【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1 (996レス)
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18: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/05/27(土) 21:38:39.50 ID:UjM5Y6Sh0(18/49)調 AAS
夏葉「二人とも、早くこちらへ。あの機械たちはどうやらこの体育館の中には入ってこないようだから」
樹里「にちかとルカさんを入れて……これで16人か」
凛世「もうこれ以上……どなたも逃げてはこないのでしょうか……」
集められているメンバーはまちまちだ。
特に人選に明確な規則性は見当たらない。年齢もバラバラで、ユニットによっては全員が集まっていないところも見受けられる。
にちか「あ、あの……美琴さんを誰か見ませんでしたか?!」
そして、ユニットのメンバーが揃っていないのは私も同じことだ。
体育館を見渡してみても、あの頼り甲斐のある長身に、眉目秀麗な容姿を携えたパートナーの姿はない。
ロッカーに閉じ込められていたところから、体育館に逃げ込むまで。斑鳩さん以外の人間の姿は影も見ちゃいない。
救いを求めるように、みっともなく狼狽えた。
しかしながら、絶叫虚しく、芳しい返事は帰ってきはしなかった。
全員沈痛な表情を浮かべたまま、顔を伏せる。
168: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/06(火) 21:15:37.50 ID:poeVK48I0(4/19)調 AAS
ksk
208: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/07(水) 21:54:14.50 ID:zsw/61tI0(20/41)調 AAS
凛世「少し、拍子抜け致しましたね……」
甘奈「だね〜、コロシアイをもっと強要するような方法で来るのかと思ったけどこれなら心配しなくて良さそう!」
樹里「どこまでもおちょくってやがんな……学級裁判のおしおきがなくなるだ? そんなもんでアタシたちが靡くと思ったら大間違いだよ」
愛依「そもそもで人を殺す……とかマジで無理だしね」
真乃「とりあえずは安心してよさそうですね……!」
モノクマの揺さぶりは私たちにはまるで通じていなかった。
大前提において自分で誰かを手にかけるということがあまりにも現実味がなさすぎるため、その先の学級裁判なんて頭にほとんどなかったくらいだ。
みんなモノクマが去った後はあっけらかんとした様子で談笑をしていたし、私も気を緩めていた。
ルカ「……」
ただ隣のルカさんだけは、考え込む動作をしていたのが気になったけど。
298: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/10(土) 21:29:16.50 ID:xRQ0DVdX0(22/53)調 AAS
親指が痛いと思ったら、自分の人差し指が食い込んでいた。
包丁の柄までを押し込んでしまおうと込める力が分散して、私自身の体にもその爪痕を残す。
「……ぷ」
異音がして顔を上げる。
私を抱き込むような体制をとっていたルカさんの顔は見違えたように血色が悪くなり、
その口元には赤黒い液体が溢れ出しそうになっている。
そこでやっと自我が帰ってきた。
「わ、わあああ……!!」
思わず包丁を手放して、後ずさった。
ゴンという音とともに本棚に後頭部を打ち付ける。
隠し通路から出てきてからまだ十数秒の出来事。
本棚は元の位置には戻っていない。
その鈍い痛みが、俄かに冷静さを引き戻してくれた。
373: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/11(日) 22:23:20.50 ID:j45polsJ0(35/35)調 AAS
捜査パートが終わったところで本日はここまで。
次回更新より学級裁判パートに移ります。
学級裁判の仕様は前作シリーズと基本同じです。
発言力がゼロになると報酬のモノクマメダルが半減してしまう仕様ですので、お気を付けください。
次回更新は6/13(火)21:00〜を予定しています。
本格的に安価やコンマを用いるようになりますので、是非ご参加のほどよろしくお願いします。
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【裁判前準備パート】
☆裁判を有利に進めるアイテムを獲得することができます
何か購入したいものがある場合は次回までにその旨を書き込んでください。
指定が多ければ多数決、特に購入指定が無ければ何も購入せず裁判を開始します。
≪消耗品≫
【ヒーリングタルト】…5枚
〔誰の口にも合いやすいマイルドな口当たりの優しい甘さ。裁判中に使用すると発言力を2回復できる〕
【ヒーリングフルーツタルト】…10枚
〔フルーツをトッピングして満足感アップ。裁判中に使用すると発言力を4回復できる〕
【プロデュース手帳】…15枚
〔これは彼と彼女たちが過ごしてきた美しき日々の証。誰よりも理解者たる彼は、いつだってそばで戦ってくれる。裁判中に使用するとノンストップ議論・偽証ミスディレクション・反論ショーダウンを無条件クリアする〕
≪希望のカケラで獲得できるスキル≫
【ノー・ライフ】希望のカケラ…15個
〔発言力の最大値が+2される〕
【私をときめかせて】希望のカケラ…20個
〔毎日の自由行動回数が2回から3回になる〕
【チョコ for Y♡U】希望のカケラ…15個
〔体力回復を行った際効果が増幅する(自動回復は除く)。〕
【UNCHARTE:D】希望のカケラ…15個
〔発掘イマジネーションの文字がある程度埋まった状態で始まるようになる〕
【浪漫キャメラ0号】希望のカケラ…20個
〔発言力の最大値が+3される〕
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‣にちかの現在の状況
【現在のモノクマメダル枚数…40枚】
【現在の希望のカケラ…19個】
461: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/15(木) 21:26:39.50 ID:z3AvASb90(13/32)調 AAS
めぐる「こ、この写真は……何……?」
真乃「図書室の床を撮った写真みたいだけど……こ、これって……っ!」
樹里「あ、足跡が浮かび上がってるじゃねーか!!」
(あ、足跡……?)
