・あんた、ばかだねえ・・・」

ふーとお登勢が煙と共に。

「はい?」

「相手の男、あおってどうすんだい」

「はいいい???」

「それで、正面から気持ちを伝えに、来たらどうすんだい?」

「はああああああ!!!???」

「相手は、天の衣を一生隠したいって言ってた男だよ」

強敵だねえ、と、付け加える。
480
(1): 2012/12/05(水) 15:33:01.61 ID:NUc8C4Co0(1)調 AAS
かくかくと、首をヅラの方へ回す。

じとーーーって見る、あの黒目が冷たい。

「づ、・・・ヅラ君、ヅラ君は俺のものだよね?」

「俺は、誰のものでもない。強いていえば、この身は国のものだ。」

さら����っと言った。

そうだよね、そうだけど。

めっちゃ不安になるじゃ��������ん!!!!
481
(1): 2012/12/05(水) 16:51:38.05 ID:HuYuAW3Y0(1)調 AAS
>>438
神楽当たったけど周りにグッズ集める程好きな奴いないしオクも面倒だから
交換出来るならしたいが送料の方が高くつきそうだ
482: 2012/12/05(水) 16:59:28.66 ID:24Ka77hA0(1)調 AAS
>>481
神楽厨まだ息してんの?
483: 2012/12/05(水) 17:16:43.07 ID:FdWbuXCt0(1)調 AAS
>>480
余談 吉原

1.

天下の吉原。

俺はここの救世主な訳で。

だからこそ、出入り自由なわけで。

今日は、ちょっと・・・ちょ��っと、はじけちゃおうかな、なんて。

最近、そんなにおなかが大きくなった訳じゃないのに、奥さんに、邪魔者扱いされて

全然相手してくれないんだもの。しょうがないよね、うん。しょうがない。ヅラが悪い。
484: 2012/12/05(水) 17:20:52.57 ID:9XvtlFyn0(1)調 AAS
ということで・・・

「ちは����!」

「あら、銀さん!」

「いらっしゃい!」

なんて、甘い匂いぷんぷんの女の子達がやってくる。ヘヘヘ。どうだ。結構もてるんだよ、銀さんは、実は。

「この間の、ツケ、払ってちょうだいね」

「うちが先よ��!」

な、なんなの・・・

「いや、あれはホラ、あれで・・・その、月詠がさ・・・」なんて言いながら、その店をさっと出る。ちいっ。まだ、顔の割れてない店・・・

と言うことで、見慣れない店をくぐる。

一階が顔見せの飲み屋、二階が・・・宿だ。

さ��ってと。

奥の座敷に案内されて、待っていると、適当に、だけどかわいらしい妓がやってきた。ひゃ��、いつもツンケンしている奴を見ていると、こういう甘え上手なタイプが新鮮に見えるもんだ。

なんて、いい気な感じで酒をあおっていたら、

隣にいた集団(男三人?)のうちの一人が洗面所にでも向かうらしい。出てきたところで、・・・・絶句。

河上 万斎。!!!!!

「・・・白夜叉ではござらんか」気づかれた。当然か。

・・・ってか、何でこんなところにいイイイ!!!!!

ってことは、あいつも。・・・??まさか。

席に戻った万斎が、何事か話している。まあ、俺のことだろ。とりあえず、酒はここまで。

妓を万斎の部屋と反対の方へ来させる。
485: 2012/12/05(水) 17:22:56.56 ID:c5/4oPJa0(1/3)調 AAS
万斎が又やってきて、

「ここは吉原。華の色を楽しむところでござる。血の色を楽しむところではござらんが」

どうする?と言っている。

「そんなこたァ、てめえらに言われなくても知ってらぁ。だがよ、どんな色に染まるかは、てめえら次第だぜ」

「・・・だ、そうでござる。晋助」部屋を振り返りそう告げる。

やっぱりいやがったか。

「・・・俺ァ別にどっちでも構やしねえ。派手でありゃぁどんな色でも」

奥から、かすかに奴の声が聞こえる。

ちっ・・・

回りくどいのはやめだ!

ばっと、隣のすだれをめくる。一瞬、緊張が走る。

いたのは、高杉と武市。やはり。

「よう、じゃあ、今日は野暮はよそうや。その代わり、ごちそうになるわ。邪魔して良いか?」

にやりと笑うと、いつぶりか・・・紅桜の一見以来の隻眼を見る。

その目が、すうっと細まり、

「身重の嫁さんほっといて、ただ酒たぁ、いい身分だな」

「種だけ付けて、女もガキもほっといて、放蕩している奴にゃぁかなわねえよ」

バチッっと音がしそうな程、視線がぶつかった。

「てめえの命が、酒代で買えるんだ。安いモンだろうが」

「てめえごときに売れる命じゃねえけどな」

ある種の殺気が立ちこめる。それは、鍛えた感覚でない妓にも伝わったようで。

「まあ、こわい」と、その部屋にいた2人の妓が口々に言う。
486: 2012/12/05(水) 17:27:31.46 ID:c5/4oPJa0(2/3)調 AAS
万斎が、仕方ないといった表情でため息をつきながら俺を促す。

「まあ、立ってないで座ったらどうでござる」

妓の手前、言葉に従った。目は高杉をにらみ据えたままだ。

テーブルを挟んで、向かいに高杉。右に武市。左に万斎。俺は一番入り口に近い席だ。

・ ・・・沈黙。

そのうち、高杉が隣の妓に、もう一人あいつのとこに付けてくれ、と言った。

すぐに、さっき俺のとこにいた妓がやってくる。あ、忘れてた。

「あ、ごめん。そういや何も言わずに席替わっちゃって」

「かましまへん」

そのすきに、万斎がさっき行きそびれたトイレに立った。

悠々と、高杉は煙管をくゆらせている。奴にしては偉く地味だ。妙な違和感を感じる。

「なんか、似合わねえ色合いだな」

「・・・そうか。まあ、感性は人それぞれだからな」ふう・・・と、気にする様子もない。

何が哀しくてこいつらと飲んでるのか。酒がまずくならぁ。と思ったが、何分ただ酒だから仕方ない。別段話すこともない。酒を飲み出す。

沈黙に耐えかねて、か、それともみんなの疑問を代弁してか戻ってきた万斎が口を開いた。

「それにしても白夜叉殿。奥方がいながら、なぜこのようなところへ?・・・そう言えば懐妊されているのでござったか、それで」

ふむ。と、なにか一人で納得するような言い方にむっとする。

「あのね!うち夫婦仲は円満だからね!!そりゃもう毎日熱��い夜を過ごして・・」

うう。苦しい。ちらっと高杉を見ると、興味なさそうに酒をあおってる。あの飲み方。かわらねえなあ。

「それはそれは。はて。ならば尚更不思議でござる・・・」と、うたうように言ってくる。

しつけーなあ。そこはそれ、分かってるんだろうから、流してくれよ。

と、突然高杉が口を挟む。

「どうせ相手にされてねえんだろ」

「はあ?」

またしても、バチっと音がしそうな程視線がぶつかる。
487: 2012/12/05(水) 17:32:15.59 ID:c5/4oPJa0(3/3)調 AAS
何か言い返せないかなあ。あ、そうだ。

