[過去ログ] 第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-16 (517レス)
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352(1): 競馬隠れた名実況集 2008/07/02(水) 02:48:51 ID:GT7H1d89(1/14)調 AAS
競馬では数多くの名勝負と共に数多くの名実況が生まれ、競馬板のスレにも数多くの名実況が書き込まれていますが、
今回はその中でもあまり知られていない名実況や隠れた名実況をいくつか紹介したいと思います。
「イキマスキョウワが行きます今日は」
【レース】第32回北関東ダービー
【実況アナ】大川充夫
04年に行われた北関東ダービーで飛び出した珍実況。
正式な実況は「イキマスキョウワが「行きます今日は」のダジャレの通り先手を奪ってゆきます」。
元は宇都宮競馬のファンが発行していたフリーペーパーで「イキマスキョウワが行きます今日は」というネタがあり、
この北関東ダービーでは先手を奪って先頭を走っていた事からこう実況された。
この北関東ダービーが行われた宇都宮競馬場は翌年に廃止。実況していた大川アナはその後耳目社に移り、現在は
南関東4場と金沢競馬場で実況を担当している。先日はユキチャンが勝った関東オークスと帝王賞の実況を担当。
上でも書かれているユキチャンが勝った関東オークスでは「真っ白な馬体がカクテル光線に光っています」と実況した。
359(1): 競馬隠れた名実況集 [sage週漫さん待ち] 2008/07/02(水) 02:56:41 ID:GT7H1d89(2/14)調 AAS
「マニュアル通りに堅く収まるか、あるいはなんでだろう〜と思うような波乱の決着となるか」
【レース】第32回高崎大賞典
【実況アナ】新井延育
2003年の大晦日に行われた第32回高崎大賞典のスタート前に出た実況。
この年の流行語である「マニフェスト」と「なんでだろう」を組み合わせたこの実況は03年を締めるにふさわしい実況となった。
なお、結果は人気馬が上位に入り、マニフェスト通り堅く収まった。
高崎競馬場はその翌年の2004年の大晦日を最後に廃止。最終日は高崎大賞典がメインに組まれていたが、降雪のため
9レース以降は中止に。これが実質最後の高崎大賞典となった。
361: 競馬隠れた名実況集 2008/07/02(水) 02:58:29 ID:GT7H1d89(3/14)調 AAS
「これだ!これがディープインパクトだ!これがディープインパクトだ!」
【レース】第51回有馬記念
【実況アナ】小林雅巳
ディープインパクトが華やかにラストランを飾った第51回有馬記念。
その有馬記念で場内実況を担当していたラジオNIKKEIの小林雅巳アナから飛び出したこの実況は
この言葉だけでディープインパクトの強さを示す実況となった。
この有馬記念ではフジテレビの三宅正治アナの名実況がよく書かれるが、この実況も三宅アナの名実況に
負けない名実況である。
「河内の夢か!豊の意地か!」
【レース】第67回日本ダービー
【実況アナ】三宅正治
フジテレビの三宅正治アナは競馬では数々の名実況を残しているが、第67回日本ダービーで放ったこの実況も
本来なら名実況として評価されそうだが、この時、場内実況のラジオたんぱの白川次郎アナも「さあ、河内の夢はどうだ!」
と実況しており、白川アナの実況の方が後に色んな所で多く書かれていることから名実況に隠れてしまった名実況となってしまった。
362: [sage>>360 被ってしまいましたな・・・・・] 2008/07/02(水) 03:00:59 ID:GT7H1d89(4/14)調 AAS
「ドバイの夜空にアドマイヤムーン輝きました!」
【レース】2007ドバイ・デューティ・フリー
【実況アナ】舩山陽司
ラジオNIKKEIの実況アナの中では小林雅巳アナと共に好フレーズを連発している舩山陽司アナ。
その中からアドマイヤムーンが勝ったドバイ・デューティ・フリーを今回は挙げてみました。
このレースでアドマイヤムーンはGI初勝利。その後、宝塚記念、ジャパンカップを勝ち、3度も
大きな輝きを見せたが、一番最初の大きな輝きを見せたのは日本から遠く離れたドバイの夜空だった。
363: 競馬隠れた名実況集 2008/07/02(水) 03:02:32 ID:GT7H1d89(5/14)調 AAS
「兵庫のみなさん、おめでとうございます!」
【レース】第35回佐賀記念
