【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1 (996レス)
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29: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/05/27(土) 21:55:42.93 ID:UjM5Y6Sh0(29/49)調 AAS
……夢の中に、溶け出した。
179: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/06(火) 21:26:03.93 ID:poeVK48I0(15/19)調 AAS
ksk
238: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/08(木) 20:35:47.93 ID:1RHWTY6u0(4/37)調 AAS
あさひ「……本当のこと、話してくれなかったなー」
265: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/08(木) 22:46:35.93 ID:1RHWTY6u0(27/37)調 AAS
ルカ「悪い……こんな姿見せちまって」

にちか「……」

ルカ「だけど……これが本当の私なんだよ。カリスマなんて似合わない。未練ったらしく、醜く過去に縋るだけの弱者なんだ」

ルカ「……この学園から脱出したところで私に居場所なんてない」

にちか「そ、そんなこと……!」

ルカ「いや、そうなんだよ。私はあいつの隣にいたいからアイドルを続けてただけ……あいつとのコンビが解消になっても続けてるのはこの仕事が潰しが効かない仕事だから」

ルカ「アイドル以外の道が閉ざされてるから……続けてるだけなんだ」

にちか「……」

口をまるで挟み込めなかった。
ルカさんは私よりよっぽど大人で、よっぽど多くの経験も葛藤も味わってきている。
そんな相手に私が何を言えるというのだろう。
どうして物知り顔で誰にでも戻る場所はある、なんて言えるだろう。
こんななあなあで生きてきただけの私が、口出しする権利なんてない。
273: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/08(木) 22:56:28.93 ID:1RHWTY6u0(35/37)調 AAS
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【寄宿舎】

ルカ「それじゃ細かいのはまた明日。今日のところはしっかり休んどけ」

にちか「……」

どうして明日死ぬと決めたのに、そんなに気丈に振る舞えるのか。そう尋ねたいが言葉はぐっと飲み込んだ。
そんなの、ルカさんからの信頼を踏み躙る、冷や水をぶっかける行為だ。

にちか「はい……ルカさんも」

ルカ「ああ、これが最後の夜……だもんな。堪能するよ」

にちか「冗談になりませんって……」

ルカ「……悪いな、にちか」

にちか「いや……いいですから。おやすみなさい」

ルカ「おやすみ、にちか」

別れ際のルカさんの言葉が、耳にしばらく残響していた。
341: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/11(日) 21:31:07.93 ID:j45polsJ0(4/35)調 AAS
2 選択
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【死体周辺の床】

ルカさんが身を埋めている床には随分と埃が溜まっている。
生きた状態で寝そべっていたら、多分にこれを吸い込んでしまうことだろう。きっと肺にも良くない。
……ルカさんは息をしていないのでどうということはないだろうけど。

灯織「やはり建造物というものは人が利用するか否かでだいぶん表情が変わりますね」

にちか「扉の開け閉めで起きる気流ってだけでも変わるって言いますもんね」

にちか「もう廃墟かってレベルの埃ですよ……」

そんなことをぶつくさ言いながらあたりの床を見ていると、あることに気づいた。
ルカさんの死体がもたれかかっている周辺はまだしも、その手前。ちょうど隠し通路があったあたりの床は……【埃が少ない】。

(……これ!)

私とルカさんが何度か隠し通路を使って出入りを繰り返したからだ。
その度にこの辺りの埃が浮き上がって、避けられてしまったんだ。

灯織「はぁ……今度掃除道具でも持ってきましょうか……」

この情報は黙っておこう……。
表に出すべきじゃない。

コトダマゲット!【床の埃】
〔図書室は利用者が少なかった影響で全体的に床に埃が溜まっている。その一方で、ルカとにちかが出入りを繰り返した隠し通路周辺の埃は少なくなってしまっている〕
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【最後の選択肢になったので自動進行します】
387: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/13(火) 21:30:06.93 ID:iHCDccl10(12/21)調 AAS
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【ノンストップ議論開始!】

発言力:♡×5
集中力:☆×5

コトダマ
‣【食堂の利用規則】
‣【事件当時のアリバイ】
‣【血飛沫の血痕】

灯織「昨日の夜時間に寄宿舎を出たところで」

灯織「私は斑鳩さんと七草さんに【会ってる】んです」

夏葉「犯人は私たちが武器を回収するより先に」

夏葉「食堂の包丁を【回収していた】はずなのよね」

めぐる「あー! それなら灯織とにちかがあったタイミングなら条件に合うね!」

めぐる「昨日の【夜時間】の間に包丁を調達しておいて」

めぐる「事件の時に持ち出したんだ!」

甘奈「一晩じっくり寝かせた武器で一突きにしたんだね!」

樹里「そんなハンバーグのタネみたいに?!」

【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】

1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)

↓1
456: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/15(木) 21:18:33.93 ID:z3AvASb90(9/32)調 AAS
にちか「風野さん……」

灯織「え、ええ……【大変埃が溜まっていて】、正直、長居はしたくない場所でした」

(……よしっ!)