「そういや、万斎君。あれ、あのこと、この凶悪犯に話してくれた?」

「「「?」」」三人、不思議そうな顔をする。

全員に注目された当の本人は、本当に分からないのか、分かってて知らぬ振りをしているのか、

「はて、なんのことでござろうか」と言ってくる。しょうがねえなあ。

「だ��か��ら、あれだよ、あれ。俺のを最近月子が舐めてくれるって言ったでしょお!」

「はあ?」万斎は、思いつきもしなかったという顔をしたが、俺は高杉が一瞬、ほんの一瞬だけど動きを止めたのを見逃さなかった。

「も��、真っ赤な顔しちゃって、“仕方ないなぁ、銀時はぁ”とかいいながらさあ。可愛いのなんのって。・・・うらやましいだろ、高杉君」

言えば、心底嫌そうに、

「はっ・・・何かと思えば。どうせ下手だろ。興味ねえ」

言った瞬間、反射的に俺は手に持ってた杯を奴の顔面に投げていた。

反射的に、万斎が左手でそれを受け止める。

カラン、と音がして、テーブルの上に杯が堕ちた。

当の高杉は微動だにしない。悠々と酒を飲んでいる。これを予想していたのだろうか。

武市は何が起こったか分かってないようだ。

「おいたが過ぎるでござるよ、白夜叉殿」

「わりぃ、手が滑った」

そう言って、心で舌打ちする。

「でもよ、人様の奥さん侮辱すんのが悪ぃんじゃねえ?プライドの高いあいつがやってくれるって事に価値があるんだろうが。んなこたあ、てめえも分かってることだろ」

「・・・」

「してもらったことねえからって、悔し紛れに言って良いことじゃねえよ。もっとも、てめーみたいな強姦野郎のこ汚ねえもんなんざ、あいつは死んでも舐めねーけどな!」

言った瞬間、奴の手から杯が飛んできた。

反射的に、俺はそれを右手ではじく。

2,3滴、顔に酒の滴が飛んだ。

「てんめぇ・・・」奴を睨めば、

「わりぃな、手が滑った」

そう言って、にいっと嗤った。
488: 2012/12/05(水) 17:37:05.40 ID:MY7TC4/u0(1)調 AAS
「・・・上等だ!!」立ち上がろうとした時、

「ハハハハハ・・・!」突然、無表情で今まで口を挟まなかった武市が笑い出した。

「いやいや、どうも杯は滑りやすくていけませんねぇ。お嬢さん、コップをふたつもってきて下さいませんかな」

「はい、お待ちやす」妓が、これ幸いと席を離れる。

「ま、この話題はひとまずやめにしましょう」と武市が言い、万斎が賛同する。

新しいコップで酒を飲み始めると、万斎が新しい話題を振ってきた。

「白夜叉殿はここの救世主と聞いていたでござる」

と、そこから、俺は自慢の夜王粛正の話を聞かせた。

いちいち、大げさに万斎が相づちを打つのが気に障ったが、まあ、悪くはなかった。

・・・・

「英雄色を好むっていう言葉もありますから、今日もそういうことなんですねえ」と武市。

「そうそう。まあ、あんまり英雄がほっとくと吉原のお姉さん達がさびしがるからな」

「そうでござるか。もてる旦那をお持ちで月子殿は心配ですな」さらっと万斎が言う。

うわ。またさりげに話を月子に戻しやがった。武市は、突然冷や汗をかきだした。俺と同様、月子の話はしたくないに違いない。

「あいつの話はいいんじゃない」

「月子殿と言えば・・・不思議な御仁でござったな」

きいてねえし!!!!
489: 2012/12/05(水) 17:38:06.56 ID:hQjLxHdO0(1)調 AAS
「あんなに美しい女性なのに、騎兵隊でもどうにも男湯に入りたいと言って」

ガシャン!!!おっとっと・・酒がこぼれちまった。妓がすかさず拭いてくれる。気が利くねえ。

「大丈夫ですか、坂田さん」武市がおしぼりをくれた。それを見て、おかしそうに万斎が笑っている。本当にいやな奴だ。

「・・・まあ、それで、仕方がないので、晋助の部屋にある風呂をすすめたでござるよ」

!!!!

「個室に風呂が付いているのが晋助の部屋しかなかった故」

はっと、反射的に高杉を見た。チッと舌打ちし、睨むようなまなざしで万斎を見ている。

「それである時・・・」

「万斎」

高杉が止めた。

「それくらいにしておけ」

そして、ついっと、隣の妓を引き寄せて、耳元で何かささやく。みるみる妓のほほが赤らむのが見えた。ああ・・・

「俺は、上に行って来る。適当に飲ませてやってくれ」

その妓を連れ立って席を立った。

堂々としてやがるな����!!何か悔しい。

出口に近い、俺の脇を奴が通過する寸前、

「おーおー行って舐めてもらえ。失恋の傷でも何処でも」

って言ってやれば、とっさに、俺が木刀に手を置いていたのが分かったんだろう、鋭い殺気だけを残して奴が出て行く。

と、俺の近くにいた妓が、高杉に近づいた。

「高杉はん、今宵はわてを指名してくれたんじゃおまへんの」

「悪ぃな。気が変わった」そう言って、素っ気なく二階へ消えていった。

「何あいつ、何様?」

「昔は違ったのでござろうか」

「あいつの女関係なんて俺は興味ねえよ」くいっと酒をあおり

「つーか、写メとってやりゃよかったな。んで、ヅラに・・」と言いかけて、はっとなる。

万斎を見ると、にたり、と笑っていた。武市は相変わらず表情が読めない。
490: 2012/12/05(水) 17:40:23.24 ID:Y8sow4RV0(1)調 AAS
「えーーなんだ。そういや、さっきの話。続き聞かせてよ」

「はて、なんでござったかな」

こいつ��������!!!!俺と言うより、高杉で遊んでたんじゃねえの!!!それとも、焦らして、やっぱ俺でかアアア��������???!!!

「だ、か、ら!!!高杉の風呂を月子が借りにいったんだろ!!!それで、どうしたかって聞いてるの!!!」

「気になるでござるか?」

「当たり前でしょオオオ!!!奥さんなんだから!!」

「そうでござったな。・・・じゃあ、まあ、ご想像にお任せするでござるよ」

!!!!こ、い、つ������!!!!

