[過去ログ] ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱その32 (1001レス)
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9: 3/3 2013/10/11(金) 23:24:08.45 ID:gqvOOJTD(5/9)調 AAS
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第1章 抗不安薬をめぐる日本の現状
まとめ

 抗不安薬とは不安感、焦燥感、いらいら感、緊張を緩和させる薬である。ただし、抗不安薬
をどれほど長期間使用しても不安を根本的に解消する効果はなく、有効時間のみの効果しかな
い。一方、抗うつ薬を長期間使用すると、投薬を中止しても不安が再発しない場合がある。
(中略)
抗不安薬を長期間連用して中止する際の症状は、無症状の場合を除くと、再燃、反跳現象、離
脱症状(退薬症状)の3つに大別される。第一の再燃は投薬前の状態に緩徐に戻ることであ
る。第二の反跳現象とは投薬により抑えられていた症状がより強く現れる現象であり、第三の
離脱症状(退薬症状)とは元の症状に加えてそれまではなかった症状が出現することである。
抗不安薬を長期間使用すると薬効が漸減するために使用量が漸増することはあまりないが、使
用を中止しようと試みると離脱症状が生じるためにしばしば使用を中止できない。上記のよう
な離脱症状のために中止ができない場合が依存である。抗不安薬においては常用量(臨床用
量)で依存が起こるため、常用量依存(臨床用量依存)と呼ばれる。
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