夏葉「でもちゃんと床の埃を目視したわけじゃないわ……もしかしたら一定の場所だけ埃が避けられた様になっていたかもしれないじゃない?」

にちか「いやいや、そんなことないですって! 私は見ましたよ、あの床は満遍なく埃まみれでした!」

あさひ「あはは、にちかちゃん、適当な嘘じゃダメっすよ〜」

にちか「……っ!?」

あさひ「さっきも言ったっすけど。わたしインスタントカメラで現場の写真をいっぱい撮ってたっす」

あさひ「それでこれは……【死体発見現場周辺の床の写真】っす」

そこに映っていたのは、埃に塗れた図書室のフローリング。
その埃が……あたかも放物線を描く様な形でよけられたような跡だった。
517: 2023/06/17(土) 21:30:22.93 ID:3ZURDa6iO携(3/5)調 AAS
すすっ
593: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/07/27(木) 22:00:14.93 ID:5pp+9EB+0(17/26)調 AAS
愛依「ちがう……ちがうよ、あさひちゃん」

……だけど、一人だけは違っていた。
605: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/07/29(土) 22:44:34.93 ID:Es4PfSJF0(1/4)調 AAS
【コンマ41】

【モノクマメダル1枚を手に入れた!】

【現在のモノクマメダル枚数71枚】

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【1F 超研究生級の占い師の才能研究教室】

体育館前の廊下の壁の突き崩された先に、袋小路のような形で設置された部屋。
扉には怪しげな紋様が描かれていて、他の教室とも雰囲気が少し異なる。
ちょっとだけ緊張しながら、その扉を開けた。

(こ、これは占い師の才能研究教室か……!)

部屋の中央にこれみよがしに置かれた水晶玉やタロットカード。
壁にはドリームキャッチャーや卜占術の表がくっついていて、エキゾチックな空間といった感じ。
なんとなくいるだけで、踵が浮くような感覚がする部屋だ。

めぐる「ねえ灯織! 灯織はここの道具を使って占いができるの?」

灯織「うーん……知識として、なんとなく知ってはいる範疇だけど……自信はないかな」

(……風野さん!)

……まずったな。
この部屋の持ち主と早速出会してしまった。
向こうも視界の隅に私の存在を捉えたらしく、バツ悪そうに視線を逸らしてきた。
773: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/09/03(日) 15:05:20.93 ID:jj1t/rmq0(46/86)調 AAS
一旦ここまでで区切ります。
今回捜査パートが長めなので分割してまた書き込みます。
881: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/09/10(日) 21:18:00.93 ID:NNx5t+Fh0(2/22)調 AAS
にちか「私、実は前に本で読んだことがあるんです。マジシャンが縄抜けのマジックとかに使うやり方なんですけど……スリップノットっていうのを利用した結び方なんです」

にちか「ほら、縄跳びを縛ったり、スーパーで氷を持って帰る時とかに使う一方向に引っ張ったら解ける結び方ですよ」

愛依「うーん……そんなだった、ような……」

にちか「だったんですよ! 二人の手足の結び方って!」

樹里「ちょ、ちょっと待て! 急になんだよ!」

にちか「おかしいなってずっと思ってたんです……アリバイがみんなあまりにもちゃんと成立しすぎてるって」

にちか「まるで樋口さんと浅倉さんに疑いが向くように誘導されているような……そこで思い返してみたら、灯織ちゃんと甜花さんの拘束に違和感を覚えたことを思い出したんです」

灯織「……にちか」

(ごめん、灯織ちゃん……本気で私もあなたが犯人だと思ってるわけじゃない)

(けど、ここは推し進む……!)

にちか「あの二人のアリバイは完全ではないんです。私たちは監禁されていたという事実だけに目を奪われて、あの二人のアリバイが成立していると思い込んでいたけど」

にちか「それは不十分! あの二人は自力で脱出可能だったんですから!」
892: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/09/10(日) 21:58:40.93 ID:NNx5t+Fh0(10/22)調 AAS
にちか「それに賛成ですー!」同意!

【BREAK!】

にちか「今有力な容疑者に挙がっている3人……そのうちの一人は犯人候補から外してもいいかもしれません」

透「ナイス、にちかちゃん。信じてたよ」

にちか「……い、いや浅倉さんじゃなくて甜花さんなんですけど!」

甜花「て、甜花……?! や、やった……!」

真乃「にちかちゃん、他の二人と甜花ちゃんは何が違うの?」

にちか「甜花さんは二人と違って死体の第一発見者なんだよ」

にちか「思い出して欲しいんですけど、私たちが死体を発見した時にモノクマがアナウンスをしてるじゃないですか。あれって実は条件があるらしいんです」

愛依「ジョーケン……?」

にちか「殺害したクロを除いた生徒3人が死体を目撃すること。つまり死体発見アナウンスがなったタイミングで【現場に居合わせていた人たちは容疑者から外していい】んです」

真乃「確かに……夏葉さんの死体を最初に発見したのは甜花ちゃんだったね……!」

モノクマ「死体発見アナウンスはあくまでコロシアイの円滑な進行のためのシステムだから基本的に推理の一要素として組み込むのはよしとしてないんだけど……」

モノクマ「今回の事件は死体発見アナウンスが結構大きなピースになっているみたいだからね。ここはモノクマ、静観に徹します」
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