【安価コンマ】オリウマ娘と共に (1002レス)
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34: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/03/04(月) 02:10:01.27 ID:NbPIO9X50(5/13)調 AAS
名前:シルヴァーパピヨン
バ場適正:芝GダートA
距離適性:スプリンター
脚質適正:逃げ
一人称:アタシ
性格:ワガママ自分大好きの気性難(期待されて応えられず落胆させるのはもう耐えられないから最初から好かれないようにするため)
口調:メスガキ
見た目:青みがかっている銀髪フォーテールで低身長巨乳
趣味:尻尾手入れ(するのもされるのも)
レースにかける思い:今はない、走りたいから走ってるだけ
★
それでは、今回はこれで。おやすみなさい。
156: ◆OX0aJKbZO.0H 2024/03/10(日) 19:52:07.27 ID:vyOUQk7x0(8/15)調 AAS
――シルヴァーパピヨン宣言!全日本ジュニア優駿でも逃げ切りか!
(……バッチリ書かれてるな)
あのメイクデビューであった記者の記事だろう、あの時の会話を元にだいぶこちらがヒールのように書かれている。
『シルヴァーパピヨンとその担当トレーナーはG1でも華麗な逃げ切りを決めると記者に対して宣言し、当日のメイクデビューでは勝利後、己の強さをアピールするように観客を煽り……』
……ネット上でも、この記事は話題になっているようだ。まあ、メイクデビューで勝ったばかりの子がこんなことを言ったらなぁ……。
パピヨン「あー、お兄さんもしかしてそれ……アタシの記事?」
『あ、こら!』
後ろから読んでいた雑誌を取られてしまう。しまった、彼女にこういうのはあまり見せたくなかったが……仕方ない。
パピヨン「ふーん……ま、ウマッターでもちょくちょくアタシの名前見るし、こういうのも書かれるよね〜。てか、これあの時の記者さんのでしょ」
……あ、写真写りちょっと悪い!もっと可愛く撮って欲しいんだけどな〜、と。パピヨンはあまり内容については気にしていなかった。
『……大丈夫か?』
パピヨン「は、なにが?デビューを上手く飾ったウマ娘が、ちょっと調子に乗ってる〜って思われてるだけでしょ?」
勝てるわけがない、逃げ切れない、期待されていない――パピヨンはなぜか、嬉しそうに言った。
パピヨン「ま、だから別にアタシは気にせず走るだけだよ〜お兄さん」
『……そうか。キミが気にしていないならそれでいいが……少し間違えてる』
パピヨン「?」
『自分は、キミが勝つことも、逃げ切ることも信じているし、期待もしている……だから、頑張ろう』
【貴方】はパピヨンの手を握り、言った。ジーっと彼女の瞳を見つめると、パピヨンの方から視線をずらされてしまった。
パピヨン「…………っ!バカみたい。じゃ、アタシプール行ってきまーす」
『……ああ、少ししたら自分も行くから先に準備していてくれ』
戦いは冬――まだやれることはある。頑張ろう……と、心の中で誓った。
187: 2024/03/11(月) 23:31:13.27 ID:V7bwC0nPo(2/2)調 AAS
フラワーと尻尾手入れしあってるときにポロッとトレーナーに(手入れ)されたこと漏らしてフラワーが赤面する
192: 2024/03/12(火) 12:13:17.27 ID:NNsoY33wo(1)調 AAS
>>1のペースでがんばって下さい
イチャつくの愉しみ
270: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/03/23(土) 01:36:24.27 ID:B6DtBSgr0(2/9)調 AAS
『……ああ。キミの走りから目が離せなかった。もう一度惚れ直したよ』
パピヨン「ん〜……お兄さんほんとキモ〜い。ほんと、めちゃキモい。終わってる〜!」
『んなっ……!キミが訊いてきたんだろ!?』
パピヨン「ぷぷぷ!はっずかし〜!」
……こんなやり取りも数回目。いつか分からせてやりたいと考えたこともあったが……今は彼女の走りだけを考えよう。
二戦二勝。ダートを駆ける我が担当ウマ娘が、一番にゴールを通過する走り。彼女が気持ちよく、楽しく走るために――【貴方】は力を尽くす。
『……ほら、そろそろ練習に戻ろう。パピヨン』
「あーお腹いた〜い……ぷぷ。オッケーお兄さん。頑張ってくるね〜」
――寒い冬の夜空。決戦の日は、もうすぐそこだ。
★
お久しぶりでこれで終わりです。次ステラライムとの勝負、G1全日本ジュニア優駿です。
勝つも負けるもコンマ次第。怪我無く走り切って欲しいです。