「ただ・・・」

万斎が、何事か思いついたように話し出した。

「いつだったか、月子殿のしていた簪を晋助がデッキで一人で眺めていた時が、印象的でござった」

武市は、隣の妓となにやら話している。案外、上に行くつもりなのか。

「捨てようか、捨てるまいか、なにやら迷っていたような。まあ、結局翌日には月子殿の頭にそれがあったので、すてなかったのでござろうが・・・

・・あんなつらそうな表情の晋助は見たことが無かったもので」

その日の情景を、思い出しているのか万斎は遠い目をした。

不思議な男だ。こいつは間違いなく高杉に全幅の信頼を寄せられている。片腕だ。そして、本人も高杉なしでは生きていてもつまらないという。

似蔵は、高杉を光だといった。何であいつはあんなにも、人を引きつけるのだろう。

カリスマ?というのか。

ヅラ・・・お前もそうなのか?
491: 2012/12/05(水) 17:41:50.46 ID:ueoK2hDq0(1)調 AAS
ん?て、簪って、あの簪・・・だからなんなんだ。訳がわからねえ。

「けっ。ただの意気地なしに横恋慕されて、こっちは良い迷惑だよ」

「おや、晋助は月子殿に思いを寄せているでござるか」何を白々しい。

「あんたさ、あいつが居ないからいっとくけど。うちの奥さんにあいつの気持ち気づかせようとすんのもう止めてくんない?」

「ほう・・・気づいていたでござるか」心底驚いたような声を出す。

「あれで気付かねえのは、月子くらいだろ。みくびんじゃねえよ」

「なるほど。全て分かっていて、あの反応。お主もなかなかどうして・・・食えぬお人よ」

「てめえらごときに食われるようじゃ、今頃ここにはいねえよ。とっくに死んでらぁ」

「違いない」

万斎は、珍しく感心したかのように言った。
492: 2012/12/05(水) 17:45:25.23 ID:Gsbb0a5L0(1)調 AAS
「うちの家庭を崩壊したいのか、それとも、俺を怒らせて鬼兵隊を崩壊させたいのか・・・。どっちにしても、今度したら。マジゆるさねえから」

「承知したでござるよ」と、まじめな声で答えるので、

「ならいいや。誰も得しねえから、この話はおしまい」にした。

武市は、じっとこちらのやり取りを聞いていたが、きっと分かっている。こいつも頭の回転は相当良いようだから。

「しっかし、ホント・・・あの強姦魔にも困ったもんだよ」ため息混じりにそう言うと、突然万斎がケラケラとおかしそうに笑った。

「ご、、、強姦魔、、、くくく・・・これはいい。おお、いいフレーズが頭に浮かんだぞ」いそいそなにやらメモを取り出す。けっ。

またくだらね��アイドルの歌作りかよ。お前の00,強姦魔とかいうタイトルでも作るわけ??又伏せ字になるよ、これ。

さてと。

「俺も上にいこうっかな��」などと言うと、

「おや、そうでござるか。ごゆっくり」などとこっちを見ずに言う。
493: 2012/12/05(水) 17:48:31.72 ID:TnrHIpF10(1)調 AAS
さっきのお気に入り(?)の妓をつかまえて、

階段を上がろうとした時、なにやら入り口が騒がしい。

「すまぬ。人を捜していて」うわ����聞き覚えのある・・・この声は・・・

「銀色の頭の男なのだが、見かけなかっただろうか」

やばいやばい。

とにかく、妓の手を引き、階段を駆け上がる。

なんだ??何で分かったんだ??

とにかく、一番近くの部屋の戸を開けて、・・・中に誰もいないことを確認して入る。

トントントン・・・ぎゃああああ!!奴があがってきている気がする!!

とにかく、妓と布団をかぶって、中にはいる。

さすがに、ふすまを開けることはしないと思うが。・・・。

隣の隣(?)くらいのふすまが開く音がする。

げええ!!!そこまでするの???

だが、しばらくすると、静かになった。ふう����。気のせいかよ��。

ところで、

「あの・・・おにいはん、どうしますのん?」

と、息苦しそうに腕の下の妓がいう。

うう・・・ほんと、どうしよう。

奴に見つかったら、殺されるかな?

イヤイヤイヤ、あいつが悪いんだよね!!相手してくれないし。

でも・・・

でも、やっぱ・・

悶々と考えていたが、

最後の最後に、「でも、あいつ本当は男だし、ヅラだ・・・分かってくれる」

と結論づいて、

事に及ぶことにした。

俺は、この選択をこれほど後悔したことはない。
494: 2012/12/05(水) 17:49:36.03 ID:dQVLyEKL0(1)調 AAS
2.

何時間経ったのか。

とりあえず、目が覚めて、腕の上にいるヅラ・・・おおお、ちがった。

妓の頭をどける。ふ��。あれ、この子、こんな顔だっけ?

いつもヅラの寝顔になれてしまったのか、妙な違和感がある。

んんん������。

そして、ちょっと罪悪感。

着物を整えて、

そろ����っと外へ出ると、誰もいない。

ふ����。

さて、帰るか・・・。

と、階段に手を掛けた時。

すらっと、何処かのふすまが開いた音がした。

ぎえええええ!!!気まずい。こういうの、良くあるよね!!

そっちを向かないようにして、階段をおりようとしたら・・・

「!!!!」はっと、息をのむ声が・・・一瞬、

あいつの声に似ていて、振り返る。バシン。

さっと、部屋に入っただろう、そこには誰もいなかった。

・ ・・・・。
495: 2012/12/05(水) 17:50:19.72 ID:7YNbcS+f0(1)調 AAS
い・・・嫌な予感がするんですけど・・・すごく・・・

重い足取りで、その、ふすまの近くに行く。

何事か、話している声が聞こえる。

あああああああああああ・・・・・

どっちの声も、聞き覚えあるわアアアアアア!!!

スパーーーーーン!!!と、勢いよく、そのふすまを開けると、

・ ・・・目をまん丸にして、

部屋の真ん中に正座したまま驚いてこっちを凝視する・・・・奥さん。

そして、その奥の窓側に偉そうに座って煙管をふかしているのは・・・高杉。

「アァ?いきなりだな。びっくりするだろ」

「びっくりしたのは、こっちだわアアアアアア!!!!!」

もう止まらない。目を赤くして、艶っぽい桂。いかにも、けだるそうにしている高杉。・・・

あからさまに乱れた布団・・・ッッッッ!!!!!!!!
496
(1): 2012/12/05(水) 17:50:59.00 ID:fayCiWnP0(1)調 AAS
「どーゆーこと???どうしてこうなってんの???説明しろ!!!」

「ぎ・・・銀時、あの・・・これは、あれだ、その・・・後でカステラかって上げるから」

えらくかすれた声で、桂が言う。なんて声してんの。焦ってるからじゃないよね?!!語らいすぎたからじゃないよね!!!

「いるかアアアア!!!カステラなんぞ!!説明しろ、ヅラ!」

あわわわ・・・となっている桂。もう妊婦じゃなきゃ殴ってる。

つーーか、殴るべきは・・・

俺は、つかつかと煙草を吹かす野郎のところに近寄って、いきなりその顔面を殴りつけた。

奴は、驚くほど、あっさりと殴られた。

「銀時!やめろ!」

弐発目を構えると、すかさず桂が止めに来た。何で止めるわけ?お前、まさかこいつを・・・

「邪魔すんな!!」ざっと、桂の腕を振り払うと、うっ・・・と呻いて、桂が転がる。
497
(2): 2012/12/05(水) 18:02:12.29 ID:MvFrQIJkO携(1/2)調 AAS
↑この馬鹿早く死ねばいいのに
498: 2012/12/05(水) 18:05:38.45 ID:C8CbXmEH0(1)調 AAS
↑この嫉妬豚馬鹿早く死ねばいいのに
499: 2012/12/05(水) 18:07:17.83 ID:yXgQwniu0(1)調 AAS
>>497
嫉妬豚月詠携帯厨の馬鹿が公式銀桂&高桂小説に嫉妬丸出しwww
負け豚さっさと自殺しろよwww
500: 2012/12/05(水) 18:08:27.82 ID:fO9Zpf6D0(1)調 AAS
>>496
は・・・っ。桂が、腹を押さえたままうずくまる。

「あ、・・ヅラ、ヅラ!!大丈夫か!!」

あわてて駆け寄ると、「おい」と、高杉まで心配そうに来ているからびっくりだ。

「てめーは来んじゃねえ」

「そんなこといってる場合じゃねえだろ。医者を・・」携帯を取り出す。

「い、いや、大丈夫だ。ちょっと・・・うん。もう大丈夫だ」

ふう、と、息を吐く桂。

ああ、こっちも一息だ。

どうも、話を聞くと、

高杉が例によって桂に電話したらしい。

亭主迎えにこいって。そこまでは分かる。

それで、ヅラがここに来たって訳だ。
501
(1): 2012/12/05(水) 18:09:55.71 ID:BetwNqii0(1/2)調 AAS
二階に言ったと店のものに言われ、

で、二階に上がったはいいものの、

ふすまを開けるほど無粋ではないし、果て、どうしたものか・・・帰ろうかと

思ったところで高杉に会ったと。

はい、わかりました。

・ ・・で??それで???

