【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1 (996レス)
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221: ◆vqFdMa6h2. [saga] 2023/06/07(水) 22:09:02.79 ID:zsw/61tI0(32/41)調 AAS
ルカ「にちか……急にこんなことを背負い込ませて悪いな」
にちか「い、いえ! むしろ私にだけ明かしてくれたのってなんかすごい嬉しいかもです! ルカさんが私を信頼してくれた証なのかなって思うと!」
やばい、急にルカさんに笑顔を向けられてテンパってしまった。
口から飛び出した不恰好な本心を慌てて両手で押さえ込む。
ルカ「いや、その通りだよ」
にちか「……!」
ルカ「正直さ……私、目が覚めてからずっと怖いんだよ。こんな訳のわからない状況で、コロシアイだのなんだの言われて……ずっと震えてるんだ」
にちか「ルカさん……」
ルカ「それでも前を向こうって思えたのは私を頼ってくれるオマエがいたからなんだよ」
ルカ「オマエの期待に応えてやりたい……それが今の原動力だ」
驚いた。
ルカさん自身の震えには気付いてはいたけど、そこまで私のことも思ってくれていたなんて。
私がルカさんのことを頼りにして、ようやっと立っている。
そんな一方的で無責任な思慕だとばかり思っていた。
でも、そうじゃなかった。
ルカさんだって等身大の女の子で、等身大に怯えて、等身大に震えている。
それでも私の前に立っているのは、私が後ろからルカさんのことを見続けているから。
ルカ「……なんてな」
ルカさんの口から、私という存在を必要とされていることが出たことが存外嬉しくて、私は思わず手を打った。
にちか「ルカさん……絶対、生きて帰りましょうね」
にちか「私も、ルカさんも……みんなも連れて!」
ルカ「ハッ……当たり前」
私とルカさんはそこで一旦別れて部屋に戻ることになった。
倉庫でケーブルを探すのは時間が空いたタイミングを見つけながらでいいと言っていた。
次の自由時間なんかで行ってみてもいいかもしれないな。
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