297: 2024/03/24(日) 19:40:16.27 ID:GKll3v70o(2/2)調 AAS
2
316: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/03/27(水) 23:45:14.27 ID:YUP9f6/q0(5/7)調 AAS
ライム「六月に開催されるユニコーンステークスにしようと考えています」
ユニコーンステークス。パピヨンの次走にも考えていたレース、それにライムが出走する。
パピヨン「……ふーん」
『……どうする?パピヨン』
パピヨン「当然。ライムにリベンジのチャンス〜……アタシが逃すわけないでしょ?」
ライム「あ、そうだ。すみません!少しマイク、お借りしてもよろしいですか?」
突然、ライムはそう言うと記者の一人からマイクを受け取ると。
ライム「――パピヨンさん。見ていますか?」
パピヨン「んぇ?」
パピヨンの口から、情けない声が漏れる。
ライム「もし良かったら――来てください!また貴女とレースをしたいです!いつでも、受けて立ちますから!」
パピヨン「――」
思わず、口が開いてしまう。【貴方】も、パピヨンも。
テレビでの名指しをしての宣戦布告。あのライムからの……驚いた。まさかこんなことをする子だったとは。
ライム「……あ!これ、生放送じゃないんでしたね……!す、すみません!少しなんだか気持ちが昂ってしまって――」
324: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/03/29(金) 00:51:34.27 ID:PaYfBdJ50(1/5)調 AAS
ちょっとイベント前後させます。
今日はこれだけです。おやすみなさい。
★
ライム「――――♪」
パピヨン「んっ?」
あんまり人のいない校舎の裏。なんとなく探索がてらそこに向かうと――なんだか聞いたことのある声。
パピヨン(……ライム?)
ライムの声じゃん。しかもなんだか嬉しそう?
……電話をしてるみたいだけど、誰だろ。そう思った瞬間、アタシはまず――盗み聞きをすることにした。
ライム「――うん、うん。次の休みは家に帰る予定だから、その時一緒に――え?なになに、ご飯?」
あー、分かった。これあれだ、幼馴染だ。物陰からチラリとライムの様子を伺うと……?うわ、凄い乙女の顔!
ライム「えー、んもー。○○くんってば、ほんと私のご飯好きだよね……うん。分かった分かった美味しいの作るよ。じゃあ今度一緒に買い物行こうね」
……というか、雰囲気全然違う。なんだか、凄い年相応って感じ。これをネタに色々からかったり――いややめておこう、また拗ねちゃう。
ライム「あ!というかちゃんと勉強してる?○○くん、あんまり自分で勉強したがらないからな〜……ふふ、うん。知ってる知ってる、私がいなくても、ちゃんと一人で勉強してるんだよね?じゃあ今度テストの結果見せてもらおうかな〜」
パピヨン(……)
え、付き合ってるでしょこれ。付き合ってないの?フードコートであんな顔真っ赤にしてたのに、やっぱちゃんと付き合ってるでしょ?
ライム「……えっ?いや、そんな良いって……ふふっ。ちょっと恥ずかしいよ……んもう、じゃあ約束ね。うん、約束約束」
約束!?何を約束した!?彼氏……じゃない幼馴染は何を言ってライムを照れさせた!?
――ああ駄目だ、なんかこっぱずかしい。戻ろ……。
691: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/06/19(水) 23:15:22.27 ID:lJQh5VuP0(3/4)調 AAS
パピヨン「あー……えっと、ねぇ」
……パピヨンの珍しい姿だ。ここまで困っているのは自分でも他の友達でもなかなかお目にかかれないだろうな。
普段あんな言動をしているパピヨンにとって、ファンからの純粋な好意は慣れていないのかもしれない。
ファン「じゃ、じゃあ!あの、握手もして貰って申し訳ないんですけど……!」
ファンの女性はそう言うと、カバンからカメラを取り出した。ずっと持っていたんだろうか……?
ファン「ツーショットお願いできますか!?」
パピヨン「しゃ、写真?ま、まあ、写真くらいなら全然……」
相手のお願いとその勢いに負けて、パピヨンはとてもぎこちない笑顔をしながらピースする。それに合わせるようにファンの女性もピースをして……。
……パシャリ。と、音が鳴る。
ファン「あ、ありがとうございます!ほんと、ほんと嬉しいです!」
パピヨン「あ、あはは……そっか。うん、お姉さんも嬉しいならアタシも嬉しいかも」
ファン「……!こ、この写真は一生大事にします!あ、もちろんSNSにあげたりとかもしませんから!」
ほんと、本当にずっと応援してます!だからこれからもレース頑張ってください!