あさひ「事件現場となった周辺を、わたしが【ブラックライト】を使って照らして写真を撮ったっす」
樹里「ま、待て待て! ブラックライトで足跡ってわかるものなのか?!」
夏葉「いえ、そんなわけないわ。ブラックライトが反応するのは特定の物質のみ。蛍光物質を含むものが長く蓄光するので、反射で光る原理ね」
あさひ「そう、だから【犯人は蛍光物質を多く含むものを踏んでる】んっすよ」
にちか「はぁ……?」
あさひ「わたしは事件の前に、【衣類用洗剤を女子トイレの床に散布しておいた】んっすよ」
696: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/08/31(木) 20:33:48.50 ID:SZAKbp9W0(9/40)調 AAS
あさひ「みんなで一緒に遊ぶの楽しみっす〜! ワクワクしてきたっす!」
霧子「ふふ……あさひちゃんも、体を動かすのは好き……?」
あさひ「はいっす! 学校の授業も体育の授業は毎回楽しみにしてるっすよ!」
(芹沢さんもなんだか普通の女の子に戻ったみたいに見えるな……)
思えば出会ったその日から私たちはコロシアイを要求され、常に猜疑心の目を向け合っていた。
そんな生活の中で同年代、同じ性別、同じ言語の間柄の相手に本来寄せるべき感情を見失いかけていたけれど、
今ようやく、それを拾い上げることができそうだ。
恋鐘「灯織は得意なスポーツとかあるばい?」
灯織「わ、私ですか……? えっと、そうですね……テレビでたまに観戦はしますが、自分でプレーしたりだとかは……」
恋鐘「だったらせっかくの機会だし、色々試してみんとね! 灯織の中ん潜在能力うちらで見つけ出しちゃるけん!」
灯織「ふ、ふふ……大袈裟ですよ、月岡さん」
そして、それは私にとって一番のターゲットである風野さんもまた同じこと。
周りをキョロキョロと見渡してしばらく様子を見ていた彼女も、気がつけば私たちの輪の中に抱き込まれ始めていた。
741: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/09/03(日) 14:20:11.50 ID:jj1t/rmq0(14/86)調 AAS
「ちょい! みんな! 早く地下に来てくんない!? キンキュー事態なんだけど?!」
ちょうどそんな時だった。
学園中に響き渡るぐらいに大きな声が聞こえてきたのは。
「今のは……愛依さん!?」
愛依さんと言えば一人で地下に向かったはずだ。
(きっと3人を地下で見つけてくれたんだ……!)
私はすぐに手に持っていたものを投げ出して、考えるよりも先に走り出した。
774: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/09/03(日) 21:09:14.50 ID:jj1t/rmq0(47/86)調 AAS
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【3F 超研究生級のスポタレの才能研究教室奥 シャワールーム】
めぐるちゃんの死体は時間が止まってしまったかのように、発見当時そのままの姿が残されていた。
有栖川さんの死で僅かの間忘れることができていた喪失感が再び私たちを襲う。
気を抜けば今すぐにでもその亡骸に縋り泣き叫びたくなる衝動を、必死に飲み込んでしたいと向き合った。
灯織「めぐる……今までありがとう。あなたのおかげで私は大切なものを手にできたし、この現実に向き合う勇気を得た」
灯織「絶対に仇は私が討つから」
(……私たちも同じ気持ちだよ)
めぐるちゃんの死体に手を合わせ、そうつぶやく灯織ちゃんを二人でじっと見つめていた。
灯織「……さ、二人とも。どこから調べようか」
にちか「そうだね……ここも色々と調べたいところはあるから、手早く調べないとね」
880: 励みになります、ありがとうございます◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/09/10(日) 21:16:30.50 ID:NNx5t+Fh0(1/22)調 AAS
にちか「この嘘は、前に進むためのもの」偽証!
【BREAK!】
(ごめん……灯織ちゃん)
(私もこの嘘でどんな未来が開けるのかはわからないんだ)
(でも、今はこのアリバイに誘導されているような気がする……それを打破するために、今一度私は)
(あなたのことを裏切るよ……!)
にちか「あの……愛依さん、灯織ちゃんと甜花さんを発見した時のことなんですけど」
愛依「え? どしたん、急に」
にちか「あの二人の拘束のされ方……なんだか変な結び方をされてませんでした?」
灯織「……え?」
甜花「へ……?」
愛依「え、いやぁ〜……どうだったっけ? あんまちゃんと覚えてないけど……」
918: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/09/11(月) 21:37:47.50 ID:gCHc5dH90(7/12)調 AAS
にちか「それは違くないですかー?!」論破!
【BREAK!】
にちか「致命傷の位置の違い……その原因は意識があったかどうかですよ!」
霧子「えっ……? でも、現場にはお薬のボンベが残ってたよね……?」
にちか「はい、幽谷さんの才能研究教室にあった気化麻酔です」
霧子「あの気体は濃度に調整が必須で……ボンベに溜まっているものを直に吸引すると、意識を自力で取り戻すのは困難だと思う……」
にちか「私もそうだとは思うんです……でも、夏葉さんの死体に残された手がかりはそうじゃない、意識はあったってそう訴えかけてくるんです!」
あさひ「夏葉ちゃんの手の爪っすよ!」
甜花「つ、つめ……?」
あさひ「何か鉄製のものを力一杯引っ掻いたみたいなんすよね。爪はパキッと割れちゃっててそこからは鉄の匂いがしたっす」
樹里「か、嗅いだのか?! 死体の指の爪を?!」
あさひ「……? うなじの匂いを嗅いだんじゃないからいいじゃないっすか」
(何その価値基準……)
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