「それで、どうなったの??」

「ここでするこたぁひとつだろうが。てめえがしたことと一緒じゃねえのか」

「はあアアアアアアア???!!!!」

「てめえ、首に白粉べったりついてるぜ」

「う・・・っ!!!こ、この」

「お互い様って奴じゃねえのか」

「てめーは黙ってろ!!第三者!!!赤の他人!!!」

ククク・・・と、嗤う笑い方がとにかく気にくわない。
502: 2012/12/05(水) 18:29:45.43 ID:BetwNqii0(2/2)調 AAS
age 忘れてた

389 fusianasan 2012/12/05(水) 18:27:36.08
てかやべえええええええええええええええええええええええええええええ
高杉腐がジャンフェスヅラたんグッズないとか騒いでたらめっちゃヅラたんヒロインやんwwww
高杉ハブざまあwwwww

外部リンク:www.broccoli.co.jp
503: 2012/12/05(水) 18:30:14.51 ID:/NX5+r7R0(1/2)調 AAS
>>497
嫉妬馬鹿ざまあ()
504: 2012/12/05(水) 20:34:48.37 ID:MvFrQIJkO携(2/2)調 AAS
↑いいから死ねよ馬鹿
505: 2012/12/05(水) 20:53:43.67 ID:/NX5+r7R0(2/2)調 AAS
↑いいからお前が死ねよ嫉妬豚月詠馬鹿
506: 2012/12/05(水) 20:55:33.50 ID:V6KHhiP50(1)調 AAS
>>501
桂が、ぽそりと、

「銀時は、どうして・・・」と言った。

うううう!!

そりゃ、そもそもは俺だけど。

俺だけど!!!

その、また、そもそもはお前が・・・

っていうのを、又 高杉の前で言いたくない。ぐっとこらえる。

高杉が、さっきの煙管を消し、手持ち蓋差にしている。

一応、俺の子を気遣ってくれているのか。

いやいや、何考えてんの、俺。気遣ってたらそもそもこんな行為しないでしょ!!

「つーか、てめえ、ヅラ妊娠してるのしってんだろうが」

「だから?」

「・・・っ!!子供に何かあったらどうするつもりだ!!」

「じゃ、てめえは俺の子が腹ン中いた時、こいつと何にもなかったのか?」

どうなんだ、と、剣呑な目で俺を睨む。
507: 2012/12/05(水) 20:56:47.96 ID:rwOhnI5P0(1)調 AAS
「・・・・」

「ほらみろ。お互い様だ」

「っつーか、こっちは夫婦なんだ!!」

「てめーは良いのかよ」

「ああ?」

「浮気。それもお互い様だろ」

「銀時・・・すまなかった。は、反省している・・・」

な・・・っ。なんだよ、否定しないの!?

ていうか、そもそも俺にはだめって言うくせに・・・

そのとき、

TULLL・・・・高杉の電話が鳴った。

「ああ・・・・分かった。待ってろ」

そう言って、立ち上がる。

「俺は、もう行く。じゃあな」さっさと出ていこうとする奴に、つかみかかる。

「てめえ、待て!!」勝手すぎるだろうが!!!

「なんだよ」なんだよ、じゃねえ!!!

「謝れよ!」

「はあ?」

「あやまれっていってんの!!」

「誰に」

「俺とヅラに」

「・・・・」ものすごく不本意で、嫌そうな顔を高杉はした。だが、思い当たったのか

「てめえに謝ることはねえが・・・」つ・・と、ヅラを見て。

「さっき、殴られたのは、ヅラの分と思っておいてくれ。それでいいだろ」

さっと、部屋を出て行った。

くそ・・・

でも、責め立てる理由もねえし、なにより自分が惨めだ。
508
(1): 2012/12/05(水) 20:57:16.89 ID:YLWWvIyR0(1)調 AAS
こんな近くにいて、「守る」と息巻いておきながら

あっさり奥さんを寝取られちまったんだからな・・・

俺って、最低・・・

「ごめんな、ヅラ・・」

「いや、元はと言えば俺が・・・なんだか、お前の子だと思うと、どうしても無事に産まなければと思って・・・色々考えすぎた。すまない」

「いや・・・俺がしっかりしていないから」

そっと手を差し出せば、一応掴まってくれる。

「かえろうか」

「・・・ああ」
509
(2): [age] 2012/12/05(水) 21:47:27.44 ID:jyp28alm0(1)調 AAS
なんで銀魂スレってアニメ板もここも荒れてるの?
まともに話できるスレねえな、、かなC
510: 2012/12/05(水) 22:18:27.36 ID:WvFlp8GR0(1)調 AAS
荒れてないお
これが本来の銀魂スレだお
511: 2012/12/05(水) 22:21:16.72 ID:ywKduaKj0(1)調 AAS
>>509
避難所にこい
流れは遅いけど、発売日や放送日はそれなりに人いるよ
512: 2012/12/05(水) 22:41:53.79 ID:bxjoMVQF0(1)調 AAS
>>509
月詠アンチスレにこい
流れは遅いけど、発売日や放送日はそれなりに人いるよ
513: 2012/12/05(水) 22:47:57.11 ID:8du5mCsH0(1)調 AAS
>>508
でもでもでもでも。

この日の夜、俺は奥さんに甘えようと思ったんだ・・・・

だって、消毒しなきゃ、でしょ。あいつの・・・うううう。

ものすごく抵抗する桂を、得意の言葉責めで言いくるめて、

さあさあ、とばかりに服を開くと、

・・・・・

「なんじゃこりゃアアアアアア!!!!」

奥さんの身体一面に、真っ赤な点々が!!!!

「あ・・・銀時、落ち着け、明日、カステラかって上げるから」

「だから、いるかっつの!!カステラなんか!!」

くそ����!!!高杉の奴!!