……そう言い残して、ファンの女性はぺこぺこと頭を下げて行ってしまった。
710: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/06/21(金) 23:38:29.27 ID:LpGt2Um00(3/3)調 AAS
全然書けませんでした。暫くはこんな一安価とか安価無しが多くなりそうです。すみません。
おやすみなさい。
736: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/06/25(火) 00:29:22.27 ID:YDQ58vaT0(2/8)調 AAS
星、墜ちる。
それじゃあ今日はこれで終わりです。お疲れさまでした。おやすみなさい。
740: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/06/25(火) 21:57:40.27 ID:YDQ58vaT0(5/8)調 AAS
パピヨン「…………ふぅ」
――9月の夜はまだまだ蒸し暑い。軽く走り込みをしただけなのにムワっと汗が籠り、気持ち悪い。
お兄さんの期待を裏切ってしまうんじゃないかと不安になったとき、ちょっとモヤモヤすることがあったとき――兎に角アタシは走る。走ればその瞬間だけでも気持ちをリセットできるから――けど、ちょっと今回のそれは普段とは違った。
走っても走っても、なんだか引っかかる。小さなモヤモヤが残って消えない。
パピヨン「嫉妬、ムカつき……違う、違うのかな」
アタシがライムに初黒星を付けてやる!そういう気持ちも確かにあった、だけどそんなことで――いや、ダメだ分かんない!アタシがライムをどう思っていたのかが今更分かんなくなってきた!
ライバル!そう、ライバルになりたかったの!だから――アタシはずっとライムを。
パピヨン「…………そろそろウイニングライブも終わったかな」
――スマホを取り出して、電話をかける。プルル、プルルとコール音が鳴って。
ライム「はい、もしもし。パピヨンさんですか?」
パピヨン「――んっ、んんっ。こんばんはライム」
自分からかけておいて、ライムが電話に出たことに驚いて咄嗟に声が出なかった。喉を鳴らして、声を整える。
パピヨン「レースお疲れさま〜。見てたよテレビで」
ライム「あ、あはは――そうですか、見てましたか……」
――恥ずかしそうに頬を指でかく姿が見える。
ライムは――:コンマ直下
コンマが高いほど全然気にしてない!低いほどめっちゃ落ち込んでるし泣いてる。
796: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/07/04(木) 23:05:18.27 ID:rb19XgCK0(4/4)調 AAS
次走:安価直下
1 JBCスプリント(ブラックマンティス:リベンジ)
2 チャンピオンズカップ(ステラライム:リベンジ)
3 カペラステークス(地道な実績作り)
4 その他ダートレース(年内で良い感じのものがあれば)
861: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 2024/07/12(金) 01:15:19.27 ID:xGhK2rTho(1/2)調 AAS
今日はこれだけです。お疲れさまでしたおやすみなさい。
募集した奴はちまちま書いていきたいと思います。
971: ◆b0/EDFEyC136 [saga] 2024/08/04(日) 03:41:04.27 ID:bbKbCQ7N0(2/4)調 AAS
パピヨン「お疲れ様ライム。見てたよ〜レース」
ライム「あ、お疲れ様ですパピヨンさん!あはは……この前あんなことを言ったのに、負けてしまいました……」
次の日。練習中のライムを捕まえて挨拶をする。昨日G1を走ったばかりだというのに、やる気だなぁと思う。アタシなら1週間くらい休みもらいたいけど。
パピヨン「いや、テレビでめちゃくちゃ驚いたけど……まあ、そりゃ必勝のウマ娘なんていないし当然だよね」
ライム「――あの私と同じ先行策だった○○さん、とても……私を意識していたと思います。じゃなければあんなタイミングで前には――」
……勝負を仕掛けるタイミング、最初どの位置に陣取り、どのようにレースを展開していくか。レース中には考えることが沢山ある――アタシはそんな考えないけど。
ライムの実力を、あのウマ娘は努力と作戦で黙らせたのだ。いいな――悔しいけど。
――――ライムを最初に倒すのはアタシがよかった、なんて思ってたこともあったな。
パピヨン「でもそれで終わるウマ娘じゃないでしょ?」
ライム「ええ、もうあんな負けはしません――トレーナーさんにも少し喝を入れられましたから」
え、あの熱血な感じのトレーナーに?うわ、ちょっと怖そう……アタシだったら聞く前に逃げちゃうかも。ちゃんと聞いて自分のやる気に繋げてるなんて、ライムは凄いね。
ライム「ふふ……では次は貴女の番ですね、パピヨンさん」
パピヨン「うん、おっけおっけ。じゃあ昨日敗けちゃったライムの分まで――――頑張るよ」
ニヤリと笑みを浮かべてそう返すと、ライムは「それでこそパピヨンさんですね」と言って笑った。
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