【安価コンマ】オリウマ娘と共に (1002レス)
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131: ◆OX0aJKbZO.0H 2024/03/09(土) 19:19:46.73 ID:aNta1IfC0(11/18)調 AAS
前から3番目辺りに付き、最後の直線で一気に抜き差す。お手本のような先行差し……ステラライムの地力がハッキリと分かるメイクデビューであった。
ライム「――やりました、やりましたよトレーナーさん!トレーナーさーん!」
パピヨン「ぷぷ、元気な子だね〜」
『まだ分からないが、きっとこのステラライムが全日本ジュニアでは有力バとなるだろうな』
それに、きっとこの子はマイラー……スプリンター気質のパピヨンと彼女ではそもそものスタミナ勝負で負けて刺されてしまうかもしれない。
パピヨン「……ふーん。じゃ、アタシはこの子に追いつかれないように沢山スタミナ付けて、逃げ切れば良いわけ?」
『まあ、そういう訳なんだが』
スタミナ、それにパワーもスピードも何もかもがまだパピヨンには足りないかもしれない。だが……それをどうにかして送り出すのがトレーナーだ。
『頑張ろうパピヨン、自分がキミを勝たせるよ、そのためのトレーニングも――』
パピヨン「うわ、なんかキモ。勝たせるよ……だって〜!ぷぷぷ!カッコいいこと言ったつもりだ〜!」
……頑張ろう。パピヨンは勝てないウマじゃないはずだ。
422: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/04/18(木) 23:51:14.73 ID:E2mbfavJ0(2/2)調 AAS
ヒシアマ「おいおいそこのアンタ!トレーナーはこの先立ち入り禁止――っとぉ?」
『すみません、この子をお願いしたいんですけど……』
美浦寮。そこは学園の向かいに存在する二つある寮のうちの一つ。そこの寮長であるヒシアマゾンに引き留められ、【貴方】は止まる。
まあ、もとより寮長を頼る予定だったので都合が良かった。と、【貴方】は暢気に考える。
『確かこの寮ですよね、シルヴァーパピヨンは』
ヒシアマ「……ははーん、なるほどね。事情は大体理解したよ」
彼女は【貴方】とパピヨンを見て、にやりと笑い。小さな声でそう言った。
ヒシアマ「それにしてもまあ、とんだお姫様だねぇパピヨンは。随分と幸せそうじゃないかい」
『……そうですかね』
トレーナー室から、その小さな身体をひょいっと持ち上げ、出来るだけ起こさないように運ぼうとした結果――【貴方】はお姫様抱っこでパピヨンを持ったまま、寮まで向かった。
持ち上げたときにあまりにも軽すぎて「軽っ!?」と声が出てしまうくらい、パピヨンは軽かった。まだまだ中学生の彼女なのだから、それも当然と言えば当然だが……なんだか心配になってしまう軽さだった。
この身体でよくあの速さを出せるものだ……もう少し食事に気を使った方が良いのかもしれない。
ヒシアマ「おおっと、ほらほら部屋に戻りな!それじゃ、パピヨンのトレーナーもお疲れさま、このお姫様は貰い受けるよ」
ざわざわと様子を見に来た寮のウマ娘たちが、ヒシアマゾンの一声で散っていく。【貴方】はお姫様抱っこですやすや眠っているパピヨンを、彼女に渡す。
『すみません、それじゃあよろしくお願いします』
――そして、【貴方】はトレーナー室に戻る。
机に置いていた、その包み袋を開ける。中には不揃いの形をしたウイスキーボンボン、触れてみるとなんだか妙にざらざらしていたり、ちょっと溶けかかっていたり……。
『……強いなぁ、アルコール』
そのウイスキーボンボンは、とても強い大人の味わいだった。
445: 2024/04/28(日) 07:59:38.73 ID:IE0c13JPo(1)調 AAS
車椅子を使う芦毛のウマ娘のトレーナー
現役時代は将来を期待されていたが、レース中の怪我で夢を諦めざるをえない事になる
厳しいときには厳しく、優しい時には優しい
495: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/05/05(日) 19:36:47.73 ID:+9m/08ls0(10/18)調 AAS
そして、私たちはトレセン学園に通うウマ娘。ならば必然的にレースの話は切っても切り離せない話題で。
シルフィー「……そうですか。マンティさんはJBCスプリントを目標に」
マンティ「は、はい……国内で短距離のダートG1は、その一つだけですから……わ、私の走りなら十分狙えると、トレーナーさんも……」
――私の同室、パピヨンさんと同じダートを走るウマ娘。短距離ということは、もしかしたら同じレースに出ることもあるかもしれませんね……そうなったら、どちらを応援したら……。
マンティ「…………が、がんばり、ます!まだまだ先のレースですけど、そのG1に勝てれば、きっと……!」
シルフィー「……?」
何か覚悟を決めたような表情。けどどこか必死な表情――私にはそれの見覚えがあります。
(……パピヨンさんも、前に)
そう、パピヨンさんも前にこんな表情をしていました。マンティさんのレースに懸ける思いがそうさせるのでしょうか……ですが、それを聞く勇気は、私にはありませんでした。
マンティ「そ、そういえば。シルフィーさんは今後のレースは……ど、どうするんですか?」
シルフィー「あ、は、はい。えっと……」
――私は。
グリーンシルフィー、桜花賞戦績:コンマ直下
1〜3 一着!