【実況アナ】中島英峰
佐賀競馬の実況を担当している中島英峰アナは「栄光のゴールまであと172メートル」など数々の名実況を生んで来たが、
その中から今年の2月に行われた第35回佐賀記念の実況を。
このレースを勝ったのはチャンストウライ。後続に4馬身差を付け、レコードタイムで圧勝。
兵庫県所属馬としてはロードバクシン以来の7年ぶりのダートグレード制覇に歓喜に沸いたが、それを祝福する中島アナのこの
実況は兵庫県競馬ファンには忘れられない実況になった。
364: 競馬隠れた名実況集 2008/07/02(水) 03:05:09 ID:GT7H1d89(6/14)調 AAS
「トゥザヴィクトリーが今日は追い込んで来た」
【レース】第26回エリザベス女王杯
【実況アナ】広瀬伸一
闘病生活の末、昨年9月に胃がんのため49歳の若さで亡くなった広瀬伸一アナ。
軽快で正確な実況は多くの競馬ファンや関係者から高い評価を得てきたが、その中でも2001年のエリザベス女王杯
は5頭が固まっての大激戦を上手く捌いて実況し、広瀬アナが実況したレースの中でもかなり高い評価を得た。
ちなみにトゥザヴィクトリーは普段は前に行く馬だが、この時だけは中団の後ろからレースし、直線で追い込み、最後は
ローズバドの鬼脚をわずかに凌ぎ待望のGI初制覇を飾った。
このフレーズは残り200付近でトゥザヴィクトリーが外から追い込んで前の馬に迫って来た時に言った物である。
365: 競馬隠れた名実況集 2008/07/02(水) 03:08:09 ID:GT7H1d89(7/14)調 AAS
「おめでとう高野容輔」
【レース】第13回マーメイドS
【実況アナ】馬場鉄志
数多くの名実況を残している関西テレビの馬場鉄志アナ。
その中から今回はまだ記憶に新しい第13回マーメイドSの実況を。
最低人気、最軽ハンデのトーホウシャインで勝ちが初重賞制覇と共に今年初勝利となった高野容輔。
当然、レースは大波乱となり、場内は騒然となっていたが、馬場アナはゴール後、温かみのあるこの実況で高野容輔を祝福した。
366: 競馬隠れた名実況集 2008/07/02(水) 03:11:43 ID:GT7H1d89(8/14)調 AAS
「今日はサラブレッドの父の日です」
【レース】第54回か第55回カブトヤマ記念
【実況アナ】高橋雄一
福島テレビのアナウンサーだった高橋雄一アナは温かさがありつつも激しく熱くなる実況で福島開催の名物アナとして
長年競馬ファンを楽しませて来た。
その中でも数少ない父内国産馬限定の重賞だったカブトヤマ記念での実況では出走馬の名前を言った後にその馬の父親の名前も
言い、温かさのあるその実況はカブトヤマ記念のちょっとした名物となっていた。
今回取り上げるこの実況は第54回か第55回のカブトヤマ記念のスタート前に言った言葉で、この実況からして温かさが伝わって来ている。
その後、カブトヤマ記念は2003年を最後に廃止になり、高橋アナは2006年にアナウンサー職を離れ、そして父内国産馬限定の重賞も
2007年の中日新聞杯を最後に消え、父内国産馬限定のレースも2007年限りで姿を消した。
「今日はサラブレッドの父の日です」のフレーズが似合うレースはもうしばらくはないだろう・・・・・・・・・
367: 競馬隠れた名実況集 2008/07/02(水) 03:20:37 ID:GT7H1d89(9/14)調 AAS
「みちのくへ未来への希望を届けたか」
【レース】第21回全日本新人王争覇戦
【実況アナ】橋口浩二
最後に紹介するのは2007年3月21日に高知競馬場で行われた第21回全日本新人王争覇戦の実況から。
このレースを優勝したのは岩手所属の山本聡哉騎乗のワイワイだったが、岩手競馬は経営難から
このレースが行われるわずか2日前にかろうじて存続が決まった所だった。
存続が決まった2日後に山本聡哉騎手の全日本新人王争覇戦制覇。ゴール後、橋口アナはこの実況を喋り、岩手競馬ファンを
感動させた。
実況を担当した橋口浩二アナはハルウララブームの仕掛け人としても知られているが、研究熱心で血統などを深く勉強し、
スタート前には転入馬を詳しく紹介したり、レースではストップウォッチを使ってタイムを計ったり、出走馬の血統を折り込んだ実況を
したりするなど、全国の競馬ファンだけではなく、同じ競馬実況アナウンサーからも熱い支持を受けており、
岩手と同じく経営危機の高知競馬の復興に一役買っている。
岩手競馬は未だに経営が危ない状態が続いているが、果たして希望の光が差し込んでくる日は来るだろうか。
