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【四季映姫・ヤマザナドゥ】是非曲直庁・彼岸組【小野塚小町】 [無断転載禁止]©2ch.net (700レス)
【四季映姫・ヤマザナドゥ】是非曲直庁・彼岸組【小野塚小町】 [無断転載禁止]©2ch.net http://fate.5ch.net/test/read.cgi/touhou/1478959020/
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68: 名無しさん祈祷中・・・@無断転載禁止 [] 2016/12/19(月) 20:07:38.94 ID:qdP5EGEN0 「朝起きたら三途の河だった。どうしようもなく河だった。三途の河は……いいよねぇ」 「おいおい、しっかりしてくれよ?」 「しっかりもなにも目が覚めたら三途の河の船の上なんて死んだと思うじゃないか」 「まぁ急にこんなことして悪かったとは思ってるよ。でも急ぎだったんでな。そのまま連れてきた」 ○○はいったい急ぎとは何なのか小町に聞いた。 「最近地獄の仕事が忙しくてな、昼夜を問わずみんな働きっぱなしなんだ」 「へぇ、でも人さらいをできる位暇な死神がいるのにね」 ○○の皮肉も気にも留めず小町は話を続ける。 「映姫様も例外じゃなくてな、もうイライラしっぱなしで何度あたいに雷が落ちたことか……」 「それはただサボりが見つかっただけじゃ……」 「そこであたいは考えた。映姫様のストレスを解消すればいいんじゃないかって」 「それで俺を捕まえたわけだ」 「ちょうど今ようやく休みを貰えて就寝中だ。○○、頼むよ映姫様のためと思ってさ」 気がつくと○○と小町は映姫の私室にいた。 小町の能力で一気に距離を詰めたのだろう。 ベットには小さな膨らみが上下していて誰かが寝ていることが解る。 「それじゃ後はよろしくー」 「あっ、ちょっ!」 小町に置いていかれしょうがなく○○はベットに腰掛けた。 はたして○○の最愛の人は静かに寝息をたてていた。 たしかにここまで近づいて目を覚まさないというのは眠りが浅い映姫には珍しいことだ。 ○○はそっと彼女の頭に手をやると優しく髪を撫で始めた。 しばらくしてううん、とうめき声をあげるとクシクシと目を擦り寝ぼけ眼の映姫が○○を見つめた。 「……あれ、どうして○○がここにいるんですか? まだ夢を見てるんでしょうか……」 「おはようございます。映姫様」 「……おはようございます。……ん、え? う、うそですよね!? ○○! ほ、ほんものですか?! わわわー! こ、こんな恰好見ないでください!」 だんだん意識が覚醒していくにつれワタワタとし始める映姫を見て○○は苦笑した。 「お疲れのようでしたね。頭を撫でていても目を覚ましませんでしたよ」 「さ、最近はちょっと仕事の方が立て込んでいまして……ってそれはどうでもいいんです! 何故貴方がここにいるんですか! 生者はここまで来ることはできないんですよ!」 ○○はざっと今までのことを話した。 「ふふふ……やはり小町の仕業でしたか。後でどうしてあげましょうか?」 「映姫様、顔が怖いです。それよりも何かしてほしいことありませんか? 洗濯物とか料理とか。何でもしますよ。 最近会いにも来てくれませんでしたから……」 「あ……」 さすがに恋人をずっと放って置いたのだ。罪悪感からか映姫は俯いてしまう。 そんな彼女を○○は抱きしめると気にしていないと、耳元で囁いた。 それだけで映姫の心は満たされていくのだが、せっかく○○が何でもしてくれるということで少しの間目を泳がせると○○にだけ聞こえるよう呟いた。 「あ、あの……なんでもいいんですね? そ、それじゃ、あ、貴方のぬくもりを感じさせてください……」 http://fate.5ch.net/test/read.cgi/touhou/1478959020/68
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