4 二着!
5 三着!
4〜6 掲示板!
7〜9 掲示板にも……
0 おおっと
オークス戦績:コンマ下2
1〜3 一着!
4 二着!
5 三着!
4〜6 掲示板!
7〜9 掲示板にも……
0 おおっと
626: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/06/10(月) 02:09:03.73 ID:oJ/bhrfl0(3/9)調 AAS
パピヨン「――それじゃあ、まずはお耳にオイルを塗り塗りしちゃうね〜」
なんでもヒトのお耳専用のオイルなんだって〜、ちょっとお高い奴だぞ?なんて呟きながらパピヨンは手の平にそのオイルを垂らし、にゅるにゅると馴染ませる。自分の耳の近くでそれをされると、なんだか音が気持ちいい。
……なんだか良い匂いもしてきた。これはなんだろうか……よく分からないけど、安心する良い匂いだ。
パピヨン「それじゃ、次はこのオイルたっぷりのお手々でお兄さんのお耳をぎゅううう〜……♪」
耳がパピヨンの手の平に覆い尽くされる。オイルの感触が耳全体にじんわりを広がっていき、それがなんだかとても心地いい。次第に耳が温かくなっていき、耳の色んなところが敏感になっていくようだった。
パピヨン「耳には色んなツボがあるんだって。だからこうやって適当にギュ〜ってしたり、もみもみするだけでとっても気持ちいんだよ?お兄さんのお目目もトロトロ、なっさけなーい顔担当ウマ娘に晒しちゃってはっずかし〜」
こんな顔、アタシ以外に晒したきも〜!って目で見られちゃうから止めといた方が良いよ〜。
……耳をマッサージする手は止まらない。耳の外側から、耳たぶまでを親指と人差し指で挟むように揉まれぎゅっぎゅっぎゅ〜と指圧される。
ひとしきり揉んだかと思えば次は耳を畳むように全体を押しつぶす。普段なら少し痛いかもしれない動きだが、ポカポカになって柔らかくなった耳と、オイルの効果で全く痛くない。むしろ気持ちが良い。
『うぁ……』
パピヨン「……!あ〜!お兄さんキモい声漏れた!ぷぷ、うぁ〜だって。うぁ〜……!」
『ちょっと、止めてくれよ……恥ずかしいから』
ぎゅ、ぎゅ、ぎゅ、ぎゅ。ぎゅぅぅぅぅ……。
もみ、もみ。もみもみもみ……たぱたぱたぱ、たぱたぱたぱ。
パピヨンの笑い声を聞きながら、耳を触る手はどんどん勢いに乗っていく。揉んで、潰して、揉んで、軽く指で叩かれて。
しかし、どれも痛くない。気持ちよくて仕方がない。普段の疲れと睡眠不足も相まって、すぐに眠ってしまいそうになってしまう。
パピヨン「……は〜い。じゃあ次は耳かきでお兄さんのお耳の中をきれいきれしちゃうよ〜」
668: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/06/15(土) 16:27:18.73 ID:oQQIirZho(1)調 AAS
ゾロ目ボーナスとかすっかり忘れていました、ありましたね
じゃあライムとのイベントでなにか色々と投げておいてください。ゾロ目だしなんか欲望にまみれてそうな無理そうな奴も良い感じに採用します。
ゾロ目忘れがちなので見つけたら教えてください。ただ無理なときは無理って言います
779: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/07/01(月) 23:54:08.73 ID:3YoYuToa0(8/8)調 AAS
寝ます、おやすみなさい。
安価は下にずらして下さい。
858: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/07/12(金) 00:10:17.73 ID:xGhK2rTh0(2/3)調 AAS
パピヨン「あ、バレちゃった?」
シルフィー「ちゃ、ちゃんといますから!マ、マンティさんは大丈夫ですか?電波の調子とか、機械トラブルとか!」
マンティ『ひゃ、ひゃい!だ、大丈夫です……!』
――タブレットには今病院の一室にいるマンティの顔が映ってる。そう、マンティだけリモートなんだよね。
脚がまだまだ出歩ける状態じゃないから病室でパーティー――なんてことが出来るはずもなく。ならせめて、ということでこういう形での参加となった。
ライム「それにしてもマンティさんは気合いが入ってますね。サンタさんの帽子、似合っていますよ!」
マンティ『あ。ぅ、こ、これは、ナースの人がプレゼントしてくれて……!は、恥ずかしぃ……』
……よく見るとマンティの背景にもクリスマスっぽい飾り付けがされている。なんだかナースさんにだいぶ可愛がられているような雰囲気。
…………マンティっぽいなとなんとなく思った。
パピヨン「さてさて早速ご飯食べちゃおう!ライムが彼氏にふるまう予定だった料理、全部平らげちゃおうねシルフィー?」
シルフィー「こ、これが彼氏くんに込められた愛情の味なんですね……!」
ライム「まあ、美味しく食べてくれるのは嬉しいんだけど……!パピヨンさん!」
――こうしてクリスマスパーティーが始まった!
さぁて食べるぞ食べるぞ!
980: ◆b0/EDFEyC136 [saga] 2024/08/05(月) 21:10:11.73 ID:x2PHwe0c0(4/19)調 AAS
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