そして輝く未来はやって来るのだろうか。
473: 競馬名実況集 2008/07/02(水) 19:21:49 ID:GT7H1d89(10/14)調 AAS
「この走り!明日の芝2000メートルで見たかった! 」
「これならば納得でしょうクロフネ陣営も!」
【レース】 第6回武蔵野S、第124回天皇賞(秋)
【実況アナ】塩原恒夫
ポエム実況として知られるフジテレビの塩原恒夫アナ。
競馬板でも実況に関しては賛否両論の声があるが、しかし、時には激しく印象に残る実況を残している。
今回紹介するのは塩原アナの名実況の1つである「これならば納得でしょうクロフネ陣営も!」を。
日本ダービーが外国産馬に開放された最初の年に名前の通りに衝撃的な強さを見せたクロフネ。
秋は天皇賞(秋)を目指していたが、南部杯を勝ったアグネスデジタルが急遽登録したため天皇賞(秋)は除外対象となり、
出走は叶わなかった。
天皇賞(秋)でのクロフネの走りに期待していたファンからは急遽登録したアグネスデジタルに非難の声が集まった。
天皇賞(秋)に出られなかったクロフネは路線を変更し、天皇賞(秋)前日のメインレースであるダートの重賞武蔵野Sに出走。
そこでクロフネは後続に9馬身差つけて日本レコードで圧勝と衝撃的な勝ち方を見せ、競馬ファンを驚かせた。
そしてその翌日、アグネスデジタルがゴール前でテイエムオペラオーを交わし優勝。
ゴール後、塩原アナは「これならば納得でしょうクロフネ陣営も!」と実況した。
非難を浴びつつ天皇賞(秋)に出走したアグネスデジタル。その本番で見事結果を残した。
塩原アナのこの2つの実況は当時2頭に制限されていた外国産馬出走のもう1つの枠を巡った2頭の状況を表す実況となった。
474: 競馬名実況集 2008/07/02(水) 19:23:23 ID:GT7H1d89(11/14)調 AAS
「グランプリホースの貫禄!どこまで行っても逃げてやる!」
【レース】 第49回毎日王冠
【実況アナ】青嶋達也
名勝負の1つとして今も語り継がれている第49回毎日王冠。
この年の毎日王冠は9頭立てながらもサイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーと歴史的名馬が
3頭も出走していた。
レースはサイレンススズカが道中は1000メートル57秒9と超ハイペースで後続に5馬身の差を広げて逃げ、最後までその逃げ足は衰える事無く
エルコンドルパサーらを相手に2馬身半差のリードをつけ圧勝。
エルコンドルパサーにとっては日本での唯一の敗戦がこのレースだった。
この名勝負を実況したのはフジテレビの名物アナウンサーである青嶋アナ。この実況はゴール後に放った言葉である。
「どこまで行っても逃げてやる!」と青嶋アナから放たれたサイレンススズカの逃げ。しかし、その逃げは次のレースで悲運の形で終える事となる・・・・・
476: 競馬名実況集 [sageまた被った・・・・・] 2008/07/02(水) 19:26:10 ID:GT7H1d89(12/14)調 AAS
「アブクマポーロが去年の忘れ物を取りに来ました」
【レース】 第44回東京大賞典
【実況アナ】及川暁
地方競馬を代表する実況アナウンサーである及川暁。
彼の口からはこれまでに数多くの名実況が誕生しているが、今回はその中から98年に行われた
第44回東京大賞典での実況を紹介する。
前年、1番人気に支持されるも3着に敗れてしまったアブクマポーロ。
年が変わってこの年はまさにアブクマポーロの年と言われるほどの快進撃を続けた。
そして暮れの東京大賞典、前走の南部杯でアブクマを倒したライバルのメイセイオペラや前年の帝王賞馬
コンサートボーイなど多数の強豪が集まったが、アブクマポーロはそれら強豪を相手に2着のメイセイオペラ
に2馬身半の差をつけて圧勝。昨年の雪辱を果たした。
そしてゴールしてからしばらくして放たれたのは及川暁のこのフレーズである。
1年前に忘れた東京大賞典制覇という名の忘れ物。その忘れ物を取りに来た時に放たれたこの実況は
今も競馬ファンの中に深く刻み込まれている。
477: 競馬名実況集 2008/07/02(水) 19:29:57 ID:GT7H1d89(13/14)調 AAS
「さぁ、その後から赤木高太郎が上がって行きます。この勝負服を見るのは、この勝負服を見るのは、これが最後です。
小牧太が行く、赤木高太郎が行く。ここでは岩田がわずかに遅れた。
小牧と赤木の戦いとなりました!さあ〜〜!これから直線です!