「絶対、次会ったらぶった切る!!!何処ででもかまやしねーーー!!!!」
514: 2012/12/05(水) 22:55:20.43 ID:tHhn2+j10(1)調 AAS
の、絶叫が終わる前に、

「うるさいある!!!」

ドカーーっと、入ってきた神楽にすっ飛ばされた。

「あれ?ヅラ、どうした。その点々。変な病気もらってきたあるか?」

「あ・・・あああああ」

「いーの!神楽にはまだ早い!まだ!」

寝ぼけ眼の神楽を押入に追いやって、今日のところはおとなしくねるしかなかった。

くそ����あいつ、

マジ、ぶっ殺す。

それが、平和のためだ。

俺たちの、いいや、この世界の。
515
(1): 2012/12/05(水) 23:16:59.75 ID:5c7iGgZC0(1)調 AAS
なんでこのスレこんなキモイの?
516: 2012/12/05(水) 23:40:21.90 ID:4RtHjf4mO携(1)調 AAS
リアルキチガイがいるから
517: 2012/12/06(木) 00:06:56.96 ID:gnvifFb90(1)調 AAS
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518: 2012/12/06(木) 00:42:11.86 ID:na9QKBWf0(1)調 AAS
なんでこのスレこんな素敵なのに嫉妬するキモイ月詠腐>>515いるの?
519: 2012/12/06(木) 00:43:08.23 ID:trKUeDmX0(1)調 AAS
リアルキチガイ月詠ババァがいるから
520: 2012/12/06(木) 00:43:50.99 ID:UGWWDnYy0(1)調 AAS
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521: 2012/12/06(木) 00:44:20.37 ID:Jd/a3VNI0(1)調 AAS
ここは公式銀桂の美しいスレだしな
522
(1): 2012/12/06(木) 00:51:18.00 ID:xFzeKlIx0(1)調 AAS
余談 吉原��T

「・・・・っ」

ものすごく、上手いでもなく、かといって下手なわけでもない。

のっそりとした動作で、舐めては、吸い上げる。

その感覚に、何とも言えないもどかしさを感じる。

「・・・もうちっと、早く動いてくれねえか」

とっとと済ませてしまいたい。

股の間の妓の髪をなでて、梳く。

さらさらとした黒い長髪。

細身のこの妓は、この角度から見ると、誰かを彷彿とさせる。

そんな、自分に自嘲ぎみになるが、

そうでもしないと、早く終わりに出来そうもない。
523
(1): 2012/12/06(木) 00:52:05.86 ID:pAoj5oD+0(1)調 AAS
なんでこのスレ素敵なの?
524: 2012/12/06(木) 00:52:33.24 ID:2y71JFIc0(1)調 AAS
>>523
今嫉妬豚がいないから
525: 2012/12/06(木) 00:53:24.55 ID:PWnkxp/60(1)調 AAS
>>522
銀髪頭の野郎が、

こんなところに来るとは思わなかった。

別に浮気だなんだの責め立てるつもりもないが、正直どうでも良いが、

「良い父親」だとヅラが抜かしていたのを思い出したら腹が立った。

・・・だから、電話して教えてやった。

「亭主の管理はしっかりしやがれ」と。

妓の両顎を掴んで、少し腰を動かす。

そのゆれに、黒髪がパラパラ音を立ててなびく。

「・・・奇麗だな」

言えば、自分のことと思ったんだろう。気をよくした妓がうっとりした顔になる。

きつく吸い付いて、深く銜える。

やりゃあできんじゃねえか。
526: 2012/12/06(木) 00:55:15.24 ID:/KTqcbfa0(1)調 AAS
そろそろ、ヅラは来ただろうか。

万斎は余計なこと言ってねえだろうな。

あいつは、人をもてあそぶ悪い癖がある。

・・・それにしても。

たった一度だけ。

あいつに“ちっとなめてみてくれねえか“と言ったことはある。

だが、すげなく断られた。別にどうしてもと言うこともなかったので、それっきりだ。

・・・・
527: 2012/12/06(木) 00:56:06.46 ID:r2xu+0Ux0(1)調 AAS
気づいたら、自分のいいように動いていた。限界が近い。

俺が目を細めると、承知したかのように手を沿えた。

「・・・・ぅっ・・・」

は・・・

最後まで、手も口もはなさず、飲み下す。

出来た女だ。

その赤らんだ頬をなでた時、

トントントン・・・と階段を上る音が。

何となく、その音に聞き覚えがある気がする。

「高杉はン」

女が何か言ったが、構わず立ち上がり、

ふすまをあけた。

思わず、くるりと、向きを変える、妓ではない女。

紅い簪で結い上げた、黒髪。細い項。あの匂い。

気づいたら、奴の髪のかんざしを抜き取っていた。

バサ・・・っと、髪が堕ちる。ああ、奇麗だ。

俺を振り向いて、

!!!!!!

驚愕の表情。

静かに奴の腕を掴むと、無言で部屋に連れ入る。

奴はつったったまま。「座れ」と言えば。

部屋の隅、俺と離れたところに座る。

手を腹に載せて、警戒している。そんなにそいつが大事なのか。

「高杉はん、一体、どういうわけですのん」

とろりとした女がすり寄ってきた。忘れていた。

「気が変わった。出ていってくれ」
528: 2012/12/06(木) 00:57:55.30 ID:XuhG76vb0(1)調 AAS
「そんな・・・今日は偉く気が変わる日どすなあ・・・」

「金は払うから、頼む」出ていく女を、桂が目で追う。その様子がおかしくて、

「たまに来ては、舐めてもらうんだ」といえば、あからさまに顔を赤らめる。面白い。

そうだな。てめえは昔から、こういうところ嫌がったなあ。潔癖性なのか。だから、

「傷を」と、つづけて言った。それだけで、なぜか納得したような顔をする。おいおい、信じるのか。

「お前さん、その様子だと銀時に会わなかったようだな」

「あ、ああ・・・高杉、ここから電話をくれたのか?」

「まあな。下でちょっとばかり奴と飲んでいたからな」

「!!!!二人でか・・・めずらしい」

「まさか。たまたま会ったんだよ。俺は違うツレがいる」

思わず、癖で煙管に火を入れるところだった。その動作を隠すためにくるくる煙管を回す。と、桂がそれを目で追っているので、

「俺は、もうちっと派手な色が好みだが」と言えば、

「貴様は何もかもが派手なのだから、ひとつくらい落ち着いたモノがあった方が良い。ちょっとはおとなしくしろ・・・その方が、世の女のためだ」などといいやがる。

ああ、いつぞやの電話の女の件かとは思ったが、別段蒸し返すこともない。

それより、

「なんで銀時がこんなところにいるんだろうなァ」

「おおかた・・・不満なのだろう」

「相手してやってないのか」

「・・・子供がいるのに」まただ。桂は腹をさすっている。

「へえ。随分大切にしているんだな」面白くねえ。

「子供が出来た時の、銀時の喜び方は普通じゃなかった。貴様も分かるだろう。・・・あいつは・・・」

「一人もんだからな。血のつながりを欲してやまないんだろうよ」

「ああ。・・・じゃ、俺は帰る」
529
(1): 2012/12/06(木) 00:58:39.11 ID:DEO1gD0O0(1)調 AAS
ああ、行くのか。そんなに、俺といたくないのか。そいつに、何かすると思っているのか。

