[過去ログ] 【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】 (1002レス)
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622(1): 魔法少女世界 2019/05/10(金) 22:02:17.87 ID:bNpxujls0(1/8)調 AAS
ヒトの感情がエネルギーとなる世界。
その世界では感情エネルギーを制御する術を魔法と呼称している。
魔法への適性は女性の方が高く、それ故世界は女性優位である。
稀に生まれる適性の高い男性は勇者と冠され将来を有望視された。
ヒトの栄と共に魔法技術は栄えて幾千年。
時に魔法は戦争にも利用され、果ては魔物と称される兵器を作り出し世に放ってしまう。
放たれた魔物もまた滅びる事無く、ヒトの脅威としてあり続けている。
某国中央都市に構えられた国立学園アヴァロン。
未来のエリート魔法使いを育む為に設立された全寮制の広大な学園の外でも物語はある。
BB「此処に来るのも久しぶりだ」
メアリー「ふうん、来た事があるの?」
BB「コレの改良で何度か」
無難な服装の美丈夫然とした金髪碧眼の青年が
黄色い襤褸を纏った青長髪の色白裸足少女を伴い
一見すると矢鱈メカメカしい懐中電灯を腰にぶら下げ
周囲に田んぼが広がる田舎道を行く。
某所の田舎であるが、此処には知る人ぞ知る魔道具の名工が住んでいる。
故にこうして稀に越境者が出向くこともある。
まあそんなこと知らずに何かの縁で越境してくるモノもいるのだが。
さて、周囲にいる越境者はどんな事情で此処にいるのだろう?
624(1): 魔法少女世界 2019/05/10(金) 22:21:16.84 ID:bNpxujls0(2/8)調 AAS
>>623
メアリー「いやーん」
楽しそうにサーボスカルに捕らわれるB5サイズ。
BB「…何で連れてるんでしたっけ、ま、いいか」
考えて分からない事は考えない、切り替え上手のBB君の処世術である…処世術?
一行は田舎道を只管進む。
偶に羽の生えた蛇やら目から石化ビームを放つヒト以上の大きさの鶏とかが湧くが
「魔物だ」「魔物だわ!」とB&Mがワンパンでのしていくので描写の余地がない。
そうして一行は都会では洋式の建物でごった返す世界で
ザ・日本家屋、みたいなそこそこ大きめの一軒家の前についた。
表札には『びびあん』と達筆な平仮名が掲げられていた。
626(1): 魔法少女世界 2019/05/10(金) 22:40:37.52 ID:bNpxujls0(3/8)調 AAS
>>625
BB「コンビニが片道30分圏内にないもので…お待たせしました」
BBなりのジョークを飛ばし、とりあえず何故居るとかそういう突込みは封印する流浪の騎士。
メアリー
「おかげでピカピカよ!
…あれ?魔導書って少し小汚い方がらしいんじゃないかしら?」
魔導書ファッションなんて共感できるものがマイノリティな疑問を呈すB5少女。
「で、綾鷹あった?」
BB「…生茶なら」
軒先にはイムカの他に甚平を纏う黒長髪のネーチャン。
若く見えるが中身はBBA、名工と一部では称される『びびあん』である。
びびあん「しょうがない、我慢するかー。あ、クラウソラス改良費は前回の二割増しなー」
BB「許されなかった!」
びびあん「で、イムカちゃんは何をご所望だっけ?オネーサンど忘れしちった、てへ」
BB「…」
びびあん「三割増しな」
BB「何も言ってないのに!?」
628(1): 魔法少女世界 2019/05/10(金) 22:59:02.79 ID:bNpxujls0(4/8)調 AAS
>>627
メアリー「!」
BB「いやその手があったかみたいな顔をされても…」
B5少女は乗り気であるが、そんな禍々しいブツを
態々専用の収納までこさえた懐に持ち歩きたくない青年。
びびあん「あ、そーだった、そーだった、任してお代は其処の坊主持ちで良いし」
BB「特に理由のない出費が財布を襲う!?」
びびあん「甲斐性見せろ、男だろー」
BB「あ゛ー…」
一切の抵抗を諦め手を上げる青年。
慣れたやり取りなのか別に気にする様子もなく。
びびあん「んじゃちょっと待っててなー、すーぐ終わらせるから」
そう言って離れの作業場に向かう名工。
ちな立ち入り禁止である。
一度名工の手腕を拝もうと某黒服集団が押入った所、
一瞬にして全員のサングラスが割れスーツが弾け飛んだ。
630(1): 魔法少女世界 2019/05/10(金) 23:09:30.06 ID:bNpxujls0(5/8)調 AAS
>>629
ズームしたカメラの先に移る映像は真っ黒だ。
別に映像が映っていない訳ではない、ちょっと引きで撮ってみようか?
……
………うん、これ誰かの目だわ。いきなりドアップだったんで黒かったんだなー
で、何故未だに一つの目しか映ってないんだろうか瞳孔めっちゃ開いてて怖いんだけど。
「み る な」
ブツン、映像はそこで途切れた。
メアリー「あーあ」
何かを察したのかB5少女がサーボスカルを憐れむ。
632(1): 魔法少女世界 2019/05/10(金) 23:21:53.00 ID:bNpxujls0(6/8)調 AAS
>>631
メアリー「好奇心猫をコロコロ。安心して私もコロコロされそうな時があった」
なので今回は自重しただけで、サーボスカルがいなかったら自分がこうなってたなーとか思うB5。
転がるスカルを抱き上げ赤子をあやすようにゆらゆら左右に振った。
BB「さあ如何なんでしょうか?メアリーは割といい相棒してくれていますよ?」
メアリー「どやぁ」
ドヤ顔決めてメカしゃれこうべを抱く少女。
BB「しかしまあ何でこんな所に住んでるんでしょうか?腕はいいのに」
それこそ新進気鋭の学園の教授として迎えても良い位にはびびあんの名は知られている。
本人がそんな話をしたことはないが…
634(1): 魔法少女世界 2019/05/10(金) 23:33:01.88 ID:bNpxujls0(7/8)調 AAS
>>633
びびあん
「しっつれーな、まだまだ現役でスウィーティーですー
都会だと煩いのが一匹、四六時中付きまとって鬱陶しかったんだよなー」
作業を終えて品物を手に戻ってきた名工。
大丈夫、腕輪の外見は変わってない!!
BB「え、ストーカーですか?」
びびあん
「ある意味そうかもなー、マギカギア開発時期に何処から聞きつけたのか
『モット良いモノに出来る』って、自分を売り込んでくるんだよ…はぁ」
BB「あー…それは又、で今は?」
びびあん「此処に来てからは一切見てないし気配も感じないな、そいつの事は」
BB「厄介なヒトもいたもんですね」
びびあん「いやマジ何なのアノ獣」
BB「ん?」
縁側に座り込み、煎餅と茶を飲み食いし始める名工。
636(1): 魔法少女世界 2019/05/10(金) 23:48:30.64 ID:bNpxujls0(8/8)調 AAS
>>635
びびあん「駄目だよイムカちゃん。子供産めるうちは現役!」
BB「…」
びびあん「4割」
BB「尚産めるかどうかは別問題とか思ってませんけど!」
びびあん「4割増しぃッ!」
BB「理不尽!」
尚、腕輪はちゃーんと正常動作してくれました。
ただ、1g程重くなっております。気づくかどうか。
メアリー「概念いっぱいね、舌噛みそう!」
イムカのチェックを興味深げに見やるB5。
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