ご覧ください!小牧太と赤木高太郎です!あと3番手以下はもう完全に遅れました!
このレースは!小牧と赤木の戦いとなりました!ゴールまであと40m!
小牧が!わずかに首だけ差をつけたところがゴーーーール!
なんという素晴らしいドラマ!」
【レース】 フェアウェルステージ(2004年2月19日)
【実況アナ】吉田勝彦
及川暁の師匠であり、同じく地方競馬を代表する名実況アナウンサーである兵庫県競馬の実況アナウンサー吉田勝彦。
レース道中の流れを的確に捉え語りつつ 直線に入るにつれテンションが上がるという独特のスタイルの彼の実況は
競馬板では「吉田神」と称えられ、数多くのファンを持つ。
絶叫のイメージが強いが、時にはファンを感動させる素晴らしい実況を放ち、彼の実況で泣かされたファンは少なくない。
その感動する実況の中から現在はJRAで活躍している小牧太と赤木高太郎の兵庫県所属最後のレースとなったフェアウェルステージを紹介する。
向こう正面で小牧と赤木の馬が抜け出し、この2人の一騎打ちとなると分かってからは吉田アナは馬の名前を言わずに、赤木、小牧、そして追う
岩田(康誠)の名前を最後まで言い続け、そしてレースは小牧と赤木の一騎打ちの末小牧がわずかに制するという素晴らしい決着となった。
「乗り役と馬が一段と男前に見えるように照らす照明役」と自らの実況をこう表現する吉田アナ。
その表現が最も素晴らしい形で表したのはこのフェアウェルステージでの感動的な実況ではないだろうか。
478: 2008/07/02(水) 19:32:13 ID:GT7H1d89(14/14)調 AAS
「もう二度とこの上山で馬たちの走る姿を見ることはありません。永遠の別れです。つらい、つらい、樹氷賞となりました。
無念の思いと、そして勝利への執念を胸にラストラン・・・・」
【レース】 第31回山形記念樹氷賞
【実況アナ】興那覇豊和
2003年11月11日を最後に廃止となった上山競馬場。
最後の日、上空は厚い雲が覆い被さり、常に雨は止まなかった・・・・・・・
この上山競馬の最後を見ようと全国各地から競馬ファンが集まり最後の日を共にした。
温泉地にあった上山競馬場。その立地と景色の良さから地元だけではなく、全国の競馬ファンから愛され、上山温泉の旅館に宿泊したりして地元経済にも大きく貢献していた。
上山競馬で26年に渡って実況を担当した興那覇アナは騎手にニックネームをつけたり、数々の名調子・名実況から上山競馬の名物の一つとして親しまれていた。
そしていよいよ最後のレースとなった山形記念樹氷賞。
「長年かみのやま競馬を支えていただいたファンの皆さん、遠方より応援に来ていただいたファンの皆さん、本当に長い間
ありがとうございました。いよいよラストランです」の実況から始まり、各馬が2度目の直線に入った時に興那覇アナが放ったのがこのフレーズである。
このフレーズがより競馬ファンの悲しみを増大し、この実況を聞いて泣いたファンも少なくない。
レースはセイウンリンクスとスパートクロスの一騎打ちの末、セイウンリンクスが制したが、これが上山競馬最後のゴールとなった。
表彰式後、ファンたちから興那覇アナに向けて「興那覇コール」が起きた。
興那覇アナはその後、1度水沢のイベントで実況復帰し名調子でファンを沸かしたが、実質競馬実況からは引退している。
現在、上山競馬跡地は場外馬券発売所となっているが、もう2度と上山で馬が走る姿は見る事はない・・・・・・・
そして興那覇アナの名調子も・・・・・・・・・
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