「待てよ」

手首を捕んで、引き寄せる。

「はなせ」ありったけのすごみをきかせたつもりだろうが、全然効かねえ。

「一度この部屋に入って、何もしないなんて野暮じゃねえか」

「は・・・貴様」

そんなにこいつが大事なら。お望みのこと、してやろうか。奴の腹に手を当てる。何も聞こえないし感じねえが、ここには、奴の宿した命がある。

今、俺はお前の大切な命を握っているんだぜ、桂。さあどうする。

「・・・・!!!」桂が息をのむのが分かる。

「こいつ、いなくなったら困るよなあ。銀時、狂っちまうかもしれねえな。クク・・それもそれで又面白えかもな。また、あの白夜叉に会えるんじゃあねえか」

「な・・・」その反応。たまらねえ。腹をゆっくりさする。

「桂・・・」低く耳元でささやく。

「・・・・高杉」

素早く桂を抱え上げると、隣の布団にゆっくり寝かせた。どう扱えばいいのか。
530
(1): 2012/12/06(木) 03:38:25.73 ID:bZ/EcY7P0(1)調 AAS
この前ズリダチとタイマン勝負したことを書くぜ。
互いに六尺姿でまずは威嚇、腕組みヤニ咥えガン飛ばし、大股で筋肉と勃起誇張して、野郎比べだ。
雄臭ぇポーズで挑発しあう。腰突き出し勃起を振り回し、オラオラ節で興奮に火が付く。
やわらオイルをタップリ仕込んで、いよいよズリ戦開始だ。
胴ズリ、逆ズリ、雁ズリ、玉ズリ、上ズリ、下ズリ。
野郎うなぎ責め、腰砕けの手マンコ、野郎泣かせの亀頭責め。
片手技と両手技の競り合いで、雄の粋と艶を比べ合う。ズリ見せ根性丸出しでな。
一息入れる時にゃ、奴の胸板めがけて、勃起ションベン。
ビシバシ痛ぇくらいに、照射すりゃ、雄の征服感が全身を快感となって駆け回る。さらにオイルを仕込んで2R。
今度は俺のズリビデオ見せながらのダブルズリ攻撃さ。
ラッシュ飛ばして、ド淫乱野郎に変獣し、チンポ・センズリ・押忍の連呼。
俺達はまさに、チンポ、ズリ、男意気を激しく比べ合う戦闘士だ。
寸止めのエロい表情も相手を落とす神技、何度も食らう度に金玉の引きつる痛みさえ新たな快感に変わる。
その時、ほんの少しの気の緩みで奴は快感のコントロールを失い射精の痙攣に突入。
2回に渡るファイトはいずれも俺の勝利、最後は奴のチンポめがけて、野郎征服の快感に酔いながら勝利の照射!
3時間勝負は俺達ズリ舎弟の絆を更に固めたぜ!
531: 2012/12/06(木) 03:55:53.03 ID:+FnW8JfS0(1)調 AAS
>>530
銀桂はノマカプだから関係ないや
男女アダルトでよろ
532: 2012/12/06(木) 03:59:32.32 ID:2il7qd680(1)調 AAS
>>529
「フン・・・随分おとなしいじゃねえか」

「抵抗するだけ無駄なのだろう」

「・・・・」

やっぱり、お前は、そんな風に俺を見ているんだな。お前は銀時に俺のことを“強姦魔”って言ったようだが。・・・だったら、お望みのままの俺でいてやろう。

着物を脱がしては、何処までしたモノかと考える。

これで流れちまった日には、洒落になんねえ。

この腹に、俺以外の男の命が宿ってる。

不思議なもんだ。

女ってのは・・・。

我ながら変な愛撫をしていると思ったが、そのせいかなにか

桂が俺を見た。ふと、目を合わせると、それは女の顔じゃねえ。

・・・母親の顔だ。子供を案じる、母の顔。

てめえ、そんな顔するようになるとはな。
533: 2012/12/06(木) 04:01:02.65 ID:2wEUoSvU0(1)調 AAS
身体をなでながら、思うこと。この肌にはなんの乱れもない。

「奇麗な身体だな・・・本当に奴に触らせてないんだな」それに気分が高揚する。

同時に、この身体は、今、俺が支配しているんだという暗い満足がおそってくる。

「高杉、やめろ・・・」とがめるが、かまやしねえ。

俺の痕跡を付けてやるよ。今日が終わっても、この跡を見るたびに俺を思い出せばいい。俺と身体を重ねたことを、俺の熱を、思い出してくれ。

「そんなことばかりしていると、女にもてなくなるぞ・・・」

「フン・・・言うようになったじゃねえか」

生憎、こんなことすんのは、てめえにだけなんだよ。
534: 2012/12/06(木) 04:01:51.08 ID:W6Td4oIu0(1)調 AAS
こいつが感じてないのは分かってる。

もともと、全然乗り気じゃねえ。

俺と繋がっても、上の空。

大事な腹のことしか考えてねえ。

そんなにこいつが大事か?あいつの子だから大事か?わざとらしく腹の上に手を置いて

「声、出せよ」と言えば、心底困惑したように、俺を見る。

「高杉、手・・・」

「・・・さっきから、そればっかだな。つまらねえ」

「貴様が乱暴だから・・・」

「アァ?ずいぶんだな」てめえが集中しねえのが悪いんじゃねえか。・・・それとも何か、

もう、お前はあいつじゃないと、だめなのか。

あいつにしか、感じなくなってしまったのか。

この身体に、刻みつけた俺はもういないのか・・・・

ああ。それとも。
535
(1): 2012/12/06(木) 04:02:24.05 ID:Qb6Ls3oE0(1/2)調 AAS
お前は、俺のことが嫌いなんだったな。あれは俺の独りよがりの勘違いで、お前はどうも思っていなかったんだ。元から。

「銀時相手はどうなんだ」

「は・・・」

「感じるのかよ」

「な・・・」

図星か。じゃあ、俺は俺のために、やらせてもらう。

ばかばかしい話だが、これじゃあの妓相手と変わらない。

身体(そっち)はよくても、心(こっち)が全然感じねえ。気持ちよくねえ。

たかぶる身体とは裏腹に、心が萎えていく。

その双極に、たまらなくなって、聞いた。

「・・・てめえが俺のガキ孕んでた時は、銀時とやってたんだろうが」

「な・・・」

「このガキに対してはえらい過保護じゃねえか・・・」

桂が、何か考ええてから、口を開く。
536
(1): 2012/12/06(木) 11:19:01.77 ID:P3HjAy0Z0(1)調 AAS
バレスレ立てようとしたけどダメだった
誰がおねがいします
537
(1): 2012/12/06(木) 11:54:58.15 ID:xKQGVwY3P(1/2)調 AAS
垂れ流されるだけやからね
頼むなら垂れ流しに頼めばいいんじゃね
自分で立てたスレで垂れ流すなんて笑えるけど
538: 2012/12/06(木) 12:45:52.41 ID:Qb6Ls3oE0(2/2)調 AAS
>>536
おねだりしてみろよババア
539
(1): 2012/12/06(木) 12:47:27.69 ID:9a7ApzsA0(1)調 AAS
>>537
公式銀桂小説流して何が悪い
俺が立てるとスレタイ銀桂(銀魂)になるから無視するから嫌だ
540: 2012/12/06(木) 12:50:08.16 ID:j+p8uWkg0(1)調 AAS
>>535
「あの子が・・・これくらいの時には断った」

・・は?

