関数型プログラミング言語Haskell Part34 (657レス)
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519
(1): 2024/10/05(土) 10:51:32.56 ID:KE+ltgGd(1/2)調 AAS
普通のλはどの順序で適用しても同じ計算結果になる(Church-Rosserの定理)けど
副作用を伴うλは適用順序が入れ替わると副作用の順序も変わって同じ結果とは言えなくなるから
順序を保証する仕組みとしてモナドが応用されてるはず

IO a >>= (a -> IO b) -> IO b
は(a -> IO b)が(IO a)を受け取れないから
(IO a)からaを取り出せるところまで計算しないと(a -> IO b)を適用できない

仮に
IO a -> (IO a -> IO b) -> IO b
みたいな形だと(IO a)の計算を保留したまま(IO a -> IO b)を適用できる

圏論はよく分からないけど
圏Aに便宜的な時間軸をつけたA_t0, A_t1, A_t2, …を用意して関手
A_t0 → A_t1, A_t1 → A_t2, …
を作るとA_t0, A_t1…は全部AのクローンだからA_t0 → A_t1, …は自己関手になって
その自己関手の集合がなんやかんやでモナドに相当するみたいなイメージ
522
(1): 2024/10/05(土) 13:16:57.88 ID:AoKf42Y0(1)調 AAS
>>519
異なる順序でreductionする方法がある場合は、どの順序でreductionしても同じ結果になるだろ?

IO a >>= (a -> IO b) -> IO bなら当たり前だけど(a -> IO b) -> IO bをa -> IO bに先にreduction可能
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