「あの子も・・・大切だ。この子と同じくらい、いとおしい」

・・な・・

「安心しろ。前にも言ったが子供には平等に接するつもりだ。俺も、銀時も」

・・この状態で、他の男の名前なんざ呼ぶんじゃねえよ。

「銀時の話なんざしてねえよ。俺と繋がってる時に余計なことばっかり考えてんじゃ・・」つい、かっとなって、ガキみたいな事を口ばしっちまった。しまったと思ってももう遅い。

今日の俺はどうかしてる。

なんだってんだ。おもしろくねえ。
541: 2012/12/06(木) 12:51:02.82 ID:cpNKDQ9m0(1)調 AAS
「・・・」

突然。本当に突然、桂がそら恐ろしいことを言った。

「・・・今日のお前は、なんか、少し、好きかも・・・」

「・・・・・!!!!」

天然もここまで来たら、終わりだぜ・・・。

「気持ちわりいこと言ってンじゃねえ・・・」

これ以上、何か言われたらたまらない。冗談じゃない。桂の口をふさぐ。

萎えていた、心に灯がともる。俺も存外、単純だ。

「は・・・」

サービスが過ぎるぜ、てめえ。
542: 2012/12/06(木) 12:52:11.31 ID:CY4CDRso0(1)調 AAS
じゃあ、俺も、お前の言葉の代価を、払ってやらなきゃなぁ。

覚えてる、お前の良いところ。

・・・忘れられるはずもない。

そこばかりを、丹念に優しく、深く突けば、

「!!」顔色を変えて焦り出す。クク・・・最初に言ったはずだぜ。なあ。

「言ったろ・・・声だせって」耳元で、偉く低くささやく。

「や・・・!!」
543
(1): 2012/12/06(木) 12:52:39.92 ID:FJ7Ey3750(1/2)調 AAS
ああ、熱い。心も体も。

気持ちいい。・・・溶けてしまいそうだ。心も体も。

そう、俺はずっとこれを望んでいた。

無くした日から、

熱をもてあまして。

だけど、おまえ以外に熱を分かち合ってくれる奴には出会えない。

どんなにさめた身体に自分の荒ぶる熱を突き刺しても、

この熱は引かず、燃えず。燻るだけ。

どうしたらいいか分からない。

だけど、

桂。
544
(1): 2012/12/06(木) 13:11:27.36 ID:ZuyzGwkm0(1/2)調 AAS
高杉腐暴れすぎだろ
桂桂とファンのふりしているが
なんだかんだ高杉の名前を入れてくるのが笑える
545: 2012/12/06(木) 13:17:50.68 ID:4Z4P1tbo0(1)調 AAS
月詠腐>>544暴れすぎだろ
桂桂な桂ファンが銀桂&高桂公式小説はってるのにイライラしてるの丸わかり
なんだかんだ高杉×桂に発狂してる高杉腐も紛れこんでそうなのが笑える
546
(2): 2012/12/06(木) 13:19:06.93 ID:6EQzt/1c0(1)調 AAS
月詠腐が銀桂&高桂に嫉妬して暴れてるな
547
(1): 2012/12/06(木) 13:20:11.84 ID:TOfSayx30(1)調 AAS
>>543
俺は、お前の中でなら。

お前と一緒なら。

こうして燃えることが出来るんだ。

熱く、熱く、命ごと燃えて。

・・・・

早く男にもどってくれ。

そして、俺をぶった切ってくれよ。

ああ、だけど。

この身体も離れられない。

どうしたら良いんだろうなァ・・・
548: 2012/12/06(木) 13:22:49.20 ID:uCj7I2ku0(1)調 AAS
この分だとこのスレは一回目の銀さん×桂の修羅場が終わって三人が一段落する大団円あたりまで掲載できるかな
549: 2012/12/06(木) 13:23:21.54 ID:K32qfY9L0(1)調 AAS
>>547
お前が喘ぐたび、声を上げるたび、

俺も声を上げているんじゃないか。

音にはならないけど、

魂が、悲鳴を上げている。

ああ、どうして

こういう形でしか

俺たちは繋がることが出来ないのかと。

ああ、・・・もし、許されるのならば。

こいつの

心の一部くらいは、俺に譲ってくれ・・・

俺が、この先も燃え続けていけるように。
550: 2012/12/06(木) 13:23:59.12 ID:I8ehuQE/0(1)調 AAS
・・・事が終わって、

一服したいところだが、こいつの前で吸うことは出来ない。

でも、そんなことはかまわねえ。そんな時間はもったいねえ。

今のこいつを、目に焼き付けておきたい。もう一生、会うこともないかもしれない。

そう。俺はそれを知っている。

「今日は、変態って言わねえんだな」

「貴様はぁ・・・・」

コホコホ。ひどくかすれた声で咳き込む桂。水を持ってきて飲ませる。

「身体、大丈夫か?」

「貴様が言うな」

「どうにも、初めての経験なんでねえ」

「・・・今日の貴様は、しつこい」そうきたか。
551
(1): 2012/12/06(木) 13:24:41.13 ID:ZuyzGwkm0(2/2)調 AAS
>>546
桂抜いたらお前の好きなホモカプじゃねーか

銀時×高杉

桂が嫌いでしゃーないんだよな
そうやって話題の中に高杉を入れてくるところが
高杉腐臭を隠せてないんだよ
ゴミババア
552: 2012/12/06(木) 13:24:41.71 ID:JGOF8SDk0(1)調 AAS
まあ、一回抜いてるからな」と言えば、

「貴様は・・・っ!」その焦り方。俺はお前の亭主じゃあるまいに。

「ん?嫉妬か?」そういえば、随分あの妓を気にしていたようだが。

「そんなわけあるまい。あきれているんだ」まさかな。

「へえ・・・でも、てめえは、そんな俺が好きなんだろ」嗤えば、紅くなって。

「あほか・・・・・・」とそっぽを向く。・・・なんだい。

これじゃ、まるで・・・

・・・やめてくれ、期待させるのは。
553
(1): 2012/12/06(木) 13:25:21.64 ID:ZDKhaBRu0(1)調 AAS
俺が煙草を吸いたいと思っているとでも勘違いしたか、

早く出たいための口実か、

「帰るから、存分に吸え」と言って、着物を取りに立つ。

その近くにある鏡台に、移った自分の姿を見て、絶句してる。

一面に紅い跡。

鏡越しに、よく見える。白い肌に黒い髪、紅い花。・・・奇麗だ。ああ、お前は奇麗だよ。

「たかすぎいいいいい!!!!」

「奇麗だろ。・・・いいじゃねえか。どうせしないんだろ。ばれねえよ」

「そう言う問題じゃない!」

「やはり、お前は嫌いだ」と言う桂が、本当にすねているようで、面白い。

ああ、お前のそう言うところ、俺は好きだぜ。
554: 2012/12/06(木) 13:28:09.46 ID:KXfI2vZ50(1/5)調 AAS
>>551
なに故意に桂抜いてるんだよ
高杉腐

銀さんと高杉は桂でヌイてるけどねww

この小説はどうみても銀時×桂そして高杉×桂小説でーすw
高杉の下で桂がアンアン喘いだ挙句高杉の子を出産してるからw

捏造しても
ヒロイン桂に嫉妬してr高杉腐を隠せてないんだよ
ゴミババア
555
(1): 2012/12/06(木) 13:31:16.32 ID:l/eVeJm80(1)調 AAS
>>553
「そういえば、てめえ最近、銀時の喜んで銜えているらしいな。まるで本当の女みてえに」

「は??」

「銀時が自慢してたぜ」思い当たったのか、カアアーーと、真っ赤になって、言う。

「あ、・・あれは、やつが・・・どうしてもと言って、土下座して頼み込むから、仕方なく、一回だけしただけだ・・・。喜んでなど、断じて、いない!」ぴしゃりと言う。

なんだい。そんなこったろうとは思ったが。

「へえ、じゃ、俺も同じことして頼み込んだら、銜えてくれんのかなぁ」嗤って言えば、

「どうかな。試してみただろうだ」と、偉そうに言う。こりゃ意外だ。

「フン・・遠慮しとくぜ」

俺がそんなことしないと踏んで言ったな。だが、いやだ、とは言わなかった。

どうかしてるぜ、今日のお前。俺もか・・・。
556: 2012/12/06(木) 13:31:47.32 ID:EN06kgGY0(1)調 AAS
>>546
桂は南ちゃんだからお前の好きなノマカプじゃねーか

銀時×桂

  

高杉×桂

桂に嫉妬でしゃーないんだよな
そうやって話題の中に高杉腐を入れてくるところが
ヒロイン桂に負けた高杉腐臭を隠せてないんだよ
ゴミババア
557: 2012/12/06(木) 13:34:21.67 ID:KXfI2vZ50(2/5)調 AAS
桂はレイプされて高杉の子供を孕まされて産んだんだよwww

そして愛する銀時の子を身篭ったらまた

高杉×桂のレイプwww

悔しいいいいいいw高杉腐
558: 2012/12/06(木) 13:35:13.62 ID:h1N3ao+D0(1)調 AAS
>>555

のそのそと、着替えをして、簪を手に取る。じっとそれを見ている。

そのまま、うごかない。

このことを、後悔しているのか。

それをくれた奴相手に。

・・・くだらねえ。

「傷でも付いたか」わざと声を掛けてやる。

そう言ってやれば、ハッとする。

フン。俺がいたことすら、忘れていたようだな。

そんなに気になるなら、とっとと帰りな。
559: 2012/12/06(木) 13:37:01.75 ID:zwdPR/CS0(1)調 AAS
「なあ、高杉・・」

ああ?なんだよ。

「いつだったか、貴様これを持っていったことがあっただろう。あれは、なぜだ」

・・・・

・・・は・・・?

・・・てめえ。鈍いにも程があるぜ。

今更、それを言うのかよ。

で、それを、なぜか?だと、俺の口から言わせたいのか。

さっき、俺が好きだって言った奴が、分からないのかよ。

だとしたら、てめえは。

・・・・本当にたちが悪いぜ。

「・・・覚えてねえ」

俺の口からは、言いたくねえよ。

てめえで考えな。

その鈍い頭で。

ああ、馬鹿なてめえらは似合いだよ。

とっとと亭主ンところにもどりゃいい。

俺は一服させてもらうぜ。

いまこそ、

煙でものまなけりゃあ、やってられねえ。
560: 2012/12/06(木) 13:38:21.89 ID:KXfI2vZ50(3/5)調 AAS
どうみても公式な桂ファンの大好き

銀時×桂      と     高杉×桂     要素しかありませんね

高杉腐月詠腐ババァは相変わらず公式捏造が得意ですねw
それしかないもんねw
561: 2012/12/06(木) 13:39:37.69 ID:0zjAMYC40(1)調 AAS
余談 吉原�K

1.

すっと、ふすまが開いた。

思わず、くるりと、向きを変える。

・・・こういうところで会うと、きまずいものだ・・・

後ろ姿でも、銀時なら分かって声を掛けるだろう。

が、近づいてきた足音は俺のすぐ後ろで止まって・・・

階段を下りることなく、髪のかんざしを抜き取った。

バサ・・・っと、髪が堕ちると同時に、振り向くと。

!!!!!!

いるはずのない、男がいた。

奴は、静かに俺の腕を掴むと、無言で部屋に入っていった。

部屋には、女がいた。とろり、とした長い黒髪の美人だ。

髪の乱れ、開かれた合わせ、何かしらの情交の後・・・。

おもわず、眉をひそめて目をそらす。

なんと言ってみようもなく戸惑っていると、

「座れ」と、奴が言った。

仕方ないので、部屋の隅、奴とうんと離れたところに座る。

知らず、手が腹に行ってしまう。

「高杉はん、一体、どういうわけですのん」

とろりとした美女が高杉にすり寄る。

この感じだと、なじみ客なのだろうか。
562: 2012/12/06(木) 13:42:37.57 ID:j7gUpz0M0(1)調 AAS
「気が変わった。出ていってくれ」

「そんな・・・今日は偉く気が変わる日どすなあ・・・」

「金は払うから、頼む」と言えば、女は静かに出ていった。

「たまに来ては、舐めてもらうんだ」というので、何だかかあっとなった。その様子を、さもおかしそうに見て、「傷を」と、最後に付け加えた。いかにも奴らしい言い方だ。

「お前さん、その様子だと銀時に会わなかったようだな」

「あ、ああ・・・高杉、ここから電話をくれたのか?」

「まあな。下でちょっとばかり奴と飲んでいたからな」

「!!!!二人でか・・・めずらしい」

「まさか。たまたま会ったんだよ。俺は違うツレがいる」

くるり、と、煙管を回しながら言った。ああ、それ・・・使ってくれているんだな。その視線で分かったのか、

「俺は、もうちっと派手な色が好みだが」という。

知ってるさ。知っててあえてそれにしたんだ。

「貴様は何もかもが派手なのだから、ひとつくらい落ち着いたモノがあった方が良い・・ちょっとはおとなしくしろ
・・・その方が、世の女のためだ」
と言ってやった。
ふうん、と生返事をしてくるくるとまた煙管を回す。いっこうに、その言葉の意味も分かってない様子。
手持ち蓋差な感じだ。それに、何だか違和感を感じていたら、煙管を片手に持っている割に吸うそぶりを見せない。
・・ああ、まさか、この傍若無人な男が、俺の身体を気遣っているのか。

「なんで銀時がこんなところにいるんだろうなァ」クククとのどを鳴らす。

「おおかた・・・不満なのだろう」

「相手してやってないのか」

「・・・子供がいるのに」ついつい腹をさすってしまう。

「へえ。随分大切にしているんだな」部屋に漂う空気が変わる。幸い、ふすまの近くに座っている。奴がこっちへ来る前に逃げることも可能だ。

「子供が出来た時の、銀時の喜び方は普通じゃなかった。貴様も分かるだろう。・・・あいつは・・・」

「一人もんだからな。血のつながりを欲してやまないんだろうよ」

「ああ。・・・じゃ、俺は帰る」なるべく直前までそのそぶりを見せずに、分からないよう立ち上がった時だ。

「待てよ」

手首を捕まれる。

・ ・・・思っていたより、奴の動きの方が早かった。

「はなせ」

「一度この部屋に入って、何もしないなんて野暮じゃねえか」

「は・・・貴様」

ぞっとした。その目もそうだが、俺の腹に手を当てている。
563
(1): 2012/12/06(木) 13:43:38.39 ID:xKQGVwY3P(2/2)調 AAS
正直垂れ流しには手も足も出ないよね
銀魂スレ潰す目的ならほぼ成功
銀魂スレの為だけに無理やりNG設定する訳にもいかんしね
バレも本スレもこれでしばらくは立たないから寂しい
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あと 197 レスあります
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ぬこの手 ぬこTOP 0.525s*